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第17章 地球帰郷編
293話 宣戦布告です!
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「……今何と?」
あのゼウスが目を見開いて呆けた様に呟く姿を見る事になるとは……
いや、ゼウスさんだけじゃないですね、オーディンさんも天照さんも同じ感じになっちゃってます。
う~ん、このお三方は日本人からして特に有名な神話の神々。
そんな3名が唖然とする場面に直面するなんて……なんか変な感じですね。
「ヴィスデロビアの配下の中で最高位の四魔皇が地球に潜伏しています」
「「「……」」」
あれ? 僕何かマズイ事でも言っちゃいましたか?
あぁ、なるほど、そう言う事ですか。
僕みたいな何の実績もない幼女が突然こんな事を言っても信じられないって事ですね。
これでも一応、四魔皇の一角に勝利してるんですけどね……
まぁ、僕は未だに神として登録してませんし。
目立ちたくないから、ネルヴィア様達と話し合って公表もしてないから、殆どの神々はそんな事知らないでしょうけど。
と言うか僕もこの前、ネルヴィア様達に教えられるまで知りませんでしたし。
その四魔皇も、今となっては立派なドMメス豚に落ちぶれてますけど……
「フォルクレス、お願いします」
僕の言う事が信じられなくても、シングルの神にして上司たるフォルクレスが証言すれば納得してくれる事でしょう!
「キミが考えてる事は多分間違ってると思いますよ?」
うわぁ……何故に敬語?
確かに会ったばっかりの時は敬語で喋ってましたけど。
真面目な会談の場であったとしても、フォルクレスに敬語を使われるとちょっと気持ち悪いですね……
「まぁ良いです。
皆さん、ルーミエル君何言っている事は事実です。
今回我々が来たのはその四魔皇を仕留める為、これは神王ネルヴィアより下された正式な勅令です」
「「「「勅令……!」」」」
ゼウスさん達と見事に声がハモりましたね。
しかし、アレが……うん、いくら思い出しても全く勅令って感じじゃ無かったんですけど。
何せ、あの緊急会議の場でただ頼まれただけですし。
しかも、あんな交換条件まで出して……アレは勅令などでは無く、ただのお願いだった気がします。
「何故、ルーミエル君まで驚いているんですか?」
うわっ、今なんかゾワってしました!
鳥肌が立ってますよ、これ!
これ映像を保存して後でアフィリスやネルヴィア様達に見せてあげるとしましょう。
「いえ、ただアレを勅令と言うとは思わなかったもので……
とまぁ、話を戻しましょう。
フォルクレスの言う通り、僕達が今回地球に戻ってきたのは四魔皇を討つためなのです」
「戻って来た?」
あぁ、そう言えば、その話をしてませんでしたね。
「それはまた後で説明します。
それよりも今は四魔皇の事です」
「わ、分かったわ」
あ、天照さん……初々しくて非常にグッジョブです!
意気込んだ様に椅子に座り直す仕草とかもう完璧っ! 是非ともお友達になりたいですね……
「今回、地球に潜伏している事が発覚した四魔皇は黒炎のゼサータレン。
地球ではこう言った方が有名でしょう、サタンと」
実に重大な会議って感じの言葉遣い! 我ながら素晴らしい!!
このまま、ナイトメアと言う謎の組織の創設者にして、神王と関係がある謎の大物を演じて見せますっ!!
「奴は僕達が地球に来た事も既に勘付いているハズです。
何せ、そのためにここに来る前に目立って来ましたからね」
「何故、その様な事を?」
何故って、本当の事を言えばただ単に想定外だっただけですが。
それを言ってしまってはカッコ悪い。
本当に、ちゃんと見ていてくれて助かりました。
「それは……宣戦布告をするためですよ、オーディンさん」
「宣戦布告ですか?」
「その通りです。
ねぇ、四魔皇のサタンさん?」
「「「なっ!?」」」
僕の視線の先を見て、お三方が驚愕の声を上げる。
聞いた話によるとこの3人はトリプル上位の神。
少なくともサタン……ゼサータレンはダブルの実力はあるでしょうからね。
神能で隠蔽されれば、直視でもしないと分からないでしょう。
この豪邸には結界が何重にも展開されていて、感知しづらい…… お三方が気付かないのも仕方ないですね。
「ぶっちゃけ、貴方には何の恨みもありませんが。
こっちもお仕事なので、全力で潰させて頂きます」
神能を使って隠蔽した程度で、覗き見する目の存在がバレないとでも思っていたのでしょうか?
僕は兎も角、フォルクレスもいるのに?
これは余裕とみた方が良さそうですね。
見ている事がバレても問題無く、気付かない程度なら気にする必要すらないと……
これは僕に対する挑発と受け取っていいのでしょうか?
ふふふ……どうやらサタンは随分と自信家の様ですね。
いいでしょうっ! その挑発、乗ってやろうじゃ無いですかっ!!
捉えた……宣戦布告は派手にいきましょう!
「ではサタン、そう言う事なのでよろしくお願いします。
あぁ、それは宣戦布告のプレゼントです」
サタンの目を辿り捉えたサタンの座標に滅光魔法を放ち……目を消し飛ばした。
あのゼウスが目を見開いて呆けた様に呟く姿を見る事になるとは……
いや、ゼウスさんだけじゃないですね、オーディンさんも天照さんも同じ感じになっちゃってます。
う~ん、このお三方は日本人からして特に有名な神話の神々。
そんな3名が唖然とする場面に直面するなんて……なんか変な感じですね。
「ヴィスデロビアの配下の中で最高位の四魔皇が地球に潜伏しています」
「「「……」」」
あれ? 僕何かマズイ事でも言っちゃいましたか?
あぁ、なるほど、そう言う事ですか。
僕みたいな何の実績もない幼女が突然こんな事を言っても信じられないって事ですね。
これでも一応、四魔皇の一角に勝利してるんですけどね……
まぁ、僕は未だに神として登録してませんし。
目立ちたくないから、ネルヴィア様達と話し合って公表もしてないから、殆どの神々はそんな事知らないでしょうけど。
と言うか僕もこの前、ネルヴィア様達に教えられるまで知りませんでしたし。
その四魔皇も、今となっては立派なドMメス豚に落ちぶれてますけど……
「フォルクレス、お願いします」
僕の言う事が信じられなくても、シングルの神にして上司たるフォルクレスが証言すれば納得してくれる事でしょう!
「キミが考えてる事は多分間違ってると思いますよ?」
うわぁ……何故に敬語?
確かに会ったばっかりの時は敬語で喋ってましたけど。
真面目な会談の場であったとしても、フォルクレスに敬語を使われるとちょっと気持ち悪いですね……
「まぁ良いです。
皆さん、ルーミエル君何言っている事は事実です。
今回我々が来たのはその四魔皇を仕留める為、これは神王ネルヴィアより下された正式な勅令です」
「「「「勅令……!」」」」
ゼウスさん達と見事に声がハモりましたね。
しかし、アレが……うん、いくら思い出しても全く勅令って感じじゃ無かったんですけど。
何せ、あの緊急会議の場でただ頼まれただけですし。
しかも、あんな交換条件まで出して……アレは勅令などでは無く、ただのお願いだった気がします。
「何故、ルーミエル君まで驚いているんですか?」
うわっ、今なんかゾワってしました!
鳥肌が立ってますよ、これ!
これ映像を保存して後でアフィリスやネルヴィア様達に見せてあげるとしましょう。
「いえ、ただアレを勅令と言うとは思わなかったもので……
とまぁ、話を戻しましょう。
フォルクレスの言う通り、僕達が今回地球に戻ってきたのは四魔皇を討つためなのです」
「戻って来た?」
あぁ、そう言えば、その話をしてませんでしたね。
「それはまた後で説明します。
それよりも今は四魔皇の事です」
「わ、分かったわ」
あ、天照さん……初々しくて非常にグッジョブです!
意気込んだ様に椅子に座り直す仕草とかもう完璧っ! 是非ともお友達になりたいですね……
「今回、地球に潜伏している事が発覚した四魔皇は黒炎のゼサータレン。
地球ではこう言った方が有名でしょう、サタンと」
実に重大な会議って感じの言葉遣い! 我ながら素晴らしい!!
このまま、ナイトメアと言う謎の組織の創設者にして、神王と関係がある謎の大物を演じて見せますっ!!
「奴は僕達が地球に来た事も既に勘付いているハズです。
何せ、そのためにここに来る前に目立って来ましたからね」
「何故、その様な事を?」
何故って、本当の事を言えばただ単に想定外だっただけですが。
それを言ってしまってはカッコ悪い。
本当に、ちゃんと見ていてくれて助かりました。
「それは……宣戦布告をするためですよ、オーディンさん」
「宣戦布告ですか?」
「その通りです。
ねぇ、四魔皇のサタンさん?」
「「「なっ!?」」」
僕の視線の先を見て、お三方が驚愕の声を上げる。
聞いた話によるとこの3人はトリプル上位の神。
少なくともサタン……ゼサータレンはダブルの実力はあるでしょうからね。
神能で隠蔽されれば、直視でもしないと分からないでしょう。
この豪邸には結界が何重にも展開されていて、感知しづらい…… お三方が気付かないのも仕方ないですね。
「ぶっちゃけ、貴方には何の恨みもありませんが。
こっちもお仕事なので、全力で潰させて頂きます」
神能を使って隠蔽した程度で、覗き見する目の存在がバレないとでも思っていたのでしょうか?
僕は兎も角、フォルクレスもいるのに?
これは余裕とみた方が良さそうですね。
見ている事がバレても問題無く、気付かない程度なら気にする必要すらないと……
これは僕に対する挑発と受け取っていいのでしょうか?
ふふふ……どうやらサタンは随分と自信家の様ですね。
いいでしょうっ! その挑発、乗ってやろうじゃ無いですかっ!!
捉えた……宣戦布告は派手にいきましょう!
「ではサタン、そう言う事なのでよろしくお願いします。
あぁ、それは宣戦布告のプレゼントです」
サタンの目を辿り捉えたサタンの座標に滅光魔法を放ち……目を消し飛ばした。
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