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第3章 冒険者登録編
39話 その正体は……私!
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ヤバイ、ヤバイ!
テンプレだ! 冒険者ギルドのテンプレが来たっ!!
ど、どどどどうしよう! ルミエ様! どうすればいいっ!?
「っ! なに笑ってんだ!!」
あっ、私としたことがついつい笑っちゃったわ。
他の冒険者達の反応は……
「おい、アイツら誰だよ?」
「あの2人の事を知らないのか?」
「誰か止めてこいっ!」
ふむふむ、良かった~。
フェイは私が笑っちゃったことが癇に障ったようだけど、他の冒険者達は特に気にしてないみたいだ。
昨日の試験で私が女の子だってことは露見しちゃったけど……今の私はクールでカッコいい謎の仮面冒険者!
今みたいに笑っちゃったら、何事にも淡々と冷静に応じるっていう私のイメージが崩れかねない!
これからは気をつけなければ!!
「ふふっ、じゃあソフィー。
私はミレーネを呼んでくるわね」
「あっ」
そういえばギルドに来たら呼ぶようにっていわれてたんだった。
試験でいきなりAランクになっちゃったけど、一応冒険者としての基本的な説明をするって話だったけど……
私はこのテンプレに対応する必要があるし、ミレーネさんを呼ぶのはルミエ様にお任せしよう。
「わかりました」
「このっ……無視かっ!?」
「ちょっとフェイ……」
「何とか言えよ!」
さて……
「……ふっ、悪かったな」
ふふんっ! 決まった~!!
どうよ!? この完璧なクールさはっ!!
「っ! このっ……」
「フェイっ!!」
「ちょっといい加減にしなさいよ」
「流石にこれ以上騒ぐのはまずいって」
まぁ、冒険者間での揉め事は日常茶飯事らしいから、別にこの程度のことはまったく問題ないんだけど……
なぜか他の冒険者達が黙り込んでるから、本来なら活気に満ちているハズのギルド内が静まり返っていて、今騒いでるのは私達だけだしね。
「お前らは嫌じゃないのかよ?
おい、お前は貴族だろ?」
「っ!?」
な、なぜそれをっ!?
私がルスキューレ公爵家の御令嬢だってことはギルドマスターであるグレンさんと、副マスターのミレーネさんだけしか知らないハズなのにっ!
「やっぱりな、こんな子供が他の冒険者達を差し置いて依頼ボードの前を陣取ってるなんて異常だ。
それこそお前が貴族とかでもない限りな」
「っ……」
ま、まさか! まさかフェイってバカじゃないのっ!?
いきなり怒鳴って絡んできたから、てっきりバカなんだと思ってたのに……私が貴族だってことをこうも簡単に見破るなんて!!
「貴族のボンボンがなめてんのか?
俺達は命を、人生をかけて冒険者やってんだよ! ここは自分の命どころか、怪我をする覚悟すらないお貴族様の遊び場じゃねぇんだよ!!」
ほほう、なるほど。
私が貴族だって事実を見抜いたことにはビックリしたけど……フェイは私が遊びで冒険者になって、権力を振りまいてると思ってるわけか。
「あ~、ちょっと良いか?」
「む?」
「貴方は?」
「俺はバルド、Bランク冒険者だ。
本来なら冒険者同士の揉め事に部外者が口出しするべきじゃないんだが、ちょっと気になってな。
仮面の嬢ちゃんも悪いな」
「っ!?」
「問題ない。
あと、ソフィーで良い」
なんかフェイが息を呑んでるけど……まぁ、細かいことは気にしない!
「ははは、わかったよソフィーちゃん」
「ふふっ!」
ソフィーちゃん!
身内以外からこんな風に呼ばれるなんて、何度聞いても新鮮な響きっ!!
「それでだ、お前ら昨日のアレを知らないのか?」
「アレ、ですか……?」
「あの実は私達、昨日の夕方に王都に着いたばかりなんです」
「なるほどな、どうりで……」
昨日のアレ?
「実は昨日、このギルドで特別推薦試験があったんだが」
なんだ、アレって昨日の試験のことか。
「あぁ! その事ですか!!
その話は聞きました! 何でも、数百年ぶりに特別推薦試験でAランク冒険者が誕生したとか。
それも2人も!!」
そう! いきなりテンションが上がってるフェイのいう通り、昨日の試験ではAランク冒険者が2人誕生した!!
1人はもちろんこの私! そして2人目は私の次に試験を受けたルミエ様!!
昨日のルミエ様の試験はすごかったなぁ~。
試験官が召喚した魔物達はルミエ様に睨まれただけで怯えて、服従してたし。
今思い返しても凄い光景だった。
他の冒険者達や試験官。
ルミエ様の正体を知っているグレンさんとミレーネさんですら唖然としてたし。
うんうん! さすがはルミエ様だわ!!
「そう、その2人なんだが……」
「凄いですよね!
ですが、俺達も負けませんよ! こう見えて俺達はレフィア神聖王国にある世界三大学園、王立神聖レフィア学園の卒業生なんです!
俺達もすぐに有名になって見せますよ!!」
ほほう、ここイストワール王国の隣国でもある四大国が一角にして、帝国と双璧をなす超大国。
魔の森で分断された大陸西側の中央部に位置するレフィア神聖王国にある王立神聖レフィア学園。
オルガマギア魔法学園、オルガラミナ武術学園と並んで世界三大学園と称される最高峰の学園の卒業生なんだ!
しかも王立神聖レフィア学園は三大学園の中でも最難関!
魔法研究に特化したオルガマギア魔法学園や、戦闘技術に特化したオルガラミナ武術学園と比べて、単純な魔法や戦闘はそれぞれに特化してる両校に劣るけど……王立神聖レフィア学園は魔法も戦闘も、それ他も全ての水準が総じて高い!
三大学園はどこも身分に関係なく完全実力主義だし。
そんな三大学園の中でも最難関である王立神聖レフィア学園の卒業生なら確かに将来有望!
フェイなんて猪突猛進なおバカさんにしか見えないのに意外だわ。
「あ~、まぁお前らの話は後で聞くとしてだ。
昨日の特別推薦試験でAランクになった2人が……」
「ソフィーさん! お待たせしてしまって申し訳ありません」
「あっ、ミレーネさん! こんにちは」
「ふふっ、こんにちは」
「むふふっ!」
いいっ! この気安い感じ、すごくいいっ!!
「ルミエ様は?」
「ルミエ様でしたら既に応接室でソフィーさんをお待ちです。
本来ならすぐに係の者がご案内するハズだったのですが……」
「別にそんな特別扱いしなくても……」
「いいえ! ソフィーさんとルミエ様は数百年ぶりに特別推薦試験でAランクになった期待の新人!!
この程度は当然です」
な、なるほど。
「では、こちらへ」
むぅ~、本当ならフェイを返り討ちにしするテンプレイベントをこなしたいんだけど……仕方ない。
「わかりました。
こほん、そう言うわけだから失礼する」
ふっ、カッコよく決まった!
「……え?」
「まぁ、そう言うわけだ。
ソフィーちゃんと最初にいたもう1人が、昨日の特別推薦試験で数百年ぶりに誕生したAランク冒険者2人なんだよ」
テンプレだ! 冒険者ギルドのテンプレが来たっ!!
ど、どどどどうしよう! ルミエ様! どうすればいいっ!?
「っ! なに笑ってんだ!!」
あっ、私としたことがついつい笑っちゃったわ。
他の冒険者達の反応は……
「おい、アイツら誰だよ?」
「あの2人の事を知らないのか?」
「誰か止めてこいっ!」
ふむふむ、良かった~。
フェイは私が笑っちゃったことが癇に障ったようだけど、他の冒険者達は特に気にしてないみたいだ。
昨日の試験で私が女の子だってことは露見しちゃったけど……今の私はクールでカッコいい謎の仮面冒険者!
今みたいに笑っちゃったら、何事にも淡々と冷静に応じるっていう私のイメージが崩れかねない!
これからは気をつけなければ!!
「ふふっ、じゃあソフィー。
私はミレーネを呼んでくるわね」
「あっ」
そういえばギルドに来たら呼ぶようにっていわれてたんだった。
試験でいきなりAランクになっちゃったけど、一応冒険者としての基本的な説明をするって話だったけど……
私はこのテンプレに対応する必要があるし、ミレーネさんを呼ぶのはルミエ様にお任せしよう。
「わかりました」
「このっ……無視かっ!?」
「ちょっとフェイ……」
「何とか言えよ!」
さて……
「……ふっ、悪かったな」
ふふんっ! 決まった~!!
どうよ!? この完璧なクールさはっ!!
「っ! このっ……」
「フェイっ!!」
「ちょっといい加減にしなさいよ」
「流石にこれ以上騒ぐのはまずいって」
まぁ、冒険者間での揉め事は日常茶飯事らしいから、別にこの程度のことはまったく問題ないんだけど……
なぜか他の冒険者達が黙り込んでるから、本来なら活気に満ちているハズのギルド内が静まり返っていて、今騒いでるのは私達だけだしね。
「お前らは嫌じゃないのかよ?
おい、お前は貴族だろ?」
「っ!?」
な、なぜそれをっ!?
私がルスキューレ公爵家の御令嬢だってことはギルドマスターであるグレンさんと、副マスターのミレーネさんだけしか知らないハズなのにっ!
「やっぱりな、こんな子供が他の冒険者達を差し置いて依頼ボードの前を陣取ってるなんて異常だ。
それこそお前が貴族とかでもない限りな」
「っ……」
ま、まさか! まさかフェイってバカじゃないのっ!?
いきなり怒鳴って絡んできたから、てっきりバカなんだと思ってたのに……私が貴族だってことをこうも簡単に見破るなんて!!
「貴族のボンボンがなめてんのか?
俺達は命を、人生をかけて冒険者やってんだよ! ここは自分の命どころか、怪我をする覚悟すらないお貴族様の遊び場じゃねぇんだよ!!」
ほほう、なるほど。
私が貴族だって事実を見抜いたことにはビックリしたけど……フェイは私が遊びで冒険者になって、権力を振りまいてると思ってるわけか。
「あ~、ちょっと良いか?」
「む?」
「貴方は?」
「俺はバルド、Bランク冒険者だ。
本来なら冒険者同士の揉め事に部外者が口出しするべきじゃないんだが、ちょっと気になってな。
仮面の嬢ちゃんも悪いな」
「っ!?」
「問題ない。
あと、ソフィーで良い」
なんかフェイが息を呑んでるけど……まぁ、細かいことは気にしない!
「ははは、わかったよソフィーちゃん」
「ふふっ!」
ソフィーちゃん!
身内以外からこんな風に呼ばれるなんて、何度聞いても新鮮な響きっ!!
「それでだ、お前ら昨日のアレを知らないのか?」
「アレ、ですか……?」
「あの実は私達、昨日の夕方に王都に着いたばかりなんです」
「なるほどな、どうりで……」
昨日のアレ?
「実は昨日、このギルドで特別推薦試験があったんだが」
なんだ、アレって昨日の試験のことか。
「あぁ! その事ですか!!
その話は聞きました! 何でも、数百年ぶりに特別推薦試験でAランク冒険者が誕生したとか。
それも2人も!!」
そう! いきなりテンションが上がってるフェイのいう通り、昨日の試験ではAランク冒険者が2人誕生した!!
1人はもちろんこの私! そして2人目は私の次に試験を受けたルミエ様!!
昨日のルミエ様の試験はすごかったなぁ~。
試験官が召喚した魔物達はルミエ様に睨まれただけで怯えて、服従してたし。
今思い返しても凄い光景だった。
他の冒険者達や試験官。
ルミエ様の正体を知っているグレンさんとミレーネさんですら唖然としてたし。
うんうん! さすがはルミエ様だわ!!
「そう、その2人なんだが……」
「凄いですよね!
ですが、俺達も負けませんよ! こう見えて俺達はレフィア神聖王国にある世界三大学園、王立神聖レフィア学園の卒業生なんです!
俺達もすぐに有名になって見せますよ!!」
ほほう、ここイストワール王国の隣国でもある四大国が一角にして、帝国と双璧をなす超大国。
魔の森で分断された大陸西側の中央部に位置するレフィア神聖王国にある王立神聖レフィア学園。
オルガマギア魔法学園、オルガラミナ武術学園と並んで世界三大学園と称される最高峰の学園の卒業生なんだ!
しかも王立神聖レフィア学園は三大学園の中でも最難関!
魔法研究に特化したオルガマギア魔法学園や、戦闘技術に特化したオルガラミナ武術学園と比べて、単純な魔法や戦闘はそれぞれに特化してる両校に劣るけど……王立神聖レフィア学園は魔法も戦闘も、それ他も全ての水準が総じて高い!
三大学園はどこも身分に関係なく完全実力主義だし。
そんな三大学園の中でも最難関である王立神聖レフィア学園の卒業生なら確かに将来有望!
フェイなんて猪突猛進なおバカさんにしか見えないのに意外だわ。
「あ~、まぁお前らの話は後で聞くとしてだ。
昨日の特別推薦試験でAランクになった2人が……」
「ソフィーさん! お待たせしてしまって申し訳ありません」
「あっ、ミレーネさん! こんにちは」
「ふふっ、こんにちは」
「むふふっ!」
いいっ! この気安い感じ、すごくいいっ!!
「ルミエ様は?」
「ルミエ様でしたら既に応接室でソフィーさんをお待ちです。
本来ならすぐに係の者がご案内するハズだったのですが……」
「別にそんな特別扱いしなくても……」
「いいえ! ソフィーさんとルミエ様は数百年ぶりに特別推薦試験でAランクになった期待の新人!!
この程度は当然です」
な、なるほど。
「では、こちらへ」
むぅ~、本当ならフェイを返り討ちにしするテンプレイベントをこなしたいんだけど……仕方ない。
「わかりました。
こほん、そう言うわけだから失礼する」
ふっ、カッコよく決まった!
「……え?」
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