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第74話 『純血の悪魔』皇神美さんの姿は人化の術です
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「おい!上!あのデカイ門が崩れたぞ!」
フォルテ、アプリコット、真智子、氷狐、神美の5人は立ち止まる。
「月島の気が変わったのか?」
「ではもう逃げなくてイイネ?」
後ろから青い炎を纏った鬼が5人を追いかけて来ていた。数が多いので無視して進んでいた。どうせ全部吹き飛ばす気なら相手をしなくてもいいだろうと。
「油断させて頭上から核弾頭ってのは無しにしてほしいんだが?」
「もう足止めて迎え撃っていいアルか?」
「王都を沈めて鬼達を溺死させるのはどう?王都の外周を氷の壁で囲って大量の水を流す」
「鼻と口があるならしてるんだろうけど。人が生き残ってたらソイツ等も死ぬけどな」
「そもそもコイツ等どっから湧いてるネ?」
「そうだよな、元を絶たないとここで潰しても意味がない」
「・・・・ん?妙な気配を感じるネ?鬼に宿っている気に似ているけどここにいる鬼よりは強い気を感じるネ」
「なら全員で行きましょう。バラけて行動は危険よ」
神美の案内で強い気を放っている者の場所へと向かった。
「あれか?人?アイツがやっているのか?」
5人は物陰に隠れて様子を探る。
そこにいたのは先ほど追いかけて来た鬼の3倍ほどデカイ鬼がいて腹に黒い穴が開いており、黒いドロドロの液体を地面に放出している。その液体が鬼の形を形成していき、鬼が青い炎に包まれると動き出してどこかへ向かって歩き始めた。
その側にフードを深く被った性別不明の人?が立っていた。
「とりあえず側にいる人を始末してから鬼を始末しようか?もしかしたら鬼を強化しているかもしれないから」
「人は殺さない方がいいんじゃない?」
「お嬢は優しいですね。けどやめた方がいいと思います。どんな能力を持っているかも分かりませんし、あれはどう見ても脅されてあの場にいる様子ではありませんよ」
「まあ、一般人なら後で月島に生き返らせてもらえばいいわよ。アイツ『教会の聖女』の『死者の蘇生』手に入れているから」
「・・・・聖女にまで手を出したのかあの外道は?」
なんの前触れもなく突然、皇神美が真智子を蹴り飛ばしフォルテとアプリコットの後頭部を掴み地面に押し倒した。
「いきなり何す、る?」
フォルテは掴まれた手の力が緩んだので振り向くと神美の胸から刀身が突き出しておりその刀身には血が滴っている。
先ほどまでフォルテとアプリコットのいた場所、首辺りに斬撃の跡が壁に残っており、真智子のいた場所にも似たような斬撃の跡が残っていた。
「あらあら、私の穏を見破るなんて中々やるじゃない」
景色が揺らぎフードを深く被った女が現れた。
皇神美はフォルテとアプリコットの服を掴むと左右に投げ飛ばし距離を取らせた。
「あら?まだ生き残りがいたの?」
先ほど鬼の側にいたヤツもこちら側にやって来た。どうやらコイツも女のようだ。
「おい、皇!大丈夫、な訳ないか!今回復させ、」
「ちょっとちょっと、敵を前にして余裕あるわね貴女達?」
女の一人が神美に突き立てられた剣の柄を握ると剣を前後に縦横上下に抜き差しし始めた。
「ほ~ら、お姉さんが気持ち良くしてあげる♪ほら♪ここ?ここがいいのかしら?」
ザシュ!グシュ!ゴリュ!ブシュ!ゴリュ!ズシュ!
「やめろ!」
フォルテは神美を襲っている女に向けてパイソンの銃口を向け躊躇わずに数発を頭を狙って発砲した。
しかし、撃った弾は見えない壁に阻まれ女には届かなかった。
「あら~そっちばかり気にしてていいの?」
もう一人の女がアプリコットを狙う。
「真智子!神美を!・・・真智子さん?マチコオオオオオオオオ!」
真智子さん瓦礫の下敷きになっており・・・返事がない。
諸星真智子・・・皇神美の蹴りがクリティカルヒットにつき気絶?
おおおおい!とっさだったとはいえやりすぎだろ!くそっ!
フォルテはアプリコットを襲う女に向けて発砲するが、
「コイツもかよ!」
弾がまたもや見えない壁に阻まれたかのように女に届かなかった。
フォルテはアプリコットを狙っている女に向かって殴り掛かる。
「はい、いらっしゃい!」
女は振り向き様に蹴り繰り出す。
フォルテはそれを横に避けて回避しようとするが、フォルテは見えない壁に衝突し、動きを止めてしまったところに女の蹴りが横腹に突き刺さり吹き飛ぶが、すぐ見えない壁に衝突、それだけではなく今度は前方に押し出された先には、女の拳が待ち構えておりフォルテの顔面を捉える。
「ぐっ!くそっ!見えない!」
フォルテは眼帯を外そうとするがその隙はなく、今度は見えない
何かに腕が拘束された。手が眼帯に届かないよう腕全体を縛られて肘を曲げれないようになった。
「眼帯を外そうとする動作、明らかに怪し過ぎるわよ。貴女思ったよりかは厄介そうね。決めた、まずは貴女を殺すわ。あの大人しそうな子は貴女の後で殺しましょう」
ゴキッ!ゴキゴキッ!ゴキリッ!!
何の音かとフォルテと女は音の発生源の方を見る。そこには胸に剣を刺したままの神美が女の顔を掴み首をへし折っている場面だった。
「何で?平気なの?」
「ワタシはあの『二人の半魔』と違って混じり物じゃない本物の『純血の悪魔』ネ。二人は人型タイプの悪魔だけど、ワタシは『人化の術』で人の形をしているダケネ。たかが剣で貫かれた程度じゃしなないアルネ」
「・・・・皇神美!腕!腕の変身が解けてる!」
神美の腕は人間の腕ではなく、その腕は人の身長を軽く越える巨大で太い腕、まるで4本指の龍の足のような腕に変化していた。
「・・・・ちょっと人化の術が綻ぶくらいしか効かないネ!」
神美は龍の足を人の腕に変化させるとちょっと顔を赤くして頬を膨らませ不貞腐れたように言い放つ。
「そんな・・・ぐっ、」
「首を逝ってまだ生きてるアナタもドッコイドッコイネ」
キラーン!チュドドドドドドドドドドドドド!!
上空から流星群のように輝く光の弾が降り注ぎ、光の弾は鬼達を一掃していく。
上空には魔法少女に変身した真智子がいた。
「え?あれは真智子?え?瓦礫の下敷きになっているアレは?」
「アレハ、ワタシが作った彼女の偽者ネ。ワタシの技には自身の力を隠し、自身の力を偽る技アルネ。一人の分身くらい作るのなんて簡単ね」
そして真智子はフォルテ達とは距離をとって『単独行動』扱いになっておりステータスアップさせている。
「くっ!ならまた産み出せばいい話でしょ!」
「それは無理」
先ほど腹から鬼達を出していた3倍のデカさの鬼が氷の塊と化し粉々に砕けていく。
「氷狐!いないと思ったら!」
「体を水に、液状化して地面の中に染み込んで隠れたんですよ。隙を見て鬼を倒せと神美さんに頼まれたので」
そうアプリコットやフォルテ達を助けた時、あの一瞬で神美は真智子と氷狐にアイコンタクトや偽物を作る技で意図を読ませて行動を促していたのだ。
「あとは二人を狩ってから鬼を駆除するネ」
フォルテ、アプリコット、真智子、氷狐、神美の5人は立ち止まる。
「月島の気が変わったのか?」
「ではもう逃げなくてイイネ?」
後ろから青い炎を纏った鬼が5人を追いかけて来ていた。数が多いので無視して進んでいた。どうせ全部吹き飛ばす気なら相手をしなくてもいいだろうと。
「油断させて頭上から核弾頭ってのは無しにしてほしいんだが?」
「もう足止めて迎え撃っていいアルか?」
「王都を沈めて鬼達を溺死させるのはどう?王都の外周を氷の壁で囲って大量の水を流す」
「鼻と口があるならしてるんだろうけど。人が生き残ってたらソイツ等も死ぬけどな」
「そもそもコイツ等どっから湧いてるネ?」
「そうだよな、元を絶たないとここで潰しても意味がない」
「・・・・ん?妙な気配を感じるネ?鬼に宿っている気に似ているけどここにいる鬼よりは強い気を感じるネ」
「なら全員で行きましょう。バラけて行動は危険よ」
神美の案内で強い気を放っている者の場所へと向かった。
「あれか?人?アイツがやっているのか?」
5人は物陰に隠れて様子を探る。
そこにいたのは先ほど追いかけて来た鬼の3倍ほどデカイ鬼がいて腹に黒い穴が開いており、黒いドロドロの液体を地面に放出している。その液体が鬼の形を形成していき、鬼が青い炎に包まれると動き出してどこかへ向かって歩き始めた。
その側にフードを深く被った性別不明の人?が立っていた。
「とりあえず側にいる人を始末してから鬼を始末しようか?もしかしたら鬼を強化しているかもしれないから」
「人は殺さない方がいいんじゃない?」
「お嬢は優しいですね。けどやめた方がいいと思います。どんな能力を持っているかも分かりませんし、あれはどう見ても脅されてあの場にいる様子ではありませんよ」
「まあ、一般人なら後で月島に生き返らせてもらえばいいわよ。アイツ『教会の聖女』の『死者の蘇生』手に入れているから」
「・・・・聖女にまで手を出したのかあの外道は?」
なんの前触れもなく突然、皇神美が真智子を蹴り飛ばしフォルテとアプリコットの後頭部を掴み地面に押し倒した。
「いきなり何す、る?」
フォルテは掴まれた手の力が緩んだので振り向くと神美の胸から刀身が突き出しておりその刀身には血が滴っている。
先ほどまでフォルテとアプリコットのいた場所、首辺りに斬撃の跡が壁に残っており、真智子のいた場所にも似たような斬撃の跡が残っていた。
「あらあら、私の穏を見破るなんて中々やるじゃない」
景色が揺らぎフードを深く被った女が現れた。
皇神美はフォルテとアプリコットの服を掴むと左右に投げ飛ばし距離を取らせた。
「あら?まだ生き残りがいたの?」
先ほど鬼の側にいたヤツもこちら側にやって来た。どうやらコイツも女のようだ。
「おい、皇!大丈夫、な訳ないか!今回復させ、」
「ちょっとちょっと、敵を前にして余裕あるわね貴女達?」
女の一人が神美に突き立てられた剣の柄を握ると剣を前後に縦横上下に抜き差しし始めた。
「ほ~ら、お姉さんが気持ち良くしてあげる♪ほら♪ここ?ここがいいのかしら?」
ザシュ!グシュ!ゴリュ!ブシュ!ゴリュ!ズシュ!
「やめろ!」
フォルテは神美を襲っている女に向けてパイソンの銃口を向け躊躇わずに数発を頭を狙って発砲した。
しかし、撃った弾は見えない壁に阻まれ女には届かなかった。
「あら~そっちばかり気にしてていいの?」
もう一人の女がアプリコットを狙う。
「真智子!神美を!・・・真智子さん?マチコオオオオオオオオ!」
真智子さん瓦礫の下敷きになっており・・・返事がない。
諸星真智子・・・皇神美の蹴りがクリティカルヒットにつき気絶?
おおおおい!とっさだったとはいえやりすぎだろ!くそっ!
フォルテはアプリコットを襲う女に向けて発砲するが、
「コイツもかよ!」
弾がまたもや見えない壁に阻まれたかのように女に届かなかった。
フォルテはアプリコットを狙っている女に向かって殴り掛かる。
「はい、いらっしゃい!」
女は振り向き様に蹴り繰り出す。
フォルテはそれを横に避けて回避しようとするが、フォルテは見えない壁に衝突し、動きを止めてしまったところに女の蹴りが横腹に突き刺さり吹き飛ぶが、すぐ見えない壁に衝突、それだけではなく今度は前方に押し出された先には、女の拳が待ち構えておりフォルテの顔面を捉える。
「ぐっ!くそっ!見えない!」
フォルテは眼帯を外そうとするがその隙はなく、今度は見えない
何かに腕が拘束された。手が眼帯に届かないよう腕全体を縛られて肘を曲げれないようになった。
「眼帯を外そうとする動作、明らかに怪し過ぎるわよ。貴女思ったよりかは厄介そうね。決めた、まずは貴女を殺すわ。あの大人しそうな子は貴女の後で殺しましょう」
ゴキッ!ゴキゴキッ!ゴキリッ!!
何の音かとフォルテと女は音の発生源の方を見る。そこには胸に剣を刺したままの神美が女の顔を掴み首をへし折っている場面だった。
「何で?平気なの?」
「ワタシはあの『二人の半魔』と違って混じり物じゃない本物の『純血の悪魔』ネ。二人は人型タイプの悪魔だけど、ワタシは『人化の術』で人の形をしているダケネ。たかが剣で貫かれた程度じゃしなないアルネ」
「・・・・皇神美!腕!腕の変身が解けてる!」
神美の腕は人間の腕ではなく、その腕は人の身長を軽く越える巨大で太い腕、まるで4本指の龍の足のような腕に変化していた。
「・・・・ちょっと人化の術が綻ぶくらいしか効かないネ!」
神美は龍の足を人の腕に変化させるとちょっと顔を赤くして頬を膨らませ不貞腐れたように言い放つ。
「そんな・・・ぐっ、」
「首を逝ってまだ生きてるアナタもドッコイドッコイネ」
キラーン!チュドドドドドドドドドドドドド!!
上空から流星群のように輝く光の弾が降り注ぎ、光の弾は鬼達を一掃していく。
上空には魔法少女に変身した真智子がいた。
「え?あれは真智子?え?瓦礫の下敷きになっているアレは?」
「アレハ、ワタシが作った彼女の偽者ネ。ワタシの技には自身の力を隠し、自身の力を偽る技アルネ。一人の分身くらい作るのなんて簡単ね」
そして真智子はフォルテ達とは距離をとって『単独行動』扱いになっておりステータスアップさせている。
「くっ!ならまた産み出せばいい話でしょ!」
「それは無理」
先ほど腹から鬼達を出していた3倍のデカさの鬼が氷の塊と化し粉々に砕けていく。
「氷狐!いないと思ったら!」
「体を水に、液状化して地面の中に染み込んで隠れたんですよ。隙を見て鬼を倒せと神美さんに頼まれたので」
そうアプリコットやフォルテ達を助けた時、あの一瞬で神美は真智子と氷狐にアイコンタクトや偽物を作る技で意図を読ませて行動を促していたのだ。
「あとは二人を狩ってから鬼を駆除するネ」
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