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下関戦争と薩英戦争
下関戦争と“四国艦隊砲撃事件”
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然り気無く親坊主が言った“仏・英・蘭・米”と戦っている。これは後半戦です。大体は二つの戦争を総称し“下関戦争”となります。規模が違いますね。
再三言っています通り、ジャイアン条約のせいでこうなっていますが三国同盟、ですが友達というほど友達でもない、ただ、「三国で地球のどこを分けようか?」みたいな感覚で、アメリカはまず、確保です。ですから、アメリカはまず近間のアジアをとろうかな、ですが領地大きくなれば対等に三国と戦えるよねな考えです。
そして島国日本は発見されちゃったんですがまだ、アメリカは三国より強くない。から、まあまあいいなりというか、足です。
アメリカの物は俺たちの物だよね状態だった世界。だから成り立つ(成り立ってない)ジャイアン条約。
下関戦争、実は薩英と違い直接メンチ切ったわけではありません。まだ、幕府の最高官になってないけどほぼ最高官だよねな「暫定将軍慶喜」が関わってきます。えっと、暫定将軍が14代の後見人になったのいつでしたっけ……そう!前回の話「不垢不浄」です!いま変換するの大変でした!(どうでもいい話)あの。佐久間象山に口説かれていたアイツです!
この人はですねぇ…ちょーど、1863年本編で言うところの「静寂と狭間」。あのあたりかな、あの辺りまあ日付については諸説あるのでというか数え方も違いますし年々資料が変わりますのでざっくりそれくらいの時期、5月10日です。
って、あれ!?その辺確かあの…8/18政変じゃない!?
そうですねぇ、だから稔麿くんが「下関の兄さん」と言っていたんですねぇ。
暫定将軍は長州藩に囁きました。その日に攘夷、していいよ?と。しかし、暫定将軍、本当はする気はなかったんです。ただ、天皇も長州も攘夷攘夷とうるさかったんです。
じゃ、イギリス艦が通った!といちゃもん付けて撃っちゃってOKね?と撃っちゃったんですが…いやまあ、元から幕府なんて「開港しろって書いてあるけど貿易しろって書いてないし」とか言っちゃってたくらいだから当たり前ですよね。通りますよね。
下関はそこで開港をやめ戦争を始めます。
負けてしまいました。
賠償金問題に発展。でも幕府、薩摩の件で払っちゃったからお金がない。
頑張るしかないですね。しかしこうまで来ると長州も頭に来ますので「幕府に払ってもらえばいいじゃん」態度。それで今話「弾丸」で藩主が罰を受けていたわけです。
後半戦、四国艦隊砲撃事件。
なんと、下関の砲台やらなんやらを爆撃したわけですね。
完全敗北致しました。
しかし藩主が生きている理由、日本がまだある理由、ここで意外な人物が交渉役で出てきます。
脱藩罪で投獄されていた高杉晋作でした。
はい、資料のまとめにかかりましょう。
そもそもですが、薩英戦争からですね。幕府が金を払ってしまった(早く終わらせたかった)せいで日本はちょっとカモ感があります。だからというのもあるでしょう、長州にわざわざ四国も来たのは。
3回交渉に当たったそうで、まずは藩主を出せと言います。高杉は断ります。多分、長州藩から踏んだくろうとしたのでしょうね。
二回目にバックれます。この辺でちょっと、日本人ヤバイかもしれない雰囲気が出てきますね。
三回目、「まあそもそも俺も藩主も罰受けてる中なんで?幕府に言ってみれば?」
見事に交渉が決裂しますし、これはニューヨークタイムズにも(その頃からあったのかな…)報じられます。あれ、日本人ってなんかもしかすると爆撃とかしちゃうとヤバイかもしんない…と。とにかくたしかに、そこからあまり、まあ第二次世界対戦でもヤバイかもしんない人種、という認識で行きますよね。そう、世界を震撼させたのです。
違いといえば賠償金、メンチの切り方、対応、勝敗ですね。
日本人としてはと言うか、紐解けば筋は通ってるんですけどね。
というところで、本日はここまで!次回、ゆったり池田屋を(というか本編でほとんど顛末を言ったからいい気がする…)やろうかなと。
ではまた!
再三言っています通り、ジャイアン条約のせいでこうなっていますが三国同盟、ですが友達というほど友達でもない、ただ、「三国で地球のどこを分けようか?」みたいな感覚で、アメリカはまず、確保です。ですから、アメリカはまず近間のアジアをとろうかな、ですが領地大きくなれば対等に三国と戦えるよねな考えです。
そして島国日本は発見されちゃったんですがまだ、アメリカは三国より強くない。から、まあまあいいなりというか、足です。
アメリカの物は俺たちの物だよね状態だった世界。だから成り立つ(成り立ってない)ジャイアン条約。
下関戦争、実は薩英と違い直接メンチ切ったわけではありません。まだ、幕府の最高官になってないけどほぼ最高官だよねな「暫定将軍慶喜」が関わってきます。えっと、暫定将軍が14代の後見人になったのいつでしたっけ……そう!前回の話「不垢不浄」です!いま変換するの大変でした!(どうでもいい話)あの。佐久間象山に口説かれていたアイツです!
この人はですねぇ…ちょーど、1863年本編で言うところの「静寂と狭間」。あのあたりかな、あの辺りまあ日付については諸説あるのでというか数え方も違いますし年々資料が変わりますのでざっくりそれくらいの時期、5月10日です。
って、あれ!?その辺確かあの…8/18政変じゃない!?
そうですねぇ、だから稔麿くんが「下関の兄さん」と言っていたんですねぇ。
暫定将軍は長州藩に囁きました。その日に攘夷、していいよ?と。しかし、暫定将軍、本当はする気はなかったんです。ただ、天皇も長州も攘夷攘夷とうるさかったんです。
じゃ、イギリス艦が通った!といちゃもん付けて撃っちゃってOKね?と撃っちゃったんですが…いやまあ、元から幕府なんて「開港しろって書いてあるけど貿易しろって書いてないし」とか言っちゃってたくらいだから当たり前ですよね。通りますよね。
下関はそこで開港をやめ戦争を始めます。
負けてしまいました。
賠償金問題に発展。でも幕府、薩摩の件で払っちゃったからお金がない。
頑張るしかないですね。しかしこうまで来ると長州も頭に来ますので「幕府に払ってもらえばいいじゃん」態度。それで今話「弾丸」で藩主が罰を受けていたわけです。
後半戦、四国艦隊砲撃事件。
なんと、下関の砲台やらなんやらを爆撃したわけですね。
完全敗北致しました。
しかし藩主が生きている理由、日本がまだある理由、ここで意外な人物が交渉役で出てきます。
脱藩罪で投獄されていた高杉晋作でした。
はい、資料のまとめにかかりましょう。
そもそもですが、薩英戦争からですね。幕府が金を払ってしまった(早く終わらせたかった)せいで日本はちょっとカモ感があります。だからというのもあるでしょう、長州にわざわざ四国も来たのは。
3回交渉に当たったそうで、まずは藩主を出せと言います。高杉は断ります。多分、長州藩から踏んだくろうとしたのでしょうね。
二回目にバックれます。この辺でちょっと、日本人ヤバイかもしれない雰囲気が出てきますね。
三回目、「まあそもそも俺も藩主も罰受けてる中なんで?幕府に言ってみれば?」
見事に交渉が決裂しますし、これはニューヨークタイムズにも(その頃からあったのかな…)報じられます。あれ、日本人ってなんかもしかすると爆撃とかしちゃうとヤバイかもしんない…と。とにかくたしかに、そこからあまり、まあ第二次世界対戦でもヤバイかもしんない人種、という認識で行きますよね。そう、世界を震撼させたのです。
違いといえば賠償金、メンチの切り方、対応、勝敗ですね。
日本人としてはと言うか、紐解けば筋は通ってるんですけどね。
というところで、本日はここまで!次回、ゆったり池田屋を(というか本編でほとんど顛末を言ったからいい気がする…)やろうかなと。
ではまた!
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