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1章 メアリ
2 開祖の恋人
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「ロバート様、またロマンス小説が増えていますよ」
王太子の寝室で、メアリは棚に並ぶ本に顔を向けた。
メアリは、週に一度、太子宮に泊まりロバートと夜を過ごす。
王子はネグリジェ姿のメアリに近づき、背後からそっと腕を回す。
「君の好きな、史師エリオンと女勇者カリマのラブロマンスも読んだ」
「ロバート様、エリオン教を侮辱したとお怒りになりませんの?」
「いや、作家の自由な精神活動を阻んではならない」
ロバートは変わった、寛容になったと、メアリは感心する。
「ふふ、ではロバート様も、エリオン様とカリマ様が愛し合っていたと思われます?」
暗がりのなかで、青い眼が光った。
「メアリ、物語と史実を混ぜてはいけないよ」
ロバートは寛容になったとはいえ、譲らないところもある。メアリは彼の頑なさに、かえって安堵を覚えた。生真面目な王子が愛おしい。
「私も軽率に史実とは申しません。ただテイラー先生がおっしゃったように、エリオン様が一度も恋を知らずに亡くなるより、カリマ様と愛し合いお子に恵まれた方が幸せに思えます」
王子は「そうだな」と腰を下ろし、メアリの身体を持ち上げた。
「ロバート様! 私重いの! やめて! 腰を痛めます!」
「メアリ、大人しくしてくれないか。まだそこまで力はないんだ」
ロバートはこの二か月、熱心に身体を鍛えている。王宮の近衛隊の訓練に参加し、隊長から直々に指導を受けている。
メアリもキャロライン王妃も危ないから止めてと願うが、頑として王子は聞かなかった。国王オリバーは殊のほか喜び、近衛隊長に「多少怪我させても構わぬ。普通の新兵と同様、厳しく鍛えてやってくれ」とけしかけた。
訓練の成果を発揮する時が来た。
「あ、そ、その辺で、もう降ろして」
メアリは恐怖で身をすくめた。ロバートが足をぐらつかせているのがわかるのだ。
が、彼はなんとか婚約者を床に落下させることなく踏ん張った。無事に目的地に到着し、腕の中の女をベッドに横たわらせた。
「ようやく君の夢、お姫様抱っこを叶えられた」
王子はベッドに腰掛け、勝利の笑顔を見せた。
「もうロバート様、私をトレーニングのダンベルみたいに使わないでください」
「はは、怒った顔も可愛いな」
王子は婚約者の額に口づけを落とし、伸し掛かってきた。
が、メアリは恋人の胸に腕を突っぱね、それ以上の進展を阻む。
「あ、あの、それでロバート様は、やはりエリオン様に恋人がいなかったと、お考えでしょうか?」
ロバートは戸惑う表情を見せるが、さしたる抵抗を示さず、メアリのとなりに身体を横たわらせた。
「いや……史師エリオンは、結婚は聖なる誓いと説かれた。聖王と聖妃に誓うことなく勇者カリマに子供を産ませるとは、史師の教えに反する行為だ」
「それは致し方ないかと。カリマ様は、魔王を滅ぼしてから十月十日でコンスタンス様をお産みになられました。魔王との決戦を前に死を覚悟したお二人は、一度だけ結ばれたのでしょう」
メアリは頬を紅潮させ両手を合わせ、ベッドの天蓋を飾るレースを見つめる。彼女の脳裏には、憧れの作家テイラー女史の描いた名場面が、虹のように浮かぶ。
「何年もお二人は求めあう心を抑え、魔王打倒のため戦ってきました。でも最後の夜……お互いへの情熱を抑えきれなかったのです……私は素晴らしいことと思います」
「だが史師エリオンと勇者カリマは、我が祖勇者セオドアと共に、魔王を倒し生還した。愛があるなら結婚するだろう?」
ロバートの反論に、メアリは考え込む。
「聖王紀によると、エリオン様は、ネクロザールの遺骸を封印するため、魔王城に残りました。そして七人の勇者に、自身の教えを胸に故郷に帰るよう促します。カリマ様にはラテーヌの復興、エリオン様には魔王の封印という、それぞれ使命がございました」
「高潔な師が、添い遂げることができない女と過ちを犯し子供を孕ませるとは、考えにくい。それは普通の男子としても、無責任な行為だ」
「……ですがエリオン様は、カリマ様に入浴の世話をさせ、時には同じ床で眠ることもあったとか」
ロバートは、メアリのブルネットの巻き毛に指を絡ませ「いや、しかし」と首を捻る。
「私は、エリオン様とカリマ様は特別な感情で結ばれていたと思います」
「君はロマンス小説が好きだからね。僕は、史師は生涯、清らかだったと考える」
メアリは寂しくなった――やはりこの方は真のエリオン教徒なのだ。彼は、聖なる誓いをせず結ばれた男女に、嫌悪を覚えるのだろう――今の自分たちのような関係に。
「ロバート様。わ、私たちは汚れてしまったのですか?」
メアリは横たわる恋人にしがみついた。
「何を言う! 僕らは誠実な夫と妻であろうと誓ったではないか。史師も僕らを汚れた男女と思うはずがない」
王子の青い眼がかっと見開かれる。彼は婚約者の額や鼻の頭に口づけを繰り返した。
「メアリ、すまない、無理をさせて。父上に、僕らの結婚を認めてもらうよう働きかけているから」
「私は結婚なんていいの。ただあなたの傍にいられれば……」
男は女の耳に小さく囁く。
「僕たちは、ずっと昔、同じ星の下で生まれた。結ばれる運命なんだよ」
「え、ええ……」
「君は僕のアタランテだ」
ロバートはしばしばメアリを、伝説の聖妃に例えた。
「い、いけません。エリオン様は、みだりに人を偉人に例えてはならないと、おっしゃっています」
「史師は、夫と妻は労り慈しみあうよう、説いている。僕は最大の賛辞を君に贈りたい」
「第一私が恐れ多くもアタランテ様なら、ロバート様は、聖王アトレウスになってしまいます」
「はははは。それは確かに不敬だな。僕は愚かな王太子だからね」
ロバートが愚かな王子ではないことを、メアリは充分過ぎるほど知っていた。彼の執務を手伝うようになり、メアリは確信した。彼が国民の希望であること。
女は男の腕の中で目を閉じた。
王太子の寝室で、メアリは棚に並ぶ本に顔を向けた。
メアリは、週に一度、太子宮に泊まりロバートと夜を過ごす。
王子はネグリジェ姿のメアリに近づき、背後からそっと腕を回す。
「君の好きな、史師エリオンと女勇者カリマのラブロマンスも読んだ」
「ロバート様、エリオン教を侮辱したとお怒りになりませんの?」
「いや、作家の自由な精神活動を阻んではならない」
ロバートは変わった、寛容になったと、メアリは感心する。
「ふふ、ではロバート様も、エリオン様とカリマ様が愛し合っていたと思われます?」
暗がりのなかで、青い眼が光った。
「メアリ、物語と史実を混ぜてはいけないよ」
ロバートは寛容になったとはいえ、譲らないところもある。メアリは彼の頑なさに、かえって安堵を覚えた。生真面目な王子が愛おしい。
「私も軽率に史実とは申しません。ただテイラー先生がおっしゃったように、エリオン様が一度も恋を知らずに亡くなるより、カリマ様と愛し合いお子に恵まれた方が幸せに思えます」
王子は「そうだな」と腰を下ろし、メアリの身体を持ち上げた。
「ロバート様! 私重いの! やめて! 腰を痛めます!」
「メアリ、大人しくしてくれないか。まだそこまで力はないんだ」
ロバートはこの二か月、熱心に身体を鍛えている。王宮の近衛隊の訓練に参加し、隊長から直々に指導を受けている。
メアリもキャロライン王妃も危ないから止めてと願うが、頑として王子は聞かなかった。国王オリバーは殊のほか喜び、近衛隊長に「多少怪我させても構わぬ。普通の新兵と同様、厳しく鍛えてやってくれ」とけしかけた。
訓練の成果を発揮する時が来た。
「あ、そ、その辺で、もう降ろして」
メアリは恐怖で身をすくめた。ロバートが足をぐらつかせているのがわかるのだ。
が、彼はなんとか婚約者を床に落下させることなく踏ん張った。無事に目的地に到着し、腕の中の女をベッドに横たわらせた。
「ようやく君の夢、お姫様抱っこを叶えられた」
王子はベッドに腰掛け、勝利の笑顔を見せた。
「もうロバート様、私をトレーニングのダンベルみたいに使わないでください」
「はは、怒った顔も可愛いな」
王子は婚約者の額に口づけを落とし、伸し掛かってきた。
が、メアリは恋人の胸に腕を突っぱね、それ以上の進展を阻む。
「あ、あの、それでロバート様は、やはりエリオン様に恋人がいなかったと、お考えでしょうか?」
ロバートは戸惑う表情を見せるが、さしたる抵抗を示さず、メアリのとなりに身体を横たわらせた。
「いや……史師エリオンは、結婚は聖なる誓いと説かれた。聖王と聖妃に誓うことなく勇者カリマに子供を産ませるとは、史師の教えに反する行為だ」
「それは致し方ないかと。カリマ様は、魔王を滅ぼしてから十月十日でコンスタンス様をお産みになられました。魔王との決戦を前に死を覚悟したお二人は、一度だけ結ばれたのでしょう」
メアリは頬を紅潮させ両手を合わせ、ベッドの天蓋を飾るレースを見つめる。彼女の脳裏には、憧れの作家テイラー女史の描いた名場面が、虹のように浮かぶ。
「何年もお二人は求めあう心を抑え、魔王打倒のため戦ってきました。でも最後の夜……お互いへの情熱を抑えきれなかったのです……私は素晴らしいことと思います」
「だが史師エリオンと勇者カリマは、我が祖勇者セオドアと共に、魔王を倒し生還した。愛があるなら結婚するだろう?」
ロバートの反論に、メアリは考え込む。
「聖王紀によると、エリオン様は、ネクロザールの遺骸を封印するため、魔王城に残りました。そして七人の勇者に、自身の教えを胸に故郷に帰るよう促します。カリマ様にはラテーヌの復興、エリオン様には魔王の封印という、それぞれ使命がございました」
「高潔な師が、添い遂げることができない女と過ちを犯し子供を孕ませるとは、考えにくい。それは普通の男子としても、無責任な行為だ」
「……ですがエリオン様は、カリマ様に入浴の世話をさせ、時には同じ床で眠ることもあったとか」
ロバートは、メアリのブルネットの巻き毛に指を絡ませ「いや、しかし」と首を捻る。
「私は、エリオン様とカリマ様は特別な感情で結ばれていたと思います」
「君はロマンス小説が好きだからね。僕は、史師は生涯、清らかだったと考える」
メアリは寂しくなった――やはりこの方は真のエリオン教徒なのだ。彼は、聖なる誓いをせず結ばれた男女に、嫌悪を覚えるのだろう――今の自分たちのような関係に。
「ロバート様。わ、私たちは汚れてしまったのですか?」
メアリは横たわる恋人にしがみついた。
「何を言う! 僕らは誠実な夫と妻であろうと誓ったではないか。史師も僕らを汚れた男女と思うはずがない」
王子の青い眼がかっと見開かれる。彼は婚約者の額や鼻の頭に口づけを繰り返した。
「メアリ、すまない、無理をさせて。父上に、僕らの結婚を認めてもらうよう働きかけているから」
「私は結婚なんていいの。ただあなたの傍にいられれば……」
男は女の耳に小さく囁く。
「僕たちは、ずっと昔、同じ星の下で生まれた。結ばれる運命なんだよ」
「え、ええ……」
「君は僕のアタランテだ」
ロバートはしばしばメアリを、伝説の聖妃に例えた。
「い、いけません。エリオン様は、みだりに人を偉人に例えてはならないと、おっしゃっています」
「史師は、夫と妻は労り慈しみあうよう、説いている。僕は最大の賛辞を君に贈りたい」
「第一私が恐れ多くもアタランテ様なら、ロバート様は、聖王アトレウスになってしまいます」
「はははは。それは確かに不敬だな。僕は愚かな王太子だからね」
ロバートが愚かな王子ではないことを、メアリは充分過ぎるほど知っていた。彼の執務を手伝うようになり、メアリは確信した。彼が国民の希望であること。
女は男の腕の中で目を閉じた。
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