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黒の帳 『一つ目の帳』
新しい友達 〔木曜日Ⅱ〕
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小さな子が、私の手を引いている。
この子は誰だろう。
周りを見渡せば、私の記憶がぐちゃぐちゃに混ざったような背景が見えた。だって、私が小学生一年生の時に流行った映画と、今年ヒットした歌が流れている。
そして視界の低さで気づいたが、私も小さい。
これは…小学生?
これ、夢だ。
小さな子が立ち止まり、背を向けたまま話し出した。
『ねえねえ、僕のおうちにおいでよ。あのおじいちゃん、すっごくこわいんだよ』
「……おじいちゃん?」
『僕のおうちは、おじいちゃんのおうちよりはマシだからさ、おいでよ』
遠い、過去の会話…だろうか。
施設から引き取られる時の会話かな。
小さな子の姿はよく見えない。朝日か夕日か分からないけれど、物凄く眩しい太陽みたいな光が差していて、逆光のせいで見えない。
夢は記憶の整理だというが、この会話の内容は薄らとしか覚えていない。おじいちゃんなんて言っただろうか。こんな子がいたかさえ確かじゃない。
『ねえ、おいでよ』
でも、これに何て答えたのか、思い出せない。
私の口が勝手に動く。思い出せなくても、夢の中の私が勝手に話すのだろうか。
「いかないよ」
『どうして?』
「だって、私を欲しいって言ってくれたんだ。だから、あの人に私をあげるの」
遠い過去の私は、こう答えたのかな。
小さな子は、私の返事を聞くと、何かを呟きながら走り出してしまった。
『だって君、_____の子供だもんね』
「………まって…」
そこで夢は終わった。
目を開けた私はいつものベッドで寝ていた。
体だって高校生だ。
変な夢だな。
私の特技ともいえること、それは多くの人をかなり正確に覚えていることだ。小学生、中学生の時の子だって殆どの人の顔も名前も覚えている。
それなのに、あの夢は相手の顔が最後まで見えなかった。そんなことあるだろうか。まあ朧気な夢だ、気にしていても仕方ない。
朝の支度を済ませ、エレベーターで一階まで下りる。今日はどんな一日かな。そうだ、天野君の友達を増やそうと思ったんだ。あと、今日のお昼は天野君と私と紅陵さんの三人で食べるんだ。
それから~…
どんな事情があっても、私だって、色々な楽しいことが待っている高校生だ。エレベーターが一階につくころには、今日のことで頭がいっぱいになり、おかしな夢のことはすっかり忘れていた。
「…えっ」
一階に着き、エレベーターを降りたのはいい。
外が見える窓ガラス、そこに意外な人物見えた。
天野君だ。
どうしてだろう。龍牙と仲直りしたのに何故ここに…、あ、天野君は結果を知らないか。だから律儀に迎えに来てくれたのかもしれない。
「おはよう天野君」
「…はよ」
「何で来てくれたの?」
「……仲直り、ミスったかもしれねーだろ」
「そのことなら大丈夫。無事に仲直り出来たよ!天野君のおかげだよ、本当にありがとう」
龍牙と仲直り出来たのは、天野君の協力あってのことだ。
天野君が励ましてくれたことをしっかり覚えている。天野君は傍に居て、話をして、私を泣き止ませてくれた。不器用だけど、気を遣ってくれたのが分かって、それだけで嬉しかった。
天野君が突然、私に頭を下げた。
「ど、どうしたの天野君、顔上げてよ」
「……マジで、悪かった。ごめん」
「………何のこと?」
「俺、お前のこと、思いっきり殴った。守るって言ったのに。…本当にごめん。その傷、結構残るよな…」
まさか謝られるとは思っていなかった。私が悪いものだと思っていたし、不良さんだからグーじゃないだけマシかなとか考えていた。
「いやいやいや…私も悪いし」
「んなわけあるか。手ぇ出した方が悪いって決まってんだよ、このね……」
「ね…何?」
天野君は何か言いかけたが、言葉を切ってしまった。ね…何だろうか。根暗野郎とか?
「…お前、名前と名字、どっちで呼ばれたい。選ばせてや…、いや、選んでくれ」
これは私のことをちゃんとした名称で呼んでもらうチャンスだ!
うーん、どちらがいいだろう。
名前は親しい友人に呼んで欲しい。私は天野君のことを友人だと思っている。だから、天野君には名前で読んで欲しいな。
「私、名前は友達に呼ばれたいかな」
「なるほどな、じゃあ、」「だから、」
「名字で呼ぶ」「名前で呼んで」
「は?」「え?」
天野君の言葉に一瞬頭が混乱したが、この状況は当然だということに気づいた。
天野君から見て、私は前髪の長い暗い印象の生徒だ。しかも昨日殴ったし、パシリ認定したし、目の前で泣いたし、情けないところを沢山見せた。確かに、見下されても仕方ないといえる。
名前なんて親しい人とか、同じ名字の人がいるとか、そんな時しか呼ばないからな。天野君は私を友人として見てくれないだろうから、名前呼びは諦めよう。
「…いや、ごめんね。私が友達なのは…い」
「嫌なわけあるか、だ…ダチだよダチ。ぶん殴ったのにトコトコ着いてくるし、帰りだって一緒に帰ったし…、守るっつーか、ほら、ダチだよ。分かんだろ、馬鹿」
そう言った天野君は耳を赤くし、そっぽを向いてガリガリと頭をかいた。
えっ、友達!?
やった、天野君、私の友達なんだ。
嬉しくて嬉しくて、笑顔で天野君に声をかけた。
「ふふ、ありがとう天野君。これで一歩近づいたね!」
天野君は悪い人じゃない、私が話しかけているのを見たら、C組の皆も天野君と仲良くしようとしてくれるはず。
そうしたら、天野君は昨日のように、もう自分を卑下しない。あんな風に、寂しそうに泣かない。
天野君は照れくさそうに口をとがらせた。
「…そうだよな、最終的には…そうだよな」
「私、頑張るからね、天野君」
「………おい、これで満足か!」
天野君は振り返り、急に柱に向かって話しかけた。
その陰を覗いてみると、大好きな大好きな二人が居た。
「龍牙とクリミツ!?」
「おはよー鈴。おい天野、お前もやれば出来るじゃねぇか!」
「………言葉が馬鹿すぎて鈴に伝わらなさそうだと思ったんだがな」
「栗田に言われたかねーわ」
柱に二人が隠れていた。どうやら天野君と私の会話を盗み聞きしていたらしい。
三人の話し方だと、まるで何か打ち合わせをしていたように聞こえる。
どうして?三人はいつ仲良くなったんだ?
私の疑問が分かったらしく、学校までの道を歩きながら、龍牙が説明してくれた。今日は四人だ!
どうやら昨日、部活見学に行ったら天野君にあったらしい。天野君は忘れ物を取りに行っただけだったけれど、龍牙は私が殴られたことをすごく怒っていたから、そのまま引き止めて話をした。それで、なんやかんやあって意気投合し、クリミツとも仲良くなった。そして、天野は鈴に謝るべきだという話になり、今に至る、らしい。
なんやかんやのところは一言も話してくれなかった。天野君も実は特撮ヒーロー好きとか?でも二人はナイショと言って教えてくれなかった。まあ、龍牙と天野君が仲良くなれたのなら良かった!
色々な世間話、バカ騒ぎをしながら学校に向かった。天野君は荒っぽいけど、律儀で優しいところもある。それに、今日は一回も叩かれていない。天野君は自然に私たちと会話し、笑いあっている。
この感覚が、大好きだ。喋って笑って大騒ぎ。
皆がずっと笑顔でいられる、この空気。
小学生の時も中学生の時もそうだ。
友達が増えると、楽しくて仕方ない。
「ねえ、天野君」
「何だ」
「楽しいね!」
「………ふん」
「おっ、天野が照れてるぞ~」
「うるせぇチビ」
「身長でいばろうとしても全然迫力ねえし~!天野君顔真っ赤ですよ~?大丈夫ですか~??」
「黙れ片桐!!」
わあわあ大騒ぎする三人が面白くて、私もそこに混ざれていることが嬉しくて、私はずっと笑顔だった。
楽しいな。本当に楽しい。心がぽかぽかする。
私が求めていたのは、これなんだ。
誰とでも仲良くなって、皆を輪に入れて、一緒になって笑う。
まるで、家族みたいだ。
自身の顔に浮かんでいる、歪んだ笑みには気づかず、私はずっと笑っていた。
この子は誰だろう。
周りを見渡せば、私の記憶がぐちゃぐちゃに混ざったような背景が見えた。だって、私が小学生一年生の時に流行った映画と、今年ヒットした歌が流れている。
そして視界の低さで気づいたが、私も小さい。
これは…小学生?
これ、夢だ。
小さな子が立ち止まり、背を向けたまま話し出した。
『ねえねえ、僕のおうちにおいでよ。あのおじいちゃん、すっごくこわいんだよ』
「……おじいちゃん?」
『僕のおうちは、おじいちゃんのおうちよりはマシだからさ、おいでよ』
遠い、過去の会話…だろうか。
施設から引き取られる時の会話かな。
小さな子の姿はよく見えない。朝日か夕日か分からないけれど、物凄く眩しい太陽みたいな光が差していて、逆光のせいで見えない。
夢は記憶の整理だというが、この会話の内容は薄らとしか覚えていない。おじいちゃんなんて言っただろうか。こんな子がいたかさえ確かじゃない。
『ねえ、おいでよ』
でも、これに何て答えたのか、思い出せない。
私の口が勝手に動く。思い出せなくても、夢の中の私が勝手に話すのだろうか。
「いかないよ」
『どうして?』
「だって、私を欲しいって言ってくれたんだ。だから、あの人に私をあげるの」
遠い過去の私は、こう答えたのかな。
小さな子は、私の返事を聞くと、何かを呟きながら走り出してしまった。
『だって君、_____の子供だもんね』
「………まって…」
そこで夢は終わった。
目を開けた私はいつものベッドで寝ていた。
体だって高校生だ。
変な夢だな。
私の特技ともいえること、それは多くの人をかなり正確に覚えていることだ。小学生、中学生の時の子だって殆どの人の顔も名前も覚えている。
それなのに、あの夢は相手の顔が最後まで見えなかった。そんなことあるだろうか。まあ朧気な夢だ、気にしていても仕方ない。
朝の支度を済ませ、エレベーターで一階まで下りる。今日はどんな一日かな。そうだ、天野君の友達を増やそうと思ったんだ。あと、今日のお昼は天野君と私と紅陵さんの三人で食べるんだ。
それから~…
どんな事情があっても、私だって、色々な楽しいことが待っている高校生だ。エレベーターが一階につくころには、今日のことで頭がいっぱいになり、おかしな夢のことはすっかり忘れていた。
「…えっ」
一階に着き、エレベーターを降りたのはいい。
外が見える窓ガラス、そこに意外な人物見えた。
天野君だ。
どうしてだろう。龍牙と仲直りしたのに何故ここに…、あ、天野君は結果を知らないか。だから律儀に迎えに来てくれたのかもしれない。
「おはよう天野君」
「…はよ」
「何で来てくれたの?」
「……仲直り、ミスったかもしれねーだろ」
「そのことなら大丈夫。無事に仲直り出来たよ!天野君のおかげだよ、本当にありがとう」
龍牙と仲直り出来たのは、天野君の協力あってのことだ。
天野君が励ましてくれたことをしっかり覚えている。天野君は傍に居て、話をして、私を泣き止ませてくれた。不器用だけど、気を遣ってくれたのが分かって、それだけで嬉しかった。
天野君が突然、私に頭を下げた。
「ど、どうしたの天野君、顔上げてよ」
「……マジで、悪かった。ごめん」
「………何のこと?」
「俺、お前のこと、思いっきり殴った。守るって言ったのに。…本当にごめん。その傷、結構残るよな…」
まさか謝られるとは思っていなかった。私が悪いものだと思っていたし、不良さんだからグーじゃないだけマシかなとか考えていた。
「いやいやいや…私も悪いし」
「んなわけあるか。手ぇ出した方が悪いって決まってんだよ、このね……」
「ね…何?」
天野君は何か言いかけたが、言葉を切ってしまった。ね…何だろうか。根暗野郎とか?
「…お前、名前と名字、どっちで呼ばれたい。選ばせてや…、いや、選んでくれ」
これは私のことをちゃんとした名称で呼んでもらうチャンスだ!
うーん、どちらがいいだろう。
名前は親しい友人に呼んで欲しい。私は天野君のことを友人だと思っている。だから、天野君には名前で読んで欲しいな。
「私、名前は友達に呼ばれたいかな」
「なるほどな、じゃあ、」「だから、」
「名字で呼ぶ」「名前で呼んで」
「は?」「え?」
天野君の言葉に一瞬頭が混乱したが、この状況は当然だということに気づいた。
天野君から見て、私は前髪の長い暗い印象の生徒だ。しかも昨日殴ったし、パシリ認定したし、目の前で泣いたし、情けないところを沢山見せた。確かに、見下されても仕方ないといえる。
名前なんて親しい人とか、同じ名字の人がいるとか、そんな時しか呼ばないからな。天野君は私を友人として見てくれないだろうから、名前呼びは諦めよう。
「…いや、ごめんね。私が友達なのは…い」
「嫌なわけあるか、だ…ダチだよダチ。ぶん殴ったのにトコトコ着いてくるし、帰りだって一緒に帰ったし…、守るっつーか、ほら、ダチだよ。分かんだろ、馬鹿」
そう言った天野君は耳を赤くし、そっぽを向いてガリガリと頭をかいた。
えっ、友達!?
やった、天野君、私の友達なんだ。
嬉しくて嬉しくて、笑顔で天野君に声をかけた。
「ふふ、ありがとう天野君。これで一歩近づいたね!」
天野君は悪い人じゃない、私が話しかけているのを見たら、C組の皆も天野君と仲良くしようとしてくれるはず。
そうしたら、天野君は昨日のように、もう自分を卑下しない。あんな風に、寂しそうに泣かない。
天野君は照れくさそうに口をとがらせた。
「…そうだよな、最終的には…そうだよな」
「私、頑張るからね、天野君」
「………おい、これで満足か!」
天野君は振り返り、急に柱に向かって話しかけた。
その陰を覗いてみると、大好きな大好きな二人が居た。
「龍牙とクリミツ!?」
「おはよー鈴。おい天野、お前もやれば出来るじゃねぇか!」
「………言葉が馬鹿すぎて鈴に伝わらなさそうだと思ったんだがな」
「栗田に言われたかねーわ」
柱に二人が隠れていた。どうやら天野君と私の会話を盗み聞きしていたらしい。
三人の話し方だと、まるで何か打ち合わせをしていたように聞こえる。
どうして?三人はいつ仲良くなったんだ?
私の疑問が分かったらしく、学校までの道を歩きながら、龍牙が説明してくれた。今日は四人だ!
どうやら昨日、部活見学に行ったら天野君にあったらしい。天野君は忘れ物を取りに行っただけだったけれど、龍牙は私が殴られたことをすごく怒っていたから、そのまま引き止めて話をした。それで、なんやかんやあって意気投合し、クリミツとも仲良くなった。そして、天野は鈴に謝るべきだという話になり、今に至る、らしい。
なんやかんやのところは一言も話してくれなかった。天野君も実は特撮ヒーロー好きとか?でも二人はナイショと言って教えてくれなかった。まあ、龍牙と天野君が仲良くなれたのなら良かった!
色々な世間話、バカ騒ぎをしながら学校に向かった。天野君は荒っぽいけど、律儀で優しいところもある。それに、今日は一回も叩かれていない。天野君は自然に私たちと会話し、笑いあっている。
この感覚が、大好きだ。喋って笑って大騒ぎ。
皆がずっと笑顔でいられる、この空気。
小学生の時も中学生の時もそうだ。
友達が増えると、楽しくて仕方ない。
「ねえ、天野君」
「何だ」
「楽しいね!」
「………ふん」
「おっ、天野が照れてるぞ~」
「うるせぇチビ」
「身長でいばろうとしても全然迫力ねえし~!天野君顔真っ赤ですよ~?大丈夫ですか~??」
「黙れ片桐!!」
わあわあ大騒ぎする三人が面白くて、私もそこに混ざれていることが嬉しくて、私はずっと笑顔だった。
楽しいな。本当に楽しい。心がぽかぽかする。
私が求めていたのは、これなんだ。
誰とでも仲良くなって、皆を輪に入れて、一緒になって笑う。
まるで、家族みたいだ。
自身の顔に浮かんでいる、歪んだ笑みには気づかず、私はずっと笑っていた。
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