異世界勇者～それぞれの物語～

番外編 オンラインゲームインザワールド

第3話

実際、服屋に入ってみたら、かわいいものがいっぱいあった。
レースのワンピースもいいし、オレンジのワンピースもいいし、いろいろなカラーのスキニーパンツもある。

ここで、ログアウトできないことに気づいた。
そう、私はゲームの世界から出られないことになった。

そこで、私は一人の男性に出会う。
名前は、ゲイト。

「君はかわいいね」
「ありがとう」
「現実の世界でも君が好きで、君をゲームに閉じ込めたんだ」

現実の私は、超地味だと思うけど。

「君のためにゲームを開発したんだ」
「はあ」
「だから、ずっと俺と一緒にいれくれないか」
「でも、現実世界に帰らないとだし」
「現実よりゲームの世界の方が楽しいよ。なんでも君の思い通りになるし」
「だけど」
「君と同じ会社にいて、君が好きなんだ」

こうして、私はゲイトとゲームの中で過ごした。
そのうち、ゲームの中で結婚するようになり、夫婦の生活を送った後は、子供も欲しくなった。

子供のために、現実世界には戻った。
現実のゲイトは、私より身長が低かった。
子供を私は妊娠することができた。