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番外編 大家族を抱えて

第1話

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 兄一人、私、弟二人、妹一人、父さん、母さんの七人家族。
 
 どうせなら、姉が欲しかった。
 長女に生まれたくなかった。

 二女の末娘は、超高齢出産で生まれた子供。
 三男の末息子は、高齢出産で生まれた子供。
 二男は、ギリギリ高齢出産ではなかった子供。

 末娘は生まれて間もない赤ちゃん。

 私はというと、20代後半で生まれた子供。
 兄は、20代前半で生まれた子供。

 母さんが24歳の若さで、兄を産んだ。
 そんな母も50歳。よく産めたな。

 二女、0歳。
 三男、11歳。
 二男、16歳。
 私、21歳。
 兄、26歳。

 兄の結婚話で、持ちきりだった。
 もしかしたら来年、孫もできるかもしれないなんて話があった。
 何で今更、子供もう一人産もうとか思ったのかな?

 父さんは、母さんより3歳年下。
 つまり、47歳。

 変わった家族だった。

 三男は、もう甘えん坊ではない。
 それは一年前からそうだけど、だからといって、もう一人欲しいと思うかな?

 というお話を書いていた。
 よしっ、いけるかも。

 私も、大家族で、貧しい生活や、
末っ子を産むころには,高齢出産になる母がいた。

けど、そんな生活は終わった。
私は、小説家となり、大家族をテーマにした小説を書くようになった。
大家族が懐かしいから。

今は、子供が一人いて、孫が二人いて、曾孫が三人いて、玄孫が四人いるおばあちゃんだ。
私は21歳ででき婚をして、家を出た。
子供、孫、曾孫も結婚が早く、玄孫の顔も見れた。

彼氏で、旦那になった人は二人兄弟だったけれど、二人で話合って、子供一人にした。
懐かしい。

私は、今日も玄孫を可愛がる。
玄孫はまだ赤ちゃん。
これから、玄孫の成長が見れるかな?
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