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番外編 パラレルラブ
第7話
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僕は仲間を集めた。
女だけの集団を作った。
その名も女軍団《じょぐんだん》。
対となる存在として男だけを集めた集団、男軍団《だぐんだん》がいる。
基地までもができた。
何でも願いが叶うという言い伝えがある石があるか、場所があるか、神様がいるかなどという情報を集めた。
みんな、叶えたい願いがあるから。
美人になりたいとか、大金持ちになりたいとか、宝石がほしいとか、不老不死になりたいとか、痩せたいとか、グラマーになりたいとか、綺麗に髪を伸ばしたいとか、背が低くくなりたい、背が高くなりたい、性格を変えたいなど。
僕はそういった叶えたい願いがないから、どんなことをお願いすればいいだろう?
一人の男がわたしよりも幼い女の子を抱っこして現れた。
その男は、お兄ちゃんと似てるけど微妙に違う。お兄ちゃんは髪が短いし、顔も19になるはずなのになぜか子どもぽっいし、小柄だ。
「パパ」と幼い10代前半かのように思える子どもが言った。
「これから、大事な話があるから」
「うん」
親子かな?
「ここは古代ヨーロッパだね」
「古代ヨーロッパ?」
「君の時代には、そんな呼び名はなかったか」
僕の時代?変なこと言う人だね。
こうゆうことは未来から来た人が言うことだよ。
未来から来るなんて、本でしか読んだことしかないけど‥‥現実にあるかな?
「これから先起こることは知らないということになるね」
「うん‥‥」
知るわけがない。
知っていたら、僕はその人のことを「予知能力者」と呼ぶよ。
「女軍団と男軍団作ったの?」
「僕が作ったわけではないけど‥‥あるね」
「そうか。君はそれに所属してるの?」
そんなことを知って、何になるんだろう?
「一応、女軍団に」
「その軍団は、願いを叶える方法を探してないかい?」
質問が多いな。
僕たちの中の話なら、関係ないよね?
もしかして、この人は男軍団の一人?だとしたら、矛盾する。
男軍団は、男だけで生活するから息子ならともかく、娘を連れて歩くなんてことは恥だからしないはず。
この人は何者なんだろう?
「そうだとしても、僕たちだけの問題だよね?」
「ところが、そうはならない」
「どうゆうこと?」
「ここから先は未来の話になるね。歴史に残るような出来事を起ことになるね」
何を言っているのかよくわからない。
「願いを叶える方法なんて見つかると思う?」
「みんなで協力すれば‥‥」
「不老不死なんて、この世に存在すると思う?」
「あるんじゃないの?」
「そうやって、みんな探した。だけど、不老不死なんて歴史上あったかな?」
「これから見つかるかもしれない」
「未来で起こることに僕は語れないけど、何でも叶う魔法の杖とか、不老不死とか、死んだ人を生き返らすとか、人類は不可能なことをやり遂げるんじゃないかって希望を求める。
最悪な結果しか招かなかった。
だけど、人類は諦めなかった。
不老不死になれたら幸せになるの?
死んだ人が生き返ったら、世の中は平和になるの?敵討ちはなくなるかもしれないけど‥‥。
宗教なんてずっとあるわけじゃない。ずっと必要とはされない。
生け贄なんて作ろうと思うなあ‥‥。生け贄は自分もまわりも不幸にする」
僕の生きる時代は、生け贄なんて見つかると当たり前だが‥‥。
「人類はいつになったら、戦争とは無縁の生活が送れるんだろうね」
今、みんなで何でも願いが叶う魔法の杖を探しているし、魔法があるんじゃないかって探しているけど見つからない。
不老不死になれる方法も、死んだ人を生き返らす方法もあるんじゃないかって探している。
この人はそういったことを否定している。
それを否定するということは、みんなの夢を壊すということに繋がる。
それだけはさせたくない。
「みんな、必死なの。
いつか、願いが叶うって信じてるの」
「生け贄を作るのに?」
「生け贄は、僕たちのこれからのために犠牲になるの」
この時代はこの考えが正しかった。
「責任逃れだよ。
生け贄がそんなことを望んでいる?
誰かを幸せにする?
生け贄にも家族がいるんだよ?」
果たして、この人の言うことは正しいの?
夢を壊すことは正しいの?
「みんなの夢を壊さないで‥‥」
「夢じゃない。現実逃避だ」
「言うことはこれだけ?」
「いっぱいある。だけど、今言っても無駄だと思うから。
これで変わらないようなら、この時間を生きている人たちは救えないということになる」
「世界を救うのは、僕たち女軍団の仕事だよ」
「なら、いいだろう。
僕はこれから、どうなるか見ることにしよう」
「見るまでもない。
情報は集まるから」
「その情報が本当だという確信は?」
「僕は仲間を、みんなを信じる」
「信じていいのか?」
「仲間だから」
「未来は変えられるしね。なら、君の言うことが正しいとしよう。
僕は何もできないけどね」
何もすることなんてない‥‥。
男は、幼い女の子と一緒に姿を消した。
未来がどうとかわからないけど、未来は僕たちが決める。
だけど、それが悲劇を起こしたー。
不老不死も、魔法の杖も、死んだ人を生き返らす方法も見つからなかった。
だけど、みんなであるんじゃないかと探して、ぼろぼろになった。
いつになったら、見つかるんだろう?
だけど、僕は見つかる日を待ってる。
生け贄は、生け贄の家族から怒りを買ったけど、生き返らす方法が見つかれば、解決することだから。
これでみんな幸せになれる。
見つからない。見つからない。
だけど、見つけてみせる。そう思っているうちに僕の体は弱りきった。
あれから年月がたって、年をいくらとっても若返ればいい。若返って、不老不死になればいい。
いつになったら叶うかな?
みんなで探しているのに‥‥見つからない。
女だけの集団を作った。
その名も女軍団《じょぐんだん》。
対となる存在として男だけを集めた集団、男軍団《だぐんだん》がいる。
基地までもができた。
何でも願いが叶うという言い伝えがある石があるか、場所があるか、神様がいるかなどという情報を集めた。
みんな、叶えたい願いがあるから。
美人になりたいとか、大金持ちになりたいとか、宝石がほしいとか、不老不死になりたいとか、痩せたいとか、グラマーになりたいとか、綺麗に髪を伸ばしたいとか、背が低くくなりたい、背が高くなりたい、性格を変えたいなど。
僕はそういった叶えたい願いがないから、どんなことをお願いすればいいだろう?
一人の男がわたしよりも幼い女の子を抱っこして現れた。
その男は、お兄ちゃんと似てるけど微妙に違う。お兄ちゃんは髪が短いし、顔も19になるはずなのになぜか子どもぽっいし、小柄だ。
「パパ」と幼い10代前半かのように思える子どもが言った。
「これから、大事な話があるから」
「うん」
親子かな?
「ここは古代ヨーロッパだね」
「古代ヨーロッパ?」
「君の時代には、そんな呼び名はなかったか」
僕の時代?変なこと言う人だね。
こうゆうことは未来から来た人が言うことだよ。
未来から来るなんて、本でしか読んだことしかないけど‥‥現実にあるかな?
「これから先起こることは知らないということになるね」
「うん‥‥」
知るわけがない。
知っていたら、僕はその人のことを「予知能力者」と呼ぶよ。
「女軍団と男軍団作ったの?」
「僕が作ったわけではないけど‥‥あるね」
「そうか。君はそれに所属してるの?」
そんなことを知って、何になるんだろう?
「一応、女軍団に」
「その軍団は、願いを叶える方法を探してないかい?」
質問が多いな。
僕たちの中の話なら、関係ないよね?
もしかして、この人は男軍団の一人?だとしたら、矛盾する。
男軍団は、男だけで生活するから息子ならともかく、娘を連れて歩くなんてことは恥だからしないはず。
この人は何者なんだろう?
「そうだとしても、僕たちだけの問題だよね?」
「ところが、そうはならない」
「どうゆうこと?」
「ここから先は未来の話になるね。歴史に残るような出来事を起ことになるね」
何を言っているのかよくわからない。
「願いを叶える方法なんて見つかると思う?」
「みんなで協力すれば‥‥」
「不老不死なんて、この世に存在すると思う?」
「あるんじゃないの?」
「そうやって、みんな探した。だけど、不老不死なんて歴史上あったかな?」
「これから見つかるかもしれない」
「未来で起こることに僕は語れないけど、何でも叶う魔法の杖とか、不老不死とか、死んだ人を生き返らすとか、人類は不可能なことをやり遂げるんじゃないかって希望を求める。
最悪な結果しか招かなかった。
だけど、人類は諦めなかった。
不老不死になれたら幸せになるの?
死んだ人が生き返ったら、世の中は平和になるの?敵討ちはなくなるかもしれないけど‥‥。
宗教なんてずっとあるわけじゃない。ずっと必要とはされない。
生け贄なんて作ろうと思うなあ‥‥。生け贄は自分もまわりも不幸にする」
僕の生きる時代は、生け贄なんて見つかると当たり前だが‥‥。
「人類はいつになったら、戦争とは無縁の生活が送れるんだろうね」
今、みんなで何でも願いが叶う魔法の杖を探しているし、魔法があるんじゃないかって探しているけど見つからない。
不老不死になれる方法も、死んだ人を生き返らす方法もあるんじゃないかって探している。
この人はそういったことを否定している。
それを否定するということは、みんなの夢を壊すということに繋がる。
それだけはさせたくない。
「みんな、必死なの。
いつか、願いが叶うって信じてるの」
「生け贄を作るのに?」
「生け贄は、僕たちのこれからのために犠牲になるの」
この時代はこの考えが正しかった。
「責任逃れだよ。
生け贄がそんなことを望んでいる?
誰かを幸せにする?
生け贄にも家族がいるんだよ?」
果たして、この人の言うことは正しいの?
夢を壊すことは正しいの?
「みんなの夢を壊さないで‥‥」
「夢じゃない。現実逃避だ」
「言うことはこれだけ?」
「いっぱいある。だけど、今言っても無駄だと思うから。
これで変わらないようなら、この時間を生きている人たちは救えないということになる」
「世界を救うのは、僕たち女軍団の仕事だよ」
「なら、いいだろう。
僕はこれから、どうなるか見ることにしよう」
「見るまでもない。
情報は集まるから」
「その情報が本当だという確信は?」
「僕は仲間を、みんなを信じる」
「信じていいのか?」
「仲間だから」
「未来は変えられるしね。なら、君の言うことが正しいとしよう。
僕は何もできないけどね」
何もすることなんてない‥‥。
男は、幼い女の子と一緒に姿を消した。
未来がどうとかわからないけど、未来は僕たちが決める。
だけど、それが悲劇を起こしたー。
不老不死も、魔法の杖も、死んだ人を生き返らす方法も見つからなかった。
だけど、みんなであるんじゃないかと探して、ぼろぼろになった。
いつになったら、見つかるんだろう?
だけど、僕は見つかる日を待ってる。
生け贄は、生け贄の家族から怒りを買ったけど、生き返らす方法が見つかれば、解決することだから。
これでみんな幸せになれる。
見つからない。見つからない。
だけど、見つけてみせる。そう思っているうちに僕の体は弱りきった。
あれから年月がたって、年をいくらとっても若返ればいい。若返って、不老不死になればいい。
いつになったら叶うかな?
みんなで探しているのに‥‥見つからない。
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