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番外編 アクアマリン編集部
第1話
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オレは、アクアマリン編集部の透《とう》。下の名前に間違うかもしれないが、名字だ。
3月生まれ。
好きな色は青で、好きな物は透明なガラス。
「穏やか」「実際の年齢より若く見える 」「友達思い」「家族思い」「子供好き」と言われる。
男同士だけど恋人の滴舟《しずぶね》さんがいて、奥さんを亡くしてその上、子供がいる。
浮気はしてない、奥さんが亡くなった後に付き合い始めたから。
死亡理由が二人目の出産によるものらしい。
滴舟さんには二人の娘さんがいて、
長女で幼稚園児の滴舟一帆《いちほ》。
母親の記憶はいたことは憶えてるけど、どういった人かまでは覚えていないらしい。まずその記憶が本当かどうかも怪しいらしい。
ニ帆程、父親に甘えてくることはない。
しっかり者で、年齢より大人びている。
好きな色はピンク。
二女で保育園児の滴舟ニ帆《にほ》。
滴舟さんはニ帆が可愛くてしょうがないらしい。
好きな色とかはなく、まだわからない感じかな?
よく喋るし、極度の甘えん坊。
三年保育の場合は、3歳から幼稚園に入園するか、保育園を継続するか聞かれるし、
二年保育の場合は、4歳から幼稚園に入園するか、保育園を継続するか聞かれる。
そこで、一帆が幼稚園になったけど、ニ帆がどうなることやら。
幼稚園の送り迎えは祖母(母方)がしてくれる。
「聞いてよ、保育園で先生が折り紙やってたの」
ニ帆は帰って来たら、保育園の話をする。
一帆は幼稚園の話だ。
「幼稚園ではね、お昼寝がないらしいの」
保育園には12時ぐらいに給食を食べたら、お昼寝タイムがあるらしい。
オレと滴舟さんの出会いは、アクアマリン編集部、つまり職場だ。
滴舟さんは編集部副編集長。
一帆は最近、毎週日曜日に放送される、幼児向け魔法少女アニメにはまっていて、オレは一緒に見ることになる。
中学の女の子が悪い敵と戦うところを、大体一帆はピンクを応援する。強いて言えば、ピンクしか応援しない。
しまいには「映画行きたい」とのおねだりも来る。ニ帆と滴舟さんを置いて、魔法少女アニメ映画を一緒に見たこともあった。
ニ帆は「ツーマン」にはまっている。早い子供は1歳になった時から見ていたりする。
ツーマンは登場人物が多くて、誰が誰だかわからない。
もちろん、ツーマンが映画になることがあるので、ニ帆と二人で行ったこともあった。
最後まで観ていた一帆と違い、ニ帆は映画の途中で寝ていた。
来た意味あるのかな?
パジャマは決まって、キャラクターの絵柄があるパジャマだ。
一帆は魔法少女が集まった絵柄のパジャマ、ニ帆はツーマンの絵柄のパジャマ。
「パジャマ、着れたよー」
「すごいね」
些細なことでも褒めてあげなければならない。
ニ帆は褒められたことが嬉しく、そこら辺はねあがっていた。
滴舟さんとデートする時は、娘二人を連れてのデートになる。
小さな子供を連れてのデートは、公園か遊園地などとなる。
恋人といるドキドキを味わう余裕もなく、公園に行けば片方はブランコなのに、もう片方は滑り台を要求。
些細なことで姉妹喧嘩となる。
遊園地に行けば、いろんなアトラクションに行きたがるけど、身長制限で乗れない物が多い。
今日は仕事がお休みのため、遊園地。
「わーい、遊園地だあ」
お化け屋敷に行けば、ニ帆は怖がってただ滴舟さんに抱っこされていたけど、お転婆な一帆は素手でお化けを倒そうとしている。
お化けは反撃して来なかった。
遊園地で子供用ドレスを買い、一帆にはピンクのドレスをニ帆には青のドレスを着替え室を使い、着せてあげた。
ただドレス着ていても、ティアラかぶせても、スニーカー履いてるんだよね。
「写真撮って」と一帆。
一帆とニ帆のドレス姿を二人で写真を撮った。
多分、数年後にはドレスも着れなくなって、父親と遊園地とか行かなくなるんだろうな。
今日は楽しかったけど、明日は仕事が待っている。
明日には仕事に追われるという現実が押し寄せてくる。
一帆は幼稚園、ニ帆は保育園だから毎日が楽しいんだろうな。オレがこの時どうだったかなんてよく覚えてない。
3月生まれ。
好きな色は青で、好きな物は透明なガラス。
「穏やか」「実際の年齢より若く見える 」「友達思い」「家族思い」「子供好き」と言われる。
男同士だけど恋人の滴舟《しずぶね》さんがいて、奥さんを亡くしてその上、子供がいる。
浮気はしてない、奥さんが亡くなった後に付き合い始めたから。
死亡理由が二人目の出産によるものらしい。
滴舟さんには二人の娘さんがいて、
長女で幼稚園児の滴舟一帆《いちほ》。
母親の記憶はいたことは憶えてるけど、どういった人かまでは覚えていないらしい。まずその記憶が本当かどうかも怪しいらしい。
ニ帆程、父親に甘えてくることはない。
しっかり者で、年齢より大人びている。
好きな色はピンク。
二女で保育園児の滴舟ニ帆《にほ》。
滴舟さんはニ帆が可愛くてしょうがないらしい。
好きな色とかはなく、まだわからない感じかな?
よく喋るし、極度の甘えん坊。
三年保育の場合は、3歳から幼稚園に入園するか、保育園を継続するか聞かれるし、
二年保育の場合は、4歳から幼稚園に入園するか、保育園を継続するか聞かれる。
そこで、一帆が幼稚園になったけど、ニ帆がどうなることやら。
幼稚園の送り迎えは祖母(母方)がしてくれる。
「聞いてよ、保育園で先生が折り紙やってたの」
ニ帆は帰って来たら、保育園の話をする。
一帆は幼稚園の話だ。
「幼稚園ではね、お昼寝がないらしいの」
保育園には12時ぐらいに給食を食べたら、お昼寝タイムがあるらしい。
オレと滴舟さんの出会いは、アクアマリン編集部、つまり職場だ。
滴舟さんは編集部副編集長。
一帆は最近、毎週日曜日に放送される、幼児向け魔法少女アニメにはまっていて、オレは一緒に見ることになる。
中学の女の子が悪い敵と戦うところを、大体一帆はピンクを応援する。強いて言えば、ピンクしか応援しない。
しまいには「映画行きたい」とのおねだりも来る。ニ帆と滴舟さんを置いて、魔法少女アニメ映画を一緒に見たこともあった。
ニ帆は「ツーマン」にはまっている。早い子供は1歳になった時から見ていたりする。
ツーマンは登場人物が多くて、誰が誰だかわからない。
もちろん、ツーマンが映画になることがあるので、ニ帆と二人で行ったこともあった。
最後まで観ていた一帆と違い、ニ帆は映画の途中で寝ていた。
来た意味あるのかな?
パジャマは決まって、キャラクターの絵柄があるパジャマだ。
一帆は魔法少女が集まった絵柄のパジャマ、ニ帆はツーマンの絵柄のパジャマ。
「パジャマ、着れたよー」
「すごいね」
些細なことでも褒めてあげなければならない。
ニ帆は褒められたことが嬉しく、そこら辺はねあがっていた。
滴舟さんとデートする時は、娘二人を連れてのデートになる。
小さな子供を連れてのデートは、公園か遊園地などとなる。
恋人といるドキドキを味わう余裕もなく、公園に行けば片方はブランコなのに、もう片方は滑り台を要求。
些細なことで姉妹喧嘩となる。
遊園地に行けば、いろんなアトラクションに行きたがるけど、身長制限で乗れない物が多い。
今日は仕事がお休みのため、遊園地。
「わーい、遊園地だあ」
お化け屋敷に行けば、ニ帆は怖がってただ滴舟さんに抱っこされていたけど、お転婆な一帆は素手でお化けを倒そうとしている。
お化けは反撃して来なかった。
遊園地で子供用ドレスを買い、一帆にはピンクのドレスをニ帆には青のドレスを着替え室を使い、着せてあげた。
ただドレス着ていても、ティアラかぶせても、スニーカー履いてるんだよね。
「写真撮って」と一帆。
一帆とニ帆のドレス姿を二人で写真を撮った。
多分、数年後にはドレスも着れなくなって、父親と遊園地とか行かなくなるんだろうな。
今日は楽しかったけど、明日は仕事が待っている。
明日には仕事に追われるという現実が押し寄せてくる。
一帆は幼稚園、ニ帆は保育園だから毎日が楽しいんだろうな。オレがこの時どうだったかなんてよく覚えてない。
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