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憧れの異世界恋愛
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小説投稿にまつわるアレコレを語るエッセイ。一か月もご無沙汰していました。
私の作品のなかで多分一番読まれているのが、このエッセイです。
なので週に一度は更新、と思っているのですが、小説を書いているとなかなかエッセイを書く余裕がなく、一か月も空いてしまいました。
その小説が一段落したので、エッセイを再開します。
先日(2024年7月)『彼女の前世はニホンジン? このままでは婚約破棄しかない!』という異世界恋愛小説の連載を始めました。
五万字ほどの中編です。今回は完結までちゃんと書いてあります。毎日更新で八月上旬には完結できますので、ご安心ください。
私は異世界恋愛物が好きです。小説投稿を始めたきっかけのひとつが、異世界恋愛小説です。ぶっちゃけ、こんな感じなら書けるんじゃないかと、なめてたんです。
が、いざ書き始めると異世界ものはハードルが高かったので、自分の経験をベースに書ける現実恋愛小説から始めることにしました。
異世界というと範囲が無限に広がりますが、ここでは一番流行っているヨーロッパベースの世界について語らせていただきます。
異世界ものを書くハードルが高いのは、私にベースとなる世界の知識がないからでしょう。
中学高校と、歴史の成績はボロボロでした。学年で下から数えて四分の一ぐらいでしょうか? 大学の専攻はもちろん歴史とは無関係の世界。
そのうち三国志ゲームをきっかけに、中国史に興味を持ちましたが、ヨーロッパ史はさっぱりです。
私のヨーロッパ知識のソースは以下の通りです。
・ベルサイユのばら
・指輪物語
・ハリーポッター(途中まで)
・ドラゴンクエスト
・ファイナルファンタジー
・ゼルダの伝説
・ゲーム『大航海時代』
・ハーレクインコミックのヒストリカルいくつか
・異世界恋愛ティーンズラブノベル
若干補足します。
『大航海時代』とは、コーエーのシミュレーションゲームです。文字通り、大航海時代の世界が舞台です。三十年前に出た第一作では、主人公はポルトガルの船乗りでした。小さな船でコツコツ商売を始め、やがて世界中を船で周ります。
現在、オンライン版と、四作目がWindowsとSwitchバージョンで出ています。
このゲームを遊ぶと、自然に世界の地名(海沿い限定)が覚えられます。
私の大好きなハーレクインコミックには、ヒストリカルというジャンルがあります。現代ものではなく、昔のヨーロッパを舞台にしたラブロマンスです。
昔のヨーロッパといっても幅広いですね。私がざっと読んだところ、古代ローマやアメリカ独立の話もありましたが、多いのは中世です。一番多いのは、十九世紀ヨーロッパの社交界です。やっぱり、衣装が美しいですよね。
今流行りの異世界恋愛物でも、十九世紀風俗が多いんじゃないかなあ? それより前のロココ調やバロック調は現代人感覚だとゴテゴテしすぎるので、近代ヨーロッパが、現代人には華やかに見えるのだと思います。
で、この手の漫画を読んで知ったのが、以下の単語です。
●カーテシー
●デビュタント
●マナー・ハウス
●摂政時代(リージェンシー)
異世界恋愛物によく出てくる言葉です。一応、チョー適当な説明をします。
●カーテシー
貴族の令嬢がスカートを広げて膝を折る挨拶です。
現代はふんわりスカートははかないので、スカートはそのままで、片膝を引いて曲げて挨拶します。あ、女性限定なのは今も昔も変わりません。
昔は、目上の人にする挨拶でしたが、現代はヨーロッパの王族に対する挨拶とされています。
Wikipediaによると、
英語でカーテシー、コーテシー(courtesy)という言葉の意味は、「礼儀正しさ」もしくは「礼儀」そのもののことであり、コーツィ、カーツィ(curtsy、またはcurtsey)の語の方が「挨拶、お辞儀の方法のひとつ」を指す単語としては正しい。
だそうです。
●デビュタント
社交界デビューする若い女性を指します。
検索したら、いや~未だに社交界とかデビュタントってあるんですね。白いドレスを着ることが多いようです。
●マナー・ハウス
わたしはてっきり礼儀作法を教えてくれる家かと思いましたが、全然違いました。
中世ヨーロッパの荘園領主の館だそうです。
似たような単語にカントリー・ハウスがありますが、こちらはもう少し意味が広く、田舎の屋敷全般を指すようです。
●タウン・ハウス
イギリスの貴族は、領地のカントリー・ハウスの他、首都ロンドンに邸宅を持っていました。
社交シーズンになると、タウン・ハウスに移るそうです。
日本の江戸時代で、藩主が国元と江戸屋敷を往復するイメージとかぶりますが、趣旨は全然違うよね。
●摂政時代(リージェンシー)
イギリス王ジョージ3世が、主に精神疾患で統治不能となり、長男ジョージが摂政王太子として統治します。この摂政太子が統治した時代を指すそうです。摂政を指す英語から、リージェンシーとも呼ばれます。
なかなか華やかな時代だったらしく、ハーレクインのヒストリカルでよく取り上げられます。
ということで自分、ヨーロッパ舞台の知識が全然ないので、異世界恋愛に憧れていたのに執筆をためらっておりました。
で、相変わらず知識はないのですが、今回、ついに表に出すことにしました。
私、頭の中にぼんやりとですが、異世界恋愛物ネタが詰まっています。ぼんやりとですが執筆をためらい頭の中で熟成させているうちに、絶対自分の力量では書けない物語に変貌してしまいました。
長期連載が一区切りついてぼんやりしていたところ、また話のネタが浮かびました。
私は現在、長編(20万字程度)を三作発表していますが、長編書くぞ! と意気込んだのは最初の作品だけで、残りの二つは、短編のつもりが放置したら長編になったパターンです。
この頭に浮かんだ話も、長編化しそうな嫌な予感がしました。
だったら、熟成する前にとっとと表に出しちゃえ! と、不勉強のまま異世界恋愛デビューを果たしたわけです。
ということで今回も100%宣伝エッセイです。
『彼女の前世はニホンジン? このままでは婚約破棄しかない!』を、チラ見だけでもしてくれると、メッチャ嬉しいです。
皆様のお越しをお待ちしております。
私の作品のなかで多分一番読まれているのが、このエッセイです。
なので週に一度は更新、と思っているのですが、小説を書いているとなかなかエッセイを書く余裕がなく、一か月も空いてしまいました。
その小説が一段落したので、エッセイを再開します。
先日(2024年7月)『彼女の前世はニホンジン? このままでは婚約破棄しかない!』という異世界恋愛小説の連載を始めました。
五万字ほどの中編です。今回は完結までちゃんと書いてあります。毎日更新で八月上旬には完結できますので、ご安心ください。
私は異世界恋愛物が好きです。小説投稿を始めたきっかけのひとつが、異世界恋愛小説です。ぶっちゃけ、こんな感じなら書けるんじゃないかと、なめてたんです。
が、いざ書き始めると異世界ものはハードルが高かったので、自分の経験をベースに書ける現実恋愛小説から始めることにしました。
異世界というと範囲が無限に広がりますが、ここでは一番流行っているヨーロッパベースの世界について語らせていただきます。
異世界ものを書くハードルが高いのは、私にベースとなる世界の知識がないからでしょう。
中学高校と、歴史の成績はボロボロでした。学年で下から数えて四分の一ぐらいでしょうか? 大学の専攻はもちろん歴史とは無関係の世界。
そのうち三国志ゲームをきっかけに、中国史に興味を持ちましたが、ヨーロッパ史はさっぱりです。
私のヨーロッパ知識のソースは以下の通りです。
・ベルサイユのばら
・指輪物語
・ハリーポッター(途中まで)
・ドラゴンクエスト
・ファイナルファンタジー
・ゼルダの伝説
・ゲーム『大航海時代』
・ハーレクインコミックのヒストリカルいくつか
・異世界恋愛ティーンズラブノベル
若干補足します。
『大航海時代』とは、コーエーのシミュレーションゲームです。文字通り、大航海時代の世界が舞台です。三十年前に出た第一作では、主人公はポルトガルの船乗りでした。小さな船でコツコツ商売を始め、やがて世界中を船で周ります。
現在、オンライン版と、四作目がWindowsとSwitchバージョンで出ています。
このゲームを遊ぶと、自然に世界の地名(海沿い限定)が覚えられます。
私の大好きなハーレクインコミックには、ヒストリカルというジャンルがあります。現代ものではなく、昔のヨーロッパを舞台にしたラブロマンスです。
昔のヨーロッパといっても幅広いですね。私がざっと読んだところ、古代ローマやアメリカ独立の話もありましたが、多いのは中世です。一番多いのは、十九世紀ヨーロッパの社交界です。やっぱり、衣装が美しいですよね。
今流行りの異世界恋愛物でも、十九世紀風俗が多いんじゃないかなあ? それより前のロココ調やバロック調は現代人感覚だとゴテゴテしすぎるので、近代ヨーロッパが、現代人には華やかに見えるのだと思います。
で、この手の漫画を読んで知ったのが、以下の単語です。
●カーテシー
●デビュタント
●マナー・ハウス
●摂政時代(リージェンシー)
異世界恋愛物によく出てくる言葉です。一応、チョー適当な説明をします。
●カーテシー
貴族の令嬢がスカートを広げて膝を折る挨拶です。
現代はふんわりスカートははかないので、スカートはそのままで、片膝を引いて曲げて挨拶します。あ、女性限定なのは今も昔も変わりません。
昔は、目上の人にする挨拶でしたが、現代はヨーロッパの王族に対する挨拶とされています。
Wikipediaによると、
英語でカーテシー、コーテシー(courtesy)という言葉の意味は、「礼儀正しさ」もしくは「礼儀」そのもののことであり、コーツィ、カーツィ(curtsy、またはcurtsey)の語の方が「挨拶、お辞儀の方法のひとつ」を指す単語としては正しい。
だそうです。
●デビュタント
社交界デビューする若い女性を指します。
検索したら、いや~未だに社交界とかデビュタントってあるんですね。白いドレスを着ることが多いようです。
●マナー・ハウス
わたしはてっきり礼儀作法を教えてくれる家かと思いましたが、全然違いました。
中世ヨーロッパの荘園領主の館だそうです。
似たような単語にカントリー・ハウスがありますが、こちらはもう少し意味が広く、田舎の屋敷全般を指すようです。
●タウン・ハウス
イギリスの貴族は、領地のカントリー・ハウスの他、首都ロンドンに邸宅を持っていました。
社交シーズンになると、タウン・ハウスに移るそうです。
日本の江戸時代で、藩主が国元と江戸屋敷を往復するイメージとかぶりますが、趣旨は全然違うよね。
●摂政時代(リージェンシー)
イギリス王ジョージ3世が、主に精神疾患で統治不能となり、長男ジョージが摂政王太子として統治します。この摂政太子が統治した時代を指すそうです。摂政を指す英語から、リージェンシーとも呼ばれます。
なかなか華やかな時代だったらしく、ハーレクインのヒストリカルでよく取り上げられます。
ということで自分、ヨーロッパ舞台の知識が全然ないので、異世界恋愛に憧れていたのに執筆をためらっておりました。
で、相変わらず知識はないのですが、今回、ついに表に出すことにしました。
私、頭の中にぼんやりとですが、異世界恋愛物ネタが詰まっています。ぼんやりとですが執筆をためらい頭の中で熟成させているうちに、絶対自分の力量では書けない物語に変貌してしまいました。
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私は現在、長編(20万字程度)を三作発表していますが、長編書くぞ! と意気込んだのは最初の作品だけで、残りの二つは、短編のつもりが放置したら長編になったパターンです。
この頭に浮かんだ話も、長編化しそうな嫌な予感がしました。
だったら、熟成する前にとっとと表に出しちゃえ! と、不勉強のまま異世界恋愛デビューを果たしたわけです。
ということで今回も100%宣伝エッセイです。
『彼女の前世はニホンジン? このままでは婚約破棄しかない!』を、チラ見だけでもしてくれると、メッチャ嬉しいです。
皆様のお越しをお待ちしております。
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