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番外編 狙われし者~恋する乙女な団長を助けるために~

第4話

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 幼馴染みから、恋人になれる確率は、僅か1%と聞いた。 
 まさに本当にその通りで、あんまり小さいうちからいるべきではなかった。
 私たち人間は、遺伝子的に近親相愛を避けるため、家族や身近な人など小さいうちから一緒にいる人たちと恋愛できないように組み込まれているらしい。

 小さい時に出会うべきじゃなかった。
 小さい時からずっと一緒にいなきゃよかった。
 今更、後悔してもどうすることもできない。
 ルイタはそのまま他の女の物となり、私とは疎遠となった。
 いつからだから、ルイタのことを本気で好きになっていた。
 成長と供に、ルイタを異性として意識するようになっていた。

 ここで、別の幼馴染に慰めてもらうこととなる。
 出会いは12歳のころかな。
 幼馴染の明確な定義はどこまでかわからないけど、私にとって古い友人は幼馴染ととってもいいような気がしてきた。
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