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第14章 神界編
233話 神界へ!!
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深淵の試練、今や第250回層目となった最奥にある僕達の家。
帝都にあるリーヴ商会本部よりも広大な敷地面積を誇るお屋敷に帰還。
お屋敷に作られた、思いつく限り全てのお風呂を完備した大浴場。
コレール達、男性3名以外の女性メンバーと一緒にゆったりとお湯に浸かり。
メルヴィーとオルグイユを筆頭に、全身をモフモフな泡で洗われる。
そして、遂にその時がやって来るのです!
目の前に広がるのは、こう言った時の為に特別に作ったとある部屋の光景。
〝等価交換〟によって、部屋の中全てを最高級のマットレスで埋めた、その名も『真・寝室』!
この部屋であれば、掛け布団や毛布を被って、何人でも一緒に寝れると言う訳ですっ!!
まぁ、コレールはイヴァル王達との連絡やナイトメアの仕事。
グラトニーとエンヴィーはそんなコレールに連行されて行っちゃいましたけど……
そんな訳で、ご飯も食べずに惰眠を貪る!
差し込む朝日にふと目が覚めると……皆んなに変わり変わり撫でられていました。
頭を優しく撫でられる微睡の中、目の前にモフモフな尻尾。
当然、尻尾に飛び付き、二度寝に突入!
結果として丸2日間、惰眠を貪っていた訳です!!
「うぅ……もうちょっとだけ……」
「ん、好きなだけ、寝ると良い」
な、なんて優しいのでしょうか!
丸2日も寝て、まだ寝ていても良いと! フェル、大好きですっ!!
ギュッと、抱きしめてあげます!!
「はい、ではお風呂に参りましょうね」
抱きしめていたフェルごとヒョイっと抱き上げるメルヴィー。
僕もフェルも幼女体型とは言え、こうも容易く抱っこされるとは……
とは言え、メルヴィーの腕の中もまた心地良い!
このさり気なく、しかし確実に主張してくる双丘……ふむ、このまま三度寝と洒落込みましょう!!
「ふふふ、ルーミエルお嬢様、アヴァリスの尻尾でございますよ?」
しっぽ……?
「ほ~ら、お嬢様! シアの尻尾もありますよ!!」
「ノアの尻尾もですよ~!」
おぉっ! ゆらゆらと揺れる尻尾がたくさん!!
程よい微睡の心地良さも素晴らしいし、ここは天国ですかっ!?
「しっぽ! しっぽ~!」
くっ! 手を伸ばしても、ゆらゆらと上手く避けられる!
もどかしいです! もう目の前にモフモフがあると言うのにっ!!
「お嬢様、ばんざい~……はい、よく出来ました!」
もうちょっと、で……あぁっ!
くそぉっ! あと一歩だったのに、またしてもメルヴィーに抱き上げられてしまいました。
「まずはお髪、次にお体をゴシゴシしますよ!」
低い椅子に座らされて、全身泡だらけ……泡?
あれ? 僕のしっぽは何処に?
と言うか何故に泡何でしょう……あぁ、だんだんと意識がハッキリとして来ました。
「はい、では流しますので、目を瞑って下さい」
頭からお湯をかけられて、サッパリ! 目もパッチリです!!
「ふふふ、おはようございます、お嬢様」
「おはようございます!」
「現在キッチンにてオルグイユ様とリュグズール様が朝食のご準備をなさっております」
「了解です!
今日の朝ご飯は何でしょうか?」
丸2日寝ていたので、2日ぶりのご飯。
しかも、オルグイユ達が作る料理は何をとって絶品ですからね!!
「パンケーキと聞いております」
パンケーキ!!
何と甘美で素晴らしい響きでしょうかっ!
「それは楽しみです!!」
しっかりと朝風呂で暖まって、目を覚まし。
オルグイユとリュグズールの傑作! フワッフワっな絶品パンケーキを頂く。
王宮の料理長が土下座で弟子入りを願い出る程の逸品でした。
「ふぅ、本当はもう少しゆっくりしたい所ですけど……お仕事といきましょう。
では! ちょっと神界まで報告に行ってきますね!!」
神能でちょちょいと空間の回路を繋げて、転移発動っ!!
はい、神界に到着です!
3分クッキングよりも早く、来る事が出来るなんて……
神界、かなりお手頃ですね。
「そんな事出来るのはキミくらいだよ?」
心を読んだ上に、呆れたような苦笑いを浮かべるフォルクレス。
何ですか、その顔はっ!
尤もな感想なのに、解せませんね!!
帝都にあるリーヴ商会本部よりも広大な敷地面積を誇るお屋敷に帰還。
お屋敷に作られた、思いつく限り全てのお風呂を完備した大浴場。
コレール達、男性3名以外の女性メンバーと一緒にゆったりとお湯に浸かり。
メルヴィーとオルグイユを筆頭に、全身をモフモフな泡で洗われる。
そして、遂にその時がやって来るのです!
目の前に広がるのは、こう言った時の為に特別に作ったとある部屋の光景。
〝等価交換〟によって、部屋の中全てを最高級のマットレスで埋めた、その名も『真・寝室』!
この部屋であれば、掛け布団や毛布を被って、何人でも一緒に寝れると言う訳ですっ!!
まぁ、コレールはイヴァル王達との連絡やナイトメアの仕事。
グラトニーとエンヴィーはそんなコレールに連行されて行っちゃいましたけど……
そんな訳で、ご飯も食べずに惰眠を貪る!
差し込む朝日にふと目が覚めると……皆んなに変わり変わり撫でられていました。
頭を優しく撫でられる微睡の中、目の前にモフモフな尻尾。
当然、尻尾に飛び付き、二度寝に突入!
結果として丸2日間、惰眠を貪っていた訳です!!
「うぅ……もうちょっとだけ……」
「ん、好きなだけ、寝ると良い」
な、なんて優しいのでしょうか!
丸2日も寝て、まだ寝ていても良いと! フェル、大好きですっ!!
ギュッと、抱きしめてあげます!!
「はい、ではお風呂に参りましょうね」
抱きしめていたフェルごとヒョイっと抱き上げるメルヴィー。
僕もフェルも幼女体型とは言え、こうも容易く抱っこされるとは……
とは言え、メルヴィーの腕の中もまた心地良い!
このさり気なく、しかし確実に主張してくる双丘……ふむ、このまま三度寝と洒落込みましょう!!
「ふふふ、ルーミエルお嬢様、アヴァリスの尻尾でございますよ?」
しっぽ……?
「ほ~ら、お嬢様! シアの尻尾もありますよ!!」
「ノアの尻尾もですよ~!」
おぉっ! ゆらゆらと揺れる尻尾がたくさん!!
程よい微睡の心地良さも素晴らしいし、ここは天国ですかっ!?
「しっぽ! しっぽ~!」
くっ! 手を伸ばしても、ゆらゆらと上手く避けられる!
もどかしいです! もう目の前にモフモフがあると言うのにっ!!
「お嬢様、ばんざい~……はい、よく出来ました!」
もうちょっと、で……あぁっ!
くそぉっ! あと一歩だったのに、またしてもメルヴィーに抱き上げられてしまいました。
「まずはお髪、次にお体をゴシゴシしますよ!」
低い椅子に座らされて、全身泡だらけ……泡?
あれ? 僕のしっぽは何処に?
と言うか何故に泡何でしょう……あぁ、だんだんと意識がハッキリとして来ました。
「はい、では流しますので、目を瞑って下さい」
頭からお湯をかけられて、サッパリ! 目もパッチリです!!
「ふふふ、おはようございます、お嬢様」
「おはようございます!」
「現在キッチンにてオルグイユ様とリュグズール様が朝食のご準備をなさっております」
「了解です!
今日の朝ご飯は何でしょうか?」
丸2日寝ていたので、2日ぶりのご飯。
しかも、オルグイユ達が作る料理は何をとって絶品ですからね!!
「パンケーキと聞いております」
パンケーキ!!
何と甘美で素晴らしい響きでしょうかっ!
「それは楽しみです!!」
しっかりと朝風呂で暖まって、目を覚まし。
オルグイユとリュグズールの傑作! フワッフワっな絶品パンケーキを頂く。
王宮の料理長が土下座で弟子入りを願い出る程の逸品でした。
「ふぅ、本当はもう少しゆっくりしたい所ですけど……お仕事といきましょう。
では! ちょっと神界まで報告に行ってきますね!!」
神能でちょちょいと空間の回路を繋げて、転移発動っ!!
はい、神界に到着です!
3分クッキングよりも早く、来る事が出来るなんて……
神界、かなりお手頃ですね。
「そんな事出来るのはキミくらいだよ?」
心を読んだ上に、呆れたような苦笑いを浮かべるフォルクレス。
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