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第14章 神界編
243話 お茶会ですねっ!
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「ふぅ~」
お気に入りの人をダメにするクッションに深々と腰掛け、メルヴィーが入れてくれたミルクティーの飲む。
「メルヴィー、ありがとうございます。
少し落ち着きました!」
「ふふふ、私はお嬢様の専属メイドとしての責務を果たしただけです」
澄ました顔で卒なく仕事をこなす。
更には、ちょっと疲れたなぁと思ったら抱っこ。
喉が渇いたと思ったらさり気なくお茶を入れて、気配りもできる。
流石はメルヴィーですね。
メルヴィーならこの統一神城のメイド達をも凌駕する事間違いなし!
ふふん、僕も鼻が高いですっ!!
「……この光景がおかしいと思う妾が間違っておるのかな?」
「いやぁ、それが普通の感想だと思いますよ?」
「2人も、そんな所にいないでこっちに来ませんか?」
うんうん、この2人にも是非ともメルヴィーの入れた素晴らしいミルクティーを味わって頂きたい。
「おぉ! 確かにメルヴィー殿のお茶は美味ですね」
「ふっふっふ、そうでしょう?
エネトスさん、分かってますね!!」
エネトスさんは神王を守護する近衛神隊の長、この統一神界に於いても重鎮の1人ですからね。
そんな人にそう言って貰えれば、もう有頂天です!
「フォルクレス殿……妾、怒鳴って良いよな?」
「えっ? 何か言いましたか?」
いつの間にかソファーに座っているフォルクレス。
ふっ、どうやらフォルクレスもメルヴィーのお茶の魅力には敵わなかった様ですね。
「貴様ら……いい加減にせんかっ!!」
び、びくっりしました。
突然大声を出すから、ビクッと肩が跳ねてミルクティーが溢れそうになるし。
危うく、ティーカップを落とす所でしたよ!!
「ここは統一神城の謁見の間なのだぞ!
何故そんな神聖である場所で、椅子まで出して呑気にお茶をしておるっ!?」
「だって、テンションが上がって喉が渇いたから……」
「言い訳するでないっ!
そもそも、妾は幼女と言う外見では無いわ! 主の方が余程チンチクリンの幼女ではないかっ!!」
うっ……た、確かに幼女と言うよりかは、少女って言った方が適切かも知れませんけど……
「ロリババア神王様だってつるぺたのくせにっ!!」
「誰がロリババアだっ! 妾の名はネルヴィアだ!!」
「だ、だって、神王様の名前知らなかったから……」
「それは主が突然大騒ぎし始めたせいであろうっ!?」
「うぅ……ご、ごめんなさい……」
そうだとしても、ここまで怒らなくてもいいのに……
ちょっとお茶を飲んでいただけだし、皆んなも飲んでるのに、何で僕だけ……
「ぬ、主、泣くで無い……いや! 妾も少し言い過ぎた!
ほら、もう妾も怒っておらんぞ?」
「な、泣いて何か……無いです!」
うるうる、と目尻に涙が溜まってるけど、泣いてはいません!
この程度で泣くほど、僕は子供じゃ無いのです!!
ただちょっと、泣きそうになってるだけで……これも全ては、この幼女ボディの弊害のせいなのですっ!!
落ち着いて、深くゆっくりと深呼吸をすれば涙は自然と引くはず……
決して泣き虫じゃありませんからね! 人前でそう易々となく訳にはいきませんっ!!
「そ、そうか。
うむ、この神王たる妾の怒りを向けられて泣かぬとは、偉いぞ!」
凄まじい速度で隣に移動して来た神王様に優しく頭を撫でられる。
子供扱いされてる様で釈然としませんね……まぁでも、褒められて悪い気はしません!!
「そうですか?」
「うむ! 妾が一睨みすれば、大抵の者は震え上がるぞ!!
なぁ、エネトス!!」
「ええ、神王様の仰る通りです。
何せ神王様はフォルクレス殿と同じくシングルですから」
「まぁ、その話は後でよかろう。
今暫く、こうして親睦を深めるとしようではないか!」
いつの間にか用意されたソファーに腰掛け、差し出されたティーカップを片手に持つ神王様。
流石はメルヴィー、どうやら神王ですら陥落した様ですね……メルヴィー、恐るべしです!!
「じゃあ、お茶会ですねっ!」
さっきもケーキを食べたので、いつもならメルヴィーに止められますが……
2度目のオヤツタイムですっ!!
お気に入りの人をダメにするクッションに深々と腰掛け、メルヴィーが入れてくれたミルクティーの飲む。
「メルヴィー、ありがとうございます。
少し落ち着きました!」
「ふふふ、私はお嬢様の専属メイドとしての責務を果たしただけです」
澄ました顔で卒なく仕事をこなす。
更には、ちょっと疲れたなぁと思ったら抱っこ。
喉が渇いたと思ったらさり気なくお茶を入れて、気配りもできる。
流石はメルヴィーですね。
メルヴィーならこの統一神城のメイド達をも凌駕する事間違いなし!
ふふん、僕も鼻が高いですっ!!
「……この光景がおかしいと思う妾が間違っておるのかな?」
「いやぁ、それが普通の感想だと思いますよ?」
「2人も、そんな所にいないでこっちに来ませんか?」
うんうん、この2人にも是非ともメルヴィーの入れた素晴らしいミルクティーを味わって頂きたい。
「おぉ! 確かにメルヴィー殿のお茶は美味ですね」
「ふっふっふ、そうでしょう?
エネトスさん、分かってますね!!」
エネトスさんは神王を守護する近衛神隊の長、この統一神界に於いても重鎮の1人ですからね。
そんな人にそう言って貰えれば、もう有頂天です!
「フォルクレス殿……妾、怒鳴って良いよな?」
「えっ? 何か言いましたか?」
いつの間にかソファーに座っているフォルクレス。
ふっ、どうやらフォルクレスもメルヴィーのお茶の魅力には敵わなかった様ですね。
「貴様ら……いい加減にせんかっ!!」
び、びくっりしました。
突然大声を出すから、ビクッと肩が跳ねてミルクティーが溢れそうになるし。
危うく、ティーカップを落とす所でしたよ!!
「ここは統一神城の謁見の間なのだぞ!
何故そんな神聖である場所で、椅子まで出して呑気にお茶をしておるっ!?」
「だって、テンションが上がって喉が渇いたから……」
「言い訳するでないっ!
そもそも、妾は幼女と言う外見では無いわ! 主の方が余程チンチクリンの幼女ではないかっ!!」
うっ……た、確かに幼女と言うよりかは、少女って言った方が適切かも知れませんけど……
「ロリババア神王様だってつるぺたのくせにっ!!」
「誰がロリババアだっ! 妾の名はネルヴィアだ!!」
「だ、だって、神王様の名前知らなかったから……」
「それは主が突然大騒ぎし始めたせいであろうっ!?」
「うぅ……ご、ごめんなさい……」
そうだとしても、ここまで怒らなくてもいいのに……
ちょっとお茶を飲んでいただけだし、皆んなも飲んでるのに、何で僕だけ……
「ぬ、主、泣くで無い……いや! 妾も少し言い過ぎた!
ほら、もう妾も怒っておらんぞ?」
「な、泣いて何か……無いです!」
うるうる、と目尻に涙が溜まってるけど、泣いてはいません!
この程度で泣くほど、僕は子供じゃ無いのです!!
ただちょっと、泣きそうになってるだけで……これも全ては、この幼女ボディの弊害のせいなのですっ!!
落ち着いて、深くゆっくりと深呼吸をすれば涙は自然と引くはず……
決して泣き虫じゃありませんからね! 人前でそう易々となく訳にはいきませんっ!!
「そ、そうか。
うむ、この神王たる妾の怒りを向けられて泣かぬとは、偉いぞ!」
凄まじい速度で隣に移動して来た神王様に優しく頭を撫でられる。
子供扱いされてる様で釈然としませんね……まぁでも、褒められて悪い気はしません!!
「そうですか?」
「うむ! 妾が一睨みすれば、大抵の者は震え上がるぞ!!
なぁ、エネトス!!」
「ええ、神王様の仰る通りです。
何せ神王様はフォルクレス殿と同じくシングルですから」
「まぁ、その話は後でよかろう。
今暫く、こうして親睦を深めるとしようではないか!」
いつの間にか用意されたソファーに腰掛け、差し出されたティーカップを片手に持つ神王様。
流石はメルヴィー、どうやら神王ですら陥落した様ですね……メルヴィー、恐るべしです!!
「じゃあ、お茶会ですねっ!」
さっきもケーキを食べたので、いつもならメルヴィーに止められますが……
2度目のオヤツタイムですっ!!
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