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第13章 動き出す運命編
240話 私の肩書き
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「ふんふんふ~ん」
昨日の難関!
イストワール王立学園の入学式も、セドリック達に精神を削られながらもなんとか無事に乗り切った!!
お家に帰ってからは、数時間に渡たってお父様達の感想……どれだけ私が可愛かったかとかを聞き。
いつものように延々と褒められて、頭を撫でられたり抱きしめられたりもした。
そして! 今朝、嘆き悲しむお父様達をなんとか宥めて、それはもう深い抱擁をかわし。
私の専属であるファナ、ルー、ミネルバ、ウェルバー。
そしてルミエ様と一緒に、オルガマギア魔法学園に戻って来たわけだけど……
「おはようございます!」
鼻歌を歌いながら、教室の扉を開けな放つ!!
億劫で憂鬱だった昨日とは違って私は今! ものすご~く機嫌がいいのであるっ!
「あっ! やっと来たわね!!」
「またギリギリだね」
むっ! フィルめ~、またとはなんだ! またとは!!
そりゃまぁ確かにいつも、転移魔法で遅刻はしないから朝はゆっくりしてるけど……こう見えて、私は遅刻したことは一度もないんだからね!
公爵令嬢として、孤高の悪役令嬢として、寝坊して遅刻するなんて失態は許されないのだ!!
まぁギリギリなのは事実だけども……とにかく! 今は機嫌がいいから、細かいことは気にない!
「ミラさん! フィル! おはよう」
「おはよう、ソフィーちゃん。
まったく……いつもの事とはいえ、流石にちょっとヒヤヒヤしたわよ?」
「今日は大事な日だからね。
確かに今日くらい、もう少し早く来てほしかったかな?」
「うっ……」
フィルはともかくとして、ミラさんまで呆れたようなため息を……気まずい!
フィルとミラさんの若干呆れたようなこの視線が気まずいっ!!
「それは、その……」
どうにかして、この気まずい状況を脱さなければ!
「そ、それよりも! もう時間もあまりないし、早く行きましょう!!」
そうよ! さっきフィルがいってたように、今日は大事な日なのだ。
時間も押し迫ってるし、こんなところで呑気に話している暇はないのである!!
元はといえば、こんなギリギリに来た私が悪いとか、そんなことはいったらいけない。
本当なら在学生は今日は休みだけど、私の手伝いをしてもらうために2人を呼び出しておいて一番最後に来たとか、そんなことを考えたら負けだ!
「今日はオルガマギア魔法学園の入学式ですからね。
さぁ! 行きましょう!!」
「はぁ……まったくキミは……」
「ふふっ、話を逸らそうと必死なソフィーちゃんも可愛いわ~」
「っ~!」
べ、別に必死になってなんか!
「は、早く! 行きますよ!!」
私はこの入学式に参加しなきゃダメなんだから!
リアットさんに学園を案内してあげることもだけど、マリア先生から任された役目があるし。
なにせ私は……
「はいはい。
わかりましたよ、我らが特別名誉教授殿」
そう! フィルがいうように、私はオルガマギア魔法学園の生徒でありながら先生でもあるのだから!!
昨日の難関!
イストワール王立学園の入学式も、セドリック達に精神を削られながらもなんとか無事に乗り切った!!
お家に帰ってからは、数時間に渡たってお父様達の感想……どれだけ私が可愛かったかとかを聞き。
いつものように延々と褒められて、頭を撫でられたり抱きしめられたりもした。
そして! 今朝、嘆き悲しむお父様達をなんとか宥めて、それはもう深い抱擁をかわし。
私の専属であるファナ、ルー、ミネルバ、ウェルバー。
そしてルミエ様と一緒に、オルガマギア魔法学園に戻って来たわけだけど……
「おはようございます!」
鼻歌を歌いながら、教室の扉を開けな放つ!!
億劫で憂鬱だった昨日とは違って私は今! ものすご~く機嫌がいいのであるっ!
「あっ! やっと来たわね!!」
「またギリギリだね」
むっ! フィルめ~、またとはなんだ! またとは!!
そりゃまぁ確かにいつも、転移魔法で遅刻はしないから朝はゆっくりしてるけど……こう見えて、私は遅刻したことは一度もないんだからね!
公爵令嬢として、孤高の悪役令嬢として、寝坊して遅刻するなんて失態は許されないのだ!!
まぁギリギリなのは事実だけども……とにかく! 今は機嫌がいいから、細かいことは気にない!
「ミラさん! フィル! おはよう」
「おはよう、ソフィーちゃん。
まったく……いつもの事とはいえ、流石にちょっとヒヤヒヤしたわよ?」
「今日は大事な日だからね。
確かに今日くらい、もう少し早く来てほしかったかな?」
「うっ……」
フィルはともかくとして、ミラさんまで呆れたようなため息を……気まずい!
フィルとミラさんの若干呆れたようなこの視線が気まずいっ!!
「それは、その……」
どうにかして、この気まずい状況を脱さなければ!
「そ、それよりも! もう時間もあまりないし、早く行きましょう!!」
そうよ! さっきフィルがいってたように、今日は大事な日なのだ。
時間も押し迫ってるし、こんなところで呑気に話している暇はないのである!!
元はといえば、こんなギリギリに来た私が悪いとか、そんなことはいったらいけない。
本当なら在学生は今日は休みだけど、私の手伝いをしてもらうために2人を呼び出しておいて一番最後に来たとか、そんなことを考えたら負けだ!
「今日はオルガマギア魔法学園の入学式ですからね。
さぁ! 行きましょう!!」
「はぁ……まったくキミは……」
「ふふっ、話を逸らそうと必死なソフィーちゃんも可愛いわ~」
「っ~!」
べ、別に必死になってなんか!
「は、早く! 行きますよ!!」
私はこの入学式に参加しなきゃダメなんだから!
リアットさんに学園を案内してあげることもだけど、マリア先生から任された役目があるし。
なにせ私は……
「はいはい。
わかりましたよ、我らが特別名誉教授殿」
そう! フィルがいうように、私はオルガマギア魔法学園の生徒でありながら先生でもあるのだから!!
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