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第15章 学園入学編
268話 お出迎えです!
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いったん、アイリースさんとオシークスさんと別れ、皆んなが待っている本部に即座に帰還。
ネルヴィア様とオシークスさんは当然、ソシリア達にも連絡を入れて了承の返事を貰いましたし。
イヴァル王やウェスル帝達にもちゃんと招待状を送り済み!
まぁ、時間が無かったので、直接本人の目の前に招待状を送り付けちゃいましたけど……
十剣の皆んなの中でもネロは魔物との戦闘中に目の前に突然、転送されて来た招待状に驚いてましたが……
うん、怪我は無いようなので何も問題ありませんね!
「完璧ですっ!!」
「お嬢様、動かないで下さい」
お、怒られてしまいました。
でも、ホストとして初めて大規模なパーティーを開くのに、興奮するなと言う方が無理があります!
むしろ、緊張で動けなくなるよりかは、遥かにマシです。
「お嬢様」
「こ、今度は動いてませんよっ!?」
「……」
あ、あれ?
おかしいですね、メルヴィーのお叱りが飛んできません。
メルヴィーだけじゃなくて、ノアもシアもさっきから黙り込んでますし……どう言う事でしょうか?
「と……」
「と?」
「尊いぃっ!!」
「ひゃあっ!」
突然、メルヴィーが叫ぶからビックリしちゃいました。
しかもこれは……
「またですね。
ノアとシアもメルヴィーを正気に戻すの手伝って……」
「お嬢様、お綺麗です!!」
「とても美しいですっ!!」
2人もですか。
「もう! 3人ともちゃんとして下さい!!」
「お嬢様、宴会の席では沢山のスイーツを用意しております」
「えっ?」
沢山のスイーツ……
「他にもナイトメアの料理人達が腕を振るった料理が数え切れないほどご用意しております」
数え切れない程っ!
「うへへ……楽しみです!」
「もう、お嬢様しっかりして下さい。
お客様の前で、そのようなお顔をしては呆れられますよ?」
「わ、分かりました!」
メルヴィーの言う通りです!
今回の僕はパーティーのホスト役として……あれ? 何で僕がお説教されているのでしょうか?
話の論点を逸らされているような気が……
「あっ、そろそろお客様が参られる時間ですよ!」
「立派なホストとして、しっかりとお客様をお迎え致しましょう!」
「任せて下さい!
シアもノアもメルヴィーも、皆んなを納得させるだけの振る舞いをして見せます!!」
何せ学園に首席で入学した今、僕はもう立派なレディーですからね!
「お嬢様、よくお似合いですよ」
「コレールっ!
皆んなも似合ってます!」
「有り難き幸せにございます。
改めまして、首席でのご入学おめでとうございます、主人殿」
「グラトニー、ちょっと堅いよ?
我が君もそう思うでしょ?」
僕達とは別の部屋で正装に着替えたコレール達、男性陣。
うん、3人ともめっちゃ似合ってますね。
それこそ、雑誌に個人での特集が組まれても不思議じゃ無い程です。
「エンヴィー、口の利き方がなってませんよ?」
突如として舞い降りた冷たい声音に、エンヴィーの方がビクリと跳ねる。
ニッコリ微笑んではいますが、メルヴィーの目が笑ってませんね。
「普段はお嬢様がお許しになっているので何も言いませんが……
これからお客様がいらっしゃると言う事を理解していますか?」
鋭い視線に突き刺され、冷や汗を浮かべるエンヴィー。
隣でエンヴィーに肩を叩かれていたグラトニーの目が、馬鹿な人だって雄弁に語ってますね。
とは言え、エンヴィーがメルヴィーに怒られるのはいつもの事ですしね。
今はそれよりも、オルグイユ達です! 絶対に皆んなも似合ってますっ!!
早く見たいのに……ちょっと寝てる間に先に用意を済ませてしまうなんて酷いです!
「コレール、準備はどうですか?」
「恙無く完了しております。
先程オルグイユとアヴァリス、リュグズールが警備の見直しと結界の補強を終え、会場でお嬢様をお待ちしていると連絡がありましたので」
「フェルは何を?」
「始まるまで会場で寝てる、と」
寝てるって……そんな報告をコレールにするなら、僕も誘ってくれても良かったのにっ!!
「あっ! ルーミエル様っ!!」
「おぉ!! オルグイユ、とても似合ってますよ!!」
オルグイユだけじゃ無くて、アヴァリスもリュグズールも流石ですね!
3人とも素晴らしいスタイルを誇っているとは言え、これ程までとは……
「けど、リュグズール、それは着崩しすぎじゃ……」
「まぁまぁお嬢、細かい事は別にいいじゃねぇか」
細かいって……胸元が見えて、ちょっとエロくすら……
「ふふふ、取り敢えずお座りになって下さいな、ルーミエルお嬢様」
アヴァリスは全く着崩してもいないのに、この凄まじいまでの色気!
何故だか凄く負けた気が……
「ん……おぉ、エルやっと来た、可愛い」
「ありがとうございます。
フェルも似合ってますよ!」
しかし、フェルはまだ眠たそうですね。
寝ていたせいで、ちょっと着崩れて肩が覗き、眠たげに目を擦る美少女。
……フェルにも負けた気がします!!
「っと、お客様、第一号がご到着のようですね」
この空間の捻れから感じるエネルギー量から見て、人間では無く神。
それも強大なエネルギーと小さなエネルギーの2つとなれば……
「ようこそ! オシークスさん、アイリースさん!!」
ネルヴィア様とオシークスさんは当然、ソシリア達にも連絡を入れて了承の返事を貰いましたし。
イヴァル王やウェスル帝達にもちゃんと招待状を送り済み!
まぁ、時間が無かったので、直接本人の目の前に招待状を送り付けちゃいましたけど……
十剣の皆んなの中でもネロは魔物との戦闘中に目の前に突然、転送されて来た招待状に驚いてましたが……
うん、怪我は無いようなので何も問題ありませんね!
「完璧ですっ!!」
「お嬢様、動かないで下さい」
お、怒られてしまいました。
でも、ホストとして初めて大規模なパーティーを開くのに、興奮するなと言う方が無理があります!
むしろ、緊張で動けなくなるよりかは、遥かにマシです。
「お嬢様」
「こ、今度は動いてませんよっ!?」
「……」
あ、あれ?
おかしいですね、メルヴィーのお叱りが飛んできません。
メルヴィーだけじゃなくて、ノアもシアもさっきから黙り込んでますし……どう言う事でしょうか?
「と……」
「と?」
「尊いぃっ!!」
「ひゃあっ!」
突然、メルヴィーが叫ぶからビックリしちゃいました。
しかもこれは……
「またですね。
ノアとシアもメルヴィーを正気に戻すの手伝って……」
「お嬢様、お綺麗です!!」
「とても美しいですっ!!」
2人もですか。
「もう! 3人ともちゃんとして下さい!!」
「お嬢様、宴会の席では沢山のスイーツを用意しております」
「えっ?」
沢山のスイーツ……
「他にもナイトメアの料理人達が腕を振るった料理が数え切れないほどご用意しております」
数え切れない程っ!
「うへへ……楽しみです!」
「もう、お嬢様しっかりして下さい。
お客様の前で、そのようなお顔をしては呆れられますよ?」
「わ、分かりました!」
メルヴィーの言う通りです!
今回の僕はパーティーのホスト役として……あれ? 何で僕がお説教されているのでしょうか?
話の論点を逸らされているような気が……
「あっ、そろそろお客様が参られる時間ですよ!」
「立派なホストとして、しっかりとお客様をお迎え致しましょう!」
「任せて下さい!
シアもノアもメルヴィーも、皆んなを納得させるだけの振る舞いをして見せます!!」
何せ学園に首席で入学した今、僕はもう立派なレディーですからね!
「お嬢様、よくお似合いですよ」
「コレールっ!
皆んなも似合ってます!」
「有り難き幸せにございます。
改めまして、首席でのご入学おめでとうございます、主人殿」
「グラトニー、ちょっと堅いよ?
我が君もそう思うでしょ?」
僕達とは別の部屋で正装に着替えたコレール達、男性陣。
うん、3人ともめっちゃ似合ってますね。
それこそ、雑誌に個人での特集が組まれても不思議じゃ無い程です。
「エンヴィー、口の利き方がなってませんよ?」
突如として舞い降りた冷たい声音に、エンヴィーの方がビクリと跳ねる。
ニッコリ微笑んではいますが、メルヴィーの目が笑ってませんね。
「普段はお嬢様がお許しになっているので何も言いませんが……
これからお客様がいらっしゃると言う事を理解していますか?」
鋭い視線に突き刺され、冷や汗を浮かべるエンヴィー。
隣でエンヴィーに肩を叩かれていたグラトニーの目が、馬鹿な人だって雄弁に語ってますね。
とは言え、エンヴィーがメルヴィーに怒られるのはいつもの事ですしね。
今はそれよりも、オルグイユ達です! 絶対に皆んなも似合ってますっ!!
早く見たいのに……ちょっと寝てる間に先に用意を済ませてしまうなんて酷いです!
「コレール、準備はどうですか?」
「恙無く完了しております。
先程オルグイユとアヴァリス、リュグズールが警備の見直しと結界の補強を終え、会場でお嬢様をお待ちしていると連絡がありましたので」
「フェルは何を?」
「始まるまで会場で寝てる、と」
寝てるって……そんな報告をコレールにするなら、僕も誘ってくれても良かったのにっ!!
「あっ! ルーミエル様っ!!」
「おぉ!! オルグイユ、とても似合ってますよ!!」
オルグイユだけじゃ無くて、アヴァリスもリュグズールも流石ですね!
3人とも素晴らしいスタイルを誇っているとは言え、これ程までとは……
「けど、リュグズール、それは着崩しすぎじゃ……」
「まぁまぁお嬢、細かい事は別にいいじゃねぇか」
細かいって……胸元が見えて、ちょっとエロくすら……
「ふふふ、取り敢えずお座りになって下さいな、ルーミエルお嬢様」
アヴァリスは全く着崩してもいないのに、この凄まじいまでの色気!
何故だか凄く負けた気が……
「ん……おぉ、エルやっと来た、可愛い」
「ありがとうございます。
フェルも似合ってますよ!」
しかし、フェルはまだ眠たそうですね。
寝ていたせいで、ちょっと着崩れて肩が覗き、眠たげに目を擦る美少女。
……フェルにも負けた気がします!!
「っと、お客様、第一号がご到着のようですね」
この空間の捻れから感じるエネルギー量から見て、人間では無く神。
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