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第16章 学園生活編
284話 いやぁぁぁっ!!
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湖の辺りに出現するお屋敷。
確実に僕が学園から買い取って建設したナイトメアの統一神界拠点の事でしょう。
も、もしこの事がオシークスさんやレイニーさんの耳に入ればマズイ事になる気が……
いや、考えない事にしましょう。
「しかし、何故……」
「ルーミエル先生?」
「い、いえ、何でも無いので気にしないで下さい」
危ないところでした。
まさかその七不思議の内、一つの原因が僕だなんて生徒に言えませんからね。
とは言え、お屋敷には認識疎外の結界が展開されているはず。
しかも、お屋敷に展開されているのは、アヴァリス直々の時空間にまで干渉する超高度な結界。
少なくとも学生レベルで見破れる訳が無いのに……一体何がどうなっているのでしょうか?
う~ん、まぁ今考えても分かりませんし、帰ってから皆んなで協議するとしましょう。
「因みに、他の七不思議ってどんなのがあるんですか?」
「他には……誰も居ない夜の校内に響く謎の声。
これまた夜の校内を徘徊する多数の人影。
無人の草原から聞こえる音楽。
幻夢のパーティー。
闇夜に浮かぶ謎の光。
移動する禁断の部屋。
これにお屋敷の話を入れての七つですね」
「……」
「ルーミエル先生? って、本当に大丈夫ですか!
顔色が凄く悪いですよ!?」
「だ、大丈夫です……多分、きっと、そのハズです!」
マズイ、マズイ、マズイ!
この七不思議……何故か全てに於いて心当たりがあるんですけどっ!?
い、いや! ルーミエルよ、落ち着くのです!!
心当たりがあると言っても、まだそれが確定した訳ではありません!
うん、きっと似た様な話を知っているだけです! そうに違いありませんっ!!
「ア、アリィーさん。
因みにですが、その七不思議っていつ頃からあるんですか?」
「え? 確か、ここ一月程の最近だと思いますけど」
も、ももも、もし仮に全て僕の心当たりの通りだったとしても。
僕だけの責任では無いですし。
それだからかオシークスさんも、神王であるネルヴィア様までもが関係ある事。
レイニーさんにバレても怖くは無い……
「ちょっ! 絶対に大丈夫じゃ無いですよ!?
ほら、私も付き添いますし、保健室に行きましょう?」
そ、そんな事は許されません!
例え冷や汗が止まらなくても、胃に穴が開こうとも破裂しようとも……
「今の僕は学園の生徒では無く1人の教師です。
多少の体調不良程度で授業をほっぽり出す訳にはいきません!」
「いや、でも先生今にも倒れそうですよっ!?」
「何かあったのか?」
「ルーミエル先生が!」
ア、アリィーさん、これ以上騒ぎを大きくしないで……
いや、本当に大丈夫なんです!
ちょっとストレスで心労が溜まっているだけなんですっ!!
「先生、大丈夫ですか?」
「アリィー、何があったんだよ?」
「気分は悪く無いですか?」
「痛いところは?」
な、何故こうも皆んな集まってくるんですか!?
「ほら、ルーミエル先生。
私達は皆んな先生の事を心配してるんです」
心配……? 皆んなが僕の事を?
や、やばい、ニヤケそうです。
「皆さん……ありがとうございます。
でも本当に大丈夫ですから!
さぁ、皆さん張り切って戦闘訓練を行なって行きましょうっ!!」
生徒に心配して貰えるなんて教師冥利に尽きると言うもの!
心労なんて一瞬で吹き飛びますっ!!
「ダメです!」
あ、あれ?
「アリィーさん?」
「無理して倒れたらどうするんです」
お、おかしい。
今のは、やるぞ! って意気込んで授業に入る展開じゃ……
「後はちゃんと自習しますから。
ルーミエル先生はしっかりと休んで下さい。
保健室にはベッドもありますから、保健室で休んでメルヴィー先生に迎えに来て貰って下さい」
「い、いや、本当に大丈……」
「安心して下さい!
保健室には皆んなで付き添いますから、授業をほっぽり出した事にはなりません」
ア、アリィー……皆んなも……話を聞いてっ!?
「あっ、下ろしてください!」
アリィーに、生徒に抱っこされるなんて先生として恥ずかし過ぎるっ!!
かと言って、無理に振り解いてはアリィーに怪我をさせてしまいますし……一体どうすればっ!?
「と言う訳だけど、皆んな異論はある?
……よし、じゃあ皆んなで保健室に行こうか!」
「「「「「「「「おぉー!!」」」」」」」」
おぉー!! じゃ無くてっ!?
う、嘘ですよね。
まさか生徒に抱っこされたまま校舎内を移動するなんて事は……ちょ、マジですか!?……いやぁぁぁっ!!
確実に僕が学園から買い取って建設したナイトメアの統一神界拠点の事でしょう。
も、もしこの事がオシークスさんやレイニーさんの耳に入ればマズイ事になる気が……
いや、考えない事にしましょう。
「しかし、何故……」
「ルーミエル先生?」
「い、いえ、何でも無いので気にしないで下さい」
危ないところでした。
まさかその七不思議の内、一つの原因が僕だなんて生徒に言えませんからね。
とは言え、お屋敷には認識疎外の結界が展開されているはず。
しかも、お屋敷に展開されているのは、アヴァリス直々の時空間にまで干渉する超高度な結界。
少なくとも学生レベルで見破れる訳が無いのに……一体何がどうなっているのでしょうか?
う~ん、まぁ今考えても分かりませんし、帰ってから皆んなで協議するとしましょう。
「因みに、他の七不思議ってどんなのがあるんですか?」
「他には……誰も居ない夜の校内に響く謎の声。
これまた夜の校内を徘徊する多数の人影。
無人の草原から聞こえる音楽。
幻夢のパーティー。
闇夜に浮かぶ謎の光。
移動する禁断の部屋。
これにお屋敷の話を入れての七つですね」
「……」
「ルーミエル先生? って、本当に大丈夫ですか!
顔色が凄く悪いですよ!?」
「だ、大丈夫です……多分、きっと、そのハズです!」
マズイ、マズイ、マズイ!
この七不思議……何故か全てに於いて心当たりがあるんですけどっ!?
い、いや! ルーミエルよ、落ち着くのです!!
心当たりがあると言っても、まだそれが確定した訳ではありません!
うん、きっと似た様な話を知っているだけです! そうに違いありませんっ!!
「ア、アリィーさん。
因みにですが、その七不思議っていつ頃からあるんですか?」
「え? 確か、ここ一月程の最近だと思いますけど」
も、ももも、もし仮に全て僕の心当たりの通りだったとしても。
僕だけの責任では無いですし。
それだからかオシークスさんも、神王であるネルヴィア様までもが関係ある事。
レイニーさんにバレても怖くは無い……
「ちょっ! 絶対に大丈夫じゃ無いですよ!?
ほら、私も付き添いますし、保健室に行きましょう?」
そ、そんな事は許されません!
例え冷や汗が止まらなくても、胃に穴が開こうとも破裂しようとも……
「今の僕は学園の生徒では無く1人の教師です。
多少の体調不良程度で授業をほっぽり出す訳にはいきません!」
「いや、でも先生今にも倒れそうですよっ!?」
「何かあったのか?」
「ルーミエル先生が!」
ア、アリィーさん、これ以上騒ぎを大きくしないで……
いや、本当に大丈夫なんです!
ちょっとストレスで心労が溜まっているだけなんですっ!!
「先生、大丈夫ですか?」
「アリィー、何があったんだよ?」
「気分は悪く無いですか?」
「痛いところは?」
な、何故こうも皆んな集まってくるんですか!?
「ほら、ルーミエル先生。
私達は皆んな先生の事を心配してるんです」
心配……? 皆んなが僕の事を?
や、やばい、ニヤケそうです。
「皆さん……ありがとうございます。
でも本当に大丈夫ですから!
さぁ、皆さん張り切って戦闘訓練を行なって行きましょうっ!!」
生徒に心配して貰えるなんて教師冥利に尽きると言うもの!
心労なんて一瞬で吹き飛びますっ!!
「ダメです!」
あ、あれ?
「アリィーさん?」
「無理して倒れたらどうするんです」
お、おかしい。
今のは、やるぞ! って意気込んで授業に入る展開じゃ……
「後はちゃんと自習しますから。
ルーミエル先生はしっかりと休んで下さい。
保健室にはベッドもありますから、保健室で休んでメルヴィー先生に迎えに来て貰って下さい」
「い、いや、本当に大丈……」
「安心して下さい!
保健室には皆んなで付き添いますから、授業をほっぽり出した事にはなりません」
ア、アリィー……皆んなも……話を聞いてっ!?
「あっ、下ろしてください!」
アリィーに、生徒に抱っこされるなんて先生として恥ずかし過ぎるっ!!
かと言って、無理に振り解いてはアリィーに怪我をさせてしまいますし……一体どうすればっ!?
「と言う訳だけど、皆んな異論はある?
……よし、じゃあ皆んなで保健室に行こうか!」
「「「「「「「「おぉー!!」」」」」」」」
おぉー!! じゃ無くてっ!?
う、嘘ですよね。
まさか生徒に抱っこされたまま校舎内を移動するなんて事は……ちょ、マジですか!?……いやぁぁぁっ!!
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