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11月
23日
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病んではいないが少し、あのーそう、エントリー作品「天獄」の別編「stay away」をXで宣伝しまして思い出しました。
というか、最近母親と親戚(絶縁を終えかなーり仲良くなりまして)の間でこの話ばかりが上がるのでね…は、前置きで。背景なんかを語っちゃおうかなと。あまりこんな野暮なことはしないのですが。
いつも私の作品は、“私”をバラバラにして散りばめています。まぁ、とある人にそれを料理に例え「異物混入」と言われたこともあります。
あ、stay awayはね、天獄シリーズ(本編:天獄 別編:stay away、Trance & RZ-E)の中で唯一「青春小説」となっています。まぁ、いつもスタイルなのでジェンダーには触れていますが。
これ、出すの怖かったんですよね。書くのも怖かった。それは内容が、なんですがまず、13?14年になりましたかね。あの事件をこういった形…なんというかエンタメに混ぜ込むのと、私も当時莫大な恐怖がありそういった意味でも心にナイフを刺しました。この感覚はまぁ、書いた当初「エンタメを書こう」と実験していたため、久々な感覚に陥りました。
天獄シリーズでエンタメを止めよう(飽きてしまったし、書いたあと「もういっか」)と思ったのでわりと振り切ったシリーズにはなってますね。
本編が既に振り切っていたので、ちょっとタガも外していました。ならばとナイフを刺した。つまり、随分苦しかったわけです。
お涙にしなかったのはそれが理由で、というかそもそも天獄の目論見は「俯瞰を俯瞰する」だったので、ならどこまで俯瞰、離れられるか自分試したのです。
しかし、BLはエンタメです。つまり自分を縛りまくった作品な訳でして。今は割と誇れる作品ですかね。
ですが俯瞰、矛盾が生じる。本当に切り離すならと考えた結果、わりと大きく私を切りボン、と残した。
あ、なぜ突然今更語るかと言えばまぁ、読み返したからです(笑)とは言っても投票宣伝で本文抜粋を探したのみですが。ちなみにだからこそ個人的には本編やstay awayよりもTrance&RZ-Eの方が好きです(笑)
えー、で、前置きに戻ります。
敢えてまぁ背景を書いておこうかなと。
わかりやすい説明で行くとタイトルや概要で丸わかりですね。Nirvanaのstay awayから拝借いたした。猿共が流行りに乗るんじゃねぇと(笑)
ナイフを刺し微粒子単位、それこそ異物混入単位で自分を残すのが最高に楽しいわけですが(変態かもしれない)まぁまず私の作品を全作読んだ人はいないと思います。私は最終的に微粒子単位でばら撒き、全部読んだら「二色燕𠀋」が成立すればいい。そして、それは誰かにわかる訳じゃない、バラバラだから。でもそこにある。誰も私を完全に知らないと言うのが「死に方」や「自傷」に多分近いです。
ですがstay awayは「そこで見ていろ」俯瞰ですね。見事な俯瞰ですが矛盾が生じました。
微粒子どころか指一本単位で残したのです。つまり、わりと“私”を色濃く残してしまいました。
多分、怖かったと言った部分、私が書きたくない内容トップ3に入るネタ(という言い方はしたくないが)と向き合ったからです。そうです、3/11です。
だからこそ、指単位にしました。これをエンタメにしたくなかったからです。
最近親戚と話題になることはひとつで、「婆について」なんですが…婆は昔、何かわからない宗教にハマりまして一家崩壊しました。
…て、語ってる時点で「ネタ」なんでしょうか。たまに宗教でぶっ壊れた倫理観を作品にぶち込むのはそのせいです。
婆、インチキ宗教にハマる。
は、多分各所で話しましたが婆の闇は深いです。なんと、20上の既婚者の男(これは私も会ったことがない爺ちゃんです。会ってみたかった)と不倫をし離婚をさせたので今の私がいます。
更に婆は、学生時代から別の男と結婚前から不倫(この辺は母の憶測なのでわかりませんが、多分概ね合ってます)…いや、まぁ二股状態で片方と結婚した、が正しいのかな、男の両家庭既婚でしたが。そんな人だったのです。
知らない、幼い頃の私はおばあちゃんっ子でしたが今はもう、正直人間として見ていません。
せめてもの…慧のばあちゃんじいちゃんは優しい人です。
まぁ、作品を読んだ人にはどう混ぜ込んだかわかるかもですね。
ジョン・レノンに対しても私の考えがあるし、椎名林檎、THE YELLOW MONKEY、福山雅治、THE BLONDIE PLASTIC WAGON(生涯推すと決めた人)にも、勿論Nirvanaにもまぁ…青春が詰まってます。
指単位か…は失敗なような、いや、俯瞰なのだから成功なんじゃないか、は不安定な感覚です。なので実は好きな作品には入りません。ただ、向き合うならいっそアナフィラキシーに対してだって、もう塊にしてしまおうと、筆は止まらない(結構実体験混じりなので)のに怖かった。
驚いたことに、ママだけが大抵のこと(婆について、まぁとにかく現実の話し)を知っていて、それを私がほぼ全て聞いた。ママ兄は全く知らなかったので最近話題に上がるのです。これは身内話ですが。
そんなママに「なるようにしかならんよ」と語っているのが最近の私です。
初めはまぁ、ゾッとしました。なんせ不倫相手(爺じゃない)と婆と私は小さい頃、よく出かけていました。私の認識では「婆の知り合いのおじさん」でしかなかったから。
その相手はママの若い頃、これは私も生まれています。誘われたそうです。
それからパパが守るようにやってきたのです。
淡々とこうして公に語れるので、やはりstay awayで切り離したんでしょうね。
慧のお友達の話もまぁそう。
しかし私は友達について、なんとなく察するのみで別に突っ込んで話を聞く、ということはしませんし、事件のことも、言うて1番の被害は受けていないので、あながち慧と同じ心境です、知らないことは知らない、と。
ですが当日5強来たのは事実だし、友達は一人連絡が途絶えました。いや、1度生存確認は出来たが…ですね。
心配が先行しメールを送った当時。今は「あれ、クッソ迷惑だったようだし果たしてあの子はどう考えていたんだろう」と考えると、切れてしまって仕方がないのかな、と今は薄情な気持ちです。仕方がない。今考えれば当事者達は「冷やかしだ」と思ったでしょうから。
だから“陶酔した善意”“エゴ”が大嫌いなんです。ここも矛盾です。それなのに残すのだから、ましてや「小説(無料投稿)」に。
まぁ、この辺ですかね。
俯瞰した結果指を落とす形になりましたとさ、という話で。なかなか上手く生きれないなと。多分、その方が生きていく上で必要なんでしょう。
しみったれた話なので二度としないでしょう。でも、読んでは欲しいかな。いや、読んで欲しく無い気もしますが総合的にはわりとこのシリーズ、好きなんです。無理な人は無理だろうなと言う、ぬるま湯から熱湯になったこれが。
けして、エンタメコンテンツを望んだ方には「いい話」では無いのだと思いますが、やりたいことをやった達成感が強いですね。やーさん物やマトリ物や化学物やバンド物…あらあら好きが詰め込まれている、大変だかなりの性癖暴露(笑)
ま、ふと思ったので。ではまた。
というか、最近母親と親戚(絶縁を終えかなーり仲良くなりまして)の間でこの話ばかりが上がるのでね…は、前置きで。背景なんかを語っちゃおうかなと。あまりこんな野暮なことはしないのですが。
いつも私の作品は、“私”をバラバラにして散りばめています。まぁ、とある人にそれを料理に例え「異物混入」と言われたこともあります。
あ、stay awayはね、天獄シリーズ(本編:天獄 別編:stay away、Trance & RZ-E)の中で唯一「青春小説」となっています。まぁ、いつもスタイルなのでジェンダーには触れていますが。
これ、出すの怖かったんですよね。書くのも怖かった。それは内容が、なんですがまず、13?14年になりましたかね。あの事件をこういった形…なんというかエンタメに混ぜ込むのと、私も当時莫大な恐怖がありそういった意味でも心にナイフを刺しました。この感覚はまぁ、書いた当初「エンタメを書こう」と実験していたため、久々な感覚に陥りました。
天獄シリーズでエンタメを止めよう(飽きてしまったし、書いたあと「もういっか」)と思ったのでわりと振り切ったシリーズにはなってますね。
本編が既に振り切っていたので、ちょっとタガも外していました。ならばとナイフを刺した。つまり、随分苦しかったわけです。
お涙にしなかったのはそれが理由で、というかそもそも天獄の目論見は「俯瞰を俯瞰する」だったので、ならどこまで俯瞰、離れられるか自分試したのです。
しかし、BLはエンタメです。つまり自分を縛りまくった作品な訳でして。今は割と誇れる作品ですかね。
ですが俯瞰、矛盾が生じる。本当に切り離すならと考えた結果、わりと大きく私を切りボン、と残した。
あ、なぜ突然今更語るかと言えばまぁ、読み返したからです(笑)とは言っても投票宣伝で本文抜粋を探したのみですが。ちなみにだからこそ個人的には本編やstay awayよりもTrance&RZ-Eの方が好きです(笑)
えー、で、前置きに戻ります。
敢えてまぁ背景を書いておこうかなと。
わかりやすい説明で行くとタイトルや概要で丸わかりですね。Nirvanaのstay awayから拝借いたした。猿共が流行りに乗るんじゃねぇと(笑)
ナイフを刺し微粒子単位、それこそ異物混入単位で自分を残すのが最高に楽しいわけですが(変態かもしれない)まぁまず私の作品を全作読んだ人はいないと思います。私は最終的に微粒子単位でばら撒き、全部読んだら「二色燕𠀋」が成立すればいい。そして、それは誰かにわかる訳じゃない、バラバラだから。でもそこにある。誰も私を完全に知らないと言うのが「死に方」や「自傷」に多分近いです。
ですがstay awayは「そこで見ていろ」俯瞰ですね。見事な俯瞰ですが矛盾が生じました。
微粒子どころか指一本単位で残したのです。つまり、わりと“私”を色濃く残してしまいました。
多分、怖かったと言った部分、私が書きたくない内容トップ3に入るネタ(という言い方はしたくないが)と向き合ったからです。そうです、3/11です。
だからこそ、指単位にしました。これをエンタメにしたくなかったからです。
最近親戚と話題になることはひとつで、「婆について」なんですが…婆は昔、何かわからない宗教にハマりまして一家崩壊しました。
…て、語ってる時点で「ネタ」なんでしょうか。たまに宗教でぶっ壊れた倫理観を作品にぶち込むのはそのせいです。
婆、インチキ宗教にハマる。
は、多分各所で話しましたが婆の闇は深いです。なんと、20上の既婚者の男(これは私も会ったことがない爺ちゃんです。会ってみたかった)と不倫をし離婚をさせたので今の私がいます。
更に婆は、学生時代から別の男と結婚前から不倫(この辺は母の憶測なのでわかりませんが、多分概ね合ってます)…いや、まぁ二股状態で片方と結婚した、が正しいのかな、男の両家庭既婚でしたが。そんな人だったのです。
知らない、幼い頃の私はおばあちゃんっ子でしたが今はもう、正直人間として見ていません。
せめてもの…慧のばあちゃんじいちゃんは優しい人です。
まぁ、作品を読んだ人にはどう混ぜ込んだかわかるかもですね。
ジョン・レノンに対しても私の考えがあるし、椎名林檎、THE YELLOW MONKEY、福山雅治、THE BLONDIE PLASTIC WAGON(生涯推すと決めた人)にも、勿論Nirvanaにもまぁ…青春が詰まってます。
指単位か…は失敗なような、いや、俯瞰なのだから成功なんじゃないか、は不安定な感覚です。なので実は好きな作品には入りません。ただ、向き合うならいっそアナフィラキシーに対してだって、もう塊にしてしまおうと、筆は止まらない(結構実体験混じりなので)のに怖かった。
驚いたことに、ママだけが大抵のこと(婆について、まぁとにかく現実の話し)を知っていて、それを私がほぼ全て聞いた。ママ兄は全く知らなかったので最近話題に上がるのです。これは身内話ですが。
そんなママに「なるようにしかならんよ」と語っているのが最近の私です。
初めはまぁ、ゾッとしました。なんせ不倫相手(爺じゃない)と婆と私は小さい頃、よく出かけていました。私の認識では「婆の知り合いのおじさん」でしかなかったから。
その相手はママの若い頃、これは私も生まれています。誘われたそうです。
それからパパが守るようにやってきたのです。
淡々とこうして公に語れるので、やはりstay awayで切り離したんでしょうね。
慧のお友達の話もまぁそう。
しかし私は友達について、なんとなく察するのみで別に突っ込んで話を聞く、ということはしませんし、事件のことも、言うて1番の被害は受けていないので、あながち慧と同じ心境です、知らないことは知らない、と。
ですが当日5強来たのは事実だし、友達は一人連絡が途絶えました。いや、1度生存確認は出来たが…ですね。
心配が先行しメールを送った当時。今は「あれ、クッソ迷惑だったようだし果たしてあの子はどう考えていたんだろう」と考えると、切れてしまって仕方がないのかな、と今は薄情な気持ちです。仕方がない。今考えれば当事者達は「冷やかしだ」と思ったでしょうから。
だから“陶酔した善意”“エゴ”が大嫌いなんです。ここも矛盾です。それなのに残すのだから、ましてや「小説(無料投稿)」に。
まぁ、この辺ですかね。
俯瞰した結果指を落とす形になりましたとさ、という話で。なかなか上手く生きれないなと。多分、その方が生きていく上で必要なんでしょう。
しみったれた話なので二度としないでしょう。でも、読んでは欲しいかな。いや、読んで欲しく無い気もしますが総合的にはわりとこのシリーズ、好きなんです。無理な人は無理だろうなと言う、ぬるま湯から熱湯になったこれが。
けして、エンタメコンテンツを望んだ方には「いい話」では無いのだと思いますが、やりたいことをやった達成感が強いですね。やーさん物やマトリ物や化学物やバンド物…あらあら好きが詰め込まれている、大変だかなりの性癖暴露(笑)
ま、ふと思ったので。ではまた。
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