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読み切り 第1章 恐怖の体験
第11話 運命の出会い
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高校二年生になった私は、三毛猫カフェに来た櫻《さくら》君と出会った。
櫻君は、今年から小学入学になったらしい。
「櫻君、今日もかっこいいね」
「恥ずかしいから、やめるですぞ」
「今日の恋バナ、聞かせてよ」
「初恋の人とは、小学が別々になったですぞ」
「え?」
櫻君は、佐倉さんという同い年の幼稚園の女の子と片思いだったらしい。
「じゃあ、小さな桜ちゃんは?」
櫻君には仲のいい桜さんという保育園の女の子がいるらしい。
「ああ、幼稚園に入園したみたいですぞ」
「櫻君って、下の名前、何て言うの?」
「それは、キラキラネームですぞ」
「キラキラネーム?」
「水泳《スイミング》ですぞ」
こうして、私と櫻君は仲がよくなった。
あれから、4年後。
私は、櫻君は、小学五年生となった。
櫻君と、私の交際がスタートした。かなりの年の差恋愛だった。
人間世界では犯罪になるけれど、異世界では晴れて結婚して、夫婦となった。
ここで、サタンという悪魔が現れた。
「ほう。ここにいたか、まみる」
「どちら様か知りませんが、相手にする気はないので」
私はその場を立ち去った。
「初恋の」
「いいです。初恋だろうとなんだろうと、私は結婚していますので」
「結婚?」
「妊娠もしています。ですので、今後一切関わらないでください」
変な男にところに行かないのが私。
「おい、俺は航だ」
「あ、そう」
初彼とよりを戻すつもりはなかった。
櫻君は、今年から小学入学になったらしい。
「櫻君、今日もかっこいいね」
「恥ずかしいから、やめるですぞ」
「今日の恋バナ、聞かせてよ」
「初恋の人とは、小学が別々になったですぞ」
「え?」
櫻君は、佐倉さんという同い年の幼稚園の女の子と片思いだったらしい。
「じゃあ、小さな桜ちゃんは?」
櫻君には仲のいい桜さんという保育園の女の子がいるらしい。
「ああ、幼稚園に入園したみたいですぞ」
「櫻君って、下の名前、何て言うの?」
「それは、キラキラネームですぞ」
「キラキラネーム?」
「水泳《スイミング》ですぞ」
こうして、私と櫻君は仲がよくなった。
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人間世界では犯罪になるけれど、異世界では晴れて結婚して、夫婦となった。
ここで、サタンという悪魔が現れた。
「ほう。ここにいたか、まみる」
「どちら様か知りませんが、相手にする気はないので」
私はその場を立ち去った。
「初恋の」
「いいです。初恋だろうとなんだろうと、私は結婚していますので」
「結婚?」
「妊娠もしています。ですので、今後一切関わらないでください」
変な男にところに行かないのが私。
「おい、俺は航だ」
「あ、そう」
初彼とよりを戻すつもりはなかった。
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