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Chapter 6
⑥ ♡
しおりを挟むそのあと、恥ずかしがって嫌がる紗香を引きずるようにして、バスルームへ連れて行った。
性懲りもなく、とは思ったが、止められなかった。
「紗香、後ろを向いてその鏡に両手をつけろ」
「やっ、やだっ……!全身が映っちゃうじゃない……」
おれは、必死でおっぱいと局部を隠そうとする紗香の腕を外して、無理矢理鏡の方へ振り向かせ、そこに両手をつかせた。
背後から手を回し、紗香の淡い茂みの奥へと指を進めると、膣口からはおれが放った欲情の白濁に混じって彼女の淫らな滴りがこぽり、と出てきて、つーっと内ももを伝ってくる。
「なんだ?……すっかり準備万端じゃねえか」
「……あんっ……恥ずかしい……ぃやっ、言わないで……真也…さぁん……っ」
おれは、紗香の腰をぐいっと引き寄せた。尻を突き出すような体勢になる。怒張を膣口にぬちり、と挿し込んだ。
「もっと脚を開け。しっかりと踏ん張って、鏡に手をついてろよ」
そして、そのまま一気に子宮口まで突き挿れた。
「ぁああああああ……っ⁉︎」
——さぁ、「初めての体位」を愉しもうぜ、紗香。
この上なく、激しい抽送が始まった。最初は恥じらっていた紗香だが、鏡に映し出されたこの顔はだんだんと今までにない妖艶な表情になっていく。
それどころか、途中、おれのペースが落ちたときに、振り返ってせつなげに流し目を送ってくる。
——堪んねぇな、「催促」か?
あぁ、おれの奥さんは、こんな「小悪魔」な顔で、オトコを誘ってくることもできたんだな……
やがて、かろうじて残っていた羞恥心もつゆと消え、紗香は自分から尻を突き出し、ぐにぐにぐに…とおれの局部に押しつけてまで、おれの怒張を求めてくれるようになった。
だったら……わざと焦らすようにゆーっくりと突いてやる。
「あっ……あっ……あんっ……真也さぁん……イジワルしないで……っ」
——あぁ、おれの猛ったモノが、紗香の狭い膣内で、きゅうきゅう締めつけられていく……
そりゃあ、膣内が狭かったり、モノが締めつけられたりするに越したことはないが、なによりもうれしいのは……
たった今、抱いているオンナが……演技なんかで喘いでいるのではなく、マジで気持ちいいからなのだと……そんなふうになりふり構わず啼き叫んで善がらせているのが……
この「おれ」なんだと、実感できるからだ。
バスルームにわんわん反響させて啼き尽くしたため、最後の方の声は枯れるほどになってはいたが……紗香はもう、泣いてはいなかった。
゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜
そして今日、もう一つわかったことがある。
紗香が、歳下のホスト(推定)とは……
——ラブホには来たことがない、っていうことを。
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