上 下
1 / 33

プロローグ 日常を楽しむ

しおりを挟む
 「あ~~異世界行きたい」

 これが私の口癖だった。
 私、『犬木いぬき れん。』

 普通の高校一年生だ。
 ただ7月になった今でも学校に友達はいない。
 いつも休み時間に一人で本を読んでいたら、周りから話さない人だと思われたらしい。
 現に、今クラスメイト達が交流を交わし合っている休み時間の中、私は一人教室の端でラノベを読んでいる。
 だが、私は友達ができなくても推しが居るし叶えたい夢もあるからいいと思っている。
 叶えたい夢と言っても決して叶うものではないが……

 そう私『犬木 恋』の夢は"異世界に行くこと"なのです!
 でも、できれば一回死ななくちゃいけない"転生"じゃなくて"召喚"がいいなとは思ってます。
 まあこんな事考えていても実際に起こるわけないけど……

「はぁ…異世界召喚されないかな~」

「じゃあしてみる?」

「えっ?」


 この記憶を最後に私の記憶は途絶えた。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,044pt お気に入り:471

激レア種族に転生してみた(笑)

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:2,379pt お気に入り:876

もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:220,910pt お気に入り:4,440

悪役令嬢を演じたら、殿下の溺愛が止まらなくなった

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:539pt お気に入り:57

異世界に転生したので裏社会から支配する

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:113pt お気に入り:737

処理中です...