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番外編 空賊に愛されて
第4話
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俺は、グラマーとか美人とかに興味がなくて、小学生みたいなロリが好きだった。
ロリの魅力は可愛いし、俺よりも小柄になるし(女性はヒールを履くから俺の方が背が低くなったり、同じくらいになったりするから、ヒールを履いても俺より低い女子が好みとなる)、その理想を叶えたのが、炎か。
141センチなんて10代でなかなかいないしな。
だけど、ロリを振り向かすにはどうしたらいいんだろう?
ちなみに、炎かの髪が青いから、それも魅力的だった。
炎の使い手は、赤い髪ってイメージもあるし。
「炎か」
「なあに?」
「炎かは、彼氏とかいるの?」
「いないよ」
よっしゃ、これはきた。
「結婚したいとか考えたことある?」
「と言っても、炎か結婚できるような年齢じゃないから‥‥」
いいんだよ。
これから俺好みに育ててあげるよ。
いつか、炎かを落としてみせる。
だけど、そうなると俺が好きなホモ男タンパニーが邪魔となる。
「だいら君、一緒に氷の世界行く?」
「氷の世界?」
「うん。炎かやだいら君と住んでる世界とはまた別世界。
炎化ちゃんも予定が合わないみたいだから、一緒に行く人がほしいの」
「俺でいいの?」
「一緒にいてくれるだけでいいの」
よっしゃ、寒い国で熱い恋をしてやる。
俺は、炎かと一緒に氷の世界に来た。
街長のテレポートで一瞬で行けた。
炎かは、寒いということなので、5センチの分厚い厚底ブーツを履いているが、俺よりも小柄なのは変わらなかった。
そこがいいんだよ。
「氷の世界に行って来てとの依頼があったから」
「依頼?」
「仕事でやってるもん。
とにかく、氷の女王と呼ばれる人がいるから、炎の使い手に退治してほしいらしい」
「氷の女王って‥‥?」
「名前は、氷狩《ひかり》って言うらしいの。
炎かも会ったことがないから詳しいことはわからないけど」
歩いても歩いても、雪または氷ばかり。
「疲れた?
おぶる?それとも抱っこがいい?」
素直に甘えてもいいのかな?
「あっ、見つけた‥‥氷の城‥‥!」
氷の城?氷が固まっているだけにしか見えないが‥‥
「行くよ‥‥」
俺と炎かは、中に入った。
しばらく滑りやすい氷の上を二人で歩く。
「助けてくれ‥‥」
男が牢屋の中にいる。
「うん、今助けるよ」
「そうはさせませんわよ」
「氷狩‥‥」と男は言う。
「死んでもらいますわ」
「それはどうかな」
炎かが、銃から炎の玉を撃つと、氷狩は燃えた。
「どうなったの?」
「逃げられたね」
どこからか声が響く。
「炎の使い手よ、今回は引き下がりますわ。
こっちだって手は考えてありますし、必ず不幸に‥‥殺してみせますわ」
俺、男、炎かの三人で街に向かった。
「炎化ちゃんは、しばらく帰ってこないようだよ」
「そうか」
俺は、あまり興味がなかった。
男の名前を聞くと「ほのめ」らしい。
しばらくして、俺と炎かは、付き合うようになった。
ロリの彼氏になることが叶ったのだ。
ロリの魅力は可愛いし、俺よりも小柄になるし(女性はヒールを履くから俺の方が背が低くなったり、同じくらいになったりするから、ヒールを履いても俺より低い女子が好みとなる)、その理想を叶えたのが、炎か。
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だけど、ロリを振り向かすにはどうしたらいいんだろう?
ちなみに、炎かの髪が青いから、それも魅力的だった。
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「なあに?」
「炎かは、彼氏とかいるの?」
「いないよ」
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いいんだよ。
これから俺好みに育ててあげるよ。
いつか、炎かを落としてみせる。
だけど、そうなると俺が好きなホモ男タンパニーが邪魔となる。
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「うん。炎かやだいら君と住んでる世界とはまた別世界。
炎化ちゃんも予定が合わないみたいだから、一緒に行く人がほしいの」
「俺でいいの?」
「一緒にいてくれるだけでいいの」
よっしゃ、寒い国で熱い恋をしてやる。
俺は、炎かと一緒に氷の世界に来た。
街長のテレポートで一瞬で行けた。
炎かは、寒いということなので、5センチの分厚い厚底ブーツを履いているが、俺よりも小柄なのは変わらなかった。
そこがいいんだよ。
「氷の世界に行って来てとの依頼があったから」
「依頼?」
「仕事でやってるもん。
とにかく、氷の女王と呼ばれる人がいるから、炎の使い手に退治してほしいらしい」
「氷の女王って‥‥?」
「名前は、氷狩《ひかり》って言うらしいの。
炎かも会ったことがないから詳しいことはわからないけど」
歩いても歩いても、雪または氷ばかり。
「疲れた?
おぶる?それとも抱っこがいい?」
素直に甘えてもいいのかな?
「あっ、見つけた‥‥氷の城‥‥!」
氷の城?氷が固まっているだけにしか見えないが‥‥
「行くよ‥‥」
俺と炎かは、中に入った。
しばらく滑りやすい氷の上を二人で歩く。
「助けてくれ‥‥」
男が牢屋の中にいる。
「うん、今助けるよ」
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「死んでもらいますわ」
「それはどうかな」
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「炎の使い手よ、今回は引き下がりますわ。
こっちだって手は考えてありますし、必ず不幸に‥‥殺してみせますわ」
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「そうか」
俺は、あまり興味がなかった。
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