352 / 375
第19章 神魔大戦編
352話 降臨
しおりを挟む
統一神界の中心に近い位置に存在する統一神界学園の最も高い尖塔。
統一神界学園と統一神城には強固な結界が展開されており。
統一神界学園は学園の生徒を始め、ヴィスデロビアとの戦闘に加わるには実力不足とされた者達が避難場所の役割を担っている。
内部の空間が拡張された尖塔は、統一神界を一望する事ができ。
神王ネルヴィアが率いる統一神界の精鋭とヴィスデロビア達との戦闘を観戦しようと多くの人々が集まり、騒然としていた……少し前までは。
「凄い……」
周囲の者達と同様、唖然とそれを見つめていたアイリースがこの場にいる全員の心情を代弁するかの様にポツリと呟く。
凄まじい雷鳴が轟き、あたり一帯を飲み込む様な黒雷の嵐が降り注ぐ。
随分と距離が離れているはずにも関わらず、全身の毛穴が粟立つ程の膨大な猛烈な魔力と殺気。
もしあの場にいれば、いかに超越者であったとしても一瞬で消し炭になるだろう事が容易に想像できるそれを誰もが固唾を飲んで唖然と見つめる。
しかし、その天変地異の様な黒雷ですら次の瞬間には消し飛び。
巨大な黒い柱が地上から空へと向かって乱立するも、その柱を迎え撃つかの様に再び黒雷が降り注ぐ。
それはまさしく頂上の戦い。
今の一幕もそうだが、統一神界の上空で繰り広げられている神王ネルヴィアとヴィスデロビアの衝突も、巨大な炎の波も。
統一神界の近郊で衝突している巨大なエネルギーの全てが、想像を絶する高位の戦い。
「よく観ておくんじゃぞ」
「学園長」
アイリースの呟きに答えたのは、いつの間にかアイリースの隣に立っていた老人。
この統一神界学園の学園長にしてナンバーズ序列14位、ダブルでも頂点に位置するオシークス。
「あそこで戦っておる者達と比べれば、同じ超越者と言えども諸君はまだまだひよっこ。
アイリース君だけでなく皆もよく観ておくのじゃ、超越者の中でも頂点に立つ者達のこれ程の戦いは滅多に観れるものでは無い。
ましてやひよっこである諸君らがコレを観れるなぞ凄まじく幸運なこと、それは必ずや諸君の成長に……」
静まり返る生徒達に、この場に集まっている神々に語っていたオシークスの言葉が不意に途切れる。
今の今まで心優しい好々爺の指導者だったオシークスの顔が生徒達が息を呑むほどに真剣なものとなり、スッと細められた鋭い視線で外を見つめる。
「諸君、儂の後ろに下がりなさい」
「学園長……? っ!!」
オシークスに数瞬遅れて、アイリースを含めた成績上位の生徒数名と比較的力のある神々がそれに気づき息を呑み。
さらに数瞬遅れてこの場にいた全員がそれに気づく。
「これは……」
震える身体を自身の腕で抱きしめる様にして押さえ込み、唖然と外を見つめる。
そこに広がる光景は、地上と上空で睨み合う巨大な黒きドラゴンと1人の女。
そしてその両者から感じられる信じられない程莫大な魔力と殺気。
両者のエネルギーはそれでも止まらずに高まって行き……その方面のみ統一神界を守る結界が展開されたその瞬間。
それは解き放たれた。
一瞬で凄まじい衝撃波が展開されていた大規模結界を破壊し、学園の結界でも止め切れずに尖塔を僅かに揺らし……
黒き光が曇天を消し飛ばしながら天を穿った。
「凄い……」
唖然と先程と同じ言葉を呟くアイリースの視線の先では、つい今まで荒れ狂っていた黒雷は消え去り、青空が顔を見せる。
全てを破壊する黒き閃光。
敵の攻撃を撃ち破り、敵もろとも消し飛ばした圧倒的な破壊力。
「流石はルーミエル様の眷属であるコレール様ですっ!!」
「まだじゃ」
堂々と観覧する誇り高き美しい黒龍の姿に喜びの声を上げたアイリースの前に片手を広げてオシークスが窘める。
「来たか……」
鋭く外を睨みながら、オシークスがそう言った瞬間。
ドゴォッ!!
前方の壁が爆発して爆音が鳴り響き、尖塔が激しく揺れる。
破壊された壁から姿を現す数名の人物達。
「おー、いたいた。
探したぜ? ガキども」
先頭に立つ男がニヤリと笑みを浮かべながら放つ強烈な殺気と重圧に、学生達は全く動かずに身体を震わせて息を呑む。
「貴様らヴィスデロビアの手の者だな?」
「おっと、これは失敬。
俺達はヴィスデロビア様が眷属にして序列1位であるシエラ様が直属部隊だ。
そこのガキ共の始末を命じられてな」
「これは奇なことを言う。
この儂を前にして生徒達に手を出せると思っておるのか?」
男から発せられる魔力な殺気を押し返す様にオシークスから巨大なエネルギーが立ち昇る。
「へぇ、こりゃ凄え。
俺はこの部隊の隊長のビルクス。
爺さん、あんた何者だ?」
「儂の名はオシークス。
ナンバーズ序列14位の神じゃ」
「はっはっは! マジかよ! 強敵じゃねぇか!!」
「おいビルクス、早く殺らせろ!
青い顔した雑魚共を! この俺がお前達を嬲り殺してやるぜっ!!」
突然狂った嗤いを上げながら、ビルクスの背後にいた数名の内1人が飛び出し、凄まじい速度でオシークスの後ろにいる生徒達へと切迫し……
「っ!?」
白き光に包まれて消滅した。
その光景にビルクスを始めとする襲撃者達が目を見開き。
何が起こったのか理解できない生徒達が唖然と静まり返る。
「全く煩いですね」
静まり返る尖塔に、そんな幼く可憐な声が鳴り響く。
そうしてオシークス以外の誰も唖然となる中……白き幼女が、ルーミエルが姿を現した。
統一神界学園と統一神城には強固な結界が展開されており。
統一神界学園は学園の生徒を始め、ヴィスデロビアとの戦闘に加わるには実力不足とされた者達が避難場所の役割を担っている。
内部の空間が拡張された尖塔は、統一神界を一望する事ができ。
神王ネルヴィアが率いる統一神界の精鋭とヴィスデロビア達との戦闘を観戦しようと多くの人々が集まり、騒然としていた……少し前までは。
「凄い……」
周囲の者達と同様、唖然とそれを見つめていたアイリースがこの場にいる全員の心情を代弁するかの様にポツリと呟く。
凄まじい雷鳴が轟き、あたり一帯を飲み込む様な黒雷の嵐が降り注ぐ。
随分と距離が離れているはずにも関わらず、全身の毛穴が粟立つ程の膨大な猛烈な魔力と殺気。
もしあの場にいれば、いかに超越者であったとしても一瞬で消し炭になるだろう事が容易に想像できるそれを誰もが固唾を飲んで唖然と見つめる。
しかし、その天変地異の様な黒雷ですら次の瞬間には消し飛び。
巨大な黒い柱が地上から空へと向かって乱立するも、その柱を迎え撃つかの様に再び黒雷が降り注ぐ。
それはまさしく頂上の戦い。
今の一幕もそうだが、統一神界の上空で繰り広げられている神王ネルヴィアとヴィスデロビアの衝突も、巨大な炎の波も。
統一神界の近郊で衝突している巨大なエネルギーの全てが、想像を絶する高位の戦い。
「よく観ておくんじゃぞ」
「学園長」
アイリースの呟きに答えたのは、いつの間にかアイリースの隣に立っていた老人。
この統一神界学園の学園長にしてナンバーズ序列14位、ダブルでも頂点に位置するオシークス。
「あそこで戦っておる者達と比べれば、同じ超越者と言えども諸君はまだまだひよっこ。
アイリース君だけでなく皆もよく観ておくのじゃ、超越者の中でも頂点に立つ者達のこれ程の戦いは滅多に観れるものでは無い。
ましてやひよっこである諸君らがコレを観れるなぞ凄まじく幸運なこと、それは必ずや諸君の成長に……」
静まり返る生徒達に、この場に集まっている神々に語っていたオシークスの言葉が不意に途切れる。
今の今まで心優しい好々爺の指導者だったオシークスの顔が生徒達が息を呑むほどに真剣なものとなり、スッと細められた鋭い視線で外を見つめる。
「諸君、儂の後ろに下がりなさい」
「学園長……? っ!!」
オシークスに数瞬遅れて、アイリースを含めた成績上位の生徒数名と比較的力のある神々がそれに気づき息を呑み。
さらに数瞬遅れてこの場にいた全員がそれに気づく。
「これは……」
震える身体を自身の腕で抱きしめる様にして押さえ込み、唖然と外を見つめる。
そこに広がる光景は、地上と上空で睨み合う巨大な黒きドラゴンと1人の女。
そしてその両者から感じられる信じられない程莫大な魔力と殺気。
両者のエネルギーはそれでも止まらずに高まって行き……その方面のみ統一神界を守る結界が展開されたその瞬間。
それは解き放たれた。
一瞬で凄まじい衝撃波が展開されていた大規模結界を破壊し、学園の結界でも止め切れずに尖塔を僅かに揺らし……
黒き光が曇天を消し飛ばしながら天を穿った。
「凄い……」
唖然と先程と同じ言葉を呟くアイリースの視線の先では、つい今まで荒れ狂っていた黒雷は消え去り、青空が顔を見せる。
全てを破壊する黒き閃光。
敵の攻撃を撃ち破り、敵もろとも消し飛ばした圧倒的な破壊力。
「流石はルーミエル様の眷属であるコレール様ですっ!!」
「まだじゃ」
堂々と観覧する誇り高き美しい黒龍の姿に喜びの声を上げたアイリースの前に片手を広げてオシークスが窘める。
「来たか……」
鋭く外を睨みながら、オシークスがそう言った瞬間。
ドゴォッ!!
前方の壁が爆発して爆音が鳴り響き、尖塔が激しく揺れる。
破壊された壁から姿を現す数名の人物達。
「おー、いたいた。
探したぜ? ガキども」
先頭に立つ男がニヤリと笑みを浮かべながら放つ強烈な殺気と重圧に、学生達は全く動かずに身体を震わせて息を呑む。
「貴様らヴィスデロビアの手の者だな?」
「おっと、これは失敬。
俺達はヴィスデロビア様が眷属にして序列1位であるシエラ様が直属部隊だ。
そこのガキ共の始末を命じられてな」
「これは奇なことを言う。
この儂を前にして生徒達に手を出せると思っておるのか?」
男から発せられる魔力な殺気を押し返す様にオシークスから巨大なエネルギーが立ち昇る。
「へぇ、こりゃ凄え。
俺はこの部隊の隊長のビルクス。
爺さん、あんた何者だ?」
「儂の名はオシークス。
ナンバーズ序列14位の神じゃ」
「はっはっは! マジかよ! 強敵じゃねぇか!!」
「おいビルクス、早く殺らせろ!
青い顔した雑魚共を! この俺がお前達を嬲り殺してやるぜっ!!」
突然狂った嗤いを上げながら、ビルクスの背後にいた数名の内1人が飛び出し、凄まじい速度でオシークスの後ろにいる生徒達へと切迫し……
「っ!?」
白き光に包まれて消滅した。
その光景にビルクスを始めとする襲撃者達が目を見開き。
何が起こったのか理解できない生徒達が唖然と静まり返る。
「全く煩いですね」
静まり返る尖塔に、そんな幼く可憐な声が鳴り響く。
そうしてオシークス以外の誰も唖然となる中……白き幼女が、ルーミエルが姿を現した。
0
お気に入りに追加
2,156
あなたにおすすめの小説

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。

クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる