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オアシス 後編⑧
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一時間ほどかけて、砂漠でバジリスクを見つけた三人は、フィリカの小銃で麻痺させると、それを手にして、彼女の元へと帰ってきていた。
「ありがとう」
「ミナっち、ほんとにこれでいいのか?」
「えぇ」
すると彼女はそれを受け取ると、ピクッ、ピクッ、と動くバジリスクの頭を、近くに置いてあったカトラスで、スパンと切り落とす。
「ひぃっ!」
突然のことに、顔を真っ青にして声を漏らすフィリカ。
「えげつな······」
「俺もあんな光景たくさん見てきたけど、あんな躊躇なくやる子、初めて見たぞ······」
三人がそんな光景に慄いている中、淡々と物事をこなしていくミーナ。
手袋をしたままバジリスクの牙を抜くと、それを鉢の中で砕いていく。
あっという間に粉末の牙が出来上がった。
彼女はそれを、別で煮込んでいた陶器の鍋へ、少量放り込む。液体が白っぽい色から、灰色へと変わっていく。
そしてそのまま数十分、弱火にかけ水気を飛ばすと、鍋の中に張り付くように粉ができる。
彼女は、その粉を銀の匙でかき集めると、薬包紙の上へ、トントントンと落とした。
「······できたわ」
ミーナは、その紙を手に乗せてジャック達に見せる。周りにいた三人は、覗き込むようにそれを見た。
「これが新しい薬か······」
「こんな風にできるのな」
「出来たて試すのって怖いですね······。ましてやバジリスクの牙入りなんて······」
三者三様、別のことを気にする。
「それじゃあ試すわよ——」
「まっ、待った!」
薬を口に含もうとする彼女を、ジャックが慌てて引き止める。
「それ······ホントに大丈夫なのか?」
「あら、私の腕を信じてないの?」
「いや、そうじゃないけどさ······」
「ジャックさんは心配なんですよ。ミーナさんが石になってしまわないか」
「そうなの?」
ジャックは、目を左右に二、三度動かし、小さく頷く。
彼女は、そんなジャックをジッと見る。
「ふーん······」
「わ、私も心配ですけど、私はミーナさんの腕信じてますから!」
胸の前で両拳に力を入れ、そう伝えるフィリカ。
「ふふっ、ありがと」
彼女はフィリカを見て、ニコッとする。
「そうよ。フィリカの言う通り、私の腕を信じなさい。大丈夫だわ」
彼女は自信満々でジャックに言う。
「まぁ、いざとなったら治すの頼むわね。スライ」
「あぁ」
そうして三人を見て、胸の前へ薬包紙を持ってくるミーナ。
「飲むわよ」
ジャック以外の二人は深く頷く。
そして、ミーナは薬を飲んだ。
——サラサラサラ······ゴクン。
辺りに緊張が走る。
「······どうだ?」
「まだ······何も······」
彼女は、自分の身体をくるっ、くるっと動かす。
「変ね······」
その時、彼女は今まで自然に動かしていた身体を、急に鈍くした。
「あれ、もしかして失敗······しちゃったかも······」
「どうしたんだ?」
「身体が重たいの······」
「えっ」
すると彼女は声を荒げる。
「まって、足が動かない! い、いや······! 手も動かなくなってく!」
「ミーナ!」
彼女は自分の両手を見て、焦った表情をしていた。そしてそのまま、手の動きを止めた彼女は、ジャックのほうを見る。
「いや······いやだ······。 私······石に······石になっちゃう······」
「ミーナ!」
「助けて······。ジャ······」
彼の名前を呼び掛けたまま、彼女は瞬きを止めて、動かなくなった。
それを見たジャックは、すぐにミーナの元へ行き、両肩を揺らす。
「おい、違うよな······? おいミーナ! しっかりしろ!」
焦りを露わにするジャック。
だが、彼が何度呼び掛けても、焦点を遠くに当てたまま動かない彼女。
「おい、嘘だろ······?」
変わらぬ血色だが、微塵も動かぬ彼女に、ジャックは言葉を失い、顔を伏せる。
「なに······やってんだよ······」
今にも消えそうな声を出すジャック。
しかしその時、
「······なんてね」
「えっ······?」
目を僅かに潤ませたジャックが、驚いて顔を上げる。
ミーナは止めていた腕を下ろすと、焦点を彼に合わせる。
「そんな風に心配してくれるのね」
彼女は意地の悪い顔を浮かべて、ジャックの目を見る。
何が起きたのか、ジャックにはまだ理解ができなかった。しかしすぐ、その笑みから、彼女に謀られたことが分かり、バッと、フィリカとスライのほうを見る。
彼らは、全く焦っている様子がなかった。
それを見て、ミーナの肩を掴んだまま止まるジャック。
「石化ってのはさ、身体中――皮膚も灰色になるんだよ」
「私も一瞬焦りましたけど、ジャックさんに掴まれた時、ミーナさんの指、ピクって動きましたし······」
「えっ」
自分だけが本気で動揺していたことに、ジャックは恥ずかしさを覚える。
「単純だねぇ······」
「いいもの見れましたねぇ」
顔を寄せ合い、ニヤニヤとする二人。
さらに恥ずかしさに襲われるジャック。
やがて耐えられなくなった彼は、もう一度ミーナのほうを見る。
彼女は相変わらずの笑みを浮かべていた。
「ふふっ、いい演技だったでしょ?」
ミーナはわざとらしく、首を可愛げに傾げる。
しかし、彼の心境は対照的だった。
「もう······ホントに石になっちまえ」
ふてくされた顔でそう小さく言い放った彼は、ミーナ達に背中を向け、岩の壁に、身体を沈めるように座り込んだ。
それからちょっとして、ミーナ達はオアシスの周りにある緑に立っていた。但し、ジャックひとりを除いて。
彼だけは、ついてきたものの、木にもたれかかるように座って、膝を抱えている。
「まだ根に持ってんのか? ジャック」
彼は、そう言うスライに対して、ぷいっと、そっぽを向く。
「子供みたいですね······」
「ちょっと度が過ぎたかしら」
「ったく······」
スライは、そんなジャックの側に行き、脇に手を通して、彼を無理矢理立ち上がらせる。
「おい!」
抵抗しながらも、彼女らの元へ引きずられてくるジャック。
「はなせっ!」
「いよいよお披露目なんだから、ちゃんと側で見ようぜ。ジャック」
「そうですよ。薬は成功したんですから、特等席で魔法を見ましょうよ」
それからもまだ、何かをぶつぶつと漏らすジャック。
「もう······。ミーナさんも何か言ってあげてくださいよ」
「そうね。——もう放していいわよ、スライ」
彼女にそう言われ、スライは、ジャックを抱えていた力を緩める。解放されても、ジャックはその場から離れることはなかった。
そして少し離れて目を合わせたままの、ミーナとジャック。
「······なんだよ」
ぶっきらぼうに、彼がそう言う。
すると、彼女はすぐに返事はせず、ジャックの元へ行き、少し背伸びをして、彼だけに聞こえるよう、こう耳元で囁いた。
「ジャック、嬉しかったわよ。あんな風に心配してくれて。私はこの上なく、いま幸せよ」
息が触れながら届く、彼女のその予想外の言葉に、ジャックは言葉を失う。
「とてもいいモノをもらったから、あなたにも感動を返してあげるわ。私のこと、しっかり見ててよ?」
そう言って、彼女は彼から離れていく。
ジャックはポカンとしたまま、しばらくそこに立っていた。
「ジャック、どうした? それはどっちの反応だ?」
スライの声で、ハッとするジャック。
「な、なんでもねえよ!」
「なんだ、良いほうか」
「うるせぇ!」
これ以上追及されないようにと、紛らわすように、枯れた泉を歩くミーナの元へと小走りするジャック。
「ったく、微笑ましいねぇ」
「まったくですね。じゃっ、私たちも行きましょっか」
「そだね」
フィリカとスライは少し離れて、前を歩く二人の後を追いかけた。
「ありがとう」
「ミナっち、ほんとにこれでいいのか?」
「えぇ」
すると彼女はそれを受け取ると、ピクッ、ピクッ、と動くバジリスクの頭を、近くに置いてあったカトラスで、スパンと切り落とす。
「ひぃっ!」
突然のことに、顔を真っ青にして声を漏らすフィリカ。
「えげつな······」
「俺もあんな光景たくさん見てきたけど、あんな躊躇なくやる子、初めて見たぞ······」
三人がそんな光景に慄いている中、淡々と物事をこなしていくミーナ。
手袋をしたままバジリスクの牙を抜くと、それを鉢の中で砕いていく。
あっという間に粉末の牙が出来上がった。
彼女はそれを、別で煮込んでいた陶器の鍋へ、少量放り込む。液体が白っぽい色から、灰色へと変わっていく。
そしてそのまま数十分、弱火にかけ水気を飛ばすと、鍋の中に張り付くように粉ができる。
彼女は、その粉を銀の匙でかき集めると、薬包紙の上へ、トントントンと落とした。
「······できたわ」
ミーナは、その紙を手に乗せてジャック達に見せる。周りにいた三人は、覗き込むようにそれを見た。
「これが新しい薬か······」
「こんな風にできるのな」
「出来たて試すのって怖いですね······。ましてやバジリスクの牙入りなんて······」
三者三様、別のことを気にする。
「それじゃあ試すわよ——」
「まっ、待った!」
薬を口に含もうとする彼女を、ジャックが慌てて引き止める。
「それ······ホントに大丈夫なのか?」
「あら、私の腕を信じてないの?」
「いや、そうじゃないけどさ······」
「ジャックさんは心配なんですよ。ミーナさんが石になってしまわないか」
「そうなの?」
ジャックは、目を左右に二、三度動かし、小さく頷く。
彼女は、そんなジャックをジッと見る。
「ふーん······」
「わ、私も心配ですけど、私はミーナさんの腕信じてますから!」
胸の前で両拳に力を入れ、そう伝えるフィリカ。
「ふふっ、ありがと」
彼女はフィリカを見て、ニコッとする。
「そうよ。フィリカの言う通り、私の腕を信じなさい。大丈夫だわ」
彼女は自信満々でジャックに言う。
「まぁ、いざとなったら治すの頼むわね。スライ」
「あぁ」
そうして三人を見て、胸の前へ薬包紙を持ってくるミーナ。
「飲むわよ」
ジャック以外の二人は深く頷く。
そして、ミーナは薬を飲んだ。
——サラサラサラ······ゴクン。
辺りに緊張が走る。
「······どうだ?」
「まだ······何も······」
彼女は、自分の身体をくるっ、くるっと動かす。
「変ね······」
その時、彼女は今まで自然に動かしていた身体を、急に鈍くした。
「あれ、もしかして失敗······しちゃったかも······」
「どうしたんだ?」
「身体が重たいの······」
「えっ」
すると彼女は声を荒げる。
「まって、足が動かない! い、いや······! 手も動かなくなってく!」
「ミーナ!」
彼女は自分の両手を見て、焦った表情をしていた。そしてそのまま、手の動きを止めた彼女は、ジャックのほうを見る。
「いや······いやだ······。 私······石に······石になっちゃう······」
「ミーナ!」
「助けて······。ジャ······」
彼の名前を呼び掛けたまま、彼女は瞬きを止めて、動かなくなった。
それを見たジャックは、すぐにミーナの元へ行き、両肩を揺らす。
「おい、違うよな······? おいミーナ! しっかりしろ!」
焦りを露わにするジャック。
だが、彼が何度呼び掛けても、焦点を遠くに当てたまま動かない彼女。
「おい、嘘だろ······?」
変わらぬ血色だが、微塵も動かぬ彼女に、ジャックは言葉を失い、顔を伏せる。
「なに······やってんだよ······」
今にも消えそうな声を出すジャック。
しかしその時、
「······なんてね」
「えっ······?」
目を僅かに潤ませたジャックが、驚いて顔を上げる。
ミーナは止めていた腕を下ろすと、焦点を彼に合わせる。
「そんな風に心配してくれるのね」
彼女は意地の悪い顔を浮かべて、ジャックの目を見る。
何が起きたのか、ジャックにはまだ理解ができなかった。しかしすぐ、その笑みから、彼女に謀られたことが分かり、バッと、フィリカとスライのほうを見る。
彼らは、全く焦っている様子がなかった。
それを見て、ミーナの肩を掴んだまま止まるジャック。
「石化ってのはさ、身体中――皮膚も灰色になるんだよ」
「私も一瞬焦りましたけど、ジャックさんに掴まれた時、ミーナさんの指、ピクって動きましたし······」
「えっ」
自分だけが本気で動揺していたことに、ジャックは恥ずかしさを覚える。
「単純だねぇ······」
「いいもの見れましたねぇ」
顔を寄せ合い、ニヤニヤとする二人。
さらに恥ずかしさに襲われるジャック。
やがて耐えられなくなった彼は、もう一度ミーナのほうを見る。
彼女は相変わらずの笑みを浮かべていた。
「ふふっ、いい演技だったでしょ?」
ミーナはわざとらしく、首を可愛げに傾げる。
しかし、彼の心境は対照的だった。
「もう······ホントに石になっちまえ」
ふてくされた顔でそう小さく言い放った彼は、ミーナ達に背中を向け、岩の壁に、身体を沈めるように座り込んだ。
それからちょっとして、ミーナ達はオアシスの周りにある緑に立っていた。但し、ジャックひとりを除いて。
彼だけは、ついてきたものの、木にもたれかかるように座って、膝を抱えている。
「まだ根に持ってんのか? ジャック」
彼は、そう言うスライに対して、ぷいっと、そっぽを向く。
「子供みたいですね······」
「ちょっと度が過ぎたかしら」
「ったく······」
スライは、そんなジャックの側に行き、脇に手を通して、彼を無理矢理立ち上がらせる。
「おい!」
抵抗しながらも、彼女らの元へ引きずられてくるジャック。
「はなせっ!」
「いよいよお披露目なんだから、ちゃんと側で見ようぜ。ジャック」
「そうですよ。薬は成功したんですから、特等席で魔法を見ましょうよ」
それからもまだ、何かをぶつぶつと漏らすジャック。
「もう······。ミーナさんも何か言ってあげてくださいよ」
「そうね。——もう放していいわよ、スライ」
彼女にそう言われ、スライは、ジャックを抱えていた力を緩める。解放されても、ジャックはその場から離れることはなかった。
そして少し離れて目を合わせたままの、ミーナとジャック。
「······なんだよ」
ぶっきらぼうに、彼がそう言う。
すると、彼女はすぐに返事はせず、ジャックの元へ行き、少し背伸びをして、彼だけに聞こえるよう、こう耳元で囁いた。
「ジャック、嬉しかったわよ。あんな風に心配してくれて。私はこの上なく、いま幸せよ」
息が触れながら届く、彼女のその予想外の言葉に、ジャックは言葉を失う。
「とてもいいモノをもらったから、あなたにも感動を返してあげるわ。私のこと、しっかり見ててよ?」
そう言って、彼女は彼から離れていく。
ジャックはポカンとしたまま、しばらくそこに立っていた。
「ジャック、どうした? それはどっちの反応だ?」
スライの声で、ハッとするジャック。
「な、なんでもねえよ!」
「なんだ、良いほうか」
「うるせぇ!」
これ以上追及されないようにと、紛らわすように、枯れた泉を歩くミーナの元へと小走りするジャック。
「ったく、微笑ましいねぇ」
「まったくですね。じゃっ、私たちも行きましょっか」
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