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序章
幼女、それは尊大なる魔王なり
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お腹への衝撃で目が覚めるなんて、創作物の中では見た目ロリ(中身は不明)なヒロインに突然乗っかられるというお約束以外で経験することなんて無い、少なくとも幼馴染も居なければ妹も居ない、ましてや親戚の子も預かっていない筧家で、そんな事が起こりえるはずがなかった。
それにしてもこの衝撃、お腹の中身が滅茶苦茶になるのではと思う程強く、空っぽの胃から、少量の胃液が登ってきてしまった。おかげで胃液の酸味で口の中が大変な事になっている。こんなことならば、こんな経験したくはなかった。
いや、そもそもこれは、ロリに乗っかられた事による衝撃か。苦しく、ヒリヒリとするお腹に意識を向けてみるが、そこに触れているのはどうにも固い物の様に思えて仕方が無い。
衝撃で少し目がチカチカとするが、目の前を見れないこともない。違和感の正体を探るべくお腹の辺りに視線を下げてみると、そこには幼女らしき人物は乗って居なかった。
代わりと言っては何だが、ベッドの横には金髪の美幼女が佇んでおり、こちらを温度のない目で見下ろしている。そしてこの幼女はなんと、俺のお腹に足を乗っけているではないか。
状況から察するに、この謎の美幼女が俺のお腹に向けて踵を落としたのだと悟る。
幾ら幼女のものとはいえ、ブーツを履いた足で踵落としを、それも寝ている所に食らえば、それは多少吐いてしまっても不思議ではない。いや、寧ろその程度で済んで良かったというべきか。
「おうコラ何してくれとんねんワレェ」
「……ふむ、なるほど」
幾ら相手が幼女と言えど、悪いことをした場合はしっかり叱りつけなければならない。そもそもこの餓鬼は、小学校高学年くらいに見える。ということは、それ相応の教育を受けているはずなのだ。
他人に暴力を振るってはいけない、何度も口酸っぱく言われ、洗脳――もとい教育されているはずなのだから、少々手荒に怒っても構わないだろう。
というか、何がなるほどなのか。
「人間というのは寝ている所を起こされると、取り敢えず威嚇するものなのだな」
なんだこの偉そうな幼女は。俺の行動を何故か観察しているではないか。もっとも、なるほどという言葉の意味は理解したが――納得は別として。
向こうが観察してきたのだから、こちらだってじっくりねっとりと観察したって文句はあるまい、心のなかで危ない言い訳をしつつ、俺のお腹に蹴りを入れてくださった幼女を見る。
黄金を溶かした様な、輝く美しさを誇る金の髪に、血が濁った様な異様な赤い瞳。年の頃は12歳程と、目鼻立ちが整っていることもあり、人によっては一目見ただけで堕ちても仕方が無い美貌の持ち主だった。
だが如何せん態度が大きい上に電波を受信しているらしい。俺のこと人間と呼んだぞ、この幼女は。
それにしても軍服の様な服装にミニスカートとは、これも一種のコスプレだろうか。似合っているのがまた質が悪い。
温度のない冷めた瞳が気にはなるが、ずっと見つめ続けていても仕方があるまい。
状況を整理すべく、一先ず女児以外にも視線を向けてみる。女児の肩越しに見える壁が普段見慣れた壁紙で無いことから、ここが俺の部屋ではないという事はわかった。
しかし、今俺が寝ているベッドは、毎日何時間と逢瀬を重ねた我が愛しのベッドに相違ない。ということは、ベッドごとこの部屋に来たことを意味する。
状況を整理するとは言ったが、却ってわからなくなってしまった。ということは、やはりこの娘子に質問するしか無いのだろう。
だが、少なくとも相手に質問をぶつければ、この状況も多少は理解できるだろう、きっと。
「あー、俺は筧亮と言うんだけれど、君のお名前は?」
「カケイリョウ、か。変わった名だな」
「そ、そうか、な?アハハハ」
この年頃の小娘と会話したことなんて無い、故に手探りでコミュニケーションを取ろうとするも、敢え無く失敗した様だ。
まともに名前を名乗ることも出来ないのかと思ったが、ここで怒っては質問も出来ないだろう……もう遅いかもしれないが。
一応言葉を発して聞き取ることが出来る以上、会話は頑張れば成立するはずと思い、極力笑顔を心がけるも、
「ああ、すまない。私の名前だったな……一先ず、ニコラ様と呼んでくれれば良い」
「……わかった、ニコラちゃんだね」
「ニコラ様、だ。そう呼ばなければ、貴様の質問には答えてやらんぞ」
「ハァ、わかったよ。ニコラ様」
「……貴様は様を付けて呼ぶ相手に、タメ口で話すのか?」
口元が引きつってしまうのは無理からぬ事だった。
普通の小学生では在り得ないほど、このロリはどうにも態度が大きい。会って直ぐの年上の男に、様付けで呼べだとか敬語を使えなんて、普通堂々と言うだろうか。
まあ仕方ないと割り切ろう。そうしなければ、向こうは質問に答えないというのだから。
「わかりましたよ、ニコラ様。まず最初の質問ですが、」
「ああ、皆まで言うな。何を聞きたいのかなんてわかっている……私が何者か、だろう?」
俺の言葉を遮って言われたことは、残念ながら優先度が低いことだった。確かにこのロリが何者かは気になるところだが、それ以上にまずこの状況について知りたい。
何故俺は見知らぬ部屋で、しかし使い慣れたベッドで寝ているのか。そもそもここは何処なのか。目の前のロリについて質問するとすれば、せいぜい三つ目だ。
しかしここで否定すると、機嫌を損ねる可能性だってある。十中八九損ねて、何も情報を得られない可能性だってある。
「え、ええ、そうです。ニコラ様は一体何者なのですか?」
「ところで人間、貴様は幼女性愛者か?」
「違います」
どうしていきなりロリコン扱いされなければならないと言うのか。話が通じないことに、そして突飛もない嫌疑に戰き――もとい引きながら、先程までの茶番が無かった様に話し始めるニコラの声に、黙って耳を傾ける。
「さて、私が何者か、だったな……私は魔王だ」
「……は?魔王?」
「ああ、そうだとも、人間。私はな、魔王だ」
繰り返しになるが、目の前の幼女は電波を受信しているらしい。こういうのを中二的電波と言えば良いのだろうか。
こんな小さな年頃で既に、自分が魔王であるとしてロールプレイしている幼女に、若干の哀れみや憐憫の目を向けるが、それも当然のことだと理解して欲しい。
だから、肩をすくめて「やれやれ」と言う幼女に対し、大人気なく苛立ちを覚えたからといって責めないで欲しい。
彼女が魔王であるということを、この後身を持って知ることになるのだから、少しでも負担を減らしたいのだ。
それにしてもこの衝撃、お腹の中身が滅茶苦茶になるのではと思う程強く、空っぽの胃から、少量の胃液が登ってきてしまった。おかげで胃液の酸味で口の中が大変な事になっている。こんなことならば、こんな経験したくはなかった。
いや、そもそもこれは、ロリに乗っかられた事による衝撃か。苦しく、ヒリヒリとするお腹に意識を向けてみるが、そこに触れているのはどうにも固い物の様に思えて仕方が無い。
衝撃で少し目がチカチカとするが、目の前を見れないこともない。違和感の正体を探るべくお腹の辺りに視線を下げてみると、そこには幼女らしき人物は乗って居なかった。
代わりと言っては何だが、ベッドの横には金髪の美幼女が佇んでおり、こちらを温度のない目で見下ろしている。そしてこの幼女はなんと、俺のお腹に足を乗っけているではないか。
状況から察するに、この謎の美幼女が俺のお腹に向けて踵を落としたのだと悟る。
幾ら幼女のものとはいえ、ブーツを履いた足で踵落としを、それも寝ている所に食らえば、それは多少吐いてしまっても不思議ではない。いや、寧ろその程度で済んで良かったというべきか。
「おうコラ何してくれとんねんワレェ」
「……ふむ、なるほど」
幾ら相手が幼女と言えど、悪いことをした場合はしっかり叱りつけなければならない。そもそもこの餓鬼は、小学校高学年くらいに見える。ということは、それ相応の教育を受けているはずなのだ。
他人に暴力を振るってはいけない、何度も口酸っぱく言われ、洗脳――もとい教育されているはずなのだから、少々手荒に怒っても構わないだろう。
というか、何がなるほどなのか。
「人間というのは寝ている所を起こされると、取り敢えず威嚇するものなのだな」
なんだこの偉そうな幼女は。俺の行動を何故か観察しているではないか。もっとも、なるほどという言葉の意味は理解したが――納得は別として。
向こうが観察してきたのだから、こちらだってじっくりねっとりと観察したって文句はあるまい、心のなかで危ない言い訳をしつつ、俺のお腹に蹴りを入れてくださった幼女を見る。
黄金を溶かした様な、輝く美しさを誇る金の髪に、血が濁った様な異様な赤い瞳。年の頃は12歳程と、目鼻立ちが整っていることもあり、人によっては一目見ただけで堕ちても仕方が無い美貌の持ち主だった。
だが如何せん態度が大きい上に電波を受信しているらしい。俺のこと人間と呼んだぞ、この幼女は。
それにしても軍服の様な服装にミニスカートとは、これも一種のコスプレだろうか。似合っているのがまた質が悪い。
温度のない冷めた瞳が気にはなるが、ずっと見つめ続けていても仕方があるまい。
状況を整理すべく、一先ず女児以外にも視線を向けてみる。女児の肩越しに見える壁が普段見慣れた壁紙で無いことから、ここが俺の部屋ではないという事はわかった。
しかし、今俺が寝ているベッドは、毎日何時間と逢瀬を重ねた我が愛しのベッドに相違ない。ということは、ベッドごとこの部屋に来たことを意味する。
状況を整理するとは言ったが、却ってわからなくなってしまった。ということは、やはりこの娘子に質問するしか無いのだろう。
だが、少なくとも相手に質問をぶつければ、この状況も多少は理解できるだろう、きっと。
「あー、俺は筧亮と言うんだけれど、君のお名前は?」
「カケイリョウ、か。変わった名だな」
「そ、そうか、な?アハハハ」
この年頃の小娘と会話したことなんて無い、故に手探りでコミュニケーションを取ろうとするも、敢え無く失敗した様だ。
まともに名前を名乗ることも出来ないのかと思ったが、ここで怒っては質問も出来ないだろう……もう遅いかもしれないが。
一応言葉を発して聞き取ることが出来る以上、会話は頑張れば成立するはずと思い、極力笑顔を心がけるも、
「ああ、すまない。私の名前だったな……一先ず、ニコラ様と呼んでくれれば良い」
「……わかった、ニコラちゃんだね」
「ニコラ様、だ。そう呼ばなければ、貴様の質問には答えてやらんぞ」
「ハァ、わかったよ。ニコラ様」
「……貴様は様を付けて呼ぶ相手に、タメ口で話すのか?」
口元が引きつってしまうのは無理からぬ事だった。
普通の小学生では在り得ないほど、このロリはどうにも態度が大きい。会って直ぐの年上の男に、様付けで呼べだとか敬語を使えなんて、普通堂々と言うだろうか。
まあ仕方ないと割り切ろう。そうしなければ、向こうは質問に答えないというのだから。
「わかりましたよ、ニコラ様。まず最初の質問ですが、」
「ああ、皆まで言うな。何を聞きたいのかなんてわかっている……私が何者か、だろう?」
俺の言葉を遮って言われたことは、残念ながら優先度が低いことだった。確かにこのロリが何者かは気になるところだが、それ以上にまずこの状況について知りたい。
何故俺は見知らぬ部屋で、しかし使い慣れたベッドで寝ているのか。そもそもここは何処なのか。目の前のロリについて質問するとすれば、せいぜい三つ目だ。
しかしここで否定すると、機嫌を損ねる可能性だってある。十中八九損ねて、何も情報を得られない可能性だってある。
「え、ええ、そうです。ニコラ様は一体何者なのですか?」
「ところで人間、貴様は幼女性愛者か?」
「違います」
どうしていきなりロリコン扱いされなければならないと言うのか。話が通じないことに、そして突飛もない嫌疑に戰き――もとい引きながら、先程までの茶番が無かった様に話し始めるニコラの声に、黙って耳を傾ける。
「さて、私が何者か、だったな……私は魔王だ」
「……は?魔王?」
「ああ、そうだとも、人間。私はな、魔王だ」
繰り返しになるが、目の前の幼女は電波を受信しているらしい。こういうのを中二的電波と言えば良いのだろうか。
こんな小さな年頃で既に、自分が魔王であるとしてロールプレイしている幼女に、若干の哀れみや憐憫の目を向けるが、それも当然のことだと理解して欲しい。
だから、肩をすくめて「やれやれ」と言う幼女に対し、大人気なく苛立ちを覚えたからといって責めないで欲しい。
彼女が魔王であるということを、この後身を持って知ることになるのだから、少しでも負担を減らしたいのだ。
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