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「封印された姫」
「封印された姫」 1
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「行ってらっしゃい、皆さん…」
ルドは宮殿の正門まで見送りに来ると、魔法騎士中心に組まれた編制隊に向かって声をかけた。
まだ夜は明けておらず、海底は闇に包まれている…
「行って来ます、ルド…後を頼みます」
フレイルが国王の顔をすると、ルドに声をかけた。
「はい…こちらは、お任せ下さい…ムリをなさらずに…イース、引きぎわの見極め、よろしくお願いしますね~」
「ああ、分かった…」
「気をつけての~」
クメカは、タツノオトシゴのラギと、モノフ一族のシアンに向かって声をかけた。
「はい…クメカ殿には、いろいろお世話になりました」
ラギはシアンの肩の上で頭を下げると、編制隊とはぐれないように、シアンが用意したバックの中に入った。
「では、出発しましょう…」
フレイルはケースに入ったセーユを肩にかけ直すと、編制隊に声をかけた。
編制隊の移動は体力の温存を考えて、エイの形をしたセーバーという乗り物に乗って、向かう事になった。
宮殿の正門から、4・5人乗りのセーバーが6台飛び出して行くと、魚たちが眠りにつく真っ暗な海底を照らしながら、進んで行った…
ルドは宮殿の正門まで見送りに来ると、魔法騎士中心に組まれた編制隊に向かって声をかけた。
まだ夜は明けておらず、海底は闇に包まれている…
「行って来ます、ルド…後を頼みます」
フレイルが国王の顔をすると、ルドに声をかけた。
「はい…こちらは、お任せ下さい…ムリをなさらずに…イース、引きぎわの見極め、よろしくお願いしますね~」
「ああ、分かった…」
「気をつけての~」
クメカは、タツノオトシゴのラギと、モノフ一族のシアンに向かって声をかけた。
「はい…クメカ殿には、いろいろお世話になりました」
ラギはシアンの肩の上で頭を下げると、編制隊とはぐれないように、シアンが用意したバックの中に入った。
「では、出発しましょう…」
フレイルはケースに入ったセーユを肩にかけ直すと、編制隊に声をかけた。
編制隊の移動は体力の温存を考えて、エイの形をしたセーバーという乗り物に乗って、向かう事になった。
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