59 / 80
番外編 いじめは許さない
第2話
しおりを挟む
いじめを全く受けない方法は、誰とも関わらないことじゃないかと思うくらい、私はどこにいても、誰といてもいじめられた。
中学までの方が楽しかったなと思い出に浸ることが多い。
私が児童養護施設に入ったのは、高校入学してからだったから。
両親の離婚により、名前が小田マリとなったからだと思う。
最初は些細なからかいだったけど、そのうちにいじめへと化かして、自分の名前が嫌いとなった。
だから、中学までの知り合いに会う時は、苗字は昔と同じ呼び名で呼んでもらっている。
中学までの方が楽しかったなと思い出に浸ることが多い。
私が児童養護施設に入ったのは、高校入学してからだったから。
両親の離婚により、名前が小田マリとなったからだと思う。
最初は些細なからかいだったけど、そのうちにいじめへと化かして、自分の名前が嫌いとなった。
だから、中学までの知り合いに会う時は、苗字は昔と同じ呼び名で呼んでもらっている。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
深淵の孤独
阿波野治
ホラー
中学二年生の少年・楠部龍平は早起きをした朝、学校の校門に切断された幼い少女の頭部が放置されているのを発見。気が動転するあまり、あろうことか頭部を自宅に持ち帰ってしまう。龍平は殺人鬼の復讐に怯え、頭部の処理に思い悩む、暗鬱で孤独な日々を強いられる。
令和百物語 ~妖怪小話~
はの
ホラー
今宵は新月。
部屋の灯りは消しまして、百本の蝋燭に火を灯し終えております。
魔よけのために、刀も一本。
さあさあ、役者もそろいましたし、始めましょうか令和四年の百物語。
ルールは簡単、順番に怪談を語りまして、語り終えたら蠟燭の火を一本吹き消します。
百本目の蝋燭の火が消えた時、何が起きるのかを供に見届けましょう。
バベル 本の舟・塔の亡霊
春泥
ホラー
●第7回ホラー・ミステリー小説大賞【奨励賞】
大洪水を生き延びた一握りの人々は、辺り一面を水で囲まれた塔の中に幽閉状態となった。食料の備蓄も尽きかけた時、そこにあったのは、洪水前に運び込まれた大量の書物。
何百年経過しても相変わらず水だらけの世界。塔内の民への物資供給は、食料も含めてほぼ全て「本」に頼っている状態だが、一般の民はそれを知らない。
ある日、煉瓦職人の子ワタルは、長老より直々に図書館の司書になることを命じられる。初めは戸惑うものの、本の主な用途は「舟」の材料だと思っていたワタルは、書物の持つ無限の可能性を知ることになる。
しかしそれは、嫉妬や陰謀が渦巻く世界への入り口でもあった。ワタルは、逆恨みから襲撃され重傷を負う。彼を襲った者は、老齢の長老の代理となった若き指導者ゲンヤから、極刑である「水没刑」に処せられてしまう。
バーチャルメビウス
hosimure
ホラー
わたしは充実な日々を送っていた。
毎日学校へ行って、部活をして、バイトをして、恋人がいて、友達がいて…。
…なのにふと、虚しく感じる時があるのは何故なんだろう?
とほかみゑみため〜急に神様が見えるようになったので、神主、始めました。
白遠
ホラー
とほかみゑみため………神道において最も重要とされる唱え言葉の一つ。祝詞。漢字表記は当て字である。
代々神主の家柄の榊 伊邇(さかき いちか)は中学2年生。正月明けに育ての親である祖父を亡くした。
伊邇には両親はなく、霊能力者の姉が一人いるだけだが、姉もまた原因不明で意識を無くして病院に入院したきりだった。一人きりになった伊邇の前に、ある日突然祀っている神社の氏神様と眷属の白狐が現れ、伊邇の生活は一変する。実は伊邇もまた、神やその眷属を見ることができる霊能力者だった。
白狐の指導により、お祓いを主とした神主業を始めた伊邇だったが、ひょんなことから転校生である佐原 咲耶(さはら さくや)と生活を共にすることになる。佐原にもまた、霊感があり、生活の中でいわゆる幽霊に悩まされていた。
神主として経験を積むイチカと、サハラとの微妙な同棲生活の中で、眠り続ける姉の秘密が明らかになっていく。
※R15指定は残酷描写のためではありません。性的行為を想起させる表現がございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる