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第31話 悪魔の弾丸
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白河達がいる場所から離れて戦闘を続ける。フォルテとジョン。
「いい加減にしてよね!僕ちんの邪魔をしないでよね!あとで相手してあげるのね!」
こいつ、ふざけた奴だけど強い!
銃の威力を知っても逃げ出すどころか銃の直線上にはけして入らず常に的を絞らせないように動き続ける。
「まあ、仕方がないよね~、さ・き・に!君から片付けようかね~!」
懐から何かを取り出すジョン=ウェインブル=ゲルシー。
「出でよ我が548番目の嫁!」
ハア!ハア!くんかくんか!スゥゥゥ、ハアアアア!ペロペロ!
奴が取り出したのは人の顔の皮。それを奴は自分の顔にギュウギュウと押し当て、匂い嗅いだり、舐めたりしている。
正直相当気持ち悪い!!
フォルテは奴に銃口を向けたその時、
ボチュ!!
フォルテの左目に痛みが生じ、そして左目の視界が真っ暗になった。
痛い!何が?左目が『弾けた』?
ゴキン!ゴリゴリ!ゴチュ!バキッバキッ!バキバキ!
残った右目で奴を確認するとブクブクと太っていた肉体が女体に変わっていく。
馬鹿な!確か月島の同志から聞いた話は『生物の皮を剥ぐ』だったはず『変身能力』ではなかったはず!いや、それじゃあ左目が『弾けた』のは一体何だ?
「あらあら、困惑してるのね~、まあ、無理ないわよね~!」
声音までも女性になっている。
「僕ちんの能力は『生物の皮を剥ぎ取る』能力なんだけどねえ~、剥ぎ取った『生物の顔の皮』を『自分の顔』に張り付けるとねぇ~ソイツに変身出来るのねえ~」
「くっ!その顔の持ち主の能力も使う事が出来るという訳か!」
「ピンポンピンポンピンポーン!その通りな~のね!!」
ジョンの掌から液体が滲み出てくる。
「くらうのねえ~!!」
ブシャアアアアアアアアアアアア!!
フォルテに向かって大量の液体が噴出する。
フォルテは大きく後方に跳びその液体を回避する。
バチャバチャベチャベチャ!!
地面に当たった液体はなんともない?爆発するか溶けたりするのかと思ったが違うのか?あれじゃ水を蒔いてるだけじゃ?
地面に当たって跳びはねた一滴がフォルテの腕に、肌が出ている部分に触れた。
ボチュン!!
「いたっ!そういう事か!人体に接触すると弾けるのかよ!」
「そ~ら、どんどんいくのね~!」
ブシャアアアアアアアアアアアア!!
ジョンはまるで夏場にホースで水をまいて遊ぶ子供のような笑みを作り、液体を撒き散らす。
ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!
「ぐうう!くそっ!があっ!ふぐっ!」
フォルテの体は肉が弾け血塗れになっていく。
いくらこちらの世界に来て身体能力が上がったといっても、雨のようにまかれた液体をかわせるほどには身体能力は上がっていない。
威力が低い訳ではなく強化された肉体があるからフォルテは耐えれているだけで、元の世界の体ならとっくに死んでいた。
「はあ~、しぶといのね~、さっさとくたばるのねえ~」
「ハア、ハア、ハア、嫌だね。あんたがお嬢を狙うというなら私はアンタを殺す!」
「そんな体でよく言えるのねえ~、もう面倒なのねえ~」
ジョン=ウェインブル=ゲルシーは懐から別の皮を取り出し自身の顔に張り付ける。
ゴキン!ゴリゴリ!ゴチュ!バキッバキッバキッ!バキバキ!ゴリゴリ!ゴチュ!バキッ!バキバキ!バキバキ!
「な、なんだ、その姿は?」
太っていた肉体が女体に変わり、今度は体を5mくらいにでかくさせ肌は赤く、筋肉が盛り上がっていく。頭には2本の角が生えた。
「オーガなのねえ~、この姿は僕ちんが持つ最強の顔皮なのねえ~、一思いにパワーで押し潰してやるのねえ~」
「人間だけじゃ、なかった、のかよ!」
フォルテは思考するどうやってこいつを殺すかを。
私の召喚魔『ガミーベア』じゃ足止めも無理か?銃の威力を知っていてあの姿になったからには、もしかしてあの鬼は弾を防げるほどの肉体強度なのか?もしそうなら今の私に奴を殺す手段がない。どうする?どうすればいい!あれを使わざるをえないか!
「ちなみに~このオーガはの皮は~、ただのオーガの皮じゃないんだよねえ~こいつの名は『バトル・オーガ・キング』なのねえ~」
フォルテはこの世界のモンスター事情に詳しくないので分かっていない。
この世界では冒険者ギルドが存在し、ギルドがモンスターの『個体』の強さを設定した脅威度を表す目安がある。
あくまで『個体』の強さである。
S.A.B.C.D.E.Fの7段階があって。
・Fには小型のモンスター『ラビット』『ラット』などがいる。
・Eには小型・中型のモンスター『ゴブリン』『オーク』などがいる。
普通のオーガの個体は『D』になるのだが、モンスターの中には突然変異、『進化』する個体が現れる事がある。
進化したモンスターは普通の個体とは桁違いの強さを持っていて脅威度も跳ね上がる。
この『バトル・オーガ・キング』は脅威度数は『A』に設定されたモンスター。
脅威度Aは大型のモンスター『ドラゴン』等と同等の扱いであり。
ちなみに、勇者と祭り上げられてる『光ヶ丘暁斗』と同等程度の強さがあります。
この『バトル・オーガ・キング』は近接超特化型に進化した個体である。
「ハア、ハア、アンタが仕留めたモンスターなら大したことがないんだろうね。今すぐに殺してやるよ」
「僕ちんじゃないのねえ~、帝国の『雷戦姫』が仕留めた物を手に入れたのねえ~、更に~」
バリバリバリバリバリバリ!!
その鬼は体に雷を纏わせる。
「このオーガは死ぬ直前に『雷戦姫』に対抗する為に『進化』して『雷の力』を手に入れてたのねえ~、ねぇねぇ、これでも僕ちんに勝てると思う~、無理だよね~、今や僕ちんは『雷闘鬼王』をとも呼べるくらいに強いのねえ~、絶対に勝てないよね~」
チュドオオオオオオオオオオオオン!!
ジョン=ウェインブル=ゲルシーが人差し指をフォルテの頭のすぐ横に雷を放った。
が、フォルテは全く反応出来ずに立ち尽くしていた。
「ねぇねぇ~無理だよねえ~、命乞いしてみるう~、それとも逃げ出してみる~」
「・・・・私がここでアンタを仕留めるよ」
フォルテは『コルト・パイソン』のシリンダーから薬莢を取りだし新たに一発だけ装填する。
「ねぇねぇ~その武器の威力はさっき知ったのねえ~、無理無理、今の僕ちんには効かないのねえ~」
「こいつは、ハア、ハア、『悪魔の弾丸』だよ、ハア、ハア」
フォルテは銃をジョンの額に狙いをつける。
「はははははは、いいのねえ~動かないであげるのねえ~、その後、君をズタズタに犯してやるのねえ~!このオーガチンポで君のアソコをぶち破ってオーガの精液をたっぷり注いで、君の守ろうとした『あの子』の元に連れてってあげるのねえ~!君の前であの子を犯してあげるのねえ~!ねえ~嬉しいよねえ~!飽きるまであの子と一緒に飼ってあげるのねえ~、3日くらいはねえ~?」
バキューーーーン!!
「・・・・あれ?何でなのねえ~、」
ジョンは額に痛みを感じた。痛みの正体を確かめる為に額にふれてみる。そして気付いてしまった。自身の額が貫通してしまっている事に。
ズズウウウウウウン!
ジョン=ウェインブル=ゲルシーは前のめりに倒れ込んだ。
ゴキン!ゴリゴリ!バキバキ!ゴリゴリ!
鬼の体は人間の、太っていた肉体に戻っていく。
フォルテは懐から煙草を取りだし火をつける。
「・・・・し、んど、い」
ドサッ!
フォルテも煙草をくわえたまま、後ろに大の字に手足を広げて倒れ込んだ。
「いい加減にしてよね!僕ちんの邪魔をしないでよね!あとで相手してあげるのね!」
こいつ、ふざけた奴だけど強い!
銃の威力を知っても逃げ出すどころか銃の直線上にはけして入らず常に的を絞らせないように動き続ける。
「まあ、仕方がないよね~、さ・き・に!君から片付けようかね~!」
懐から何かを取り出すジョン=ウェインブル=ゲルシー。
「出でよ我が548番目の嫁!」
ハア!ハア!くんかくんか!スゥゥゥ、ハアアアア!ペロペロ!
奴が取り出したのは人の顔の皮。それを奴は自分の顔にギュウギュウと押し当て、匂い嗅いだり、舐めたりしている。
正直相当気持ち悪い!!
フォルテは奴に銃口を向けたその時、
ボチュ!!
フォルテの左目に痛みが生じ、そして左目の視界が真っ暗になった。
痛い!何が?左目が『弾けた』?
ゴキン!ゴリゴリ!ゴチュ!バキッバキッ!バキバキ!
残った右目で奴を確認するとブクブクと太っていた肉体が女体に変わっていく。
馬鹿な!確か月島の同志から聞いた話は『生物の皮を剥ぐ』だったはず『変身能力』ではなかったはず!いや、それじゃあ左目が『弾けた』のは一体何だ?
「あらあら、困惑してるのね~、まあ、無理ないわよね~!」
声音までも女性になっている。
「僕ちんの能力は『生物の皮を剥ぎ取る』能力なんだけどねえ~、剥ぎ取った『生物の顔の皮』を『自分の顔』に張り付けるとねぇ~ソイツに変身出来るのねえ~」
「くっ!その顔の持ち主の能力も使う事が出来るという訳か!」
「ピンポンピンポンピンポーン!その通りな~のね!!」
ジョンの掌から液体が滲み出てくる。
「くらうのねえ~!!」
ブシャアアアアアアアアアアアア!!
フォルテに向かって大量の液体が噴出する。
フォルテは大きく後方に跳びその液体を回避する。
バチャバチャベチャベチャ!!
地面に当たった液体はなんともない?爆発するか溶けたりするのかと思ったが違うのか?あれじゃ水を蒔いてるだけじゃ?
地面に当たって跳びはねた一滴がフォルテの腕に、肌が出ている部分に触れた。
ボチュン!!
「いたっ!そういう事か!人体に接触すると弾けるのかよ!」
「そ~ら、どんどんいくのね~!」
ブシャアアアアアアアアアアアア!!
ジョンはまるで夏場にホースで水をまいて遊ぶ子供のような笑みを作り、液体を撒き散らす。
ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!ボチュ!!
「ぐうう!くそっ!があっ!ふぐっ!」
フォルテの体は肉が弾け血塗れになっていく。
いくらこちらの世界に来て身体能力が上がったといっても、雨のようにまかれた液体をかわせるほどには身体能力は上がっていない。
威力が低い訳ではなく強化された肉体があるからフォルテは耐えれているだけで、元の世界の体ならとっくに死んでいた。
「はあ~、しぶといのね~、さっさとくたばるのねえ~」
「ハア、ハア、ハア、嫌だね。あんたがお嬢を狙うというなら私はアンタを殺す!」
「そんな体でよく言えるのねえ~、もう面倒なのねえ~」
ジョン=ウェインブル=ゲルシーは懐から別の皮を取り出し自身の顔に張り付ける。
ゴキン!ゴリゴリ!ゴチュ!バキッバキッバキッ!バキバキ!ゴリゴリ!ゴチュ!バキッ!バキバキ!バキバキ!
「な、なんだ、その姿は?」
太っていた肉体が女体に変わり、今度は体を5mくらいにでかくさせ肌は赤く、筋肉が盛り上がっていく。頭には2本の角が生えた。
「オーガなのねえ~、この姿は僕ちんが持つ最強の顔皮なのねえ~、一思いにパワーで押し潰してやるのねえ~」
「人間だけじゃ、なかった、のかよ!」
フォルテは思考するどうやってこいつを殺すかを。
私の召喚魔『ガミーベア』じゃ足止めも無理か?銃の威力を知っていてあの姿になったからには、もしかしてあの鬼は弾を防げるほどの肉体強度なのか?もしそうなら今の私に奴を殺す手段がない。どうする?どうすればいい!あれを使わざるをえないか!
「ちなみに~このオーガはの皮は~、ただのオーガの皮じゃないんだよねえ~こいつの名は『バトル・オーガ・キング』なのねえ~」
フォルテはこの世界のモンスター事情に詳しくないので分かっていない。
この世界では冒険者ギルドが存在し、ギルドがモンスターの『個体』の強さを設定した脅威度を表す目安がある。
あくまで『個体』の強さである。
S.A.B.C.D.E.Fの7段階があって。
・Fには小型のモンスター『ラビット』『ラット』などがいる。
・Eには小型・中型のモンスター『ゴブリン』『オーク』などがいる。
普通のオーガの個体は『D』になるのだが、モンスターの中には突然変異、『進化』する個体が現れる事がある。
進化したモンスターは普通の個体とは桁違いの強さを持っていて脅威度も跳ね上がる。
この『バトル・オーガ・キング』は脅威度数は『A』に設定されたモンスター。
脅威度Aは大型のモンスター『ドラゴン』等と同等の扱いであり。
ちなみに、勇者と祭り上げられてる『光ヶ丘暁斗』と同等程度の強さがあります。
この『バトル・オーガ・キング』は近接超特化型に進化した個体である。
「ハア、ハア、アンタが仕留めたモンスターなら大したことがないんだろうね。今すぐに殺してやるよ」
「僕ちんじゃないのねえ~、帝国の『雷戦姫』が仕留めた物を手に入れたのねえ~、更に~」
バリバリバリバリバリバリ!!
その鬼は体に雷を纏わせる。
「このオーガは死ぬ直前に『雷戦姫』に対抗する為に『進化』して『雷の力』を手に入れてたのねえ~、ねぇねぇ、これでも僕ちんに勝てると思う~、無理だよね~、今や僕ちんは『雷闘鬼王』をとも呼べるくらいに強いのねえ~、絶対に勝てないよね~」
チュドオオオオオオオオオオオオン!!
ジョン=ウェインブル=ゲルシーが人差し指をフォルテの頭のすぐ横に雷を放った。
が、フォルテは全く反応出来ずに立ち尽くしていた。
「ねぇねぇ~無理だよねえ~、命乞いしてみるう~、それとも逃げ出してみる~」
「・・・・私がここでアンタを仕留めるよ」
フォルテは『コルト・パイソン』のシリンダーから薬莢を取りだし新たに一発だけ装填する。
「ねぇねぇ~その武器の威力はさっき知ったのねえ~、無理無理、今の僕ちんには効かないのねえ~」
「こいつは、ハア、ハア、『悪魔の弾丸』だよ、ハア、ハア」
フォルテは銃をジョンの額に狙いをつける。
「はははははは、いいのねえ~動かないであげるのねえ~、その後、君をズタズタに犯してやるのねえ~!このオーガチンポで君のアソコをぶち破ってオーガの精液をたっぷり注いで、君の守ろうとした『あの子』の元に連れてってあげるのねえ~!君の前であの子を犯してあげるのねえ~!ねえ~嬉しいよねえ~!飽きるまであの子と一緒に飼ってあげるのねえ~、3日くらいはねえ~?」
バキューーーーン!!
「・・・・あれ?何でなのねえ~、」
ジョンは額に痛みを感じた。痛みの正体を確かめる為に額にふれてみる。そして気付いてしまった。自身の額が貫通してしまっている事に。
ズズウウウウウウン!
ジョン=ウェインブル=ゲルシーは前のめりに倒れ込んだ。
ゴキン!ゴリゴリ!バキバキ!ゴリゴリ!
鬼の体は人間の、太っていた肉体に戻っていく。
フォルテは懐から煙草を取りだし火をつける。
「・・・・し、んど、い」
ドサッ!
フォルテも煙草をくわえたまま、後ろに大の字に手足を広げて倒れ込んだ。
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