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第22章 神の国編
401話 驚愕の再会
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人類最強の一角!
Sランク冒険者の1人として、謎の美人メイドさん……アイシャさんの主人の依頼を。
特級依頼を受けて、大海原へ繰り出すこと2年以上!!
めちゃくちゃ大きい、怪物みたいな魔物達と戦い続け、ついに辿り着いた目的地!
御伽話に語られる、伝説の神の国に辿り着き。
その王城で私達を歓迎する、歓迎会に参加してるわけだけど……
「うふふっ、この子がソフィーちゃんよ」
なんでこんな事になってるんだろう?
妖艶に微笑むノワール様。
「ソフィーちゃん、あ~ん」
ニコニコ楽しそうに、フォークでケーキを差し出してくるレヴィア様。
「むっふぅ~、ソフィーちゃんいいにおい~」
私のお腹にギュッと抱きついて、顔を埋めてくるベル様。
「……」
そして私はノワール様のお膝の上に座らされて、なされるがままになってるわけだけど……
「えぇ、もちろん知っていますよ」
「ソフィーちゃん! 可愛いね~!!」
「ふむ、これはしっかりと守らねばなるまい」
「いやぁ本当! 庇護欲が掻き立てらるっすね」
ノワール様、レヴィア様、ベル様に加えて、されるがままになっている私を見てるサタン様、シルフ様、マモン様、アス様の4人!!
七魔公の皆様に構い倒されてるんですけどっ!?
うぅ~! 恥ずかしいっ!!
この場にはSランク冒険者のみんなも! ましてや、初対面の男性もいるのにいっ!
誰か、誰かっ、私をこの場所から助け出してぇっ!!
「ふふっ、恥ずかしがってるソフィーも可愛いわね!」
「えぇ、心が浄化されますね」
「あはは……」
いつも通り、どこからともなくカメラを取り出して構えているルミエ様。
なぜか満足そうな表情のエレンお兄様。
苦笑いするフィル。
「いやぁ~しっかし、この場所でこうして酒が飲める日が来るとはな~」
ガルスさんは我関せずで、何やら変なことを言ってるし!!
「「「「「「「「「「……」」」」」」」」」」
他のみんなは私の助けを求める目線を受けてるのに、スッと視線を逸らして知らんぷりっ!!
うぅ、ひどい! 誰も助けてくれないっ!
「あの~皆さんの意見には全面的に同意するんですけど、そろそろ離してあげた方が……」
「っ!!」
ア、アス様っ!!
ちょっとチャラそうだけど、なんていい人なのっ!?
アス様がキラキラして見えるわ!!
「あら、アス。
貴方、私に何か意見があるのですか?」
「いえ! 滅相もありません!!
私如きが、ノワール様に意見など畏れ多いことでございます!」
ア、アス様っ!?
ビシッと敬礼しちゃってるじゃないですかっ!!
いやまぁニッコリと有無を言わせない笑みを浮かべたノワール様に、敬語で睨まれて怖いのはわかるけども!
「そう、ならいいわ。
そんな事より、早くソフィーちゃんに飲み物を用意してくれますか?」
「はっ! 只今!!」
パチンっ!
軽く指を打ち鳴らした瞬間に、空中に無数の飲み物の入ったピッチャーが浮かび上がってるのは凄いけど……アス様……
「ノワール、アスの味方をするわけではないですが……彼も到着したようなので、そのくらいに」
こ、国王陛下ぁ~っ!!
さすがは神様! 貴方は救世主ですっ!!
「あら、もうそんな時間ですか?
なら名残惜しいけれど仕方ありませんね。
私達がいつまでもソフィーちゃんを、独占しているわけにはいきませんし」
「そうですね。
他の方達も、ソフィーちゃんと話したいでしょうから」
「むぅ~、仕方ない……」
お、おぉ~! さすがはルミエ様のお父様で、魔法神ティフィア様の旦那様である竜神ファルニクス国王陛下!!
こんなにも簡単に、この恥ずかしすぎる状況から私を救い出してくれるなんて!!
「さぁ、こちらへ」
「あっ、はい」
そう言えば、誰か到着したとかおっしゃっていたけど……
「ふふっ、彼とは顔見知りでしょうから、驚くかもしれませんね」
「顔見知り、ですか?」
この国に属する人で顔見知りなんて、マリア先生やルミエ様、ノワール様くらいしかいないと思うけど……
「ええ、ちょうど来たようですね」
国王陛下がそう言うと同時に、部屋の扉が開き……
「っ!?」
な、なんで……
「なんで、お前がここに……」
「お久しぶりです、ソフィア・ルスキューレ公爵令嬢」
この白い肌に、金色の髪。
忘れるはずもない、この男は……
「魔王ナルダバートっ!!」
どうして魔王の一角にして、教団の最高幹部である十使徒が第十席に名を連ねるコイツがここにっ!?
というか、なんで生きてるのっ!!?
Sランク冒険者の1人として、謎の美人メイドさん……アイシャさんの主人の依頼を。
特級依頼を受けて、大海原へ繰り出すこと2年以上!!
めちゃくちゃ大きい、怪物みたいな魔物達と戦い続け、ついに辿り着いた目的地!
御伽話に語られる、伝説の神の国に辿り着き。
その王城で私達を歓迎する、歓迎会に参加してるわけだけど……
「うふふっ、この子がソフィーちゃんよ」
なんでこんな事になってるんだろう?
妖艶に微笑むノワール様。
「ソフィーちゃん、あ~ん」
ニコニコ楽しそうに、フォークでケーキを差し出してくるレヴィア様。
「むっふぅ~、ソフィーちゃんいいにおい~」
私のお腹にギュッと抱きついて、顔を埋めてくるベル様。
「……」
そして私はノワール様のお膝の上に座らされて、なされるがままになってるわけだけど……
「えぇ、もちろん知っていますよ」
「ソフィーちゃん! 可愛いね~!!」
「ふむ、これはしっかりと守らねばなるまい」
「いやぁ本当! 庇護欲が掻き立てらるっすね」
ノワール様、レヴィア様、ベル様に加えて、されるがままになっている私を見てるサタン様、シルフ様、マモン様、アス様の4人!!
七魔公の皆様に構い倒されてるんですけどっ!?
うぅ~! 恥ずかしいっ!!
この場にはSランク冒険者のみんなも! ましてや、初対面の男性もいるのにいっ!
誰か、誰かっ、私をこの場所から助け出してぇっ!!
「ふふっ、恥ずかしがってるソフィーも可愛いわね!」
「えぇ、心が浄化されますね」
「あはは……」
いつも通り、どこからともなくカメラを取り出して構えているルミエ様。
なぜか満足そうな表情のエレンお兄様。
苦笑いするフィル。
「いやぁ~しっかし、この場所でこうして酒が飲める日が来るとはな~」
ガルスさんは我関せずで、何やら変なことを言ってるし!!
「「「「「「「「「「……」」」」」」」」」」
他のみんなは私の助けを求める目線を受けてるのに、スッと視線を逸らして知らんぷりっ!!
うぅ、ひどい! 誰も助けてくれないっ!
「あの~皆さんの意見には全面的に同意するんですけど、そろそろ離してあげた方が……」
「っ!!」
ア、アス様っ!!
ちょっとチャラそうだけど、なんていい人なのっ!?
アス様がキラキラして見えるわ!!
「あら、アス。
貴方、私に何か意見があるのですか?」
「いえ! 滅相もありません!!
私如きが、ノワール様に意見など畏れ多いことでございます!」
ア、アス様っ!?
ビシッと敬礼しちゃってるじゃないですかっ!!
いやまぁニッコリと有無を言わせない笑みを浮かべたノワール様に、敬語で睨まれて怖いのはわかるけども!
「そう、ならいいわ。
そんな事より、早くソフィーちゃんに飲み物を用意してくれますか?」
「はっ! 只今!!」
パチンっ!
軽く指を打ち鳴らした瞬間に、空中に無数の飲み物の入ったピッチャーが浮かび上がってるのは凄いけど……アス様……
「ノワール、アスの味方をするわけではないですが……彼も到着したようなので、そのくらいに」
こ、国王陛下ぁ~っ!!
さすがは神様! 貴方は救世主ですっ!!
「あら、もうそんな時間ですか?
なら名残惜しいけれど仕方ありませんね。
私達がいつまでもソフィーちゃんを、独占しているわけにはいきませんし」
「そうですね。
他の方達も、ソフィーちゃんと話したいでしょうから」
「むぅ~、仕方ない……」
お、おぉ~! さすがはルミエ様のお父様で、魔法神ティフィア様の旦那様である竜神ファルニクス国王陛下!!
こんなにも簡単に、この恥ずかしすぎる状況から私を救い出してくれるなんて!!
「さぁ、こちらへ」
「あっ、はい」
そう言えば、誰か到着したとかおっしゃっていたけど……
「ふふっ、彼とは顔見知りでしょうから、驚くかもしれませんね」
「顔見知り、ですか?」
この国に属する人で顔見知りなんて、マリア先生やルミエ様、ノワール様くらいしかいないと思うけど……
「ええ、ちょうど来たようですね」
国王陛下がそう言うと同時に、部屋の扉が開き……
「っ!?」
な、なんで……
「なんで、お前がここに……」
「お久しぶりです、ソフィア・ルスキューレ公爵令嬢」
この白い肌に、金色の髪。
忘れるはずもない、この男は……
「魔王ナルダバートっ!!」
どうして魔王の一角にして、教団の最高幹部である十使徒が第十席に名を連ねるコイツがここにっ!?
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