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「特訓」
「特訓」 3
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「セーユを使った解除方法です…クリスタルの波動が読み取れるあなたでしたら、出来ると私は思うのですが…どうですかね~?」
「…クリスタルの波動と逆の波動を奏でて、相殺するやり方ですね…結界破りと同じ原理です。私の演奏に、陛下ほどの浄化能力はありませんが…やれると思います…」
「だそうですよ~陛下…」
ルドは微笑むと、フレイルを見た。
「…ロイズ、私と一緒に、行ってくれませんか?」
フレイルは真剣な顔をすると、国王としてロイズに頼んだ。
「…陛下も行かれるんですか?」
「はい…」
ロイズは少し考えると、答えた。
「…出来るかどうか分かりませんが、やってみます…」
「ありがとう、ロイズ…」
フレイルはそう言うと、涙ぐんだ。
「ただし…」
「え?」
「特訓が必要です…」
「もちろんです…!」
「徹夜になりそうですね…」
はぁ…とノイエが、ため息をついた。
「え…?ノイエ副官もですか?」
「ええ、陛下と組ませて頂く事になりました…ロイズ、ご指導よろしくお願いします」
「…がんばります…」
ロイズは眉間にしわを寄せると、そう答えた。
「…クリスタルの波動と逆の波動を奏でて、相殺するやり方ですね…結界破りと同じ原理です。私の演奏に、陛下ほどの浄化能力はありませんが…やれると思います…」
「だそうですよ~陛下…」
ルドは微笑むと、フレイルを見た。
「…ロイズ、私と一緒に、行ってくれませんか?」
フレイルは真剣な顔をすると、国王としてロイズに頼んだ。
「…陛下も行かれるんですか?」
「はい…」
ロイズは少し考えると、答えた。
「…出来るかどうか分かりませんが、やってみます…」
「ありがとう、ロイズ…」
フレイルはそう言うと、涙ぐんだ。
「ただし…」
「え?」
「特訓が必要です…」
「もちろんです…!」
「徹夜になりそうですね…」
はぁ…とノイエが、ため息をついた。
「え…?ノイエ副官もですか?」
「ええ、陛下と組ませて頂く事になりました…ロイズ、ご指導よろしくお願いします」
「…がんばります…」
ロイズは眉間にしわを寄せると、そう答えた。
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