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The 16th episode
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「捜査員が医療大に行くのは、敵方も重々ご承知だろう。
ちなみにウチは帝都をマークしていた。こちらも相手方は重々承知だ。だがもし、お宅の捜査員が端から、外れだったとしたらどうだ。
しかし、掠っている。例えば、さっき言ったように帝都と帝都医療大が繋がっている、とかな」
「最悪っすねそれ」
「最近めっきり帝都については上がってきていない。しかしこの頃医療大から帝都に移動した医者がやけに多いだろこの資料。多分これはあれ以来だな潤。やはり読みは外れてないかもな。
帝都から目を背けたい、その為に、ウチを警戒して研究拠点だけは医療大へ移したか。だとしたら俺達が今から行くのがバレたら俺達もろともやられるかもな」
「あり得るねぇ最近のテロパターン」
「だからこそ俺たちの名前で、マトリと合同捜査と称して騙されたフリをして帝都を中心に目が行ったと見せかけなければならない。医療大が研究拠点とこちらが気付いてしまったとバレれば、副部長を生かしておく意味はないし、技術さえ持ち去れば監禁場所やヤバい証拠だけを医療大に残したまま医療大を潰せばいい。帝都に目が向いている今の医療大なら闇取引もしやすいな。そうだな、隠し地下室とか?
しかしあくまで研究拠点。んなものはデータや資料があればまぁ大学なんて帝都でも出来る。むしろまた帝都に戻る感覚だな。
まぁつまり、やつらの不意をつけなければ犬死にだなこれ」
「ただリュウ。それには穴があると思うよ」
珍しくユミルが申し立てる。
そんな大きなことか。
「もしもテイトに監禁されていた場合、その筋書きは全て覆る」
確かに。
「合同捜査はアリかもしれないけどね。勢力が二分割している。だからフェイクのテイトに流星が捜査令状、監禁の流れでマトリ?が医療大へ捜査令状からの捜査スタート、ウチも荷担していたから合同捜査。強引だけど出来なくはない。ただテイトに副部長が監禁されていた場合、恐らく全てはテイトに残されている可能性がある。そのまま医療大を消せば、医療大は闇に葬られる形になるな」
「ぶっちゃけまぁ、それはないと踏んでいる。しかしまぁ、これであっさり済むとも思っていない」
「医療大にはなんと言って入り込むんですか、壽美田部長」
キリッとした様子で辻井に言われた。
さすが潜入捜査慣れしてるだけある部署だ、聞くことがまず違うな。
「令状も何もないゼロからスタートだからな。自由にできる。まぁ我々の仕事は監禁場所を探して彼女を見付け出すのが先決だ。そうだなぁ…まぁ捜査員だと相手にバレなければいいからなぁ…」
そんなときだった。
慌ただしくマトリの連絡係、先程忙しなかった田中が走るようにやってきた。そして。
「た、大変です!」
見りゃぁわかる。
「医療大、立て籠られました。人質は、里中さんです!」
早いな。
「マジか田中」
そして吉川、辻井が俺を信じられないものを見るような目で見た。
「そうきましたかー」
「つぅことは、流星」
「はい皆これで堂々と正面対決。そして読みは外れました。
田中くん、落ち着いて連絡してください。
帝都に向かった捜査員に、第一にテロ対策だということは秘密裏にすることを命じ、まぁ荒川政宗に一言、「そちらが大筋だ」と伝えてください。そちらに麻薬関連資料の大半が帝都に残されているだろう。それを伝えてください」
「わ、わかりました」
それだけ言うと田中は去っていった。
「さぁ急げお前ら。ただこれぶっ殺されるぞマジで。
ユミル、お前悪いが爆弾処理係。吉川くんと辻井くんは副部長確保。瞬と諒斗は全体的に援助、潤と俺は全体的にぶっ殺す係。
こうなってくると最早フェイクはこちらだ。取引やらなにやらがあるなら帝都だろう、死なないようにやるぞ、なんせこちらは捨て駒だ」
早足で全員部署を出ながら指示。止まっている暇がない。
「なんすかその配置は」
「確保?」
「まぁあれだね。二人でじゃんけんで決めて、例えば捉えられてる状況下で犯人がいそうなら片方がそいつぶっ殺して片方が救助とかさ」
「アバウト…」
「こいつ大体こんなんよ。君ら二人は犯人の場所がわかり次第そっち優先ねってだけの話。ダメなら援助係もいるからインカムで呼んで。まぁ最悪俺らもいるが俺らは大体このパターン、ボス元、資料集めだよな流星」
「長いだけあるな」
「ダメなら援助係呼ぶけどまぁ大丈夫っしょ」
「僕は一人ダイナマイトをぶっ壊すんだネー」
「可哀想にな。しかしお前が一番慣れてるじゃん?」
「死なないでネ。死んだらどーする?」
「うーん、サイコキャットには言わないでおいてねリュウ。まぁ言っても変わんないけどネー」
あぁ、ケリーか。日本支部の潤だけピンと来てないようだが、まぁサイコキャットと言えばわかるようで、「高田のライバルか」と言う。
「そーそー。潤ちゃんはアメリカ行かないからネぇ。ピンと来ないか。ルイジアナとか色々を総括してる高田さんだヨ」
「あ、そんな人だったの?え、それガチなやつやん」
「そーそーガチTKD。本物の方」
会話が不穏当になって参りました。やっぱこの二人一緒にしちゃダメだ、ノリが女子高生だわ。
「俺の上司なんだけどさー、日本人嫌いなんだヨ潤ちゃんー。この前まで僕テキサスまでわざわざ選挙に呼び出したんだヨ?勝手に投票してくれたらイーじゃないネー。
『娘政治家に入れないととレミントンで射殺する』とか言って。
もうね、『当たり前だわんなババ抜きしねぇわサイコキャット』って言ったら凄いなんかジロッて見られちゃってレアリー?とか言って。笑っちゃったヨ。したらもうfuck up?みたいな。
これ日本人情緒大切にしてやろうと思って目の前で脱いでやったらもー、待ってのポーズで両手挙げて『Oh,your sexy angel.and...cryzy.』っつって熱い一夜を」
うわぁ。
あの金髪の擦れた神父服が目に浮かぶ。あの人本気で頭おかしい。
そしてその話絶対祥真にしたら不穏当になる。
ちなみにウチは帝都をマークしていた。こちらも相手方は重々承知だ。だがもし、お宅の捜査員が端から、外れだったとしたらどうだ。
しかし、掠っている。例えば、さっき言ったように帝都と帝都医療大が繋がっている、とかな」
「最悪っすねそれ」
「最近めっきり帝都については上がってきていない。しかしこの頃医療大から帝都に移動した医者がやけに多いだろこの資料。多分これはあれ以来だな潤。やはり読みは外れてないかもな。
帝都から目を背けたい、その為に、ウチを警戒して研究拠点だけは医療大へ移したか。だとしたら俺達が今から行くのがバレたら俺達もろともやられるかもな」
「あり得るねぇ最近のテロパターン」
「だからこそ俺たちの名前で、マトリと合同捜査と称して騙されたフリをして帝都を中心に目が行ったと見せかけなければならない。医療大が研究拠点とこちらが気付いてしまったとバレれば、副部長を生かしておく意味はないし、技術さえ持ち去れば監禁場所やヤバい証拠だけを医療大に残したまま医療大を潰せばいい。帝都に目が向いている今の医療大なら闇取引もしやすいな。そうだな、隠し地下室とか?
しかしあくまで研究拠点。んなものはデータや資料があればまぁ大学なんて帝都でも出来る。むしろまた帝都に戻る感覚だな。
まぁつまり、やつらの不意をつけなければ犬死にだなこれ」
「ただリュウ。それには穴があると思うよ」
珍しくユミルが申し立てる。
そんな大きなことか。
「もしもテイトに監禁されていた場合、その筋書きは全て覆る」
確かに。
「合同捜査はアリかもしれないけどね。勢力が二分割している。だからフェイクのテイトに流星が捜査令状、監禁の流れでマトリ?が医療大へ捜査令状からの捜査スタート、ウチも荷担していたから合同捜査。強引だけど出来なくはない。ただテイトに副部長が監禁されていた場合、恐らく全てはテイトに残されている可能性がある。そのまま医療大を消せば、医療大は闇に葬られる形になるな」
「ぶっちゃけまぁ、それはないと踏んでいる。しかしまぁ、これであっさり済むとも思っていない」
「医療大にはなんと言って入り込むんですか、壽美田部長」
キリッとした様子で辻井に言われた。
さすが潜入捜査慣れしてるだけある部署だ、聞くことがまず違うな。
「令状も何もないゼロからスタートだからな。自由にできる。まぁ我々の仕事は監禁場所を探して彼女を見付け出すのが先決だ。そうだなぁ…まぁ捜査員だと相手にバレなければいいからなぁ…」
そんなときだった。
慌ただしくマトリの連絡係、先程忙しなかった田中が走るようにやってきた。そして。
「た、大変です!」
見りゃぁわかる。
「医療大、立て籠られました。人質は、里中さんです!」
早いな。
「マジか田中」
そして吉川、辻井が俺を信じられないものを見るような目で見た。
「そうきましたかー」
「つぅことは、流星」
「はい皆これで堂々と正面対決。そして読みは外れました。
田中くん、落ち着いて連絡してください。
帝都に向かった捜査員に、第一にテロ対策だということは秘密裏にすることを命じ、まぁ荒川政宗に一言、「そちらが大筋だ」と伝えてください。そちらに麻薬関連資料の大半が帝都に残されているだろう。それを伝えてください」
「わ、わかりました」
それだけ言うと田中は去っていった。
「さぁ急げお前ら。ただこれぶっ殺されるぞマジで。
ユミル、お前悪いが爆弾処理係。吉川くんと辻井くんは副部長確保。瞬と諒斗は全体的に援助、潤と俺は全体的にぶっ殺す係。
こうなってくると最早フェイクはこちらだ。取引やらなにやらがあるなら帝都だろう、死なないようにやるぞ、なんせこちらは捨て駒だ」
早足で全員部署を出ながら指示。止まっている暇がない。
「なんすかその配置は」
「確保?」
「まぁあれだね。二人でじゃんけんで決めて、例えば捉えられてる状況下で犯人がいそうなら片方がそいつぶっ殺して片方が救助とかさ」
「アバウト…」
「こいつ大体こんなんよ。君ら二人は犯人の場所がわかり次第そっち優先ねってだけの話。ダメなら援助係もいるからインカムで呼んで。まぁ最悪俺らもいるが俺らは大体このパターン、ボス元、資料集めだよな流星」
「長いだけあるな」
「ダメなら援助係呼ぶけどまぁ大丈夫っしょ」
「僕は一人ダイナマイトをぶっ壊すんだネー」
「可哀想にな。しかしお前が一番慣れてるじゃん?」
「死なないでネ。死んだらどーする?」
「うーん、サイコキャットには言わないでおいてねリュウ。まぁ言っても変わんないけどネー」
あぁ、ケリーか。日本支部の潤だけピンと来てないようだが、まぁサイコキャットと言えばわかるようで、「高田のライバルか」と言う。
「そーそー。潤ちゃんはアメリカ行かないからネぇ。ピンと来ないか。ルイジアナとか色々を総括してる高田さんだヨ」
「あ、そんな人だったの?え、それガチなやつやん」
「そーそーガチTKD。本物の方」
会話が不穏当になって参りました。やっぱこの二人一緒にしちゃダメだ、ノリが女子高生だわ。
「俺の上司なんだけどさー、日本人嫌いなんだヨ潤ちゃんー。この前まで僕テキサスまでわざわざ選挙に呼び出したんだヨ?勝手に投票してくれたらイーじゃないネー。
『娘政治家に入れないととレミントンで射殺する』とか言って。
もうね、『当たり前だわんなババ抜きしねぇわサイコキャット』って言ったら凄いなんかジロッて見られちゃってレアリー?とか言って。笑っちゃったヨ。したらもうfuck up?みたいな。
これ日本人情緒大切にしてやろうと思って目の前で脱いでやったらもー、待ってのポーズで両手挙げて『Oh,your sexy angel.and...cryzy.』っつって熱い一夜を」
うわぁ。
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