87 / 102
Aルート月島
第11話 本丸来る
しおりを挟む
釈迦峰の大剣の一振りするごとに人狼の体を容易く切り裂いていく。
「アダルトコーナーは男の聖域なんだよおおお!!彼女連れで入ってくるんじゃねえええよ!!しかも可愛い奴だったら余計に妬ましいわああああああ!!!」
ブオオン!!!
「狭い歩道をカップルで手を繋いで歩いてんじゃねえええ!!!縦に並んで道の端歩けボケエエエエエ!!!ゴールテープみたいに切ってやろうかああああああ!!!」
ザアン!!!
「アンタらクリスマスどうするの?え?男だけで集まる?可哀想~、私は彼氏とクリスマスデートですけど~・・・知るかあああああ!てめえみたいなブスのクリスマスの予定なんて聞いてねえから!!!」
ブシャアアアア!!!
「言っとくがお前が彼氏って言い張る奴が言ってたけど『はあ?あんなブスとクリスマス過ごすわけねえだろセフレだよセフレ。ちょっといい顔してりゃ簡単にヤらせてくれるんだよ。今年のクリスマスこそ本命彼女と過ごすぜ』だってよ。ざまああああ!」
『怒髪天』
釈迦峰のハゲ頭から黒髪が大量に伸び十本以上の巨大な腕を形成して鋼鉄以上の硬度に上げて人狼を襲わせる。
人狼の一匹を掴み握り潰し地面に叩き付け、人狼の一匹を指で貫き、人狼の一匹を殴り粉砕し、人狼の一匹の腕や足を摘まみ引き千切り、次々に人狼を葬っていく。
「カップル限定?ぶっ殺すぞコラ!せめて二組限定にやんわり修正しろボケエエエエエ!!!」
巨大な腕を形成していた髪をほどき百本以上の先の鋭い刺を形成して人狼を貫通させていく。
「おかしいぜアニキ!!!」
釈迦峰は同じ独り身連中からアニキと呼ばれだした。
「何がだコラ!!!まさかコイツら全員カップルかああああ!!!」
「違うって!コイツら弱すぎる!」
「あん?俺等が怒りでパワーアップしてるからとかじゃね?」
「勢いで来ちゃたけどあり得ないくらい順調に人狼を倒せるなんておかしいぜ。あの女の子が用意した武器の性能がスゲーのは分かるけど何かおかしい」
「・・・人狼じゃないってわけか?」
「いや見た目は人狼なのに統率が全くとれてない、ただ敵を見つけて真っ正面から突っ込んでくるだけ理性がブッ飛んでる?」
「何かに操られてるとかか?」
釈迦峰達は襲い掛かる人狼達を処理しながら周囲を見渡すがあいにく釈迦峰には探知能力を持ち合わせていないため吹雪いてる状況もあって見つけられない。
「そういや、そうゆうのに限って上空みたいな安全な場所で高みの見物してるってパターン・・・・ッ!」
釈迦峰が上空に目を向けると影が微かに見えた。一匹や二匹ではない数万の大群だった。
ようやく影の正体が分かった。
骨の羽を生やした人狼が大群で空を飛んでいた。
「おいおい、人狼が空を飛ぶなんて聞いてねえぞ!」
「俺らも初めて見たよ!」
「駄目だ!矢とか投石が届く距離じゃねえよ!」
「アイツ、町を越えてくつもりか?町を無視して?」
「アニキ、地上もヤベエ!人狼の大群がまだまだ来やがる!増援だ!数が分からねえ!」
「ちい!ドラゴンブラスタアアアアアアア!!!(火竜の吐息)」
ビキャアアアアアアアアアア!!!
釈迦峰の鎧の胴体にある竜の翼の装飾品が左右に開き熱線が放出し人狼を焼き払う。
同胞が焼き殺されても臆する事なく屍を踏み込えて進んでいく。
「コイツら!」
ドカアアアアアアアアアアアアアン!!!
ドカアアアアアアアアアアアアアン!!!
「「「「「はあああああああ!!!」」」」」
釈迦峰達に襲い掛かる人狼と上空に飛んでいた人狼が、一瞬で消し飛ばされる。
しかも先ほどまで吹雪いてた空は先ほどの衝撃で一部の雲が吹き飛び青空となり、地上は釈迦峰達の前方が雪が地面ごと捲れ上がり大惨事になっていた。
「全くだらしない(ですね・のだ)禿げ頭」
「禿げてねえよ!見ろよ!今は能力発動してるからフッサフサだろうが!ってラクシャータにアニス何でいるんだ!お前ら待機命令でてたろ?」
上空を傲岸不屈に舞う天使ラクシャータと地上を跳梁跋扈するアニスだった。
「大物が近付いてきてるのだ!アニスに任せるのだ!」
「貴方達は小物を相手してなさい」
ズシシシシシシシン!ズシシシシシシシン!ズシシシシシシシン!ズシシシシシシシン!
何かが近付いてくる。
「何だ・・・アレ?」
「まさか人狼?いやいや誰だよ10mくらいなんていった奴!!!あんなデカイなんて聞いてねえぞ!」
「でけえよ!人狼じゃねえよ!」
青い炎を纏った二足歩行する狼が近付いてくる。
ただし、山を遥かに越える体躯をしていた。
「アダルトコーナーは男の聖域なんだよおおお!!彼女連れで入ってくるんじゃねえええよ!!しかも可愛い奴だったら余計に妬ましいわああああああ!!!」
ブオオン!!!
「狭い歩道をカップルで手を繋いで歩いてんじゃねえええ!!!縦に並んで道の端歩けボケエエエエエ!!!ゴールテープみたいに切ってやろうかああああああ!!!」
ザアン!!!
「アンタらクリスマスどうするの?え?男だけで集まる?可哀想~、私は彼氏とクリスマスデートですけど~・・・知るかあああああ!てめえみたいなブスのクリスマスの予定なんて聞いてねえから!!!」
ブシャアアアア!!!
「言っとくがお前が彼氏って言い張る奴が言ってたけど『はあ?あんなブスとクリスマス過ごすわけねえだろセフレだよセフレ。ちょっといい顔してりゃ簡単にヤらせてくれるんだよ。今年のクリスマスこそ本命彼女と過ごすぜ』だってよ。ざまああああ!」
『怒髪天』
釈迦峰のハゲ頭から黒髪が大量に伸び十本以上の巨大な腕を形成して鋼鉄以上の硬度に上げて人狼を襲わせる。
人狼の一匹を掴み握り潰し地面に叩き付け、人狼の一匹を指で貫き、人狼の一匹を殴り粉砕し、人狼の一匹の腕や足を摘まみ引き千切り、次々に人狼を葬っていく。
「カップル限定?ぶっ殺すぞコラ!せめて二組限定にやんわり修正しろボケエエエエエ!!!」
巨大な腕を形成していた髪をほどき百本以上の先の鋭い刺を形成して人狼を貫通させていく。
「おかしいぜアニキ!!!」
釈迦峰は同じ独り身連中からアニキと呼ばれだした。
「何がだコラ!!!まさかコイツら全員カップルかああああ!!!」
「違うって!コイツら弱すぎる!」
「あん?俺等が怒りでパワーアップしてるからとかじゃね?」
「勢いで来ちゃたけどあり得ないくらい順調に人狼を倒せるなんておかしいぜ。あの女の子が用意した武器の性能がスゲーのは分かるけど何かおかしい」
「・・・人狼じゃないってわけか?」
「いや見た目は人狼なのに統率が全くとれてない、ただ敵を見つけて真っ正面から突っ込んでくるだけ理性がブッ飛んでる?」
「何かに操られてるとかか?」
釈迦峰達は襲い掛かる人狼達を処理しながら周囲を見渡すがあいにく釈迦峰には探知能力を持ち合わせていないため吹雪いてる状況もあって見つけられない。
「そういや、そうゆうのに限って上空みたいな安全な場所で高みの見物してるってパターン・・・・ッ!」
釈迦峰が上空に目を向けると影が微かに見えた。一匹や二匹ではない数万の大群だった。
ようやく影の正体が分かった。
骨の羽を生やした人狼が大群で空を飛んでいた。
「おいおい、人狼が空を飛ぶなんて聞いてねえぞ!」
「俺らも初めて見たよ!」
「駄目だ!矢とか投石が届く距離じゃねえよ!」
「アイツ、町を越えてくつもりか?町を無視して?」
「アニキ、地上もヤベエ!人狼の大群がまだまだ来やがる!増援だ!数が分からねえ!」
「ちい!ドラゴンブラスタアアアアアアア!!!(火竜の吐息)」
ビキャアアアアアアアアアア!!!
釈迦峰の鎧の胴体にある竜の翼の装飾品が左右に開き熱線が放出し人狼を焼き払う。
同胞が焼き殺されても臆する事なく屍を踏み込えて進んでいく。
「コイツら!」
ドカアアアアアアアアアアアアアン!!!
ドカアアアアアアアアアアアアアン!!!
「「「「「はあああああああ!!!」」」」」
釈迦峰達に襲い掛かる人狼と上空に飛んでいた人狼が、一瞬で消し飛ばされる。
しかも先ほどまで吹雪いてた空は先ほどの衝撃で一部の雲が吹き飛び青空となり、地上は釈迦峰達の前方が雪が地面ごと捲れ上がり大惨事になっていた。
「全くだらしない(ですね・のだ)禿げ頭」
「禿げてねえよ!見ろよ!今は能力発動してるからフッサフサだろうが!ってラクシャータにアニス何でいるんだ!お前ら待機命令でてたろ?」
上空を傲岸不屈に舞う天使ラクシャータと地上を跳梁跋扈するアニスだった。
「大物が近付いてきてるのだ!アニスに任せるのだ!」
「貴方達は小物を相手してなさい」
ズシシシシシシシン!ズシシシシシシシン!ズシシシシシシシン!ズシシシシシシシン!
何かが近付いてくる。
「何だ・・・アレ?」
「まさか人狼?いやいや誰だよ10mくらいなんていった奴!!!あんなデカイなんて聞いてねえぞ!」
「でけえよ!人狼じゃねえよ!」
青い炎を纏った二足歩行する狼が近付いてくる。
ただし、山を遥かに越える体躯をしていた。
0
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サディストの私がM男を多頭飼いした時のお話
トシコ
ファンタジー
素人の女王様である私がマゾの男性を飼うのはリスクもありますが、生活に余裕の出来た私には癒しの空間でした。結婚しないで管理職になった女性は周りから見る目も厳しく、私は自分だけの城を作りまあした。そこで私とM男の週末の生活を祖紹介します。半分はノンフィクション、そして半分はフィクションです。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。

私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる