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第22章 神の国編
399話 歓迎会 七魔公
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国王陛下が竜神?
いやまぁ、魔法神様の旦那様で、ルミエ様のお父様なわけだし、神の国であるこの国の国王陛下が神様でも不思議じゃないんだけど……
「マジかよ……」
ポツリとロイさんが呟いた言葉は、この場にいる私達全員の……いや、ルミエ様とガルスさん。
そして平然としてるフィル以外の、Sランク冒険者である私達の内情を代弁してくれたといっていたと思う。
だってこの場にいる方々から、圧倒的な格の違いを感じ取ってるだろうし。
もともとこの場に集まっている方々に圧倒されて唖然としてたのに、そこにガルスさんの爆弾発言!
確かにここは魔法神ティフィア様が治めていらっしゃる神の国なわけだし、神様がいるのも納得なんだけども!!
目の前に! すぐそこに、神と呼ばれる領域に立つ存在がいるという事実っ!!
これで唖然としない方がおかしいと思う。
だって目の前に神様がいるんだよ!? ルミエ様とガルスさんはともかくとして、いくら超大国の王子様とはいえ、平然としてるフィルがおかしいのだ。
「それで陛下、私達の紹介はしてくださらないのですか?」
「「「「「「「「「「っ!!」」」」」」」」」」
ノ、ノワール様……さすがは悪魔界を統治する大悪魔たる悪魔公が一柱にして!
レヴィア様やベル様達、七魔公の頂点に君臨されるお方!!
ノワール様が国王陛下にそう言いつつ、私に向かってお茶目にされた目配せ。
それだけで強靭な精神力を誇るSランク冒険者達を! 男性のみならず女性陣も思わず息を呑ませて魅了しちゃった!!
まぁ、魅了といってもガチで魅了しちゃってるわけじゃなくて、ノワール様の美しさと妖艶さに見惚れちゃってるだけなんだけども。
流石のノワール様とはいえ、人類最強の一角たるSランク冒険者を目配せだけで魅了魔法を使った時みたいに完全に洗脳するレベルの魅了をするのは……できちゃいそうだわ。
「当然、紹介しますよ。
ではまずはノワール達、七魔公から」
国王陛下がそうおっしゃると同時に、立ち上がったのはノワール様、レヴィア様、ベル様。
そして4名の男性の計7名。
ノワール様達の並んで座ってらっしゃるし、もしかして……とは思ってたけど、やっぱりあの方々が残りの七魔公のメンバー!!
つまりは、あの方々も最高位悪魔をすら従える大悪魔! 悪魔公!!
「私はノワール、いと尊き我らが神! ご主人様にお仕えする悪魔公が一柱にして、七魔公の筆頭よ。
ふふっ、よろしくね」
「では、次は私が。
同じく七魔公が一人であり、公爵位の悪魔公のサタンです。
以後お見知り置きを」
真紅の瞳に、深みのある紅蓮の髪。
私はノワール様達に話を聞いてたからわかるけど、知らなければ女性と見紛う程の美貌の美青年。
「じゃあ! 次は僕だね!!
僕はシルフ、七魔公での序列は3位で、侯爵位の悪魔公だよ。
よろしくね!」
輝くような明るい黄色の瞳と、柔らかみのある同色の髪。
幼い外見ながら大悪魔であり、フィルと双璧をなすようなまるで天使のような容姿の美少年。
「伯爵位の悪魔公であり、ご主人様にお仕えするレヴィアと申します。
皆様、よろしくお願いします」
「えっと~、私はベルで~す。
子爵位の悪魔公だよ~、よろしくね~!」
キリッとしたレヴィア様に、いつも通りのんびりとしたベル様。
「同じく子爵位の悪魔公、マモンだ。
よろしく頼む」
綺麗な狐色の髪と瞳。
ガルスさんみたいにゴツくはないけど、鍛え抜かれた均等の取れた肉体をもつ美丈夫。
「俺っちはアス! しがない男爵位の悪魔公だよ、よろしく!」
ニカッと、とても悪魔とは思えない笑みを浮かべる、ピンクの瞳に短く切り揃えられながらも所々はねた天パの髪。
若干チャラそうな雰囲気の美青年。
「彼ら七魔公は私の妻直属で、悪魔界を統べる大悪魔達です」
いやまぁ、魔法神様の旦那様で、ルミエ様のお父様なわけだし、神の国であるこの国の国王陛下が神様でも不思議じゃないんだけど……
「マジかよ……」
ポツリとロイさんが呟いた言葉は、この場にいる私達全員の……いや、ルミエ様とガルスさん。
そして平然としてるフィル以外の、Sランク冒険者である私達の内情を代弁してくれたといっていたと思う。
だってこの場にいる方々から、圧倒的な格の違いを感じ取ってるだろうし。
もともとこの場に集まっている方々に圧倒されて唖然としてたのに、そこにガルスさんの爆弾発言!
確かにここは魔法神ティフィア様が治めていらっしゃる神の国なわけだし、神様がいるのも納得なんだけども!!
目の前に! すぐそこに、神と呼ばれる領域に立つ存在がいるという事実っ!!
これで唖然としない方がおかしいと思う。
だって目の前に神様がいるんだよ!? ルミエ様とガルスさんはともかくとして、いくら超大国の王子様とはいえ、平然としてるフィルがおかしいのだ。
「それで陛下、私達の紹介はしてくださらないのですか?」
「「「「「「「「「「っ!!」」」」」」」」」」
ノ、ノワール様……さすがは悪魔界を統治する大悪魔たる悪魔公が一柱にして!
レヴィア様やベル様達、七魔公の頂点に君臨されるお方!!
ノワール様が国王陛下にそう言いつつ、私に向かってお茶目にされた目配せ。
それだけで強靭な精神力を誇るSランク冒険者達を! 男性のみならず女性陣も思わず息を呑ませて魅了しちゃった!!
まぁ、魅了といってもガチで魅了しちゃってるわけじゃなくて、ノワール様の美しさと妖艶さに見惚れちゃってるだけなんだけども。
流石のノワール様とはいえ、人類最強の一角たるSランク冒険者を目配せだけで魅了魔法を使った時みたいに完全に洗脳するレベルの魅了をするのは……できちゃいそうだわ。
「当然、紹介しますよ。
ではまずはノワール達、七魔公から」
国王陛下がそうおっしゃると同時に、立ち上がったのはノワール様、レヴィア様、ベル様。
そして4名の男性の計7名。
ノワール様達の並んで座ってらっしゃるし、もしかして……とは思ってたけど、やっぱりあの方々が残りの七魔公のメンバー!!
つまりは、あの方々も最高位悪魔をすら従える大悪魔! 悪魔公!!
「私はノワール、いと尊き我らが神! ご主人様にお仕えする悪魔公が一柱にして、七魔公の筆頭よ。
ふふっ、よろしくね」
「では、次は私が。
同じく七魔公が一人であり、公爵位の悪魔公のサタンです。
以後お見知り置きを」
真紅の瞳に、深みのある紅蓮の髪。
私はノワール様達に話を聞いてたからわかるけど、知らなければ女性と見紛う程の美貌の美青年。
「じゃあ! 次は僕だね!!
僕はシルフ、七魔公での序列は3位で、侯爵位の悪魔公だよ。
よろしくね!」
輝くような明るい黄色の瞳と、柔らかみのある同色の髪。
幼い外見ながら大悪魔であり、フィルと双璧をなすようなまるで天使のような容姿の美少年。
「伯爵位の悪魔公であり、ご主人様にお仕えするレヴィアと申します。
皆様、よろしくお願いします」
「えっと~、私はベルで~す。
子爵位の悪魔公だよ~、よろしくね~!」
キリッとしたレヴィア様に、いつも通りのんびりとしたベル様。
「同じく子爵位の悪魔公、マモンだ。
よろしく頼む」
綺麗な狐色の髪と瞳。
ガルスさんみたいにゴツくはないけど、鍛え抜かれた均等の取れた肉体をもつ美丈夫。
「俺っちはアス! しがない男爵位の悪魔公だよ、よろしく!」
ニカッと、とても悪魔とは思えない笑みを浮かべる、ピンクの瞳に短く切り揃えられながらも所々はねた天パの髪。
若干チャラそうな雰囲気の美青年。
「彼ら七魔公は私の妻直属で、悪魔界を統べる大悪魔達です」
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