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第1章
プロローグ
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私は、突如として異世界に飛ばされた。
「いたっ!」
私は、地面に尻もちをついた状態で着地した。
セーラー服にスカーフ。
黒いけど、素足が透けて見えるようなタイツを履き、ローファを履いている18歳の高校3年生。
ここに来る前は、水泳部をやっていた。
短い水色のような青い髪に、青い瞳。
星座は蟹座。
最近はAカップになったばっかり。
身長は、背の順にすると前の方。
一人っ子だけど、従兄と従姉と従弟と従妹がいて、一緒に暮らしていた。
私に両親はいなくて、叔母と叔父と伯父という親戚に育てられた。
どこに向かえばいいのかわからないし、何をしたらいいかも知らない。
私はひたすら、人を探した。
期待はしてないけど、知っている人が誰かいれば安心かも・・・。
「あの・・・」
私は、見知らぬ人に話しかけた。
作業着らしきものを着て、スコップを持って、穴を掘っているおじさんだった。
「誰だ、どこの国だ?」
「どこの国だなんて・・・」
私は、一瞬かっとなりそうだけど、なるべく平静を装った。
今は、それどころじゃない。
「実は、迷子で・・・。
近くに、交番とかありますか?」
「交番?
何の話だ?」
もしかして、この世界に交番なんて概念ない?
「ええっと、警察です。
警察を探していて・・・」
「ケイサツ?なんて名前、この辺にいたかのう?」
警察がだめなら・・・。
「すいません。
知らないですよね?」
「全然知らんな」
「私、家がなくて・・・」
「ふうむ」
「見つけた。
家なら、ここだって」
後から声がして振り向こうと思ったら、気絶してしまった。
どのくらい、意識がなかっただろうか?
目が開かない!
口も塞がれてる!
手足が動かない!
「いたっ!」
私は、地面に尻もちをついた状態で着地した。
セーラー服にスカーフ。
黒いけど、素足が透けて見えるようなタイツを履き、ローファを履いている18歳の高校3年生。
ここに来る前は、水泳部をやっていた。
短い水色のような青い髪に、青い瞳。
星座は蟹座。
最近はAカップになったばっかり。
身長は、背の順にすると前の方。
一人っ子だけど、従兄と従姉と従弟と従妹がいて、一緒に暮らしていた。
私に両親はいなくて、叔母と叔父と伯父という親戚に育てられた。
どこに向かえばいいのかわからないし、何をしたらいいかも知らない。
私はひたすら、人を探した。
期待はしてないけど、知っている人が誰かいれば安心かも・・・。
「あの・・・」
私は、見知らぬ人に話しかけた。
作業着らしきものを着て、スコップを持って、穴を掘っているおじさんだった。
「誰だ、どこの国だ?」
「どこの国だなんて・・・」
私は、一瞬かっとなりそうだけど、なるべく平静を装った。
今は、それどころじゃない。
「実は、迷子で・・・。
近くに、交番とかありますか?」
「交番?
何の話だ?」
もしかして、この世界に交番なんて概念ない?
「ええっと、警察です。
警察を探していて・・・」
「ケイサツ?なんて名前、この辺にいたかのう?」
警察がだめなら・・・。
「すいません。
知らないですよね?」
「全然知らんな」
「私、家がなくて・・・」
「ふうむ」
「見つけた。
家なら、ここだって」
後から声がして振り向こうと思ったら、気絶してしまった。
どのくらい、意識がなかっただろうか?
目が開かない!
口も塞がれてる!
手足が動かない!
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