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番外編 さんにんは美魔法少女

第6話

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 三人は美魔法少女。

 美魔法少女と言えど、いつまでも仲がいいなんてことはないし、
 仲が悪くなれば美魔法少女なんて終わりだ。

 ジージーは何故、このようなことを考え始めたのか?
 中学生ぐらいの女の子の人間関係は複雑だし、友情が結ばれたとしても脆い。

 ジージーはわかっていない。

 三人の美魔法少女なんて長くは続かない。

 美を追求したいかもしれないけど、
 ひがみ、妬みは普通にあるし、
 自分より可愛い娘がいれば妬む。
 嫌いな人の悪口とかもあるし、
 ジージーなんて悪口の対象だ。

 女三人集まって、
 イケメンの話や恋愛話で盛り上がるけど、
 噂話や彼氏の悪口で持ちきりにもなる。

 しまいには、悪口を一緒に言えば、
 自分のことを棚に上げて、
「ジージーの悪口を言っていたよ」
 とすぐに報告する。

 ジージーが「理想と違うではないか」と嘆いていた。

 理想なんてどこにでもない。
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