運命的に出会ったエリート弁護士に身も心も甘く深く堕とされました

美並ナナ

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#16. Mutual Love

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――“この前話した彼とついに付き合うことになったよー!”

そんなメッセージを眞帆から受け取ったのは、日曜のお昼にタクシーで春臣さんのマンションへ移動している時のことだった。

前に女子会をした時にアプローチ中と言っていた中学の時の先輩との恋が成就したらしい。

眞帆がキラキラした目をしてその彼への想いを語っていたのを知っているから、私まで嬉しくなる。

さっそく「おめでとう!」と返事を返す。

どうやらあれから何度も何度も積極的にアプローチしたそうで、最初はその気がなかった彼から最終的に告白してきてくれたという。

眞帆らしく明るくマイペースに想いを届けていたのだろう。

そんな姿が目に浮かぶようだ。

 ……やっぱり相手に分かってもらえるように自分の気持ちを伝えることは大切だよね。

改めてそう感じ、私は眞帆とは別の人物へメッセージを送るためスマートフォンを手に取る。

宛先は恭吾さんだ。

恭吾さんからは木曜に会った後にメッセージを送ったものの、金曜、土曜と丸2日くらい全く音沙汰がない。

いつもなら遅くても1日後には返事が来る。

しかも今はちょうど論文の再投稿が終わり、少し時間的に余裕があると言っていたのに。

 ……やっぱり意図的? 無視されているのかな……?

薄々そう感じ始めているが、分かってもらえるまで何度でもと心に決めている私に諦める選択肢はない。

「会って話したいです。連絡待ってます」と文字を打ちメッセージを送信した。

そうこうしているうちに、タクシーが春臣さんのマンションの前に着く。

支払いを終え、エントランスのオートロックの扉の前にある呼び出しで部屋番号を押す。

すぐに春臣さんが応答して扉が開き、私は以前一度来た10階の部屋へと足を進めた。

今日はもともと春臣さんと会う約束をしていた日だが、ただ会うことが目的ではない。

私がきちんと話をしなければいけない相手は恭吾さんだけではないのだ。

春臣さんもそうだ。

これまで流されるように、そして離れられずに春臣さんと関係を重ねてきた。

彼の気持ちに甘えてズルズルきてしまった。

自分の気持ちがハッキリした今、婚約破棄をしようと思っていること、私が春臣さんのことを好きだと思っていることを伝えたいと思っている。

また彼にも聞きたい。

私のもとに現れたあの女性は誰なのか、どういう関係の人なのか、を。

もしかしたら私が一瞬思い描いた通り、春臣さんの恋人なのかもしれない。

彼も恋人に隠れて私と不貞を働いていた可能性もあると思う。

いずれにしても一度きちんと話し合う、それが大切だと感じている。

「いらっしゃい。どうぞ入って」

「お邪魔します」

部屋の前まで着いてインターフォンを鳴らすと、すぐに春臣さんがドアを開けて出迎えてくれた。

お昼を食べずに家に来てと言われていたため、てっきりこの後外にランチに行くのかと思っていたが、それにしては春臣さんの服装がずいぶんラフだ。

ゆるりとしたスウェットを着ていて明らかに家着だと分かる。

とりあえず中へ入りソファーに座ったところで私は尋ねた。

「あの、この後外へランチに行くんですよね?」

「いや? 行かないよ?」

「えっ。でもお昼食べずに来てって」

「ああ、それはそう。実は俺が作ろうかと思ってるんだ。ほら、これが材料」

「ええっ⁉︎」

思わぬ発言に私は目を瞬く。

春臣さんが見せてくれたビニール袋の中には、ベーコンやしめじ、水菜などの食材が入っていた。

本当に今から料理をしてくれるつもりのようだ。

「前に俺が料理は一通りできるって話したら、香澄が 「すごい!尊敬する!」って興奮してたからね。せっかくだから実演してすごいと思ってもらおうかと思って」

「そんな、料理のことがなくても春臣さんはいつも十分すごいですよ」

「ありがとう。それに以前は香澄がピアノを弾いてくれたしね。そのお返しの意味も込めて」

もう半年くらい前のことなのに、そんな些細なやり取りまで覚えていてくれたことに嬉しくなる。

さっそく調理に取り掛かるのか、春臣さんは食材の入った袋を手にキッチンの方へ向かう。

その後ろ姿を見て、私はふいにあることを思い付いた。

「あの、春臣さんが作ってくれるのはすごく楽しみだし、嬉しいんですけど……」

「ん?」

「もし良かったら、私も一緒に作ってもいいですか? というか指導して欲しいです!」

思い切ってそうお願いしてみると、春臣さんは一瞬驚いた顔をしたけど、すぐにニコリと笑う。

そして「いいよ。おいで」とキッチンへ手招きしてくれた。

即席の料理教室が始まりだ。

「何を作るんですか?」

「パスタだよ。今日は白だしの旨みを活かしたしめじとベーコンを使ったパスタにしようと思って」

「わぁ、美味しそうですね! でも難しそう……」

「いや、パスタは簡単。麺を茹でて、食材と混ぜ合わせて、最後に味付けするだけだから。基本を覚えればアレンジできるしね。じゃあまずは食材を切っていこうか」

まな板と包丁が用意され、春臣さんに見守られる感じで私はベーコン、しめじ、水菜を順番に切っていく。

若干手つきが危うくてヒヤヒヤさせてしまったようだが、切るくらいなら私でもできた。

次にフライパンで切った食材をオリーブオイルやにんにくと一緒に炒めていく。

その間に春臣さんがお鍋でパスタを茹で始めた。

「そろそろいいかな。そこに白だしを加えて、ふつふつするまで温めてみて」

「分かりました」

だんだんフライパンからは食欲をそそるいい匂いが漂ってくる。

ついお腹がぐうっと小さく鳴ってしまった。

その音に気が付いてしまったらしい春臣さんがクスクス笑い出す。

恥ずかしさで頬がじわじわと熱くなってくる。

「笑わないでください……!」

「ごめんごめん。いや、でもなんか可愛いなと思って。早く香澄を抱きたくなるな」

「……!!」

抗議したつもりだったのに、春臣さんの口からサラリと溢れ出た言葉に、ますます私は赤面した。

そんなやりとりをしているうちに麺が茹で上がり、フライパンの中の白だしもふつふつしてきた。

春臣さんは何事もなかったように、鍋の火を止めて麺の水気を切り、それをフライパンの中へ加える。

「あとはサッと混ぜ合わせて、最後に塩こしょうで味を整えて完成。簡単だったでしょう?」

確かに作り始めてから30分くらいしか経っていない。

工程も複雑ではないし、今回は春臣さんが手伝ってくれたけど、これなら私一人でもできそうだ。

 ……教えてもらうというより一緒に作る感じだったかな。でも二人で一緒に料理するのって楽しい……!

今まで料理はなかなか上手くできない、難しいと苦手意識があったけど、今日はすごく楽しい時間だった。

春臣さんのおかげで料理をすることへの印象が良い方向に上書きされそうだ。

それに一緒に作りたいと申し出た私の言葉を「やめときなさい」と否定や止めるのではなく、受け入れサポートしてくれたことがすごく嬉しかった。

それから私たちは完成したパスタをお皿に盛り付け、リビングのソファダイニングで隣に並んで一緒にランチを楽しんだ。

手作りパスタはペロリと平らげてしまうほど美味しかった。

きっと高級イタリアンのパスタに比べたら全然比べ物にならない出来だとは思う。

だけど春臣さんと一緒に作ったというスパイスが加わったこの一品は、私の中ではそれ以上の価値のあるものだった。

「なかなか美味しかったね。香澄はきっと慣れれば料理上手になれるよ」

「今日のは春臣さんのおかげです。でもこのパスタなら一人でも作れそうって自信になりました!」

「それは良かった。ところでパスタも食べ終えたことだし、そろそろ食後のデザートが食べたいよね」

「さすがに春臣さんでもデザートは作れないですよね? どこかに買いに行きますか?」

「いや、俺は食後のデザートに香澄を食べたい」

「えっ? 私⁉︎」

「さっき言ったよね? 早く抱きたいって。しばらく香澄としてなくて限界」

そう言った途端、春臣さんはするりと手を私の頭に回し、顔を引き寄せた。

唇が重なり、この前の触れるだけのキスとは違って、今日はすぐに舌が割入ってくる。

ねっとりと絡みつく舌に翻弄され、ついこのまま流されそうになったが、私は大事なことを忘れてはいなかった。

息継ぎで唇が離れた隙に、私は春臣さんの胸を押して距離を取る。

「……香澄?」

「待ってください。その前に私、春臣さんと話がしたいんです」

「話? そう改まって言われると何か怖いな」

春臣さんは私の様子から本当に話がしたいと思っていることを読み取ってくれたようで身体を離す。

そして横に座ったまま身体全体を私の方へ向け、聴く姿勢に入ってくれた。

「それで話っていうのは?」

「私、春臣さんに伝えたいことがあるんです」

「伝えたいこと?」

「はい。ずっと気が付かないフリをして誤魔化してきました。思い返せばもっと早く自覚できたはずなのに。ようやく今になってハッキリ自分の気持ちが分かりました。……私、春臣さんのことが好きです。好きになってしまいました」

「香澄……」

まずは自分の想いをストレートに包み隠さずに私は口にした。

もう誤魔化さないという決意の現れだった。

続けて私はこの自分の気持ちに伴って起きている事実についても説明する。

「でも私には婚約者がいます。それなのに春臣さんのことを好きになって、この気持ちを抱えたまま結婚なんてとてもできないと思いました。だから婚約破棄するつもりです」

「婚約を破棄、するの……?」

「はい。すでに先日婚約者にその旨を申し出ました。……残念ながらまだ成立はしていないんですけど、これからしっかりもう一度話し合おうと思っています」

「もう相手に申し出たんだ……」

春臣さんは驚いたように目を見開いている。

同時に少し心配そうな表情をして瞳を揺らした。

「……親が決めた婚約だって言ってたよね。そのあたりは大丈夫なの?」

「正直なところそれは分かりません。本音を言えば父の反応は怖いです。……でももう自分の気持ちを誤魔化したり、押し殺したりするのはやめようって思ったんです」

この前家庭の事情を打ち明けたから、春臣さんは特にそこを案じてくれているようだ。

私が複雑な気持ちを吐露すると、思わずというように春臣さんは私の身体を自分の方へ抱き寄せた。

そして包み込むように抱きしめてくれる。

その抱擁はなんだか私の決断を応援してくれているように感じて勇気付けられる。

春臣さんの腕の中の心地良さをしばし堪能したのち、私は胸から顔を離して彼を見上げた。

「私は春臣さんが好きでこれからも一緒にいたい、離れたくないって思っています。だからそのためにちゃんと婚約破棄するつもりです。すべて決着が付いた暁には……私の恋人になってくれますか……?」

「香澄……。もちろんだよ。俺も香澄が好きでこれからも一緒いたいと思ってるよ」

恐る恐る問いかければ、春臣さんは迷うことなくそう返してくれた。

同じ気持ちでいてくれるんだと思うと胸に喜びが溢れていく。

でもまだ早い。

もう一つきちんと確認しておくことが私にはある。

「春臣さんがそう言ってくれて嬉しいです。……ただ、一つだけ確認させて欲しいことがあるんです」

「……確認したいこと?」

私がそう切り出すと、春臣さんの身体が一瞬身構えるように強張った。

「実は先週の土曜日、マンションを出たところで知らない女性に声を掛けられたんです。その女性はたぶん春臣さんのごく近しい方だと思います」

「俺と近しい女……?」

私がそう言うと春臣さんは身体の力を緩め、今度は記憶を遡るように何もない空間に視線を彷徨わせた。

「はい。「春くんは私のものだから盗らないで。手を引いて欲しい」と懇願されました。私は突然のことに驚いて何も言えなかったんですけど……もしかしてあの女性は春臣さんの恋人、だったりしますか?」

「いや、ありえない。さっきも言った通り、俺が好きなのは香澄だ。他に恋人なんかいるはずがない。香澄だけしか想ってないよ」

「じゃああの女性は……?」

「俺のことを春くんと呼ぶ人物には心当たりがある。けど、本当になんでもない。ただの同僚だ」

「……その言葉、信じていいですか? あの女性とはなんでもなくて、春臣さんは私だけを想ってくれているって。私たちは同じ想いだって思ってもいいんですか……?」

「ああ、もちろん。誓ってもいいよ」

まっすぐに私の目を見て答える春臣さんのその瞳に嘘は感じられなかった。

私はようやく肩の力を抜く。

伝えたかったこと、聞きたかったこと、すべてを話し合えてホッとした。

「話したいって言ってたことはこれで全部?」

「はい。ちゃんと話を聞いてくれてありがとうございました。……春臣さん、好きです」

「……っ」

最後に一番伝えたかった自分の気持ちをもう一度口にしたところ、なぜか春臣さんが小さく息を呑んだ。

そしてそのまま再び唇を奪われて、ソファーの上に押し倒される。

「ごめん、香澄が可愛すぎてもう限界だ」

そう呟くと春臣さんの手が服の下にから侵入してきて、滑るように私の素肌を這う。

すでにこれまで何度も彼に快感を教え込まれた私の身体はいとも簡単に火をつけられた。

指と唇で彼に与えられる気持ち良さに、だんだん息が上がり、甘い声が漏れ、腰が揺れる。

「もっと声聞かせて」

「んんっ、はぁ、あっ、春臣さん……」

「エロい顔して本当可愛い。俺のこと好き?」

「あっ、んぅ……好き。大好き」

今日の春臣さんは意地悪な言葉が少なく、なんだかいつもより甘い。

両思いなのだと思うと嬉しくて、私は「好き」と何度も言いたくなった。

「……っ。ヤバイな。もうちょっと気持ち良くしてあげたかったけど、ごめん、もう挿れていい?」

「はい。挿れてください。春臣さんと早く繋がりたい……」

そう言った瞬間、胸元にチリッとした小さな痛みを感じた。

春臣さんが所有印を唇で刻んでいたのだ。

今まで何度も身体を重ねたが彼がこういう印をつけるのは初めてだった。

赤い花を咲かせると、春臣さんは満足げにそれを見下ろし、ポケットからゴムを取り出して自身に装着する。

そしてソファーに沈む私を抱き起こして、自分の膝の上に乗せて挿入した。

「ああっ、あん、あっ……!」

自分の体重によって春臣さんのモノを奥深くまで咥え込み、私は彼の上で嬌声を上げる。

座ったまま抱き合う形の体勢は、抱っこされているみたいで安心感がある。

彼の首に腕を回して抱きつきながら、身体も心も満たされる感覚に私は胸がいっぱいになった。

 ……どうしよう。春臣さんのことがすごくすごく好き。こうして抱き合ってる時間がすごく幸せ。春臣さんとこれからも一緒にいるためなら私は頑張れる。父にだって向かって行ける。

改めて春臣さんへの想いが止めどなく溢れ、私は彼をギュッと抱きしめた。

同時に奥深くの一番感じるところを下から突かれて絶頂に身体を震わせたのだった。
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