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谷崎潤一郎『フェティシズム小説集』
集英社文庫あらすじ
しおりを挟む女郎蜘蛛の入れ墨を背に彫り困れた娘が、自らの裡にひそませる欲望を解き放ち、あさやかな変貌をとげる「刺青」、恐怖に取り憑かれた男の禁断の快楽を描いた「悪魔」、女の足を崇拝する初老の男と青年が、恍惚の遊戯に耽り、溺れていく「富美子の足」なと、情痴の世界を物語へと昇華させた、谷崎文学に通底するフェティシズムが匂い立つ名作6編。この世界の奥深くに、本当の自分がうごめいている。
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