41 / 375
第4章 神聖の試練編
41話 発見です!!
しおりを挟む
う~ん、この違和感は一体何なのでしょうか?
何と言うか……悪い感じでは無いんですよね。
けど逆に、良い感じなのかと言えばそうでも無いですし。
にも関わらず何故か、惹きつけられるこよ感じ。
う~ん、取り敢えず見て回る事にしましょう! そうしないと何も分から無い訳ですしね。
「お嬢様、お待ち下さい」
意気揚々と足を踏み出した僕をコレールが呼び止めました。
そして差し出されは手……? これはどう言う意味でしょうか?
「この先は何があるか分かりません。
もしもの時は、私がこの身に変えましてもお嬢様をオルグイユとフェルの元へ転移させて頂きます」
確かに緊急避難法としては転移に勝る方法は無い。
僕は未だに転移は使え無いので、コレールに頼る事になってしまいますね。
コレールの転移魔法の発動速度は凄まじく速い。
それに触れていない存在も転移させる事が出来ますが、触れていたらより速い。
常人では認識出来ない違いですけど。
この世界には常人の域を出た存在が多数いますからね。
慢心を抱き、油断した者から死んで行く。
それは迷宮の中でも外でも変わら無いでしょうし、警戒するに越した事は無いでしょう。
コレールに一度頷き、差し出された手を握る。
「ふふふ、では行きましょうか」
「ええ、お願いします」
何故か微笑ましげに笑みを浮かべた職員さんにコレールが応え、僕達は屋敷の中に足を踏み入れました。
まず出迎えてくれたのは、左右に広がる見事な庭園。
放棄されてから月日が経っているせいか、少し荒れてますけど。
それでも、少し手入れをすれば美しい事を予感させます
左右を庭園に挟まれた道の先には、建つ大きなお屋敷。
あれ程の広さがあれば、従業員さん達の居住場所としても十分ですね。
中央広場から少し距離があるとは言え大通りに面した商業地区であり、貴族街に近い一等地。
そんな場所にこれだけの敷地面積を誇る屋敷を建てるとは……う~ん、流石は貴族ですね。
しかし、そんな庭園を見て美しい姿を想像する余裕は僕にはありません。
それもそのはず。
少女……いえ、この際認めましょう。
幼女と言っても過言では無い僕は、当然身長も低いのです!!
身長が低いと言う事は、勿論歩幅も狭いと言う事に他なりません。
そして僕の歩幅とコレールと職員さんの歩幅では比べるまでも無く僕の方が狭い。
よって、必然的にコレール達のペースについて行こうとすれば、駆け足気味になると言う訳です。
しかし、手を繋いでいるから、ペースを落とす事が出来ませんし……ちょっと辛い……
と思ったら、コレールが歩くペースを落として僕の歩幅に合わせてくれました。
流石は出来る執事ですね!
因みに僕の身体が、何故こんなにも幼くなってしまったのか?
何故年齢が無くなったのか? については推察できます。
僕が性別を買ったとき。
オルグイユは……なんと言うか、ちょっと残念な感じになってました。
その事から、性別を買う際にフェルの事をイメージしたのですが……恐らくはそれが原因でしょう。
なんと言っても、フェルはまだ小さいですからね。
まぁ今は僕の方が小さいので、何とも言えませんが……この身体はフェルのイメージに影響を受けているはずです。
流石に神様達も僕の身体の構築には干渉出来無かったでしょうからね……もし、神様達が干渉した結果なら流石に引きますけど。
うん、多分それはないでしょう。
世界を治める神々がロリコンって、流石にそれは……無いと信じたいですね。
もし仮に神様達がロリコンであっても、それは多分、良かれと思ってやってくれた事。
性別の固定もそうでしたしね。
性別を固定するだけで無く、身体の構築にまで干渉すれば、かなりの負担があったはず。
そうですね……1発ずつ殴ったら、許してあげるとしましょう。
えっ? 今の流れで結局殴るのか? そりゃあ勿論、殴りますとも。
確かに僕の事を考えてくれての行動なのでしょうけど……それはそれ、これはこれですからね。
まぁ、神様達が干渉したかどうかは不明ですが。
次に会った時に聞いてみるとしましょう。
それにしてもこのお屋敷、良きです!
広さ、構造、立地と三拍子揃っています!!
何より、この屋敷にある地下室。
職員さん曰く、倉庫だそうですが……これはウラがありますね。
一見すると広いだけで何の変哲も無い地下室。
しかし、魔法で何かを隠した様な痕跡があります。
放棄された屋敷の地下室に、魔法で何かを隠した様な痕跡。
しかも、つい最近までこの屋敷を帝国騎士団が、つまりは帝国が封鎖していたときた。
これだけで、僕がこの屋敷を欲しいと思うのには十分すぎる理由です。
それに加えて、このお屋敷には知っている気配によく似たものを感じます。
特にあの地下室からは強く感じますからね……
僕がこの屋敷の中を見回っている間に、神様達の事を思い浮かべたのもこの気配のせいでしょう。
何せこの屋敷には、神様達と同質の気配が満ちていますからね。
神様達が放っていたのと同じ神聖な気配。
何やら訳ありそうな地下室。
そして商会に使う為の条件も完璧……買いですね。
「コレール、ここが良いです」
「承知致しました。
職員さん、この屋敷を買わせて頂きます」
「えっ!」
すると職員さんは驚いた様に……と言うか普通に驚いていますね。
「ご紹介させて頂きましたし、売る側である私が言うのはなんですが。
行方不明者が立て続けに出ている、不気味でかなりの訳あり物件です。
本当によろしいのですか?」
不気味ですか。
職員さんには、この気配が分からないのでしょうか?
今にして考えるとその可能性が高そうですね。
神聖な気配が分かるのであれば、帝国はこの屋敷を封鎖はしても手放しはし無かったでしょうし。
恐らく職員さん同様に、帝国の人達もこの気配が分からないのでしょうね。
「ええ、お支払いは今済ませてしまっても?」
すると職員さんは、申し訳なさそうな顔をして頭を下げました。
「申し訳ありません。
まさか、売れると思っておりませんでしたので書類を持って来ていないのです」
う~ん、確かにこの神聖な気配が感じ取れないのであれば、行方不明者が出て何故か国が管理していた不気味な物件。
仕方無いですよね。
この後、馬車で再び商業ギルドに戻り、一括で支払いを済ませました。
それにしても、これは思わぬ収穫ですね。
あの神聖な気配と僕が感じた違和感、この2つの要因の意味する事は……
2つ目の八大迷宮、発見ですっ!!
何と言うか……悪い感じでは無いんですよね。
けど逆に、良い感じなのかと言えばそうでも無いですし。
にも関わらず何故か、惹きつけられるこよ感じ。
う~ん、取り敢えず見て回る事にしましょう! そうしないと何も分から無い訳ですしね。
「お嬢様、お待ち下さい」
意気揚々と足を踏み出した僕をコレールが呼び止めました。
そして差し出されは手……? これはどう言う意味でしょうか?
「この先は何があるか分かりません。
もしもの時は、私がこの身に変えましてもお嬢様をオルグイユとフェルの元へ転移させて頂きます」
確かに緊急避難法としては転移に勝る方法は無い。
僕は未だに転移は使え無いので、コレールに頼る事になってしまいますね。
コレールの転移魔法の発動速度は凄まじく速い。
それに触れていない存在も転移させる事が出来ますが、触れていたらより速い。
常人では認識出来ない違いですけど。
この世界には常人の域を出た存在が多数いますからね。
慢心を抱き、油断した者から死んで行く。
それは迷宮の中でも外でも変わら無いでしょうし、警戒するに越した事は無いでしょう。
コレールに一度頷き、差し出された手を握る。
「ふふふ、では行きましょうか」
「ええ、お願いします」
何故か微笑ましげに笑みを浮かべた職員さんにコレールが応え、僕達は屋敷の中に足を踏み入れました。
まず出迎えてくれたのは、左右に広がる見事な庭園。
放棄されてから月日が経っているせいか、少し荒れてますけど。
それでも、少し手入れをすれば美しい事を予感させます
左右を庭園に挟まれた道の先には、建つ大きなお屋敷。
あれ程の広さがあれば、従業員さん達の居住場所としても十分ですね。
中央広場から少し距離があるとは言え大通りに面した商業地区であり、貴族街に近い一等地。
そんな場所にこれだけの敷地面積を誇る屋敷を建てるとは……う~ん、流石は貴族ですね。
しかし、そんな庭園を見て美しい姿を想像する余裕は僕にはありません。
それもそのはず。
少女……いえ、この際認めましょう。
幼女と言っても過言では無い僕は、当然身長も低いのです!!
身長が低いと言う事は、勿論歩幅も狭いと言う事に他なりません。
そして僕の歩幅とコレールと職員さんの歩幅では比べるまでも無く僕の方が狭い。
よって、必然的にコレール達のペースについて行こうとすれば、駆け足気味になると言う訳です。
しかし、手を繋いでいるから、ペースを落とす事が出来ませんし……ちょっと辛い……
と思ったら、コレールが歩くペースを落として僕の歩幅に合わせてくれました。
流石は出来る執事ですね!
因みに僕の身体が、何故こんなにも幼くなってしまったのか?
何故年齢が無くなったのか? については推察できます。
僕が性別を買ったとき。
オルグイユは……なんと言うか、ちょっと残念な感じになってました。
その事から、性別を買う際にフェルの事をイメージしたのですが……恐らくはそれが原因でしょう。
なんと言っても、フェルはまだ小さいですからね。
まぁ今は僕の方が小さいので、何とも言えませんが……この身体はフェルのイメージに影響を受けているはずです。
流石に神様達も僕の身体の構築には干渉出来無かったでしょうからね……もし、神様達が干渉した結果なら流石に引きますけど。
うん、多分それはないでしょう。
世界を治める神々がロリコンって、流石にそれは……無いと信じたいですね。
もし仮に神様達がロリコンであっても、それは多分、良かれと思ってやってくれた事。
性別の固定もそうでしたしね。
性別を固定するだけで無く、身体の構築にまで干渉すれば、かなりの負担があったはず。
そうですね……1発ずつ殴ったら、許してあげるとしましょう。
えっ? 今の流れで結局殴るのか? そりゃあ勿論、殴りますとも。
確かに僕の事を考えてくれての行動なのでしょうけど……それはそれ、これはこれですからね。
まぁ、神様達が干渉したかどうかは不明ですが。
次に会った時に聞いてみるとしましょう。
それにしてもこのお屋敷、良きです!
広さ、構造、立地と三拍子揃っています!!
何より、この屋敷にある地下室。
職員さん曰く、倉庫だそうですが……これはウラがありますね。
一見すると広いだけで何の変哲も無い地下室。
しかし、魔法で何かを隠した様な痕跡があります。
放棄された屋敷の地下室に、魔法で何かを隠した様な痕跡。
しかも、つい最近までこの屋敷を帝国騎士団が、つまりは帝国が封鎖していたときた。
これだけで、僕がこの屋敷を欲しいと思うのには十分すぎる理由です。
それに加えて、このお屋敷には知っている気配によく似たものを感じます。
特にあの地下室からは強く感じますからね……
僕がこの屋敷の中を見回っている間に、神様達の事を思い浮かべたのもこの気配のせいでしょう。
何せこの屋敷には、神様達と同質の気配が満ちていますからね。
神様達が放っていたのと同じ神聖な気配。
何やら訳ありそうな地下室。
そして商会に使う為の条件も完璧……買いですね。
「コレール、ここが良いです」
「承知致しました。
職員さん、この屋敷を買わせて頂きます」
「えっ!」
すると職員さんは驚いた様に……と言うか普通に驚いていますね。
「ご紹介させて頂きましたし、売る側である私が言うのはなんですが。
行方不明者が立て続けに出ている、不気味でかなりの訳あり物件です。
本当によろしいのですか?」
不気味ですか。
職員さんには、この気配が分からないのでしょうか?
今にして考えるとその可能性が高そうですね。
神聖な気配が分かるのであれば、帝国はこの屋敷を封鎖はしても手放しはし無かったでしょうし。
恐らく職員さん同様に、帝国の人達もこの気配が分からないのでしょうね。
「ええ、お支払いは今済ませてしまっても?」
すると職員さんは、申し訳なさそうな顔をして頭を下げました。
「申し訳ありません。
まさか、売れると思っておりませんでしたので書類を持って来ていないのです」
う~ん、確かにこの神聖な気配が感じ取れないのであれば、行方不明者が出て何故か国が管理していた不気味な物件。
仕方無いですよね。
この後、馬車で再び商業ギルドに戻り、一括で支払いを済ませました。
それにしても、これは思わぬ収穫ですね。
あの神聖な気配と僕が感じた違和感、この2つの要因の意味する事は……
2つ目の八大迷宮、発見ですっ!!
20
お気に入りに追加
2,156
あなたにおすすめの小説

俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。

クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる