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第10章 アレサレム戦争編
168話 無慈悲な処刑です
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「では、コレール」
僕の呼び掛けに柔らかい微笑みを浮かべたコレールが頷きを返す。
そんなコレールの前には神妙な面持ちなアレサレム貴族達。
まぁ神妙なのも当然ですね、だって国王自ら魔教団だって自供しちゃいましたし。
魔教団と戦い、世界を守る正義を語っておきながらその実、国王自身が魔教団の最高幹部。
勇者を召喚し魔教団と前線に立って戦っていると言う名目で各国から様々な融通を図ってもらい、多額の寄付まで受けている……
実質、諸各国を巻き込んだ詐欺ですからね、実に悪辣な手段と言えます。
もはや国際的な批判は免れず、それどころか国民達の暴動すら十分にあり得る。
そりゃもう内心ガクブルしている事でしょう。
でもまぁ、ぶっちゃけどうでもいいですし、後はコレールにお任せ! ですね。
何たって今は転移で謁見の間に戻り、硬い玉座にお気に入りクッションを挟んで凄まじく心地いい。
もはやコレは凶器です! これ程までに強烈に眠りへ誘うとは……恐ろしい子っ!
「では、これより魔教団の処罰を執り行います。
我らが主様のお言葉に耳を傾けなさい!」
……え?
今なんて言いました? 何で皆んな僕の事を見ているのでしょうか?
やめて欲しいです、僕こう見えても超絶人見知りするシャイなんですよ!
コレール、さっきの頷きは何だったんですかっ!?
「うぅ……はぁ、わかりました。
さっさと終わらせて、帰って寝るとしましょう」
ニッコリ微笑みを崩さないコレールに見つめられて、拒否できる強者がいるなら見てみたいですね、まったく。
「と言う訳なので、まずは幹部でも何でもない一般団員達の処罰ですね。
う~ん、そうですね……さっきの天の声さんも言っていましたが、実は以前に魔教団の支部を1つ潰した事があるんです。
その時の魔教団員は僕が作った世界に閉じ込めてるんですけど、お前達にはそこに行ってもらうとしましょう」
有象無象の為に態々、新しい処罰を考えるのは面倒ですし、今後も幹部でも何でもない一般団員は皆んなあの世界に行ってもらうとしましょう。
まぁ餓死するのはちょっと可哀想ですけど、彼等が吸血鬼にしていた様に身体中を切り刻まれるよりかは遥かにマシでしょう。
「じゃあ、そう言う事なので、取り敢えず地下の捕縛が完了するまで本部にて監視しておいて下さい」
「承知致しました」
これで後は有能なコレールがどうにかしてくれる事でしょう。
有能なのに、何故か僕の意図が伝わらなかったですけど、有能なのに。
「次は宰相さん及び、ルナン王の側近である数名、宮廷料理長です。
さて、何か申し開きはありますか?」
「騙されてはならんっ!
誇り高き王国貴族ともあろう者が、その様な野蛮人共やどこの馬の骨とも知らぬ小娘の戯言に踊らされるでないわっ!!」
「では、貴方は魔教団ではないと?」
「ふん、当然だ。
私にこの様な仕打ち、奴隷に落として娼館行きになる事は覚悟するがいい!」
「そうですか。
では、僕がルナン王宛に送ったこの映像は何なのでしょうか?」
謁見の間の中央で再生されるのは、ルナン王と宰相さん達が執務室で吸血鬼の血を飲む映像。
宰相さんもこれは予想外だった様ですね、間抜けな顔で唖然と黙り込みました。
「続いて王族からは第一王女であるサリア王女と第一王子であるアレス王子の2人が魔教団の幹部ですね?」
何十人もの吸血鬼を虐殺して勇者召喚を断行した時の召喚者であるサリア王女は何処からどう見ても黒。
ルナン王の跡を継ぐ王位継承権第一位のアレス王子も当然黒です。
「第二王女、第二王子、第三王子に関しては抵抗されると怪我をさせてしまいかねないので拘束させてもらっただけで、魔教団との関与は一切ありませんでした。
暴れないと約束できるのであれば、今すぐ解放しましょう」
そう言うと、僕の方を見ながらコクコクと首を縦に振る3人。
ユリウスに目配せすると、コレールとは違ってちゃんと僕の意図を理解してくれた様で、彼等を縛っていた拘束を解除してくれました。
「貴方達には後ほど同盟の主君達から話があるでしょうから、十剣の側を離れずに待っていて下さい」
「かしこまりました」
「承知しました」
第二王女マリアと第二王子ハートルが、怯える幼い第三王子ペルムを庇う様にして一礼すると、ユリウスの後をついて脇に寄ってくれました。
うんうん、こうやって素直に動いてくれると円滑に進んで楽でいいですね。
是非とも現在進行形で僕の事を物凄い形相で睨み付けてる第一王子、第一王女の2人にも見習ってもらいたいです……まぁ、無理でしょうけど。
「因みに、これが2人が魔教団幹部だと言う証拠です」
先程と同様に謁見の間の中央に、ディベルや魔教団員達の記憶から再生した映像を流す。
証拠としては十分でしょう。
「さて、お前達への処罰ですが。
お前達が吸血鬼の血を弄び娯楽の様に殺す理由、その目的は不老不死だそうですね」
実際には吸血鬼の血液に不老不死の効果なんて一切ありませんけど。
まぁ地球でも似たような伝承ってありましたけどね。
「喜んで下さい、お前達には永遠の命をあげましょう」
僕の神能を駆使すれば、他人を不老不死にする事すら可能ですからね。
我ながらもう人間やめてますね……
「腕を切断されても、身体が真っ二つになっても、全身の血を吸い尽くされても……次の瞬間には元通りです。
まぁ当然、痛覚はそのままですけど。
そうですね、魔物が蠢く魔境で千年経てば解放して一般団員達と同じ世界に送ってあげましょう」
我ながら無慈悲な処刑ですけど……まぁ自業自得です。
不老不死と聞いて愉悦の表情さえ浮かべていた魔教団幹部達は自分の辿る未来を思い浮かべて一気に青ざめました。
僕の呼び掛けに柔らかい微笑みを浮かべたコレールが頷きを返す。
そんなコレールの前には神妙な面持ちなアレサレム貴族達。
まぁ神妙なのも当然ですね、だって国王自ら魔教団だって自供しちゃいましたし。
魔教団と戦い、世界を守る正義を語っておきながらその実、国王自身が魔教団の最高幹部。
勇者を召喚し魔教団と前線に立って戦っていると言う名目で各国から様々な融通を図ってもらい、多額の寄付まで受けている……
実質、諸各国を巻き込んだ詐欺ですからね、実に悪辣な手段と言えます。
もはや国際的な批判は免れず、それどころか国民達の暴動すら十分にあり得る。
そりゃもう内心ガクブルしている事でしょう。
でもまぁ、ぶっちゃけどうでもいいですし、後はコレールにお任せ! ですね。
何たって今は転移で謁見の間に戻り、硬い玉座にお気に入りクッションを挟んで凄まじく心地いい。
もはやコレは凶器です! これ程までに強烈に眠りへ誘うとは……恐ろしい子っ!
「では、これより魔教団の処罰を執り行います。
我らが主様のお言葉に耳を傾けなさい!」
……え?
今なんて言いました? 何で皆んな僕の事を見ているのでしょうか?
やめて欲しいです、僕こう見えても超絶人見知りするシャイなんですよ!
コレール、さっきの頷きは何だったんですかっ!?
「うぅ……はぁ、わかりました。
さっさと終わらせて、帰って寝るとしましょう」
ニッコリ微笑みを崩さないコレールに見つめられて、拒否できる強者がいるなら見てみたいですね、まったく。
「と言う訳なので、まずは幹部でも何でもない一般団員達の処罰ですね。
う~ん、そうですね……さっきの天の声さんも言っていましたが、実は以前に魔教団の支部を1つ潰した事があるんです。
その時の魔教団員は僕が作った世界に閉じ込めてるんですけど、お前達にはそこに行ってもらうとしましょう」
有象無象の為に態々、新しい処罰を考えるのは面倒ですし、今後も幹部でも何でもない一般団員は皆んなあの世界に行ってもらうとしましょう。
まぁ餓死するのはちょっと可哀想ですけど、彼等が吸血鬼にしていた様に身体中を切り刻まれるよりかは遥かにマシでしょう。
「じゃあ、そう言う事なので、取り敢えず地下の捕縛が完了するまで本部にて監視しておいて下さい」
「承知致しました」
これで後は有能なコレールがどうにかしてくれる事でしょう。
有能なのに、何故か僕の意図が伝わらなかったですけど、有能なのに。
「次は宰相さん及び、ルナン王の側近である数名、宮廷料理長です。
さて、何か申し開きはありますか?」
「騙されてはならんっ!
誇り高き王国貴族ともあろう者が、その様な野蛮人共やどこの馬の骨とも知らぬ小娘の戯言に踊らされるでないわっ!!」
「では、貴方は魔教団ではないと?」
「ふん、当然だ。
私にこの様な仕打ち、奴隷に落として娼館行きになる事は覚悟するがいい!」
「そうですか。
では、僕がルナン王宛に送ったこの映像は何なのでしょうか?」
謁見の間の中央で再生されるのは、ルナン王と宰相さん達が執務室で吸血鬼の血を飲む映像。
宰相さんもこれは予想外だった様ですね、間抜けな顔で唖然と黙り込みました。
「続いて王族からは第一王女であるサリア王女と第一王子であるアレス王子の2人が魔教団の幹部ですね?」
何十人もの吸血鬼を虐殺して勇者召喚を断行した時の召喚者であるサリア王女は何処からどう見ても黒。
ルナン王の跡を継ぐ王位継承権第一位のアレス王子も当然黒です。
「第二王女、第二王子、第三王子に関しては抵抗されると怪我をさせてしまいかねないので拘束させてもらっただけで、魔教団との関与は一切ありませんでした。
暴れないと約束できるのであれば、今すぐ解放しましょう」
そう言うと、僕の方を見ながらコクコクと首を縦に振る3人。
ユリウスに目配せすると、コレールとは違ってちゃんと僕の意図を理解してくれた様で、彼等を縛っていた拘束を解除してくれました。
「貴方達には後ほど同盟の主君達から話があるでしょうから、十剣の側を離れずに待っていて下さい」
「かしこまりました」
「承知しました」
第二王女マリアと第二王子ハートルが、怯える幼い第三王子ペルムを庇う様にして一礼すると、ユリウスの後をついて脇に寄ってくれました。
うんうん、こうやって素直に動いてくれると円滑に進んで楽でいいですね。
是非とも現在進行形で僕の事を物凄い形相で睨み付けてる第一王子、第一王女の2人にも見習ってもらいたいです……まぁ、無理でしょうけど。
「因みに、これが2人が魔教団幹部だと言う証拠です」
先程と同様に謁見の間の中央に、ディベルや魔教団員達の記憶から再生した映像を流す。
証拠としては十分でしょう。
「さて、お前達への処罰ですが。
お前達が吸血鬼の血を弄び娯楽の様に殺す理由、その目的は不老不死だそうですね」
実際には吸血鬼の血液に不老不死の効果なんて一切ありませんけど。
まぁ地球でも似たような伝承ってありましたけどね。
「喜んで下さい、お前達には永遠の命をあげましょう」
僕の神能を駆使すれば、他人を不老不死にする事すら可能ですからね。
我ながらもう人間やめてますね……
「腕を切断されても、身体が真っ二つになっても、全身の血を吸い尽くされても……次の瞬間には元通りです。
まぁ当然、痛覚はそのままですけど。
そうですね、魔物が蠢く魔境で千年経てば解放して一般団員達と同じ世界に送ってあげましょう」
我ながら無慈悲な処刑ですけど……まぁ自業自得です。
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