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黒の帳 『一つ目の帳』
考えすぎかな…
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昼の後も楽しかった。
二年生の授業にしれっと混ざって、二年生に教えてもらった。そもそもの話、欠席が多いし、先生はマトモに生徒の方を見ていないので、私が居ることに全く気づかれなかった。不良校って何でもありなの?
帰りは氷川さんが着いてきてくれた。同じマンションに住んでいるし、天野君や渡来さんのことを考えるととてもありがたかった。
何だか、今日の一日はあっという間だったな。
そりゃあ、C組の教室には戻れなかったし、屋上で紅陵さんに会うことも出来なかった。今日はずっと二年生の教室に居て、氷川さんのナルシシズムに苦笑いをしていた。
龍牙と、クリミツは、そこに居なかった。
楽しい時間はあっという間というけれど、変化のない大人の時間もあっという間だという。だとしたら、私は二人がいないとつまらない、そんな日常を送っている、ということになる。
私を虐めたクリミツと、
私を売女呼ばわりした龍牙。
私を守ってくれたクリミツと、
私を励ましてくれた龍牙。
家に帰って真っ先に目に入る写真が辛かった。自分を嬉しい気持ちにさせ、元気をくれるはずの写真が、今の私には辛かった。
三人が笑顔で写っている写真。
見ているのが嫌で、写真立てを伏せた。何かをする気になれず、制服のまま寝台へ倒れ込む。
龍牙は私が変わってしまったと言っていた。男を誑かし、弄ぶ、尻軽だと。そんなこと一度もしていない。同性と恋人になったことさえない。でも龍牙の目にそういうことをしそうだと映ったんだろう。
小学生の時とは何もかも違うんだろうか。思春期を迎え、性に対する知識を得ていく中高生。中性的かつ周りに持て囃される顔に出来上がってしまった私は、必然的にそういう視線に晒される。でも晒されたからといって、私が変わるわけじゃない。今まで通り友達は増やしたいし、皆と仲良くしたい。
でもそれが龍牙には、誑かして弄ぶという風に捉えられるんだろう。クリミツはどう思っているのかな。龍牙のことが好きなんだから、賛同するだろうか。アイツなんか気に入らないよな、俺と一緒に居ようぜ、なんて言っているのかな。
ああ何だ、中学生の続きかな。クリミツは私に冷たくして、戻ってきた龍牙は私を軽蔑する。私は一人ぼっちが嫌で色々な人と仲良くしようとする。
小学生に戻ったみたいだ、なんて浮かれていたバカはきっと私だけなのだろう。頼ってくれ、なんて、嘘だったんだ。私を心配してくれたのも、きっと、雅弘さんが怖いからだ。
どうしようか。雅弘さんにあんな大見得を切っておいて、こんなことになってしまった。友達が居るから、学校を離れたら後悔する?はは、友達だと思っているのは、私だけだった。
挫けそうだ。クリミツの時は理由が分からなくて呆然としていた。でも龍牙は、ハッキリと言った。そして、そんな龍牙にクリミツは着いて行った。何故かなんて、分かっている。私が後押ししたからだ、龍牙のことが好きだからだ。
分かっているのに、涙が止まらない。
幼なじみで、私を何度も守ってくれて、励ましてくれて、兄弟のように親しい二人。
捨て子と呼ばれて泣いていた私の涙を拭って、一人じゃないと教えてくれた龍牙。心無い言葉をぶつける周りの人と何度も話し合って、偏見を取り払ってくれたクリミツ。
他にも友達は居たけれど、あそこまで深く踏み込んで付き合ってくれたのはその二人だけだ。
龍牙が騒ぎを起こして、クリミツと私が怒ることがあった。クリミツが部屋から出て来なくて、龍牙と私で外へ引っ張り出すことがあった。私が非社交的で臆病な子に無理やり接しようとして殴られて、クリミツと龍牙にお説教されたことがあった。
誰かがやらかす度に、後の二人で怒ったり助けたりした。その関係性が好きだった。何にも代えがたい宝物だった。
中学のクリミツのイジメは信じられなかった。でもクリミツは高校で元に戻ってくれたから、やっぱり私達三人は変わらないんだと確信を持った。
「…うーちゃん…、みぃくん…」
ふと、小学生でのあだ名を思い出した。
もうあの頃には戻れないのだろうか。あの楽しい時間は、思い出にしてしまうしかないのだろうか。
たった二人の友達にここまで縋る私は異常者だろうか。
止まらない涙を拭うことを諦め、無造作に顔をシーツに押し付ける。目を閉じると、楽しかった頃と、今の辛い状況が浮かんでくる。
暫く泣き、段々と頭が冷えてきた。
戻れないの?ではなく、戻さないといけない。いつまで泣き言を言っているんだ。私の悪い所だな。すぐ女々しくすすり泣き、どうしてどうしてと答えの出ない問いかけを一人でしてしまう。
状況を整理しよう。
龍牙は、私が誰とでも仲良くする姿を、誑かしていると捉え、嫌った。
私は色々な人と仲良くなりたい。
ん?開始から詰んでいる。どうしたものか。
…本当にどうしたらいいんだ。
友達と喧嘩なんてあまりしないし、大親友との喧嘩なんかはまさにそうだ。それに、大体は行動が原因だったが、今は私の性格自体に言及がなされている。
私が変わるしかないのか?
紅陵さんやC組の皆と仲良くなるのは諦めるしかないのか?
それは嫌だ。
全員と仲良くなりたいと思うのは我儘だろうか。
顔だけで判断されたくない。大親友の二人は、そんなことをしないと信じたい。
きっと、顔だけで判断しない、顔をステータスとして見ない、そんな人なんて探せば簡単に見つかるだろう。浮世離れした人や、色恋沙汰に興味が無い人。きっといくらでもいる。でも、それではダメだ。
龍牙に、分かってもらわないといけないんだ。
私は変わっていない。龍牙の思う小学生の時の私のままだ。そのまま成長していない。寂しがり屋の捨て子は、まだここに居る。
兄のように励まし、助けてくれて、弟のように私を困らせ、心配させた龍牙。兄弟が居たら、きっとこんな感じなんだろうな、何度そう思ったことだろう。彼の両親は優しく、溢れるほどの愛に満ちていた。妹も愛らしく、庇護欲をくすぐられた。愛に溢れた幼年期を過ごさせてもらえた。
まだ、許されるのなら。
あの暖かい愛情に、一度でいいから囲まれたい。
もう子供でいてはいけない。
それでも、愛情が欲しい。
龍牙とクリミツと一緒に居たい。
龍牙が私を分かってくれたら、クリミツも戻って来てくれるだろう。
このままだと、私は一人になる。
家族同然の彼らを失ってしまう。
クリミツに虐められた時の絶望と喪失感を思い出して、身が凍りそうになった。あんな思いはもう二度としたくない。
今日、龍牙達と別れた後二年生の教室で過ごしていた。それで分かったことがある。
この胸の穴は、苦しみは、龍牙とクリミツが居ない限り決して無くならない。彼らじゃないと駄目なんだ。どれだけ繕って笑顔を振りまいても、駄目だ。
寂しくて、寒くて、仕方がなかった。
何としてでも彼らを取り戻さないと。
彼らが居ないと、私は、生きていけない。
何て自分本位な思考回路だろう、一人になっても仕方ないな。
ひとりぼっちはいやだ。
私はもう子供じゃない、愛されなくても大丈夫。
だれかわたしをあいして。
相反する思惑に頭が痛くなってきた。
どこかで大人になりきれない自分が居る。
氷川さんや雅弘さんにはそれを見抜かれている。まだまだ子供だ、と思われている。…心配をかけたくない一方で、心配してもらえることで愛まではいかなくとも、気を向けてもらえる、と喜んでいる。そんなの駄々っ子じゃないか。我儘だ。
だから、高校で完全に大人になるんだ。誰にも頼らない、愛を過剰に求めない、立派な大人…雅弘さんのようになるんだ。
立派な大人になれば、いつか、捨ててごめんなさい、なんて、名も知らないあの人が。…ああ、駄目駄目駄目。夢物語。小学生に入るずっと前に諦めたことだ。顔も名前も安否も分からないんだ、彼らに会えるわけが無い。
ともかく、あと少しだけ、少しだけ龍牙達と一緒に居たい。その後は縁を切られても構わない。突き放されても耐えられるくらい強くなるから。あと少しだけ、友達のふりでいいから、ままごとのような、わたしのくだらない欲求に付き合って欲しい。
でも、それは分かってもらうことを端から諦めているんじゃないか?
どうしよう。
どう言えば、どう謝れば、正解なんだろう。
悩みは尽きることなく私の頭を巡って行く。
いつもより後ろ向きな考え方になっていることに気づかず、私は考え続けた。
その途方もなく長い思考を延々と繰り返していく内に、いつの間にか、私は眠りについていた。
二年生の授業にしれっと混ざって、二年生に教えてもらった。そもそもの話、欠席が多いし、先生はマトモに生徒の方を見ていないので、私が居ることに全く気づかれなかった。不良校って何でもありなの?
帰りは氷川さんが着いてきてくれた。同じマンションに住んでいるし、天野君や渡来さんのことを考えるととてもありがたかった。
何だか、今日の一日はあっという間だったな。
そりゃあ、C組の教室には戻れなかったし、屋上で紅陵さんに会うことも出来なかった。今日はずっと二年生の教室に居て、氷川さんのナルシシズムに苦笑いをしていた。
龍牙と、クリミツは、そこに居なかった。
楽しい時間はあっという間というけれど、変化のない大人の時間もあっという間だという。だとしたら、私は二人がいないとつまらない、そんな日常を送っている、ということになる。
私を虐めたクリミツと、
私を売女呼ばわりした龍牙。
私を守ってくれたクリミツと、
私を励ましてくれた龍牙。
家に帰って真っ先に目に入る写真が辛かった。自分を嬉しい気持ちにさせ、元気をくれるはずの写真が、今の私には辛かった。
三人が笑顔で写っている写真。
見ているのが嫌で、写真立てを伏せた。何かをする気になれず、制服のまま寝台へ倒れ込む。
龍牙は私が変わってしまったと言っていた。男を誑かし、弄ぶ、尻軽だと。そんなこと一度もしていない。同性と恋人になったことさえない。でも龍牙の目にそういうことをしそうだと映ったんだろう。
小学生の時とは何もかも違うんだろうか。思春期を迎え、性に対する知識を得ていく中高生。中性的かつ周りに持て囃される顔に出来上がってしまった私は、必然的にそういう視線に晒される。でも晒されたからといって、私が変わるわけじゃない。今まで通り友達は増やしたいし、皆と仲良くしたい。
でもそれが龍牙には、誑かして弄ぶという風に捉えられるんだろう。クリミツはどう思っているのかな。龍牙のことが好きなんだから、賛同するだろうか。アイツなんか気に入らないよな、俺と一緒に居ようぜ、なんて言っているのかな。
ああ何だ、中学生の続きかな。クリミツは私に冷たくして、戻ってきた龍牙は私を軽蔑する。私は一人ぼっちが嫌で色々な人と仲良くしようとする。
小学生に戻ったみたいだ、なんて浮かれていたバカはきっと私だけなのだろう。頼ってくれ、なんて、嘘だったんだ。私を心配してくれたのも、きっと、雅弘さんが怖いからだ。
どうしようか。雅弘さんにあんな大見得を切っておいて、こんなことになってしまった。友達が居るから、学校を離れたら後悔する?はは、友達だと思っているのは、私だけだった。
挫けそうだ。クリミツの時は理由が分からなくて呆然としていた。でも龍牙は、ハッキリと言った。そして、そんな龍牙にクリミツは着いて行った。何故かなんて、分かっている。私が後押ししたからだ、龍牙のことが好きだからだ。
分かっているのに、涙が止まらない。
幼なじみで、私を何度も守ってくれて、励ましてくれて、兄弟のように親しい二人。
捨て子と呼ばれて泣いていた私の涙を拭って、一人じゃないと教えてくれた龍牙。心無い言葉をぶつける周りの人と何度も話し合って、偏見を取り払ってくれたクリミツ。
他にも友達は居たけれど、あそこまで深く踏み込んで付き合ってくれたのはその二人だけだ。
龍牙が騒ぎを起こして、クリミツと私が怒ることがあった。クリミツが部屋から出て来なくて、龍牙と私で外へ引っ張り出すことがあった。私が非社交的で臆病な子に無理やり接しようとして殴られて、クリミツと龍牙にお説教されたことがあった。
誰かがやらかす度に、後の二人で怒ったり助けたりした。その関係性が好きだった。何にも代えがたい宝物だった。
中学のクリミツのイジメは信じられなかった。でもクリミツは高校で元に戻ってくれたから、やっぱり私達三人は変わらないんだと確信を持った。
「…うーちゃん…、みぃくん…」
ふと、小学生でのあだ名を思い出した。
もうあの頃には戻れないのだろうか。あの楽しい時間は、思い出にしてしまうしかないのだろうか。
たった二人の友達にここまで縋る私は異常者だろうか。
止まらない涙を拭うことを諦め、無造作に顔をシーツに押し付ける。目を閉じると、楽しかった頃と、今の辛い状況が浮かんでくる。
暫く泣き、段々と頭が冷えてきた。
戻れないの?ではなく、戻さないといけない。いつまで泣き言を言っているんだ。私の悪い所だな。すぐ女々しくすすり泣き、どうしてどうしてと答えの出ない問いかけを一人でしてしまう。
状況を整理しよう。
龍牙は、私が誰とでも仲良くする姿を、誑かしていると捉え、嫌った。
私は色々な人と仲良くなりたい。
ん?開始から詰んでいる。どうしたものか。
…本当にどうしたらいいんだ。
友達と喧嘩なんてあまりしないし、大親友との喧嘩なんかはまさにそうだ。それに、大体は行動が原因だったが、今は私の性格自体に言及がなされている。
私が変わるしかないのか?
紅陵さんやC組の皆と仲良くなるのは諦めるしかないのか?
それは嫌だ。
全員と仲良くなりたいと思うのは我儘だろうか。
顔だけで判断されたくない。大親友の二人は、そんなことをしないと信じたい。
きっと、顔だけで判断しない、顔をステータスとして見ない、そんな人なんて探せば簡単に見つかるだろう。浮世離れした人や、色恋沙汰に興味が無い人。きっといくらでもいる。でも、それではダメだ。
龍牙に、分かってもらわないといけないんだ。
私は変わっていない。龍牙の思う小学生の時の私のままだ。そのまま成長していない。寂しがり屋の捨て子は、まだここに居る。
兄のように励まし、助けてくれて、弟のように私を困らせ、心配させた龍牙。兄弟が居たら、きっとこんな感じなんだろうな、何度そう思ったことだろう。彼の両親は優しく、溢れるほどの愛に満ちていた。妹も愛らしく、庇護欲をくすぐられた。愛に溢れた幼年期を過ごさせてもらえた。
まだ、許されるのなら。
あの暖かい愛情に、一度でいいから囲まれたい。
もう子供でいてはいけない。
それでも、愛情が欲しい。
龍牙とクリミツと一緒に居たい。
龍牙が私を分かってくれたら、クリミツも戻って来てくれるだろう。
このままだと、私は一人になる。
家族同然の彼らを失ってしまう。
クリミツに虐められた時の絶望と喪失感を思い出して、身が凍りそうになった。あんな思いはもう二度としたくない。
今日、龍牙達と別れた後二年生の教室で過ごしていた。それで分かったことがある。
この胸の穴は、苦しみは、龍牙とクリミツが居ない限り決して無くならない。彼らじゃないと駄目なんだ。どれだけ繕って笑顔を振りまいても、駄目だ。
寂しくて、寒くて、仕方がなかった。
何としてでも彼らを取り戻さないと。
彼らが居ないと、私は、生きていけない。
何て自分本位な思考回路だろう、一人になっても仕方ないな。
ひとりぼっちはいやだ。
私はもう子供じゃない、愛されなくても大丈夫。
だれかわたしをあいして。
相反する思惑に頭が痛くなってきた。
どこかで大人になりきれない自分が居る。
氷川さんや雅弘さんにはそれを見抜かれている。まだまだ子供だ、と思われている。…心配をかけたくない一方で、心配してもらえることで愛まではいかなくとも、気を向けてもらえる、と喜んでいる。そんなの駄々っ子じゃないか。我儘だ。
だから、高校で完全に大人になるんだ。誰にも頼らない、愛を過剰に求めない、立派な大人…雅弘さんのようになるんだ。
立派な大人になれば、いつか、捨ててごめんなさい、なんて、名も知らないあの人が。…ああ、駄目駄目駄目。夢物語。小学生に入るずっと前に諦めたことだ。顔も名前も安否も分からないんだ、彼らに会えるわけが無い。
ともかく、あと少しだけ、少しだけ龍牙達と一緒に居たい。その後は縁を切られても構わない。突き放されても耐えられるくらい強くなるから。あと少しだけ、友達のふりでいいから、ままごとのような、わたしのくだらない欲求に付き合って欲しい。
でも、それは分かってもらうことを端から諦めているんじゃないか?
どうしよう。
どう言えば、どう謝れば、正解なんだろう。
悩みは尽きることなく私の頭を巡って行く。
いつもより後ろ向きな考え方になっていることに気づかず、私は考え続けた。
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