64 / 375
第5章 瀑水の試練編
64話 脱衣所の三つ巴です
しおりを挟む
「ふぁ」
欠伸を漏らし、窓から差し込む朝日に軽く、くらみながら半目を開けると……そこはベットの上でした。
「お目覚めですか? お嬢様」
「おあようございます。めるうぃー」
「どうぞ、お水です」
差し出されたコップを受け取ろうとすると、腕に違和感を感じました。
隣を見ると僕の手を握って眠っているフェルの姿。
「ん、ありがとうございます」
仕方ないので反対側の手でコップを受け取り水を飲む。
漸く意識が鮮明になってきました。
ふむ、これはどう言う事なのでしょうか?
「メルヴィー、少しいいですか?」
「勿論でございます。
何なりとお申し付け下さい」
「僕の予定では、昨日は街に繰り出して夜遊びを楽しむ予定でした。
でも、おかしな事に夜遊びを楽しんだ記憶がありません」
まぁ夜遊びと言っても、勿論如何わしい事ではありません。
この身体では如何わしい遊びなんて到底出来そうもありませんし、するつもりも皆無です。
僕の言う夜遊び。
それは美味しいものを食べて、美味しいものを飲む。
つまりは、色々なお店をハシゴすると言う事なのです!!
尤も、地球でも未成年だったので、お酒は飲んだ事はありませんが。
一度は誰しもが飲んでみたいと思った事はあるはずです。
こっちの世界でもまだ成人していませんが。
既にステータスで見る年齢なんて??? ですし、おっけーなのです!
「お嬢様は昨夜、このお部屋に到着するとすぐに眠ってしまわれましたよ」
「あっ」
言われてみて思い出しました。
確かにメルヴィーの言う通りですね。
途中、お昼寝していたとは言え。
やはり、引き籠り幼女の身体にとっては馬車での旅は酷だったのでしょう。
まぁ、たった1日。
それも9割方、寝ていたアレを旅と呼べるかは定かではありませんが……
「お嬢様、お風呂と御朝食どちらに致しますか?」
「む、確かに昨日はすぐに寝てしまいましたからね。
お風呂も入っていなければ、夜ご飯も食べていませんでした……
では、お風呂にします!」
「承知いたしました」
メルヴィーはそう言って一礼すると、窓から差し込む朝日に溶け込むように消えてしまいました。
「さてと、フェルを起こすとしましょうか」
いつまであれば、このまま寝かせておいてあげるのですが。
流石に手を握られていたのでは起こす他にありませんからね。
メルヴィーが戻って来るのと、フェルが起きるのは殆ど同時でした。
「それで……どうして皆んなして、僕の事を囲んでいるんですか?」
大浴場へ向かう為に部屋を出ると、何故かオルグイユ、アヴァリス、リュグズール、フェル、メルヴィー、ノア、シアと言った今回一緒に来ている女性陣に囲まれました。
何処ぞのVIPですね!!
そのまま大浴場へ向かっているこの現状。
僕の疑問も当然と言えるでしょう。
「勿論、お嬢様の麗しいネグリジェ姿を下賎な輩に見せない為です」
当たり前の様に真顔で言い放ったメルヴィーさん。
常識だと、こんな風に移動するのは普通じゃ無いと思うのですが……
そうして、多大な注目を浴びて大浴場に到着。
「朝だからでしょうか?
誰もいませんね」
女と書かれた暖簾をくぐると、そこには誰1人としていない脱衣所が。
う~ん、こっちの人には朝風呂と言う概念は無いのでしょうか?
大浴場って昔に召喚された勇者達が広めた文化らしいけど。
大浴場……つまりは温泉を広めておいて、朝風呂を広めないとかあり得るのでしょうか?
有り得ないと断言しましょう。
朝にお風呂に入るのは、夜とは違った良さがあるのです!
それに、こうして朝から大浴場が開いているのがその証拠です。
では、どうしてこうも人1人すらいないのでしょうか?
うーん、わかりません。
「当たり前ですよ、お嬢様!
だって今日のお昼までこの大浴場は貸し切っていますからね!」
おっと、これは驚きのカミングアウトがシアから飛び出しました。
ですが、貸し切っているのであればこの状況にも説明がつきますね。
何故、貸し切ったのかは謎でしかありませんけど。
「では、お嬢様。
バンザイをして下さい」
1人納得していると。
一糸纏わぬ姿となったメルヴィーが、膝立ちで僕と目の高さを合わせて微笑みました。
当たり前ですが、服を脱ぐくらい僕1人でもできます。
一人で適当に着替えをすませる日もありますし。
ですが、今のメルヴィーには何故か有無を言わさない凄みが!
ここで逆らうのは危ない、と直感告げています!!
とは言え、その美貌を惜しみげもなく晒しているメルヴィーに服を脱がせられるのは、流石にちょっと恥ずかしい。
数瞬、しかし思考加速などを用いた長い時間の葛藤の末……
恥ずかしさを我慢して両手を上にあげました……
「よっしゃあ、じゃあ行くかお嬢!!」
手際よくメルヴィーによって服を脱がせられる。
そして間を置かずして持ち上げられたかと思うと……後頭部に柔らかいモノが押し付けられました。
「むぅ……流石ですね、リュグズール」
「ん? 何がだお嬢」
「勿論、むっ」
「貴女ばかりずるいですよ、リュグズール」
僕の言葉は、そんな声と共に遮られる。
顔に押し付けられた、後頭部にあるモノと拮抗する双丘によって……
「フッフッフ! 残念だったなアヴァリス!!
お嬢を抱っこするのはこのオレだ!」
「なっ!? それは聞き捨てなりません!
ルーミエル様を抱っこするのは私の仕事です!!」
そこにオルグイユが参戦しまさに三つ巴の戦い。
僕を挟んで押し合う3対の双丘。
それにしてもアレですね。
特売の商品にでもなった気分です。
今の僕はまさに取り合いになっている人形状態。
ですが、そろそろ、く、苦しい……
「皆様、落ち着いて下さい。
お嬢様が窒息してしまいます!」
あ、危なかった。
メルヴィーが救出してくれなければどうなっていた事か……
「皆様は反省していて下さい。
お嬢様はこの私が抱っこさせて頂きます」
「なっ!?」
「お、横暴ですよ!」
「そんなっ!」
「何か?」
反論を述べようとした3人はメルヴィーの微笑みの前に押し黙る。
せ、専属メイド長恐るべし!!
「ではお嬢様、行きましょう」
僕を抱っこして意気揚々と歩くメルヴィー。
そんな後ろをドボドボとオルグイユ、アヴァリス、リュグズールの三人が歩く。
その様子をノアとシアが呆れた顔で見ていたのを僕は見逃しませんでした。
呆れているのなら止めてくれればよかったのに……
因みにフェルは……
「む、やっと来た、エル遅い」
マイペースなフェルは、三つ巴の戦いになど一切興味を示さず。
先に湯船に浸かって僕たちを出迎えてくれました。
「お待たせです、フェル」
メルヴィーに降ろしてもらい、シャワーで体の汚れを落とす。
湯船に浸かる前に一度体の汚れを落とす。
これが常識人として、当然のマナーです!!
髪や体を隅々までメルヴィーに洗われる。
そんな恥ずかしい過ぎる、軽い拷問を乗り越え、遂に湯船に……
「お加減は如何ですか、お嬢様?」
「気持ちいいですー」
これで後は、お風呂あがりに牛乳があれば文句無し!
やっぱりお風呂あがりは牛乳を飲まなければダメですからね!!
暫くの間、皆んなで湯船に浸かって雑談をしていましたが。
残念ながら、そろそろ上がらないとですね。
何故なら!
昨日夜遊びができなかった分、今日楽しまなければダメですからね!!
そして、バカンスと言えば勿論……
「ビーチに行きましょう!!」
欠伸を漏らし、窓から差し込む朝日に軽く、くらみながら半目を開けると……そこはベットの上でした。
「お目覚めですか? お嬢様」
「おあようございます。めるうぃー」
「どうぞ、お水です」
差し出されたコップを受け取ろうとすると、腕に違和感を感じました。
隣を見ると僕の手を握って眠っているフェルの姿。
「ん、ありがとうございます」
仕方ないので反対側の手でコップを受け取り水を飲む。
漸く意識が鮮明になってきました。
ふむ、これはどう言う事なのでしょうか?
「メルヴィー、少しいいですか?」
「勿論でございます。
何なりとお申し付け下さい」
「僕の予定では、昨日は街に繰り出して夜遊びを楽しむ予定でした。
でも、おかしな事に夜遊びを楽しんだ記憶がありません」
まぁ夜遊びと言っても、勿論如何わしい事ではありません。
この身体では如何わしい遊びなんて到底出来そうもありませんし、するつもりも皆無です。
僕の言う夜遊び。
それは美味しいものを食べて、美味しいものを飲む。
つまりは、色々なお店をハシゴすると言う事なのです!!
尤も、地球でも未成年だったので、お酒は飲んだ事はありませんが。
一度は誰しもが飲んでみたいと思った事はあるはずです。
こっちの世界でもまだ成人していませんが。
既にステータスで見る年齢なんて??? ですし、おっけーなのです!
「お嬢様は昨夜、このお部屋に到着するとすぐに眠ってしまわれましたよ」
「あっ」
言われてみて思い出しました。
確かにメルヴィーの言う通りですね。
途中、お昼寝していたとは言え。
やはり、引き籠り幼女の身体にとっては馬車での旅は酷だったのでしょう。
まぁ、たった1日。
それも9割方、寝ていたアレを旅と呼べるかは定かではありませんが……
「お嬢様、お風呂と御朝食どちらに致しますか?」
「む、確かに昨日はすぐに寝てしまいましたからね。
お風呂も入っていなければ、夜ご飯も食べていませんでした……
では、お風呂にします!」
「承知いたしました」
メルヴィーはそう言って一礼すると、窓から差し込む朝日に溶け込むように消えてしまいました。
「さてと、フェルを起こすとしましょうか」
いつまであれば、このまま寝かせておいてあげるのですが。
流石に手を握られていたのでは起こす他にありませんからね。
メルヴィーが戻って来るのと、フェルが起きるのは殆ど同時でした。
「それで……どうして皆んなして、僕の事を囲んでいるんですか?」
大浴場へ向かう為に部屋を出ると、何故かオルグイユ、アヴァリス、リュグズール、フェル、メルヴィー、ノア、シアと言った今回一緒に来ている女性陣に囲まれました。
何処ぞのVIPですね!!
そのまま大浴場へ向かっているこの現状。
僕の疑問も当然と言えるでしょう。
「勿論、お嬢様の麗しいネグリジェ姿を下賎な輩に見せない為です」
当たり前の様に真顔で言い放ったメルヴィーさん。
常識だと、こんな風に移動するのは普通じゃ無いと思うのですが……
そうして、多大な注目を浴びて大浴場に到着。
「朝だからでしょうか?
誰もいませんね」
女と書かれた暖簾をくぐると、そこには誰1人としていない脱衣所が。
う~ん、こっちの人には朝風呂と言う概念は無いのでしょうか?
大浴場って昔に召喚された勇者達が広めた文化らしいけど。
大浴場……つまりは温泉を広めておいて、朝風呂を広めないとかあり得るのでしょうか?
有り得ないと断言しましょう。
朝にお風呂に入るのは、夜とは違った良さがあるのです!
それに、こうして朝から大浴場が開いているのがその証拠です。
では、どうしてこうも人1人すらいないのでしょうか?
うーん、わかりません。
「当たり前ですよ、お嬢様!
だって今日のお昼までこの大浴場は貸し切っていますからね!」
おっと、これは驚きのカミングアウトがシアから飛び出しました。
ですが、貸し切っているのであればこの状況にも説明がつきますね。
何故、貸し切ったのかは謎でしかありませんけど。
「では、お嬢様。
バンザイをして下さい」
1人納得していると。
一糸纏わぬ姿となったメルヴィーが、膝立ちで僕と目の高さを合わせて微笑みました。
当たり前ですが、服を脱ぐくらい僕1人でもできます。
一人で適当に着替えをすませる日もありますし。
ですが、今のメルヴィーには何故か有無を言わさない凄みが!
ここで逆らうのは危ない、と直感告げています!!
とは言え、その美貌を惜しみげもなく晒しているメルヴィーに服を脱がせられるのは、流石にちょっと恥ずかしい。
数瞬、しかし思考加速などを用いた長い時間の葛藤の末……
恥ずかしさを我慢して両手を上にあげました……
「よっしゃあ、じゃあ行くかお嬢!!」
手際よくメルヴィーによって服を脱がせられる。
そして間を置かずして持ち上げられたかと思うと……後頭部に柔らかいモノが押し付けられました。
「むぅ……流石ですね、リュグズール」
「ん? 何がだお嬢」
「勿論、むっ」
「貴女ばかりずるいですよ、リュグズール」
僕の言葉は、そんな声と共に遮られる。
顔に押し付けられた、後頭部にあるモノと拮抗する双丘によって……
「フッフッフ! 残念だったなアヴァリス!!
お嬢を抱っこするのはこのオレだ!」
「なっ!? それは聞き捨てなりません!
ルーミエル様を抱っこするのは私の仕事です!!」
そこにオルグイユが参戦しまさに三つ巴の戦い。
僕を挟んで押し合う3対の双丘。
それにしてもアレですね。
特売の商品にでもなった気分です。
今の僕はまさに取り合いになっている人形状態。
ですが、そろそろ、く、苦しい……
「皆様、落ち着いて下さい。
お嬢様が窒息してしまいます!」
あ、危なかった。
メルヴィーが救出してくれなければどうなっていた事か……
「皆様は反省していて下さい。
お嬢様はこの私が抱っこさせて頂きます」
「なっ!?」
「お、横暴ですよ!」
「そんなっ!」
「何か?」
反論を述べようとした3人はメルヴィーの微笑みの前に押し黙る。
せ、専属メイド長恐るべし!!
「ではお嬢様、行きましょう」
僕を抱っこして意気揚々と歩くメルヴィー。
そんな後ろをドボドボとオルグイユ、アヴァリス、リュグズールの三人が歩く。
その様子をノアとシアが呆れた顔で見ていたのを僕は見逃しませんでした。
呆れているのなら止めてくれればよかったのに……
因みにフェルは……
「む、やっと来た、エル遅い」
マイペースなフェルは、三つ巴の戦いになど一切興味を示さず。
先に湯船に浸かって僕たちを出迎えてくれました。
「お待たせです、フェル」
メルヴィーに降ろしてもらい、シャワーで体の汚れを落とす。
湯船に浸かる前に一度体の汚れを落とす。
これが常識人として、当然のマナーです!!
髪や体を隅々までメルヴィーに洗われる。
そんな恥ずかしい過ぎる、軽い拷問を乗り越え、遂に湯船に……
「お加減は如何ですか、お嬢様?」
「気持ちいいですー」
これで後は、お風呂あがりに牛乳があれば文句無し!
やっぱりお風呂あがりは牛乳を飲まなければダメですからね!!
暫くの間、皆んなで湯船に浸かって雑談をしていましたが。
残念ながら、そろそろ上がらないとですね。
何故なら!
昨日夜遊びができなかった分、今日楽しまなければダメですからね!!
そして、バカンスと言えば勿論……
「ビーチに行きましょう!!」
11
お気に入りに追加
2,156
あなたにおすすめの小説

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。

クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる