33 / 375
第3章 帝国ギルド編
33話 眠たくなんて、ありませんよ
しおりを挟む
あの後、コレールがずっとおろおろしてご機嫌とりをして来て鬱陶しかったのですが……
そんな事も、コレールが手に入れてくれた米を口にした瞬間に消し飛びました!!
やっぱり、米はいいですねっ! 流石は日本人のソウルフードです。
とまぁ、そんな訳で冷静になって考えると、やっぱり精神年齢がかなり低くなってる気がするんですよね。
精神状態が身体に引っ張られている事は最早疑う余地もありません。
でも、普通これ程、幼児退行しますか?
以前の僕であれば、この程度の事であそこまで大袈裟に反応を取る事は無かったはずです……多分、恐らく。
何故、こんなにも感情の抑止が効か無いのでしょうか?
以前はちゃんと表示されていた年齢が、???になってますし。
これは一体どう言う事なのでしょう?
一応、推測は出来ます。
尤も、確証は一切ありませんけど……これは次に神々と会う事があれば問い質さなければなりませんね。
だって、僕が幼女化してしまった原因は神様達ですし。
神様達であれば、元に戻る方法を知っているかもしれませんからね。
っと、そんな事よりも……
「ご飯美味しいですねっ!!」
噛めば噛む程に溢れ出る米の旨味。
これさえあれば、僕はこの世界で生きていける様な気がします!
「この功績に免じて、抜け駆けした事は許してあげます」
コレールは安心した様にホッと一息ついたのが目に見えてわかりました。
ふむふむ、この反応はちょっと面白いですね。
今度、オルグイユにも少しイタズラをしてみるとしましょう。
「う~ん、米は持ち帰って稲を栽培するとして。
やっぱり、こうなると醤油とかも恋しくなりますね」
神様情報だと、米はあるが醤油などの調味料は存在しないとの事。
あの素晴らしい調味料の数々が存在しない……
こうならば選択肢は一つ、作るしかありません!
作った醤油を売れば大儲け間違い無しですしね、食文化革命と洒落込むとしましょう!!
しかし、それをするにも、まずは資金が必要ですね。
まぁその為の冒険者登録ですし、コレールがAランクになった事はラッキーだったかもですね。
「明日から冒険者稼業で資金稼ぎをしたいのですが、手伝ってくれますか?」
「はっ! 私でよろしければ、お供させて頂きます」
いつも通りの澄ました顔ですけど、何処と無く嬉しそうですね。
「助かります。
そうと決まれば明日も早いですし、僕はもう寝ますね」
「承知致しました。
お嬢様はお休みして、明日の準備はお任せ下さい」
それはつまり、コレールに全ての準備を押し付けて僕は寝るって事ですか?
それはいけませんね。
僕がこれから作り上げる予定の組織は、決してブラック企業ではありませんからね。
「それはダメです。
コレールがこれから明日の準備をすると言うのであれば、僕も一緒に準備します。
全部他人任せにして自分だけ楽をする訳にはいきませんからね」
「ふふふ、お優しいのですね、お嬢様は」
「いえ、これは普通の事です」
「わかりました。
とは言っても、荷物は全て収納魔法で亜空間に入れますので、仕分けする程度なのです。
あと用意する物は、食事などだけですので、お嬢様のお手を煩わせる程の事ではありません」
「むぅ、確かに帝都で売ってるポーションとかを見てみましたけど……あれでは自分で回復魔法を使った方が効果が高いですし、効率的ですからね。
少し残念です」
もっとポーション類の効果が高かったのであれば、冒険者らしい事ができたのですけどね。
「じゃあ、僕もコレールの準備が終わるまで手伝います」
「承知いたしました。
ですが、風邪を引かれては大変ですので、毛布をおかけ下さい」
そう言って収納魔法から取り出された紅い毛布を肩に掛けられました。
「わかりました。
それにしてもこの毛布、ふかふかしていて気持ち良いですね」
「実はですね。
その毛布もフェルの羽毛を加工した物で、保温、自動修復、不壊などの効果に加え、防御力も並みの装備を凌駕している逸品なのです」
「それは……何というか、凄いですね」
ここまで凝った毛布って、この世界は勿論地球にも無いんじゃないでしょうか?
「お嬢様に少しでも良い睡眠をとって頂こうと、お嬢様が光に包まれている間に作成致しました」
う~ん、それは嬉しい事ですね。
ありがたく使わせてもらうとしましょう!!
「ありがとうございます、ありがたく使わせて頂きますね。
フェル達にも後でお礼をしなければなりませんね」
「お嬢様がお喜び下さったのであれば、これに勝る喜びはございません」
むぅ、そう言われると、どう返せばいいのか困りますね。
そう言えば、結局今日は冒険者になった事に舞い上がってしまって、迷宮にどれ程の時間いたのかも、僕以外の勇者達がどうなったのかも調べ損ねてしまいました……
また、明日調べる必要がありますね
「ふぁ、ん……眠たくなんて、ありませんよ」
思わず漏れた欠伸に反応して、ジト目を向けて来るコレール。
うっ、この保護者の様な視線、何故か僕が悪い事をしている様な気分になりますね。
うん、僕は眠たい訳ではありません。
少し考え事をしていただけですし。
目を擦ったのだって、痒かったからで、眠たくてしょぼしょぼした訳じゃ無いですからね!
「お嬢様、無理をしてはお体に響きます」
「むぅ……僕は無理なんてしていません、よ。
僕は、ふぁ、大人ですから…ね」
襲いくる睡魔に対する必死の抵抗も虚しく。
いつのまにか寝てしまっていた様で、コレールに起こされた時には既に、窓の外が明るくなっていました。
意識の最後では、コレールの右側にあったソファーに座っていたはずなのですが……目が覚めた場所はベッドの上でした。
……これは、どうやら僕は出会ってしまった様ですね。
僕がこの世界に来て以来、最大級の強敵に。
恐ろしい強敵に、出会ってしまったものです。
迷宮を生き抜いた僕がいとも容易く、それも大した抵抗すら出来ずに敗北するとは……
今回はどうやら僕の負けの様ですが、次こそは勝利してみますよ、睡魔めっ!
朝日差し込むベッドの上。
微かなまどろみの中で、僕はそう決意しました。
そんな事も、コレールが手に入れてくれた米を口にした瞬間に消し飛びました!!
やっぱり、米はいいですねっ! 流石は日本人のソウルフードです。
とまぁ、そんな訳で冷静になって考えると、やっぱり精神年齢がかなり低くなってる気がするんですよね。
精神状態が身体に引っ張られている事は最早疑う余地もありません。
でも、普通これ程、幼児退行しますか?
以前の僕であれば、この程度の事であそこまで大袈裟に反応を取る事は無かったはずです……多分、恐らく。
何故、こんなにも感情の抑止が効か無いのでしょうか?
以前はちゃんと表示されていた年齢が、???になってますし。
これは一体どう言う事なのでしょう?
一応、推測は出来ます。
尤も、確証は一切ありませんけど……これは次に神々と会う事があれば問い質さなければなりませんね。
だって、僕が幼女化してしまった原因は神様達ですし。
神様達であれば、元に戻る方法を知っているかもしれませんからね。
っと、そんな事よりも……
「ご飯美味しいですねっ!!」
噛めば噛む程に溢れ出る米の旨味。
これさえあれば、僕はこの世界で生きていける様な気がします!
「この功績に免じて、抜け駆けした事は許してあげます」
コレールは安心した様にホッと一息ついたのが目に見えてわかりました。
ふむふむ、この反応はちょっと面白いですね。
今度、オルグイユにも少しイタズラをしてみるとしましょう。
「う~ん、米は持ち帰って稲を栽培するとして。
やっぱり、こうなると醤油とかも恋しくなりますね」
神様情報だと、米はあるが醤油などの調味料は存在しないとの事。
あの素晴らしい調味料の数々が存在しない……
こうならば選択肢は一つ、作るしかありません!
作った醤油を売れば大儲け間違い無しですしね、食文化革命と洒落込むとしましょう!!
しかし、それをするにも、まずは資金が必要ですね。
まぁその為の冒険者登録ですし、コレールがAランクになった事はラッキーだったかもですね。
「明日から冒険者稼業で資金稼ぎをしたいのですが、手伝ってくれますか?」
「はっ! 私でよろしければ、お供させて頂きます」
いつも通りの澄ました顔ですけど、何処と無く嬉しそうですね。
「助かります。
そうと決まれば明日も早いですし、僕はもう寝ますね」
「承知致しました。
お嬢様はお休みして、明日の準備はお任せ下さい」
それはつまり、コレールに全ての準備を押し付けて僕は寝るって事ですか?
それはいけませんね。
僕がこれから作り上げる予定の組織は、決してブラック企業ではありませんからね。
「それはダメです。
コレールがこれから明日の準備をすると言うのであれば、僕も一緒に準備します。
全部他人任せにして自分だけ楽をする訳にはいきませんからね」
「ふふふ、お優しいのですね、お嬢様は」
「いえ、これは普通の事です」
「わかりました。
とは言っても、荷物は全て収納魔法で亜空間に入れますので、仕分けする程度なのです。
あと用意する物は、食事などだけですので、お嬢様のお手を煩わせる程の事ではありません」
「むぅ、確かに帝都で売ってるポーションとかを見てみましたけど……あれでは自分で回復魔法を使った方が効果が高いですし、効率的ですからね。
少し残念です」
もっとポーション類の効果が高かったのであれば、冒険者らしい事ができたのですけどね。
「じゃあ、僕もコレールの準備が終わるまで手伝います」
「承知いたしました。
ですが、風邪を引かれては大変ですので、毛布をおかけ下さい」
そう言って収納魔法から取り出された紅い毛布を肩に掛けられました。
「わかりました。
それにしてもこの毛布、ふかふかしていて気持ち良いですね」
「実はですね。
その毛布もフェルの羽毛を加工した物で、保温、自動修復、不壊などの効果に加え、防御力も並みの装備を凌駕している逸品なのです」
「それは……何というか、凄いですね」
ここまで凝った毛布って、この世界は勿論地球にも無いんじゃないでしょうか?
「お嬢様に少しでも良い睡眠をとって頂こうと、お嬢様が光に包まれている間に作成致しました」
う~ん、それは嬉しい事ですね。
ありがたく使わせてもらうとしましょう!!
「ありがとうございます、ありがたく使わせて頂きますね。
フェル達にも後でお礼をしなければなりませんね」
「お嬢様がお喜び下さったのであれば、これに勝る喜びはございません」
むぅ、そう言われると、どう返せばいいのか困りますね。
そう言えば、結局今日は冒険者になった事に舞い上がってしまって、迷宮にどれ程の時間いたのかも、僕以外の勇者達がどうなったのかも調べ損ねてしまいました……
また、明日調べる必要がありますね
「ふぁ、ん……眠たくなんて、ありませんよ」
思わず漏れた欠伸に反応して、ジト目を向けて来るコレール。
うっ、この保護者の様な視線、何故か僕が悪い事をしている様な気分になりますね。
うん、僕は眠たい訳ではありません。
少し考え事をしていただけですし。
目を擦ったのだって、痒かったからで、眠たくてしょぼしょぼした訳じゃ無いですからね!
「お嬢様、無理をしてはお体に響きます」
「むぅ……僕は無理なんてしていません、よ。
僕は、ふぁ、大人ですから…ね」
襲いくる睡魔に対する必死の抵抗も虚しく。
いつのまにか寝てしまっていた様で、コレールに起こされた時には既に、窓の外が明るくなっていました。
意識の最後では、コレールの右側にあったソファーに座っていたはずなのですが……目が覚めた場所はベッドの上でした。
……これは、どうやら僕は出会ってしまった様ですね。
僕がこの世界に来て以来、最大級の強敵に。
恐ろしい強敵に、出会ってしまったものです。
迷宮を生き抜いた僕がいとも容易く、それも大した抵抗すら出来ずに敗北するとは……
今回はどうやら僕の負けの様ですが、次こそは勝利してみますよ、睡魔めっ!
朝日差し込むベッドの上。
微かなまどろみの中で、僕はそう決意しました。
21
お気に入りに追加
2,156
あなたにおすすめの小説

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。

クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる