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第14章 白銀の教師編
249話 講義を始めます!!
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「こほん……」
私に注がれる視線を感じながら、咳払いを1つ。
優雅で優美な所作で周囲を軽く見渡し……
「ようこそ! 私の講義へ!!」
先生に相応しい、余裕たっぷりな笑みを浮かべて言い放つ。
決して、決して! 内心の動揺を悟られてはいけない! なぜなら……私は先生なのだからっ!!
「先日の入学式で挨拶をさせてもらいましたが、改めて自己紹介させていただきます」
先生たる者、生徒の前では常に余裕ある毅然とした姿を見せなくてはならない。
これは公爵令嬢として、悪役令嬢としての矜持でもある! んだけど……
「この講義を受け持つ、特別名誉教授のソフィアです」
なんでこんなに大勢がいるのっ!?
オルガマギア魔法学園では1クラス30人で、SからFの全7クラスだから学年で210名。
それが5学年あるから、全校生徒は1050名。
まぁ、中には飛び級で卒業した人……は、私が入学してからは聞いたことないわ。
とにかく! 留年しちゃって退学になったりして、学園を去った人もいるだろうし、正確にはもっと少ないだろうけど……
「また、第一魔塔に所属する、最年少の大魔道士にして最年少Sランク冒険者でもあります」
ちなみに! 同い年のフィルも当然とのように私と同じ第一魔塔に所属してるし、私の同じSランク冒険者。
しかしっ! フィルの誕生日は私よりも早い。
よって、私が最年少大魔道士だったり、最年少Sランク冒険者と呼ばれているのだっ!!
むふふ~……って! そうじゃなくてっ!!
この教室にいる生徒の人数!
おかしい、確かにこの学園の教室はそのほとんどが空間魔法によって空間が拡張されてるよ?
それこそ、空間を拡張させてる魔法を調整すれば、全ての教室に全校生徒が入れちゃうわけだし。
けど! けどだよ!?
「皆さん、よろしくお願いします」
なんでこの教室にっ! 私の講義に、こんな大勢がいるわけっ!?
私の講義は基本的には1年生向けなのに、ぱっと見でも確実に210人以上はいるんですけどっ!!
いやまぁ、確かに1年生向けってだけで、他の学年の生徒が履修できないわけじゃないけども!
それでもこの人数は異常すぎる!! 私が今まで履修してきたどの講義でも、この半分もいなかったのに……!
「そしてこちらが、私の補佐をしてくれる」
「皆さん、初めまして」
と、とりあえず! フィルが自己紹介をしてる間に、生徒達にバレないように深呼吸して落ち着かないと……
「ソフィア先生と同じく、第一魔塔所属の大魔道士にしてSランク冒険者でもあるフィルです」
ソ、ソフィア先生っ!
「むふっ」
いい! とてもいい響きだわっ!!
「はっ!」
危ない、危ない。
もうちょっとで、すごい先輩にしてすごい先生って私のイメージが崩れちゃうところだったわ。
こんな大勢の生徒達の前で、子供みたいにはしゃぐわけにはいかないのである!!
「しかし……」
なるほど。
このまえマリア先生に呼ばれたとき、大変だろうからフィルに補佐をしてもらうようにっていわれたけど……こういうことだったのか。
まさか、私の講義にこれほどの人数が集まるなんて。
さすがに想定外だったし、講義をするなんて初めてだから1人だったら取り乱していた可能性は大いにある。
それを見越してのフィルの補佐! さすがはマリア先生だわ!!
「ソフィー?」
「っと」
マリア先生の慧眼に感心してる場合じゃなかった!
「こほん! それでは……講義を始めます!!」
私に注がれる視線を感じながら、咳払いを1つ。
優雅で優美な所作で周囲を軽く見渡し……
「ようこそ! 私の講義へ!!」
先生に相応しい、余裕たっぷりな笑みを浮かべて言い放つ。
決して、決して! 内心の動揺を悟られてはいけない! なぜなら……私は先生なのだからっ!!
「先日の入学式で挨拶をさせてもらいましたが、改めて自己紹介させていただきます」
先生たる者、生徒の前では常に余裕ある毅然とした姿を見せなくてはならない。
これは公爵令嬢として、悪役令嬢としての矜持でもある! んだけど……
「この講義を受け持つ、特別名誉教授のソフィアです」
なんでこんなに大勢がいるのっ!?
オルガマギア魔法学園では1クラス30人で、SからFの全7クラスだから学年で210名。
それが5学年あるから、全校生徒は1050名。
まぁ、中には飛び級で卒業した人……は、私が入学してからは聞いたことないわ。
とにかく! 留年しちゃって退学になったりして、学園を去った人もいるだろうし、正確にはもっと少ないだろうけど……
「また、第一魔塔に所属する、最年少の大魔道士にして最年少Sランク冒険者でもあります」
ちなみに! 同い年のフィルも当然とのように私と同じ第一魔塔に所属してるし、私の同じSランク冒険者。
しかしっ! フィルの誕生日は私よりも早い。
よって、私が最年少大魔道士だったり、最年少Sランク冒険者と呼ばれているのだっ!!
むふふ~……って! そうじゃなくてっ!!
この教室にいる生徒の人数!
おかしい、確かにこの学園の教室はそのほとんどが空間魔法によって空間が拡張されてるよ?
それこそ、空間を拡張させてる魔法を調整すれば、全ての教室に全校生徒が入れちゃうわけだし。
けど! けどだよ!?
「皆さん、よろしくお願いします」
なんでこの教室にっ! 私の講義に、こんな大勢がいるわけっ!?
私の講義は基本的には1年生向けなのに、ぱっと見でも確実に210人以上はいるんですけどっ!!
いやまぁ、確かに1年生向けってだけで、他の学年の生徒が履修できないわけじゃないけども!
それでもこの人数は異常すぎる!! 私が今まで履修してきたどの講義でも、この半分もいなかったのに……!
「そしてこちらが、私の補佐をしてくれる」
「皆さん、初めまして」
と、とりあえず! フィルが自己紹介をしてる間に、生徒達にバレないように深呼吸して落ち着かないと……
「ソフィア先生と同じく、第一魔塔所属の大魔道士にしてSランク冒険者でもあるフィルです」
ソ、ソフィア先生っ!
「むふっ」
いい! とてもいい響きだわっ!!
「はっ!」
危ない、危ない。
もうちょっとで、すごい先輩にしてすごい先生って私のイメージが崩れちゃうところだったわ。
こんな大勢の生徒達の前で、子供みたいにはしゃぐわけにはいかないのである!!
「しかし……」
なるほど。
このまえマリア先生に呼ばれたとき、大変だろうからフィルに補佐をしてもらうようにっていわれたけど……こういうことだったのか。
まさか、私の講義にこれほどの人数が集まるなんて。
さすがに想定外だったし、講義をするなんて初めてだから1人だったら取り乱していた可能性は大いにある。
それを見越してのフィルの補佐! さすがはマリア先生だわ!!
「ソフィー?」
「っと」
マリア先生の慧眼に感心してる場合じゃなかった!
「こほん! それでは……講義を始めます!!」
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