お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
大町学習教室へようこそ
マーブル
現代文学
昭和60年頃、受験戦争という言葉があった。受験生たちは教師から4当5落と言われ、睡眠時間を削り、登下校中も参考書を手から離さなかった。
まだ見ぬ21世紀は、どのような未来になるのだろうと期待に胸膨らませていた時代だった。
定年を迎えた大町ハマは、予備校でも生徒たちが立ち見ができるほどのカリスマ人気教師で、その後は小学校教員を務めたが、もともとは小さな個人経営の学習塾で教えていた。
最初の生徒は遠い遠い親戚からの希望でとあるひとりの生徒、薫(かおる)だった。
ハマの得意科目は1教科だけでなく、5教科何でも来いの万能タイブの教師だ。
ハマは定年を機に隠居生活を送り、自宅の縁側で自分の教師生活を振り返っていた。
スルドの声(共鳴) terceira esperança
桜のはなびら
現代文学
日々を楽しく生きる。
望にとって、それはなによりも大切なこと。
大げさな夢も、大それた目標も、無くたって人生の価値が下がるわけではない。
それでも、心の奥に燻る思いには気が付いていた。
向かうべき場所。
到着したい場所。
そこに向かって懸命に突き進んでいる者。
得るべきもの。
手に入れたいもの。
それに向かって必死に手を伸ばしている者。
全部自分の都合じゃん。
全部自分の欲得じゃん。
などと嘯いてはみても、やっぱりそういうひとたちの努力は美しかった。
そういう対象がある者が羨ましかった。
望みを持たない望が、望みを得ていく物語。
いつかは さようなら~よかれと思うことをしてくれなくていい。嫌なことをしないで。
あおみなみ
現代文学
高校時代1年先輩だった、涼しげな容姿で物静かな「彼」こと相原幸助。
愛らしい容姿だが、利己的で共感性が薄い「私」こと天野真奈美は、周囲から孤立していたが、「彼」がいればそれでいいと思っていた。
8年の交際の後、「彼」と結婚した真奈美は、新婚初夜、耳を疑う言葉を聞く。
◇◇◇
この短編を下敷きにして書きました。そこそこ長編になる見込みです。
『ごきげんよう「あなたは一番見るべきものを ちゃんと見ていましたか?」』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/566248773/193686799
本当にあった怖い話
邪神 白猫
ホラー
リスナーさんや読者の方から聞いた体験談【本当にあった怖い話】を基にして書いたオムニバスになります。
完結としますが、体験談が追加され次第更新します。
LINEオプチャにて、体験談募集中✨
あなたの体験談、投稿してみませんか?
投稿された体験談は、YouTubeにて朗読させて頂く場合があります。
【邪神白猫】で検索してみてね🐱
↓YouTubeにて、朗読中(コピペで飛んでください)
https://youtube.com/@yuachanRio
※登場する施設名や人物名などは全て架空です。
続・ロドン作・寝そべりし暇人。
ネオ・クラシクス
現代文学
中宮中央公園の石像、寝そべりし暇人が、小説版で満をじして帰って参りました!マンガ版の最終回あとがきにて、完全に最終回宣言をしたにもかかわらず、帰ってきましてすみません^^;。正直、恥ずかしいです。しかし、愛着の深い作品でしたのと、暇人以外のキャラクターの、主役回を増やしましたのと、小説という形のほうが、話を広げられる地平がありそうだったのと、素敵な御縁に背中を押されまして小説版での再開を決定しました。またかよ~と思われるかもしれませんが、石像ギャグコメディ懲りずに笑っていただけましたら幸いです。
かえんの子
その子四十路
絵本
「こやつは災いを招く、呪いの子。世のなかの業を背負って生まれたのだ」
炎とともに生まれた、災いの子、えん。顔には大繩でぶたれたような黒いあざがある。
村人たちに疎外されたえんは、村のはずれのあばら家にひとりで暮らしていた。
孤独なえんを慕うのは、幼い次郎だけだった。
えんは次郎をかわいがるが、雨ごいの生贄に次郎が選ばれて……
宿命を背負ったえんは、道を切り開けるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる