30 / 375
第3章 帝国ギルド編
30話 冒険者登録です!
しおりを挟む
僕がいきなり声を上げた事でコレール達が驚いた様な顔を向けてきます。
しかし、今の僕にそれを考慮するだけの余裕はありません。
いやいやいや、まさかそんな事が出来るはずありませんよね?
はっはっは、神様達も冗談が過ぎますよねぇ~。
まぁ取り敢えずはステータスを確認しましょう、うんそうしましょう。
そうすれば神様達が送ってきたこのメッセージが、ユニークなジョークだったと言う事が確定しますからね!!
名前:ルーミエル
・性別:女
・種族:始祖種吸血鬼(霊鳥)
・年齢:無し
・レベル:794(760)
・二つ名:無し
・加護:神々の加護(フォルクレス・アフィリス・ウェルス)new
……それから先は急展開を迎えました。
まずコレール達に名前を考えて貰う必要が無くなった事を、そしてその理由を伝えました。
するとコレールとオルグイユが超絶過保護になり。
フェルは何かと言っては、お姉さん顔で僕の世話を焼く様に。
まぁフェルはいいでしょう。
実際いきなり身体のサイズが変わって、慣れるまで動きづらいですし助かります。
しかし、コレールとオルグイユがとにかく面倒でした。
本を読もうとすれば、手を切らないかと心配され。
トイレに行こうとすれば怖く無いですからね、と言って必ず二人の内のどちらかが一緒について来る。
さらには、お風呂にも溺れるとどうするのです!? と必ずオルグイユが付いて来るようになりました。
因みに、どうやら僕の精神は本当に身体に引っ張られているようで、オルグイユの裸体を見ても特になにも思いませんでした。
現役ヒキニートで女性に対する耐性値が0を突破しマイナスまで突入した僕がです!
こっちの世界に来てから多少緩和されたとは言え、以前ならばありえない事です。
強いて言えばオルグイユの大き過ぎず、かといって小さくも無い。
完成された双丘と、自身を見比べて少し落ち込んだ程度です。
やっぱりアレですね。
どっかの誰かさんに、要ら無いお節介をされたせいですね。
性別が固定されてしまった事によって、より身体に精神が引っ張られているのでしょう。
とまぁ、そう言う訳で現在に至るのですが……今度会ったら、やっぱりあのバカ神達を一発殴ってやりたいです。
因みに、この帝都に入るために前回の失敗を生かし。
まずはコレールに魔物をお金に変換してもらい、そのお金を使って帝都に入ると言う手を使いました。
まぁ帝都に入るときにまた衛兵に止められましたが。
ステータスを表示したら、何やら驚かれましたが、すぐに開放してくれました。
名前:ルーミエル
・性別:女
・種族:人間
・年齢:8歳
・レベル:32
とまぁ提示したステータスはこの程度のものですけどね。
それ以前にステータスプレートが通じるのかと言う問題もありましたが。
なんと、ステータスプレート自体は意外と普及しているようです。
なんでも幼少期に自身のステータスを確認する為に教会で授けられるのだとか。
まぁ、貴族などの権力者がステータスプレートを持っている事は知っていたので、そこまで問題になるとは元々思っていませんでしたけどね。
衛兵さんも流石に僕がステータスを偽装して書き換えているとは思わなかったのでしょう。
笑顔で門を通してくれました。
そればかりか、なんと僕が怪しい者じゃ無いと保証する、仮の身分証まで発行してくれました。
因みに、僕が現在一人なのにも勿論理由があります。
帝都に入る為に協力してもらったコレールは、情報収集と物資の買い出し。
それと、今夜の宿を取りに行ってもらっています。
オルグイユとフェルは今回連れて来ていません。
そもそも今回は、僕がオルグイユから逃げてきた感じですからね。
フェルにはオルグイユの監視という最優先任務を与えてますし、今頃オルグイユはフェルの遊びに付き合わされている事でしょう。
さて、そんな僕が現在向かっている場所は先日も行った冒険者ギルドです。
商業ギルドにも登録したいですけど、まずは冒険者登録です!
商業ギルドに登録して商売をするにしても、組織を運営するにしても、まずは資金が無いと何も出来ませんからね。
しかし、1つだけ懸念事項があります。
先日、冒険者ギルドの天井を吹き飛ばしてしまいましたけど、大丈夫でしょうか?
もしこれで冒険者ギルドが休業でもしていれば……自業自得とは言え、ちょっと予定がズレてしまいます。
「あの、すみません。
冒険者ギルドに行きたいのですが、どちらに行けばいいのかわからなくて」
「えっ! ぼ、冒険者ギルドならこの道をまっすぐ行ったら着くよ!!」
冒険者ギルドの場所を冒険者風の青年に聞い結果。
驚いたような顔になった後に、何故か慌てたように教えてくれました。
すぐに走り去ってしまいましたけど……
僕ってそんなに変な容姿をしているのでしょうか?
これは神様達に要相談ですね。
まぁ、次いつ会えるかも分かりませんけど。
青年の言った通り暫く歩いていると、冒険者ギルドと思われる建物が見えてきました。うん、既視感がありますね。
それにしても驚きました。
まさか先日吹き飛ばした天井が、既に完全に元に戻っているとは……
けどまぁ、この世界には魔法がありますからね。
地球の技術では不可能でも、魔法という不確定要素を使えば可能なのでしょう。
「それにしても……」
こうも周囲から視線が注がれると、今回も上手くいくかどうか不安になってきます。
「はぁ……けど! ここでこうしていても意味はありませんね!!
よし、頑張りましょう」
冒険者ギルドの扉を開くと、周囲の冒険者達の視線が一斉に集中。
少したじろぎそうになりましたが、まぁ今更この程度の事を気にするだけ無駄でしょう。
今も皆んなが凝視するように僕を見ていますが……気にしたら負けですね。
空いている受付は……ラッキーです! 1つだけ誰も並んでいない受付がありました。
「すみません、大丈夫ですか?」
う~ん、受付嬢さんも呆けたような顔をしていますね。
何かあったのでしょうか?
「あっ、はい、申し訳ありません。
それでお客様、本日はご依頼の申し込みですか?」
「いえ、違いますよ。
ここで冒険者登録って出来ますよね?」
「え、ええ、可能ですが…」
「では、僕を冒険者登録してもらえますか?」
すると、今までざわついていたギルド内が凍りついたように静まり返りました……
「えっと……どうかしたのですか?」
「い、いえ、しかし本当に冒険者になるおつもりですか?
冒険者とは死の危険がある仕事ですよ」
おぉ! 気遣ってくれるとは、この受付嬢さんは良い人ですね。
けどまぁ、多分大丈夫でしょう。
これでも一応、八大迷宮の一角を攻略していますし。
まぁ目立ちたく無いので、その事を言う気はありませんけど。
「はい、これでも剣の腕には多少の自信がありますから」
「そうですか、わかりました。
ではこちらの書類に必要事項を記入して下さい。
記入するのはお名前と性別、年齢だけでも構いません。
代筆は必要ですか?」
「いえ、大丈夫です」
それにしても、身分証ともなる冒険者ギルドのカードを発行するのに必要な重要項目が名前だけとは……地球では考えられ無いですね。
「そうだ、帝都に入る時に衛兵さんに、これを渡しなさいって言われたのですが」
受付嬢さんに差し出したのは、衛兵さんが発行してくれた仮の身分証です。
外壁の門で冒険者になるつもりだと言ったら、受付で渡すといいってこれを渡してくれたあの衛兵さんも優しい人ですよね。
日本ではそこまで人に優しい人はなかなかいませんからね。
特に僕の周囲に居た人達は利益を何よりも優先する様な人達ばかりでしたからね。
取り敢えず、必要事項と特技に剣術と書きましたけど……本当にこれだけでよかったのでしょうか?
「じゃあ、これでお願いします」
「では、少々お待ちください」
記入した用紙を受付嬢さんに渡すと、彼女はそう言って奥に行って、すぐに戻ってきました、そして……
「申し訳ありませんが、少しお話を聞いてもよろしいでしょうか?」
受付嬢さんと共に奥から出てきた、できる秘書と言った女性がそう話しかけてきました。
やっぱり来ましたか……ふっふっふ! 前回の経験からこうなる事は予測済みです!!
ここからが本当の勝負どころですね。
しかし、今の僕にそれを考慮するだけの余裕はありません。
いやいやいや、まさかそんな事が出来るはずありませんよね?
はっはっは、神様達も冗談が過ぎますよねぇ~。
まぁ取り敢えずはステータスを確認しましょう、うんそうしましょう。
そうすれば神様達が送ってきたこのメッセージが、ユニークなジョークだったと言う事が確定しますからね!!
名前:ルーミエル
・性別:女
・種族:始祖種吸血鬼(霊鳥)
・年齢:無し
・レベル:794(760)
・二つ名:無し
・加護:神々の加護(フォルクレス・アフィリス・ウェルス)new
……それから先は急展開を迎えました。
まずコレール達に名前を考えて貰う必要が無くなった事を、そしてその理由を伝えました。
するとコレールとオルグイユが超絶過保護になり。
フェルは何かと言っては、お姉さん顔で僕の世話を焼く様に。
まぁフェルはいいでしょう。
実際いきなり身体のサイズが変わって、慣れるまで動きづらいですし助かります。
しかし、コレールとオルグイユがとにかく面倒でした。
本を読もうとすれば、手を切らないかと心配され。
トイレに行こうとすれば怖く無いですからね、と言って必ず二人の内のどちらかが一緒について来る。
さらには、お風呂にも溺れるとどうするのです!? と必ずオルグイユが付いて来るようになりました。
因みに、どうやら僕の精神は本当に身体に引っ張られているようで、オルグイユの裸体を見ても特になにも思いませんでした。
現役ヒキニートで女性に対する耐性値が0を突破しマイナスまで突入した僕がです!
こっちの世界に来てから多少緩和されたとは言え、以前ならばありえない事です。
強いて言えばオルグイユの大き過ぎず、かといって小さくも無い。
完成された双丘と、自身を見比べて少し落ち込んだ程度です。
やっぱりアレですね。
どっかの誰かさんに、要ら無いお節介をされたせいですね。
性別が固定されてしまった事によって、より身体に精神が引っ張られているのでしょう。
とまぁ、そう言う訳で現在に至るのですが……今度会ったら、やっぱりあのバカ神達を一発殴ってやりたいです。
因みに、この帝都に入るために前回の失敗を生かし。
まずはコレールに魔物をお金に変換してもらい、そのお金を使って帝都に入ると言う手を使いました。
まぁ帝都に入るときにまた衛兵に止められましたが。
ステータスを表示したら、何やら驚かれましたが、すぐに開放してくれました。
名前:ルーミエル
・性別:女
・種族:人間
・年齢:8歳
・レベル:32
とまぁ提示したステータスはこの程度のものですけどね。
それ以前にステータスプレートが通じるのかと言う問題もありましたが。
なんと、ステータスプレート自体は意外と普及しているようです。
なんでも幼少期に自身のステータスを確認する為に教会で授けられるのだとか。
まぁ、貴族などの権力者がステータスプレートを持っている事は知っていたので、そこまで問題になるとは元々思っていませんでしたけどね。
衛兵さんも流石に僕がステータスを偽装して書き換えているとは思わなかったのでしょう。
笑顔で門を通してくれました。
そればかりか、なんと僕が怪しい者じゃ無いと保証する、仮の身分証まで発行してくれました。
因みに、僕が現在一人なのにも勿論理由があります。
帝都に入る為に協力してもらったコレールは、情報収集と物資の買い出し。
それと、今夜の宿を取りに行ってもらっています。
オルグイユとフェルは今回連れて来ていません。
そもそも今回は、僕がオルグイユから逃げてきた感じですからね。
フェルにはオルグイユの監視という最優先任務を与えてますし、今頃オルグイユはフェルの遊びに付き合わされている事でしょう。
さて、そんな僕が現在向かっている場所は先日も行った冒険者ギルドです。
商業ギルドにも登録したいですけど、まずは冒険者登録です!
商業ギルドに登録して商売をするにしても、組織を運営するにしても、まずは資金が無いと何も出来ませんからね。
しかし、1つだけ懸念事項があります。
先日、冒険者ギルドの天井を吹き飛ばしてしまいましたけど、大丈夫でしょうか?
もしこれで冒険者ギルドが休業でもしていれば……自業自得とは言え、ちょっと予定がズレてしまいます。
「あの、すみません。
冒険者ギルドに行きたいのですが、どちらに行けばいいのかわからなくて」
「えっ! ぼ、冒険者ギルドならこの道をまっすぐ行ったら着くよ!!」
冒険者ギルドの場所を冒険者風の青年に聞い結果。
驚いたような顔になった後に、何故か慌てたように教えてくれました。
すぐに走り去ってしまいましたけど……
僕ってそんなに変な容姿をしているのでしょうか?
これは神様達に要相談ですね。
まぁ、次いつ会えるかも分かりませんけど。
青年の言った通り暫く歩いていると、冒険者ギルドと思われる建物が見えてきました。うん、既視感がありますね。
それにしても驚きました。
まさか先日吹き飛ばした天井が、既に完全に元に戻っているとは……
けどまぁ、この世界には魔法がありますからね。
地球の技術では不可能でも、魔法という不確定要素を使えば可能なのでしょう。
「それにしても……」
こうも周囲から視線が注がれると、今回も上手くいくかどうか不安になってきます。
「はぁ……けど! ここでこうしていても意味はありませんね!!
よし、頑張りましょう」
冒険者ギルドの扉を開くと、周囲の冒険者達の視線が一斉に集中。
少したじろぎそうになりましたが、まぁ今更この程度の事を気にするだけ無駄でしょう。
今も皆んなが凝視するように僕を見ていますが……気にしたら負けですね。
空いている受付は……ラッキーです! 1つだけ誰も並んでいない受付がありました。
「すみません、大丈夫ですか?」
う~ん、受付嬢さんも呆けたような顔をしていますね。
何かあったのでしょうか?
「あっ、はい、申し訳ありません。
それでお客様、本日はご依頼の申し込みですか?」
「いえ、違いますよ。
ここで冒険者登録って出来ますよね?」
「え、ええ、可能ですが…」
「では、僕を冒険者登録してもらえますか?」
すると、今までざわついていたギルド内が凍りついたように静まり返りました……
「えっと……どうかしたのですか?」
「い、いえ、しかし本当に冒険者になるおつもりですか?
冒険者とは死の危険がある仕事ですよ」
おぉ! 気遣ってくれるとは、この受付嬢さんは良い人ですね。
けどまぁ、多分大丈夫でしょう。
これでも一応、八大迷宮の一角を攻略していますし。
まぁ目立ちたく無いので、その事を言う気はありませんけど。
「はい、これでも剣の腕には多少の自信がありますから」
「そうですか、わかりました。
ではこちらの書類に必要事項を記入して下さい。
記入するのはお名前と性別、年齢だけでも構いません。
代筆は必要ですか?」
「いえ、大丈夫です」
それにしても、身分証ともなる冒険者ギルドのカードを発行するのに必要な重要項目が名前だけとは……地球では考えられ無いですね。
「そうだ、帝都に入る時に衛兵さんに、これを渡しなさいって言われたのですが」
受付嬢さんに差し出したのは、衛兵さんが発行してくれた仮の身分証です。
外壁の門で冒険者になるつもりだと言ったら、受付で渡すといいってこれを渡してくれたあの衛兵さんも優しい人ですよね。
日本ではそこまで人に優しい人はなかなかいませんからね。
特に僕の周囲に居た人達は利益を何よりも優先する様な人達ばかりでしたからね。
取り敢えず、必要事項と特技に剣術と書きましたけど……本当にこれだけでよかったのでしょうか?
「じゃあ、これでお願いします」
「では、少々お待ちください」
記入した用紙を受付嬢さんに渡すと、彼女はそう言って奥に行って、すぐに戻ってきました、そして……
「申し訳ありませんが、少しお話を聞いてもよろしいでしょうか?」
受付嬢さんと共に奥から出てきた、できる秘書と言った女性がそう話しかけてきました。
やっぱり来ましたか……ふっふっふ! 前回の経験からこうなる事は予測済みです!!
ここからが本当の勝負どころですね。
21
お気に入りに追加
2,156
あなたにおすすめの小説

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。

クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる