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3章 幸せの形は人それぞれ
41話 幸せなこと
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深夜2時。一通りの業務を終え、琳太郎はこのままもぬけの殻になったあのマンションに戻るかどうかを迷っていた。今はもう晴柊のことを思い出したくは無かった。しかし、今日一日晴柊のことが頭から離れなかった。早く、以前のように戻りたいと、琳太郎はマンションに戻ることを決める。晴柊がいた痕跡を、あそこから一刻も早く取り除きたかった。
マンションのエントランスに入り、エレベーターに乗り込む。いつもよりエレベーターが長く感じる。琳太郎が自分の部屋の前に立ち、鍵を開けた。ドアノブに手を掛けるとそのまま少し止まってしまう。こんなのは自分らしくはない、と思うことを振り切るように琳太郎は中に入った。
すると、琳太郎は目を見開いた。玄関からは、一直線上先にリビングに繋がる扉がみえる。ガラス窓のついたリビングの扉から、光が盛れ出ていた。誰かいる?まさかと、琳太郎はリビングの扉を荒々しく開けた。左側のキッチンには、いないはずの、晴柊が立っていた。
「おかえり。今日も遅かったなぁ。」
晴柊は、まるで今日一日のことが無かったかのようにキッチンでコーヒーを淹れている。琳太郎が晴柊を驚いた表情で見つめる。
「…お前…何してる…」
「コーヒー淹れてる。」
「そうじゃないだろ!」
何故、晴柊がここにいるのだ。自分は解放したはずだ。テーブルの上には晴柊の元に置いたはずの札束が、手つかずのまま置かれていた。晴柊の首にも足にも、晴柊をこの部屋に繋ぎ止めるものは何もなかった。玄関だって開けっ放しにして行った。なのに、なぜここにいるんだ。琳太郎の心が騒ぎ始める。声を荒げた琳太郎に、晴柊は少しも怯まず会話を続けた。まるで、悩む琳太郎とは対照的に、腹をくくったように見えた。
「……アンタが、好きな所に行けって言ったんじゃないか。だから、俺はここにいる。」
晴柊がコーヒーを淹れている手を止め、コップに注がれた黒い液体を眺めた。湯気が晴柊の瞼に当たり、湿らせる。
「監禁されて、遂に頭がおかしくなったか?」
琳太郎が鼻で笑うように晴柊を見た。しかし、内心は焦っていた。せっかく手放したのになんとか離れようとしたのに、自分の中から中々いなくなってくれない晴柊に対して。
「……そうかもな…」
晴柊はそのままその言葉を飲み込むと、そう小さく呟いた。静まり返った深夜の室内。晴柊が琳太郎のもとに足を進めた。琳太郎は思わず一歩、後ろに下がった。晴柊が琳太郎の目の前にやってくると、自分よりも高い位置にある琳太郎の胸倉を両手でぐっと掴んだ。晴柊は背伸びをして琳太郎に顔を近づける。そして視線を合わせた。晴柊の目に、琳太郎のような迷いは無かった。その表情はまるで、初めて会ったときに琳太郎に歯向かった晴柊の姿と重なった。
「アンタはズルいんだよ!俺の話聞こうともしないで、いつも突っ走る。……俺の前にいきなり現れて、全部奪ったと思ったら、今まで知らなかった物まで与えてくる。なのに……またそれを俺から奪った。俺が離れられなくなった途端、簡単に捨てた。……俺だっておかしいことくらいわかってるよっ……あんなに逃げたくて仕方なかったのに、首繋がれてても、部屋から出られなくても、この生活がいいって思ってた。アンタの帰りを待って、アンタに抱かれて、一緒に眠るのが心地良いって……。それ、なのにっ……」
言葉を紡いでいた晴柊の口が止まる。晴柊の目から涙が零れていた。琳太郎は、理解できなかった。自分が避け続け、勝手に決めつけていた晴柊の心情とは全く違うものが伝えられたからだった。
晴柊にとって最初に自由や尊厳を奪われたことよりも、色んな人と関われて、話せて、一緒にご飯を食べたりなんかできて、愛おしい人を待つことのできるこの生活の楽しさが何より勝っていた。どんなに酷いことをされようとも、琳太郎のことを嫌いになれなかった。晴柊の目から大粒の涙が止まらない。鼻が赤くなる。
晴柊は琳太郎が部屋を出ていって一人取り残された後、部屋を出ようと玄関まで行った。自分は自由の身になれたのだ、嬉しい日である。そう思いたかったが、自分がショックを受けていることに気付いた時、晴柊はその開いた扉の先に出ることができなかった。
この先に出てしまえば、もう皆にも、琳太郎にも会えない。たくさん酷いことをされたはずなのに、楽しい思い出ばかりが晴柊の頭を駆け巡った。まるで祖母と暮らしていた時の様に、晴柊はこのマンションで自分の居場所を掴んでいた。それに気付いた時、晴柊は1人玄関に座り込み泣きじゃくっていた。
あの時あんなに泣いたのに、今もこうして涙が止まらない。自分でも驚くほど、言葉が出てきたと思えばスッキリしていく。自分はこれを琳太郎にずっと伝えたかったのか。
「琳太郎の言う通りだよ。俺はもう普通なんかじゃない。この生活をずっと続けたいだなんて思ってたんだから。とっくに俺もアンタと一緒でおかしい奴になってるよバーカ!!笑いたきゃ笑え!!それもこれも全部アンタのせいっ……!!!!」
晴柊が一段と声を上げたときだった。琳太郎が何も言わず、しかし強い力で晴柊を抱きしめた。晴柊は驚いて涙と言葉が自然と止まる。少し痛いけれど確かに琳太郎に抱きしめられていることが、泣きながら怒り続ける晴柊の不安定な情緒を落ち着かせていった。
「ちょっと待て………処理が追い付かない……」
やっと喋った琳太郎は、かつてない程動揺している様子が感じ取れた。
「りん、たろう………?」
ただ、琳太郎の心臓の音が晴柊の耳元に届く。鼓動が僅かに速い。いつも琳太郎を包む張り詰めた、冷たい空気感がまるでなかった。晴柊は何も言わないで、そっとその大きな背中に腕を回した。琳太郎に触れているだけで、不思議と彼の考えていることが流れ込むようにわかる気がした。
「お前の真っ直ぐで純粋な眼差しが、いつも俺はお前に関わっちゃいけない人間だって、思わせてくる。それを隠すようにお前は俺のものだって無理矢理ここに閉じ込めて、抱いて、外の世界と遮断してきた。だから、お前があの男と繋がろうとしているんじゃないかって思ったとき、頭に血が上った。俺は、お前のことになると途端に余裕がなくなる。これ以上、お前の横にいるべきじゃない。それなのに…」
琳太郎が晴柊を抱きしめたまま思っていることを伝えた。こんな琳太郎は晴柊も想像していなかったし、知らなかった。いや、晴柊以外の誰も知らないのである。そんな琳太郎の姿を自分が見ていることに、晴柊は嬉しくなった。琳太郎の独占欲に浸る気持ちもなんだか理解できそうだった。
「そんなこと言うなよ。大体、理不尽な扱いなんて今更だろ?天下の琳太郎さんが何弱気になってんだ。それに、琳太郎が思うほど俺だってもう綺麗な晴柊じゃないよ。それは琳太郎の影響だし、俺はそうなったことを憎んでるわけじゃない。」
「…すまなかった。でも、お前はいつでも、今だって綺麗なままだよ。」
琳太郎は晴柊に暴力振るったこと、酷いことを言ってきたこと、してきたことを謝罪した。あの琳太郎が誤ったことも驚きだったが、それよりも今いつもよりも素直で、まるで親に打ち明ける子供のように弱弱しく本音を漏らす琳太郎に晴柊はなんだか温かい気持ちになっていた。
「………俺はお前に酷いことしてきた。」
「そうだな。でも……それ以上にいっぱい与えてくれたよ。」
「俺のせいで、お前を危険な目に巻き込むことになるかもしれない。」
「そんなのずっと前から覚悟してる。」
「……いつか本当にお前を壊すかもしれない。」
「はは、上等だね。できるもんならやってみろ。…俺はずっと、琳太郎の傍から離れないよ。」
「好きだ、晴柊。」
「俺も好きだよ。」
会話が糸を紡いで一つの布を作り上げるように、言葉が編まれていく。琳太郎が晴柊にキスを落とした。触れるような、優しいキスだった。晴柊は目を瞑ってそれを受け入れる。いつもみたく激しく触れあっているわけではないのに、晴柊は自分の心臓がうるさいほど速く動いているのがわかった。そして、その鼓動すら心地よかった。温かい琳太郎の体温を唇で、体で受け取り晴柊はこう思うのだった。
ああ、幸せだなあ。
深夜2時。一通りの業務を終え、琳太郎はこのままもぬけの殻になったあのマンションに戻るかどうかを迷っていた。今はもう晴柊のことを思い出したくは無かった。しかし、今日一日晴柊のことが頭から離れなかった。早く、以前のように戻りたいと、琳太郎はマンションに戻ることを決める。晴柊がいた痕跡を、あそこから一刻も早く取り除きたかった。
マンションのエントランスに入り、エレベーターに乗り込む。いつもよりエレベーターが長く感じる。琳太郎が自分の部屋の前に立ち、鍵を開けた。ドアノブに手を掛けるとそのまま少し止まってしまう。こんなのは自分らしくはない、と思うことを振り切るように琳太郎は中に入った。
すると、琳太郎は目を見開いた。玄関からは、一直線上先にリビングに繋がる扉がみえる。ガラス窓のついたリビングの扉から、光が盛れ出ていた。誰かいる?まさかと、琳太郎はリビングの扉を荒々しく開けた。左側のキッチンには、いないはずの、晴柊が立っていた。
「おかえり。今日も遅かったなぁ。」
晴柊は、まるで今日一日のことが無かったかのようにキッチンでコーヒーを淹れている。琳太郎が晴柊を驚いた表情で見つめる。
「…お前…何してる…」
「コーヒー淹れてる。」
「そうじゃないだろ!」
何故、晴柊がここにいるのだ。自分は解放したはずだ。テーブルの上には晴柊の元に置いたはずの札束が、手つかずのまま置かれていた。晴柊の首にも足にも、晴柊をこの部屋に繋ぎ止めるものは何もなかった。玄関だって開けっ放しにして行った。なのに、なぜここにいるんだ。琳太郎の心が騒ぎ始める。声を荒げた琳太郎に、晴柊は少しも怯まず会話を続けた。まるで、悩む琳太郎とは対照的に、腹をくくったように見えた。
「……アンタが、好きな所に行けって言ったんじゃないか。だから、俺はここにいる。」
晴柊がコーヒーを淹れている手を止め、コップに注がれた黒い液体を眺めた。湯気が晴柊の瞼に当たり、湿らせる。
「監禁されて、遂に頭がおかしくなったか?」
琳太郎が鼻で笑うように晴柊を見た。しかし、内心は焦っていた。せっかく手放したのになんとか離れようとしたのに、自分の中から中々いなくなってくれない晴柊に対して。
「……そうかもな…」
晴柊はそのままその言葉を飲み込むと、そう小さく呟いた。静まり返った深夜の室内。晴柊が琳太郎のもとに足を進めた。琳太郎は思わず一歩、後ろに下がった。晴柊が琳太郎の目の前にやってくると、自分よりも高い位置にある琳太郎の胸倉を両手でぐっと掴んだ。晴柊は背伸びをして琳太郎に顔を近づける。そして視線を合わせた。晴柊の目に、琳太郎のような迷いは無かった。その表情はまるで、初めて会ったときに琳太郎に歯向かった晴柊の姿と重なった。
「アンタはズルいんだよ!俺の話聞こうともしないで、いつも突っ走る。……俺の前にいきなり現れて、全部奪ったと思ったら、今まで知らなかった物まで与えてくる。なのに……またそれを俺から奪った。俺が離れられなくなった途端、簡単に捨てた。……俺だっておかしいことくらいわかってるよっ……あんなに逃げたくて仕方なかったのに、首繋がれてても、部屋から出られなくても、この生活がいいって思ってた。アンタの帰りを待って、アンタに抱かれて、一緒に眠るのが心地良いって……。それ、なのにっ……」
言葉を紡いでいた晴柊の口が止まる。晴柊の目から涙が零れていた。琳太郎は、理解できなかった。自分が避け続け、勝手に決めつけていた晴柊の心情とは全く違うものが伝えられたからだった。
晴柊にとって最初に自由や尊厳を奪われたことよりも、色んな人と関われて、話せて、一緒にご飯を食べたりなんかできて、愛おしい人を待つことのできるこの生活の楽しさが何より勝っていた。どんなに酷いことをされようとも、琳太郎のことを嫌いになれなかった。晴柊の目から大粒の涙が止まらない。鼻が赤くなる。
晴柊は琳太郎が部屋を出ていって一人取り残された後、部屋を出ようと玄関まで行った。自分は自由の身になれたのだ、嬉しい日である。そう思いたかったが、自分がショックを受けていることに気付いた時、晴柊はその開いた扉の先に出ることができなかった。
この先に出てしまえば、もう皆にも、琳太郎にも会えない。たくさん酷いことをされたはずなのに、楽しい思い出ばかりが晴柊の頭を駆け巡った。まるで祖母と暮らしていた時の様に、晴柊はこのマンションで自分の居場所を掴んでいた。それに気付いた時、晴柊は1人玄関に座り込み泣きじゃくっていた。
あの時あんなに泣いたのに、今もこうして涙が止まらない。自分でも驚くほど、言葉が出てきたと思えばスッキリしていく。自分はこれを琳太郎にずっと伝えたかったのか。
「琳太郎の言う通りだよ。俺はもう普通なんかじゃない。この生活をずっと続けたいだなんて思ってたんだから。とっくに俺もアンタと一緒でおかしい奴になってるよバーカ!!笑いたきゃ笑え!!それもこれも全部アンタのせいっ……!!!!」
晴柊が一段と声を上げたときだった。琳太郎が何も言わず、しかし強い力で晴柊を抱きしめた。晴柊は驚いて涙と言葉が自然と止まる。少し痛いけれど確かに琳太郎に抱きしめられていることが、泣きながら怒り続ける晴柊の不安定な情緒を落ち着かせていった。
「ちょっと待て………処理が追い付かない……」
やっと喋った琳太郎は、かつてない程動揺している様子が感じ取れた。
「りん、たろう………?」
ただ、琳太郎の心臓の音が晴柊の耳元に届く。鼓動が僅かに速い。いつも琳太郎を包む張り詰めた、冷たい空気感がまるでなかった。晴柊は何も言わないで、そっとその大きな背中に腕を回した。琳太郎に触れているだけで、不思議と彼の考えていることが流れ込むようにわかる気がした。
「お前の真っ直ぐで純粋な眼差しが、いつも俺はお前に関わっちゃいけない人間だって、思わせてくる。それを隠すようにお前は俺のものだって無理矢理ここに閉じ込めて、抱いて、外の世界と遮断してきた。だから、お前があの男と繋がろうとしているんじゃないかって思ったとき、頭に血が上った。俺は、お前のことになると途端に余裕がなくなる。これ以上、お前の横にいるべきじゃない。それなのに…」
琳太郎が晴柊を抱きしめたまま思っていることを伝えた。こんな琳太郎は晴柊も想像していなかったし、知らなかった。いや、晴柊以外の誰も知らないのである。そんな琳太郎の姿を自分が見ていることに、晴柊は嬉しくなった。琳太郎の独占欲に浸る気持ちもなんだか理解できそうだった。
「そんなこと言うなよ。大体、理不尽な扱いなんて今更だろ?天下の琳太郎さんが何弱気になってんだ。それに、琳太郎が思うほど俺だってもう綺麗な晴柊じゃないよ。それは琳太郎の影響だし、俺はそうなったことを憎んでるわけじゃない。」
「…すまなかった。でも、お前はいつでも、今だって綺麗なままだよ。」
琳太郎は晴柊に暴力振るったこと、酷いことを言ってきたこと、してきたことを謝罪した。あの琳太郎が誤ったことも驚きだったが、それよりも今いつもよりも素直で、まるで親に打ち明ける子供のように弱弱しく本音を漏らす琳太郎に晴柊はなんだか温かい気持ちになっていた。
「………俺はお前に酷いことしてきた。」
「そうだな。でも……それ以上にいっぱい与えてくれたよ。」
「俺のせいで、お前を危険な目に巻き込むことになるかもしれない。」
「そんなのずっと前から覚悟してる。」
「……いつか本当にお前を壊すかもしれない。」
「はは、上等だね。できるもんならやってみろ。…俺はずっと、琳太郎の傍から離れないよ。」
「好きだ、晴柊。」
「俺も好きだよ。」
会話が糸を紡いで一つの布を作り上げるように、言葉が編まれていく。琳太郎が晴柊にキスを落とした。触れるような、優しいキスだった。晴柊は目を瞑ってそれを受け入れる。いつもみたく激しく触れあっているわけではないのに、晴柊は自分の心臓がうるさいほど速く動いているのがわかった。そして、その鼓動すら心地よかった。温かい琳太郎の体温を唇で、体で受け取り晴柊はこう思うのだった。
ああ、幸せだなあ。
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