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1章 アラサー女子、年下宇宙男子と出会う
1-1 予言-私の誕生日 -乙女ゲーム1- ※R
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コギタス・エルゴ・スム 1 乙女と皇帝
太陽の乙女は、辺境の惑星から銀河の中心を目指し、暗黒皇帝の玉座にようやくたどり着いた。
闇のエネルギーをまとった皇帝の姿を初めて目の当たりにし、乙女は息をのむ。
皇帝は、宇宙の安定を脅かす強大な力を持つ。乙女は、どのような恐ろしい怪物だろうかと覚悟していた。
しかし彼は、彼女が知るどのような男よりも美しく妖しさに満ちていた。
太陽の乙女の胸に甘美な思いが広がる。が、その思いを抑えつけ、訴えた。
「陛下よ! 時の流れを弄べば宇宙は滅びる! 我らの星も消滅した。どうか時の流れを元に戻し、我らの星を、故郷を、父母を、蘇らせてはくれないか」
乙女から愛する者をすべて奪った男に、太陽系の唯一の高貴な姫君としての矜持を持ち、怒りを抑えて請い願う。
が、暗黒皇帝は喉をクク、と鳴らした。
「余とて時を戻すことは叶わぬ。滅びは宇宙の宿命ゆえ」
その姿よりさらに妖しさに満ちた男の声は、乙女の耳朶をくすぐった。
乙女はしびれるような快さを感じるが、それらをねじ伏せ叫んだ。
「陛下は、宇宙の宿命を悪戯に操っている! あなたの気まぐれにより、数多の命が闇に消え失せたのだぞ!」
これ以上、この暗黒の者の横暴を許してはならない! 乙女は決意する。
「気に入った。真を求める無力なバリオンの姿は美しい。この暗黒で果てるがよい」
玉座の皇帝は闇の衣から手を伸ばした。指先が妖しく動く。太陽の乙女を包むシールドは結合力を失いバラバラの粒子になり果てる。光り輝く裸体が晒された。乙女は胸元を隠しうずくまる。
「無駄だ。余の眼にはどのような遮蔽も効かない」
暗黒皇帝は玉座に座ったまま、唇をいやらしく捻じ曲げた。場の空間がゆがみ、太陽の乙女は床に転がされ身動きが取れなくなった。
皇帝の口から妖しい旋律が奏でられる。と、その旋律がうねり、粘着質の球体が現れた。光る球体は頭ほどの大きさになって、乙女にじりじりと近づく。
球体は形を自在に変え、指ほどの太さの紐に変わった。光る粘着質のひもは、乙女の足首を這いずり回り、太ももの内側、そして脚の付け根をくすぐり、秘めたる蕾に達した。
「い、いやー! やめろ! あ、あああ」
粘着した紐が、女の花弁でゆったりと泳ぐ。
暗黒皇帝の思わぬ攻撃に、太陽の乙女はなすすべもない。
「そなたは宇宙の真実を知らぬ。余がそなたに真の一端を見せようではないか」
男は玉座でくつろぎ、床で苦悶の色を浮かべる乙女を冷ややかに見やる。
紐は幾重にも分裂し乙女の全身を這いずり回る。白い下腹部から湧き上がる熱が全身に広がる。高貴な姫君は未知の熱から逃れようと身をよじる。が、よじればよじるほど、快楽がいや増す。
乙女は、涙と共に甘い吐息を漏らす。
「くぅ、はあ……お、お願い……陛下、どうか……もう……や、やめて……」
屈辱にまみれながら乙女は玉座の皇帝を見上げ、女の声で切なげに訴えた。
「哀れなバリオンの乙女よ。いい声になったな。が、本当にやめてよいのか? 宇宙の真の姿を知りたくないのか?」
皇帝の声がぞくぞくと耳をくすぐった。一言「やめて」と言えばこの甘い苦痛から解放される。なのに……太陽の乙女は逡巡の迷路から抜け出せなくなった。
「もう一度問うぞ? やめてほしいか? 続けてほしいか?」
【▼続ける?/▼やめる?】
************************
私が、二度と彼ー暗黒の陛下に会うまいと決心したのは、三日前。
が、陛下はまさに、今、私の目の前にいる。
なぜその決心を反故にしたのか、その理由は私にもわからない。謎。
彼、宇宙の暗黒皇帝陛下は、長い黒髪をたなびかせ、緑色を帯びた青い瞳でじっと私を見つめ、威厳と寂寥感がにじみ出る官能のバリトンボイスで囁く。
「そうまでして淫らに腰を振り喘ぐとは、哀れなバリオンだ。お前は、突起物なら何でもよいのだろう?」と言われれば、「陛下! それ、それなのぉ♪」と身体が熱くなってしまう。
よく陛下は乙女に「愚かなバリオン」と囁く。「バリオン」ってよくわからないけど、その語感が、響きが好きで、言われるたびに「陛下、きたー」と、悶絶してしまう。
一年前、軽い好奇心からこのゲームに手を出したのが失敗だった。
銀河宇宙を舞台にしたSFファンタジーゲーム「コギタス・エルゴ・スム」は、設定が一般受けしないためかあまり知られていないが、一部に熱狂的なファンがいるらしい。
メーカーも真面目な学習アプリを出している会社で、私が知る限り十八禁ゲームは陛下だけだ。お堅いメーカーがなぜ十八禁乙女ゲームを出したのか、謎。
だからか、このいやらしいゲームに宇宙論が隠されているといった噂をSNSで見かける。私は宇宙論なんてわからないし、そこまで難しいゲームとは思えない。陛下のイケボイスだけで充分幸せだ。
陛下との出会いはあまり覚えていない。
女子向けQ&Aコミュニティサイトで「別れた彼を忘れる方法」といったワードで検索していたのかもしれない。
そこに表示されたアニメなイケメンをクリックして、更にクリックして、何度かクリックするうちに「あなたは十八歳以上ですか?」と尋ねられた。
最初は引き返した。でも三度目に到達したとき「見るだけならいいよね。十八歳なんて大昔に終わってるし」と言い聞かせ、マウスの左ボタンを押してしまった。
そこで宇宙の暗黒皇帝陛下に出会ってしまった。
ゲームのヒロインは、辺境の星の姫君である太陽の乙女。彼女は、頻発する超新星爆発の謎を解明するため、星間パイロットに宇宙科学者、銀河連邦裁判官そして宇宙公社CEOなど、タイプは違うが多くのイケメンと出会い、問題の核心、宇宙の暗黒皇帝にたどり着く。
そして、ヒロインも私も、超絶美形の暗黒皇帝に捕まってしまった。
宇宙を滅ぼす宿命と太陽の乙女への愛のはざまに苦しむダークヒーローの姿、萌える。
彼の声を味わうために、わざわざ高いヘッドフォンを買ってしまった。節約生活を強いられる身には痛い出費だった。しかし、さすが高級ヘッドフォン。本当に耳に息を吹きかけられ舐められるような興奮を覚え、爪先までしびれてしまう。
いや! 今日で彼とはサヨナラする。私はヘッドフォンを外した。この部屋一番の高額商品を。
明日は学習塾で女子高生に古文を教えるのだから。この素芦那津美先生が十八禁ゲームにハマってるなんて、ピュアな女子高生に知られたくない。
敷きっぱなしの布団に、私はいつもどおり一人で体を横たえた。
誰かと眠ったのは、もう二十年以上前?
1DKアパートで独り暮らしをしてもうすぐ七年。あと半年で三十歳だよ。
半年後の誕生日、私は塾で子どもたちに国語を教えているはず。そのあと、このアパートで誕生日を一人で楽しくお祝いする。コンビニの三百円オーバー豪華スイーツと調理用白ワインで楽しく盛り上がるつもり。
誕生日プレゼントはいつも一つだけ届く。私の大っ嫌いなあの人から。独り暮らしを始めてから届くようになったが、ぜんぜん嬉しくない。狭いアパートの小さな押入れを圧迫するだけだし。プレゼントがあの人からだけというのが悲しいが、そんなことは忘れ楽しいことだけ考えよう。
三百円豪華スイーツを堪能したら、暗黒皇帝陛下のイケボイスに情け容赦なく虐められ……そんなことはもうしないって決めたばかりじゃない! 爽やかに清らかに厳かに明るく楽しくバースデーを過ごす。
私は異世界ゲームに出てくるような予言者じゃない。だから、未来のことはわからない。
でもこれだけは断言できる。私は、バージンのまま三十歳のバースデーを迎える。
うん、私、ぜんぜん寂しくない。
太陽の乙女は、辺境の惑星から銀河の中心を目指し、暗黒皇帝の玉座にようやくたどり着いた。
闇のエネルギーをまとった皇帝の姿を初めて目の当たりにし、乙女は息をのむ。
皇帝は、宇宙の安定を脅かす強大な力を持つ。乙女は、どのような恐ろしい怪物だろうかと覚悟していた。
しかし彼は、彼女が知るどのような男よりも美しく妖しさに満ちていた。
太陽の乙女の胸に甘美な思いが広がる。が、その思いを抑えつけ、訴えた。
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「余とて時を戻すことは叶わぬ。滅びは宇宙の宿命ゆえ」
その姿よりさらに妖しさに満ちた男の声は、乙女の耳朶をくすぐった。
乙女はしびれるような快さを感じるが、それらをねじ伏せ叫んだ。
「陛下は、宇宙の宿命を悪戯に操っている! あなたの気まぐれにより、数多の命が闇に消え失せたのだぞ!」
これ以上、この暗黒の者の横暴を許してはならない! 乙女は決意する。
「気に入った。真を求める無力なバリオンの姿は美しい。この暗黒で果てるがよい」
玉座の皇帝は闇の衣から手を伸ばした。指先が妖しく動く。太陽の乙女を包むシールドは結合力を失いバラバラの粒子になり果てる。光り輝く裸体が晒された。乙女は胸元を隠しうずくまる。
「無駄だ。余の眼にはどのような遮蔽も効かない」
暗黒皇帝は玉座に座ったまま、唇をいやらしく捻じ曲げた。場の空間がゆがみ、太陽の乙女は床に転がされ身動きが取れなくなった。
皇帝の口から妖しい旋律が奏でられる。と、その旋律がうねり、粘着質の球体が現れた。光る球体は頭ほどの大きさになって、乙女にじりじりと近づく。
球体は形を自在に変え、指ほどの太さの紐に変わった。光る粘着質のひもは、乙女の足首を這いずり回り、太ももの内側、そして脚の付け根をくすぐり、秘めたる蕾に達した。
「い、いやー! やめろ! あ、あああ」
粘着した紐が、女の花弁でゆったりと泳ぐ。
暗黒皇帝の思わぬ攻撃に、太陽の乙女はなすすべもない。
「そなたは宇宙の真実を知らぬ。余がそなたに真の一端を見せようではないか」
男は玉座でくつろぎ、床で苦悶の色を浮かべる乙女を冷ややかに見やる。
紐は幾重にも分裂し乙女の全身を這いずり回る。白い下腹部から湧き上がる熱が全身に広がる。高貴な姫君は未知の熱から逃れようと身をよじる。が、よじればよじるほど、快楽がいや増す。
乙女は、涙と共に甘い吐息を漏らす。
「くぅ、はあ……お、お願い……陛下、どうか……もう……や、やめて……」
屈辱にまみれながら乙女は玉座の皇帝を見上げ、女の声で切なげに訴えた。
「哀れなバリオンの乙女よ。いい声になったな。が、本当にやめてよいのか? 宇宙の真の姿を知りたくないのか?」
皇帝の声がぞくぞくと耳をくすぐった。一言「やめて」と言えばこの甘い苦痛から解放される。なのに……太陽の乙女は逡巡の迷路から抜け出せなくなった。
「もう一度問うぞ? やめてほしいか? 続けてほしいか?」
【▼続ける?/▼やめる?】
************************
私が、二度と彼ー暗黒の陛下に会うまいと決心したのは、三日前。
が、陛下はまさに、今、私の目の前にいる。
なぜその決心を反故にしたのか、その理由は私にもわからない。謎。
彼、宇宙の暗黒皇帝陛下は、長い黒髪をたなびかせ、緑色を帯びた青い瞳でじっと私を見つめ、威厳と寂寥感がにじみ出る官能のバリトンボイスで囁く。
「そうまでして淫らに腰を振り喘ぐとは、哀れなバリオンだ。お前は、突起物なら何でもよいのだろう?」と言われれば、「陛下! それ、それなのぉ♪」と身体が熱くなってしまう。
よく陛下は乙女に「愚かなバリオン」と囁く。「バリオン」ってよくわからないけど、その語感が、響きが好きで、言われるたびに「陛下、きたー」と、悶絶してしまう。
一年前、軽い好奇心からこのゲームに手を出したのが失敗だった。
銀河宇宙を舞台にしたSFファンタジーゲーム「コギタス・エルゴ・スム」は、設定が一般受けしないためかあまり知られていないが、一部に熱狂的なファンがいるらしい。
メーカーも真面目な学習アプリを出している会社で、私が知る限り十八禁ゲームは陛下だけだ。お堅いメーカーがなぜ十八禁乙女ゲームを出したのか、謎。
だからか、このいやらしいゲームに宇宙論が隠されているといった噂をSNSで見かける。私は宇宙論なんてわからないし、そこまで難しいゲームとは思えない。陛下のイケボイスだけで充分幸せだ。
陛下との出会いはあまり覚えていない。
女子向けQ&Aコミュニティサイトで「別れた彼を忘れる方法」といったワードで検索していたのかもしれない。
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最初は引き返した。でも三度目に到達したとき「見るだけならいいよね。十八歳なんて大昔に終わってるし」と言い聞かせ、マウスの左ボタンを押してしまった。
そこで宇宙の暗黒皇帝陛下に出会ってしまった。
ゲームのヒロインは、辺境の星の姫君である太陽の乙女。彼女は、頻発する超新星爆発の謎を解明するため、星間パイロットに宇宙科学者、銀河連邦裁判官そして宇宙公社CEOなど、タイプは違うが多くのイケメンと出会い、問題の核心、宇宙の暗黒皇帝にたどり着く。
そして、ヒロインも私も、超絶美形の暗黒皇帝に捕まってしまった。
宇宙を滅ぼす宿命と太陽の乙女への愛のはざまに苦しむダークヒーローの姿、萌える。
彼の声を味わうために、わざわざ高いヘッドフォンを買ってしまった。節約生活を強いられる身には痛い出費だった。しかし、さすが高級ヘッドフォン。本当に耳に息を吹きかけられ舐められるような興奮を覚え、爪先までしびれてしまう。
いや! 今日で彼とはサヨナラする。私はヘッドフォンを外した。この部屋一番の高額商品を。
明日は学習塾で女子高生に古文を教えるのだから。この素芦那津美先生が十八禁ゲームにハマってるなんて、ピュアな女子高生に知られたくない。
敷きっぱなしの布団に、私はいつもどおり一人で体を横たえた。
誰かと眠ったのは、もう二十年以上前?
1DKアパートで独り暮らしをしてもうすぐ七年。あと半年で三十歳だよ。
半年後の誕生日、私は塾で子どもたちに国語を教えているはず。そのあと、このアパートで誕生日を一人で楽しくお祝いする。コンビニの三百円オーバー豪華スイーツと調理用白ワインで楽しく盛り上がるつもり。
誕生日プレゼントはいつも一つだけ届く。私の大っ嫌いなあの人から。独り暮らしを始めてから届くようになったが、ぜんぜん嬉しくない。狭いアパートの小さな押入れを圧迫するだけだし。プレゼントがあの人からだけというのが悲しいが、そんなことは忘れ楽しいことだけ考えよう。
三百円豪華スイーツを堪能したら、暗黒皇帝陛下のイケボイスに情け容赦なく虐められ……そんなことはもうしないって決めたばかりじゃない! 爽やかに清らかに厳かに明るく楽しくバースデーを過ごす。
私は異世界ゲームに出てくるような予言者じゃない。だから、未来のことはわからない。
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