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欲しくなっちゃったの……
しおりを挟むまだ目覚めには早い夜明け前のことだった。
冷え込む空気が、上掛けから露出した肩に触れたのが一因だったろうか。クローディアは微かに身震いをして、ふいに目を覚ます。
カーテンの閉じ切られた窓の向こうは、まだ太陽の気配もない。
夫婦の寝台に身を起こした彼女の隣では、常の眉間の皺もすっかり緩んで健やかに眠る歳上の夫の姿がある。
ベッドサイドでぼんやりと揺らぐランプの灯りに浮かび上がる寝顔に、クローディアはつい口が綻んだ。
眠る夫――ランドリュー――の白橡色の髪をそっと撫でて、いつも険しく中心に寄っている眉をなぞる。
「いつも、私が起きる頃にはいらっしゃないから……こうして寝顔を見ることはほとんどなかった……ううん、もしかして、初めてのことかしら?」
結婚して初夜の頃からずっと、クローディアが目を覚ます頃にはランドリューはたいていとっくに起きていて身支度もきっちりと終え、優雅に朝食後のお茶を飲んでいる。或いはなんらかの職務なり用事なりで出掛けていることがもっぱらだった。
「騎士団を退いてから、すっかり怠惰になってしまったわ……」
クローディアは思わず憂う。
名と性を偽り、騎士団に居た頃は、誰よりも早く起きて身支度するのはクローディアだった。
密かに慕い続けた男の妻に収まってから、クローディアは誰より遅起きとなっている。
「考える必要があるかも、しれないわね。早起きすれば、こんな……」
クローディアはランドリューの寝顔を見つめながら言葉に詰まった。
あどけない、と言い掛けて、十五も歳上の夫を形容する言葉としてどうかしら? と考えたのだ。
ランドリューの目の下のほくろを撫でながら、けれど、とクローディアは自身に反論もする。
「お可愛らしい寝顔だわ」
いつも、冷徹そうな澄まし切った表情をしているか、眉を顰めて不愉快そうにしているか、そんな顔ばかりである。言ってみればギャップだろう。
誰がなんと言おうと、それがたとえランドリュー本人からの異議だったとしても、クローディアにはランドリューの寝顔はあどけなく愛らしく見えるのだ。そうクローディアは強く納得すると。
うっすらと皺が残るランドリューの眉間に口付けをひとつ。後ろに流して纏められた白橡色の髪の生え際にも口付けをひとつ。眉尻に、目元に、その下のほくろに、頬に、と軽く触れるように口付けをしていく。
そうして触れるたびに、ランドリューへの想いが募り、溢れ、きゅうと胸が苦しくなるような愛おしさを覚える。
「ん……、む、ぅ……」
ふいに、ランドリューが低く声を漏らし、身じろいだ。
起こしてしまったか、とクローディアが覗き込むその顔は、しかし、またすぐにすやすやと安らいだものになる。
ほっとしたような、残念なような気持ちで、クローディアもまた上掛けの中に入り直した。
ほかほかと温かい夫の体に擦り寄るように身を寄せる。
「……ぁ、ら?」
ぎゅっと抱きついたクローディアの手の先で、何か硬いものが触れた気がした。
「……ぇ、これ、って」
クローディアはもぞもぞと手を這わせ、その形を確かめていく。
硬く、肌着を膨らませて勃ち上がっているモノ。ちょんと指先で押してみると独特の弾力があり、ムクっとますます大きくなりながら指を押し返す。
「お、落ち着いて、クローディア。これは、つまり……そう、あれ。男の人の生理的な反応。ちゃんと手引書で読んだわ」
結婚が決まった時に、既に嫁いでいた姉や妹から男性の体のことや閨におけるあれこれの指南手解きは弁や書で叩き込まれている。
なおかつ最近はクローディア自身、夫人たちの集まるサロンでのそうした話題に積極的に耳を傾けてもいるのだ。
「……でも。本当に、あるのね。あ、朝勃ち……」
すぅすぅと規則正しく寝息を立て、薄い胸板を上下させるランドリューの上半身。
クローディアの指によるちょっかいに、ビクンと跳ねて脈動し、むくり、むくり、と蠢動するかのように動くランドリューの下半身。
それらはまるで別の生き物のようにも思えて、クローディアに奇妙な感慨を抱かせた。
「か、可愛い……、かも、しれない」
もみもみと軽く刺激すると、肌着の下でぐんっと高まり、反応するその動きに、クローディアはえもいわれぬ思いがする。
すっかり上を向いて反り返るモノを、肌着越しに指先でツツツとなぞった。
「んっ……」
規則正しく立てられていた寝息に混じる、どことなく艶かしい吐息。
クローディアはハッとして手を離し、ランドリューの顔を見た。
「起こしてしまった……?」
顔を寄せて、口元に耳を寄せる。
その寝息は再びゆっくりと、規則正しく、整っていった。
「起きなかった……」
やはり安堵の中に若干の物足りなさが宿る。
「もう、すっかり目が冴えちゃった。バカなこと……」
まだ朝というには早すぎる。
疲れているだろう夫を起こしてしまうのは罪悪感もある。
しかし。
クローディアは僅かに身じろいだ。
太ももを擦り合わせ、はぁ、と切なげな息を吐く。
「貴方……旦那様……、……ランドリュー様」
囁くようにその名を呼んでも、ランドリューが目を覚ます気配はない。
「……は……ぁ、……んっ」
代わりに、クローディアの内から沸き起こる熱が、切なさと共にますます高まるばかりとなった。
「はしたない、あさましくいやらしい女だと……今度こそ思われるのでは……」
ないか、と怯える心は確かにある。
それでいて、ランドリューなら、受け止めてくれるのではないか? という期待もあった。
そっと上掛けを剥ぎ取る。
ひんやりとした夜明け前の空気に、またランドリューが身じろいだ。
「……起きない。意外と、起きないものなのねぇ。ぅん、それだけ、おつかれということよね。……おつかれ、だけど……ちゃんと、元気……」
寝巻きの絹のシャツの裾を捲り、膨らみを見せる肌着をそっとずり下ろす。
締め付けるものがなくなり、ブルン、と勢いよく震えるようにして陰茎は反り返った。
「ぅっ……」
寒さにか、眠るランドリューの眉間に皺が寄る。
さすがにそろそろ起きるかもしれない、と期待とも警戒ともつかぬ複雑な心境になりながら、クローディアは剥き出しなって反り返るランドリューの逸物に直接手を這わせた。
反り返り露わになる裏側を指で撫でながら、この感触は何と言い表せば良いのだろうかと考える。
夫の不埒な妄想に合わせて、初めてこれを口に含み愛撫したのはほんのつい最近のことだ。
こうしてしみじみと観察し、触るのも、思えば初めてに近い。
クローディアはついつい好奇心の赴くままに、すりすりと撫でて、そのたびにひくりむくりと脈打ちぶるりと震えるモノに目も心も奪われていた。
「絹や……ベルベットのような……さらさら? すべすべ? ……ぐっと押すと柔らかいのに力強くて押し返してくる弾力も、何が近いのかしら……不思議。……こんな、厳めしい堅物そうな旦那様に、こんな柔らかくてしなやかなものがついているだなんて」
しかもこれが勃つの勃たないので一喜一憂し、取り乱し冷静でもいられなくなるのだ。
騎士団の男たちも、対外的には品良く過ごしていたが、団員詰所などで仲間のみならばたいそう下世話な話で盛り上がっていたなと付随して思い出す。
ランドリューが口さがない男たちと同じように女を品定めし、良かったの悪かっただのと話す様子はさすがに想像できなかったが。
「でも、……お好きなのよね、本当は。こういうことも」
あの妄想の数々。思い出すたび思わずクローディアも眉が寄る。
「若い妻が、熱を持て余してよその男を咥え込み嬉しげに腰を振る、なんて……」
確かにいま、クローディアは燻る熱を持て余してはいた。
しかし、よその、ほかの男に身を許すなど一片たりとも考えられはしなかった。
「私が、欲しいのは……貴方だけよ、ランドリュー様」
ランドリューの高い鼻筋に口付けし、クローディアは未だ眠る夫の上に跨った。
ナイトドレスの裾を持ち上げ、下着を取り去る。そ、と自らの指を添わせ、触れてみると、クチュ、と淫靡な音と共に指に絡む蜜があった。
昨夜の燃え上がったあとの熾火は、既にクローディアの内側で沸々と再び燃えてきつつある。
「は……ぁ。……きっと、驚かれるわね。それとも呆れる? ランドリュー様……好き、大好き」
規則正しく上下する腹の上で、反り返るモノもそれに合わせて上下する。
その上に、そっと腰を沈めるとクローディアは自らの秘所を押し付けゆるゆると擦り付けた。
じわり、じわりと溢れる蜜でヌルヌルと濡れて滑りも良くなっていく。
「んっ……ぁ、はぁっ……ぁ……!」
いつもは、ランドリューの遠慮がちな指がクローディアの秘所に触れてゆっくりと解されていた。
細く長い滑らかな指に触れられるのは、クローディアも好きだった。
自分からねだることは憚られ、ランドリュー自身に貫かれている時も、気持ちよく、心満たされはしたが同時にどこか物足りなさも感じていた。
「あっ……ん……! は、ぁ……貴方……ランドリュー様……」
クチュ、グチュ、と奥から溢れ出る蜜でしとどに濡れながら、クローディアは擦り付ける腰の動きを徐々に早めていった。
眠る夫の昂りに、自ら押し付け腰を揺するその背徳感にか、クローディアはなおも内から熱く官能に上り詰める心地に酔っていく。
ランドリューの頬に手を添え、静かに寝息を立てる唇に口を重ね、ちゅ、と口付けをした。
「あっ……も、もう……私……!」
高まる。ピリピリと秘部から甘い痺れが広がって、爪先まで走り抜けキュウキュウと切なく震え、なおもひくひくと物欲しげにひくついて更なる奥へと求めた。止め処なく堪えようもない欲に、クローディアはジリジリと焼かれる。
は、と息を吐き、一度腰を持ち上げると、自身の蜜に濡れたランドリューの昂りに手を添えて、もう一度腰をゆっくり沈めた。
グ、ちゅッん――!
「あっ……んんっ……!」
硬く熱いモノを飲み込み、奥まで一気に咥え込む。貫かれるその心地良さに、クローディアは息を詰めて喉をそり返らせた。
キュンキュンと下腹が切なく痺れる。
「あっ……ランドリュー様っ、ぁ……ランドリュー様……」
自ら腰を振り、ぐちゅんぐちゅんと浅く深く抜き差しを繰り返しながら、クローディアはただただ愛おしい夫の名を呼ぶ。
しっとりと汗が浮き、白い頬は上気して赤い。
ナイトドレスの薄い生地の下で、豊かな乳房がたゆたゆと揺れた。
「んっ……ふ、ぁ……っぅうっ!」
ずっと規則正しく寝息を立てていたランドリューの口から、微かにまた熱を帯びた掠れた声が漏れてきた。
ぐっと眉根が寄り、きつく深い皺が眉間にいくつも刻まれる。
「はっ……ぁ!?」
そうして薄らと開かれたランドリューの鳶色の瞳に、頬を赤く染めながら恍惚めいた表情のクローディアが映った。
「あっ……ぁん! ぁ、だ、旦那様っ……ぁ、お目覚め、に……んっ……!」
「な、なに……な、なにをしている、のだ……く、クローディア……!? ゆ、ゆめ……」
混乱するランドリューは、いまなお自分が夢の中に居るのかと思っているようだった。
その呟きに、クローディアはぱちゅんと腰を揺すり上下して、良いところを抉りながら微かに笑う。
「ぁ、ん……貴方っ、たら……こんな、不埒な夢を、……いつも、見ていらっしゃるの? 澄ました、そのお顔、で……?」
クローディアの言葉に、ランドリューは羞じらうように顔を朱に染めた。
「そ、それは……ぁ、いや、うっ……!? し、しかし、あぁ、クローディア……!? き、君はいったい、何をッ……んぅっ」
しているのか、という言葉は声になれずに掠れていったらしい。
ぐちゅん! と勢いよく飲まれては擦り上げられる快楽は、起き抜けのランドリューには刺激が強すぎたのかもしれない。
「ごめん、なさい……貴方……。が、我慢、できなくて……貴方が、欲しく、て……っ」
キュウッと締め付けながら、クローディアは素直な思いを吐露する。
欲情に濡れた黒い瞳で、眉間に皺を刻みながら快楽に堪えようとしているランドリューを見つめて。
「旦那様……ランドリュー様……いやらしい妻で、ごめん、なさ……ぁあっン!」
そう謝罪しながらも、クローディアは腰を動かし続けた。
キュウキュウと締め付けながら、一心不乱に快楽を求めて腰を振るクローディアに、ランドリューは鳶色の瞳を逸らすこともできないのか固まったままただ見上げていた。
「もっと……貴方が、欲しかったの……ランドリュー様……」
「く、クローディア……っ」
「あっ……! いま、……大きくっ」
クローディアの体がビクンと震える。
ビリビリと一際強い電流のような刺激に貫かれて、キュウッと一層締め付けたかと思うと、ふいに力が抜けたようにランドリューの薄い胸板の上にしなだれ落ちた。
「く、クローディア……!?」
「ッッッ……ぁ……ぅ……んっ、はぁ、はぁ、ぁ、ランドリュー様……」
力尽きたようにくたりと体重をかけながら、クローディアはどうにか呼吸を整えていく。
狼狽えたまままだ混乱冷めやらぬランドリューの、しかし遠慮がちながらも労わるような優しい手が、クローディアの頭を撫でていた。
その手の心地良さに、クローディアはほっと息を吐く。
「まだ暗いのに、目が覚めてしまって……そうしたら、貴方の……アレが、勃っていたから……可愛くて、いじってたら……欲しくなっちゃったの」
ようやく息を整えると、クローディアは顔を上げてランドリューを見つめ、正直に現状の説明をした。
「………………」
「貴方……? ランドリュー様? や、やっぱり怒って? それとも呆れ……」
ランドリューから返ってきたのは険しく深刻そうな表情と沈黙だった。
熱に浮かされていたクローディアも、改めて冷静になってみれば、これがどれだけ淑女にあるまじき行為かはよくわかる。
「ら、ランドリュー様……! 怒るのなら怒って! 何も言われないのが、一番……」
「く、クローディア……」
「は、はい……!」
ようやく重たい口が開かれ名を呼ばれて、クローディアは思わず畏まった。
「……、……、……あぁ、クローディア。君というひとは……。……怒ってなど、いない。いない、から……クローディア、私に、目覚めの口付けを」
「え……、ぁ、はい……」
そろりと身を起こし、ランドリューの求めに応じて口付けをした。
ちゅ、と触れるだけのつもりだったクローディアの唇を、ランドリューの舌が割って入り込んでくる。
「んっ……!」
ランドリューの口付けはいつもよりも性急で激しいものだった。
未だクローディアの中に入ったままのモノも、そのままますますいきり立つように質量を増す。
「クローディア……、君が言った通りだ。私こそいつも、君の……不埒な夢を見ているのだ。いやらしいというのなら、私こそそうであろう……」
「っは、はい……えぇ……、やっぱり……」
夢は見てるのか、とクローディアは納得と共に安堵した。
「やっぱり……? と、とにかく。クローディア……しかしとはいえ! 今朝の、この目覚めは……あまりに刺激が強い」
「……旦那様……ランドリュー様……」
クローディアはランドリューを見つめ、顔を寄せその耳元で。
「旦那様も、まだまだお元気みたい。怒っていないのなら……貴方のクローディアを、もっと可愛がってくださる?」
ねだるように甘やかな声で囁くクローディアの言葉は、ランドリューにとってこれ以上ないほどの媚薬となった。
そろそろ太陽も目覚める頃合いだろうが、起きねばならない時間にはまだ遠く。
「クローディア……」
夫婦の時間はまだ続く。
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