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番外編 アクアマリン編集部
第9話
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オレに子どもができたら、犯罪者の曾孫となる。
オレも好きで、犯罪者の孫として生を受けたかったわけじゃない。
だから、子孫繁栄させないために女と一切交流を持たせないとか間違ってる。
オレは彼女欲しいと思ったことが何度もあった。
だけど、習い事でさえ決められる。
料理や裁縫、英会話、塾とか女が行きそうな所は禁じられ、
パソコン教室とかダーツやスポーツクラブとか男に人気の習い事は了承してくれたし、
公民館で行われるサークルとか、女が行くところでも、高齢の方が多いところは許してくれた。
だから、オレの付き合う彼女は、高齢のおばあちゃんが多かった。
夫に先立たれたようなおばあちゃんとか、
娘が亡くなって孫を育てているおばあちゃんとかもいた。
うちの親も、子どもを産めないようなおばあちゃんなら、大歓迎してくれた。
「この年齢なら、出産はできないようだから、結婚してくれてもいいんだぞ」
結婚、オレにはまだ早いように感じた。
「する前はいろいろと不安かもしれないけど、いざしてみると楽しいものよ。
女はいくつになっても乙女だから、プロポーズされたら嬉しいわよ」
「懐かしいなあ。高齢結婚なんて呼ばれたけど、それはそれでいいと今なら思えるな」
オレと血の繋がらない両親は、50過ぎてからの熟年結婚だったらしい。
当然、子供なんてできない。
お互いの両親は認知症となり、
老人ホーム暮らしのため、
反対する人もいなくて、
そのまま結婚に踏み切ったらしい。
オレは仕方ないから、付き合ったというかんじで、結婚したい程好きではなかった。
本当はもう少し若い女と付き合いたい。
オレは、いろんな彼女と付き合ったことはあるけれど、
どれも高齢のおばあちゃんだし、
キスしたことすらなかった。
手を繋いで歩くとかできない。
多分、生理的に受け付けない。
彼女いない歴=年齢になるよりはいいだろう。
そう思ったから、付き合った。
それに高齢のおばあちゃんの方が、ハードルが低いし、告白すればすぐ付き合ってくれる。
だけど、若い女は聞く話によると、ハードルが高い。付き合うまでに順序が必要だったりする。
高齢のおばあちゃんなら、そこらへんに散歩さえすれば満足してくれるし、
若い女はコスパもかかるし、デート代とか負担したくない。
誕生日なんて覚えてられるわけない。
向こうも結婚なんて求めてないだろうし、
オレが加害者の孫であることを隠しての上でのお付き合いだから、
結婚となるとそうゆうことも含めてのカミングアウトだから、そんな勇気すらもなかった。
オレの両親が実の両親でないことも隠していたけど、血液型でばれた。
オレも好きで、犯罪者の孫として生を受けたかったわけじゃない。
だから、子孫繁栄させないために女と一切交流を持たせないとか間違ってる。
オレは彼女欲しいと思ったことが何度もあった。
だけど、習い事でさえ決められる。
料理や裁縫、英会話、塾とか女が行きそうな所は禁じられ、
パソコン教室とかダーツやスポーツクラブとか男に人気の習い事は了承してくれたし、
公民館で行われるサークルとか、女が行くところでも、高齢の方が多いところは許してくれた。
だから、オレの付き合う彼女は、高齢のおばあちゃんが多かった。
夫に先立たれたようなおばあちゃんとか、
娘が亡くなって孫を育てているおばあちゃんとかもいた。
うちの親も、子どもを産めないようなおばあちゃんなら、大歓迎してくれた。
「この年齢なら、出産はできないようだから、結婚してくれてもいいんだぞ」
結婚、オレにはまだ早いように感じた。
「する前はいろいろと不安かもしれないけど、いざしてみると楽しいものよ。
女はいくつになっても乙女だから、プロポーズされたら嬉しいわよ」
「懐かしいなあ。高齢結婚なんて呼ばれたけど、それはそれでいいと今なら思えるな」
オレと血の繋がらない両親は、50過ぎてからの熟年結婚だったらしい。
当然、子供なんてできない。
お互いの両親は認知症となり、
老人ホーム暮らしのため、
反対する人もいなくて、
そのまま結婚に踏み切ったらしい。
オレは仕方ないから、付き合ったというかんじで、結婚したい程好きではなかった。
本当はもう少し若い女と付き合いたい。
オレは、いろんな彼女と付き合ったことはあるけれど、
どれも高齢のおばあちゃんだし、
キスしたことすらなかった。
手を繋いで歩くとかできない。
多分、生理的に受け付けない。
彼女いない歴=年齢になるよりはいいだろう。
そう思ったから、付き合った。
それに高齢のおばあちゃんの方が、ハードルが低いし、告白すればすぐ付き合ってくれる。
だけど、若い女は聞く話によると、ハードルが高い。付き合うまでに順序が必要だったりする。
高齢のおばあちゃんなら、そこらへんに散歩さえすれば満足してくれるし、
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誕生日なんて覚えてられるわけない。
向こうも結婚なんて求めてないだろうし、
オレが加害者の孫であることを隠しての上でのお付き合いだから、
結婚となるとそうゆうことも含めてのカミングアウトだから、そんな勇気すらもなかった。
オレの両親が実の両親でないことも隠していたけど、血液型でばれた。
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