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3章
初の授業はもちろん!
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「んー!」
すっと目が覚め、伸びをしながら外を見てみるけどまだ明け方らしく少し暗い。早く目が覚めすぎちゃったみたい。でも二度寝したら起きれなくなりそうだし。今日は初めての授業、待ちに待った精霊召喚の授業だ。楽しみすぎて早く起きすぎてしまった。
ベッドから降りて制服に着替える。8歳ともなれば私だって一人で制服くらいは着られるようになる。深紅のワンピースに深紅のジャケット。袖のところに黒のラインが入っていて黒のボタンが付いている。ボタンには国花のダーリエが彫られている。男子生徒はワイシャツに黒いズボン、男女で体格差に合わせてるので少し形は違うけどジャケットは同じようなデザインのもの。そして、必ず身につけるようにと入学した時に腕輪を渡された。革で出来たベルトのような腕輪は中心に石のようなものが付いていて初等部が白、中等部が赤、高等部が黒というふうに色が分けられているらしい。結構かっこいい感じの制服だな。お兄様達はすごく似合ってたけど私はどうだろう。鏡で見てみるけど、
「んー、ふわふわの髪には似合わないかな?ポニーテールにしてもらおう。」
さすがに髪は自分で出来ないのでリリアが来るのを待つ。しばらくすればノックの音がしてリリアが入ってきた。
「ふふ、やっぱりフィエルテ様は楽しみなことがある日はいつも以上に早起きですね?」
「うん!目が覚めちゃって。おはようリリア。」
「おはようございます。制服もちゃんと着れてますね。では髪型はどうなさいますか?」
ポニーテールで!とお願いすればあっという間に編み込みまでしてくれた。リリアは私のアナザー・ワン。まだ24という若さでありながら家事全般だけでなく主人の護衛も担当するメイドの中でも最上級のメイドだ。オルニスに劣るとはいえその戦闘能力はお父様のお墨付き。わたし一人を守るくらいならわけないらしい。実際戦ってるとこは見たことないけどね、私からしたらリリアは真面目でいい子でゲイルのことが大好きな私のお姉ちゃんみたいな存在だ。リリアはバレてないと思ってるみたいだけど、ゲイルも気持ちには気づいてる。少なからず嬉しいとも思ってるはず、それでも自分の仕事を考えれば受け入れる訳にはいかないんだろうな。強いとはいえリリアはオルニスには入っていない一般人だから。表と裏の人が相入れるにはきっとたくさんの壁を超えなきゃならない。
「フィエルテ様?考え事ですか?」
「んー、恋愛って難しいなって。」
「あら、ディライト様と仲睦まじくいらっしゃるフィエルテ様が何を気にする必要があるんですか?」
「色々あるんだよー。」
今はディーと私のことじゃないんだけど、2人が覚悟を決められないのなら私は動けないし、今まで通見守ることにしよう。私の周りはなんでこうも難しい恋愛が多いかな。
頭にハテナを浮かべるリリアにとりあえずご飯に行くと伝える。これ以上突っ込まれてもしょうがないし、お母様から精霊召喚について復習しときたい。
ずっとずっと楽しみにしてたんだもん。絶対失敗したくない。部屋を出てご飯を食べる部屋に向かえばいつも通りお父様やお母様、お兄様達が席に座って待っててくれた。いつも思うけど私だって寝起きは悪いほうじゃないのに、みんな私より早いのはなんでなんだろう?いつも私が最後なんだよね。
「ふふ、今日はいつもより少し早いわね?」
「今日はフィルの念願の精霊召喚の日だもんね。」
お母様とエル兄様がニコニコと話す。それに頷きながら席につけば料理が運ばれてくる。
今日の朝ごはんも美味しそうだ。
♢
あれから食事を済ませ、お母様との復習も終わり学園に行くための最終確認を行う。一緒に確認してくれるのはリーベ兄様。リーベ兄様はいわゆる置き勉派だから準備して持っていく荷物はほとんどないらしい。エル兄様は家で復習するからちゃんと持って帰ってきてて、ジュール兄様は次の日使う教科書は置いておくスタイルなんだって。置き勉しても怒られることは無いから堂々としてる。まぁそれが理由でやることが無いリーベ兄様が私の確認を手伝ってくれるんだって。
「教科書やノートは今日学園に行って配られるから……」
「とりあえずいつもの羽根ペンと今日は着替えも持っていった方がいいぞ。」
「着替え?」
「呼び出した精霊がイタズラしないとも限らないからな。燃やされたり濡らされたり、だから着替えはもっていってたほうがいいぞ。毎年少なからずいるからな。特に好感度の高いやつと低いやつ。」
低いのは言わずもがな呼び出されて不服に思った精霊の反撃だろう。高いのは……あぁ、かまって欲しくてイタズラするのかな。
リリアに用意してもらった服をいそいそとバッグの中に入れる。あっ、このバッグはお母様特製マジックバック。大まかな分類は5つでそれぞれの収納は100ずつ。うち2つは時間停止機能付きの優れもの。この大きさにこの容量を付与できるのはそうとう魔力制御が上手い職人さんだけなんだって。お母様は魔力系の病気の治療とかすることがあるから魔力制御は完璧。だからこういうマジックバックとかも作れちゃうんだよね。魔力量もこの国では私の次に多いから。お母さんが私なら頑張れば無限収納も夢じゃないって言ってたし、魔道具作りも早くやりたいことの一つなんだよね。まぁやっぱり1番は今日の精霊召喚の授業だけど。
お兄様にしっかり確認してもらってOKを貰ったので馬車に乗る。兄妹四人で乗っても広々としてるこの馬車ももちろん魔道具のひとつ。こういうの見ると前世の世界との違いを嫌でも感じさせられる。
こういうファンタジーみたいなのは夏喜が好きだったな。お手伝いがない時はいっつも物語を読んで楽しそうに話してくれたっけ。
おかげで私もファンタジー系の物語はよく読んだし好きだったなぁ。だから今日の精霊召喚とかすごくわくわくする。楽しみだ。
すっと目が覚め、伸びをしながら外を見てみるけどまだ明け方らしく少し暗い。早く目が覚めすぎちゃったみたい。でも二度寝したら起きれなくなりそうだし。今日は初めての授業、待ちに待った精霊召喚の授業だ。楽しみすぎて早く起きすぎてしまった。
ベッドから降りて制服に着替える。8歳ともなれば私だって一人で制服くらいは着られるようになる。深紅のワンピースに深紅のジャケット。袖のところに黒のラインが入っていて黒のボタンが付いている。ボタンには国花のダーリエが彫られている。男子生徒はワイシャツに黒いズボン、男女で体格差に合わせてるので少し形は違うけどジャケットは同じようなデザインのもの。そして、必ず身につけるようにと入学した時に腕輪を渡された。革で出来たベルトのような腕輪は中心に石のようなものが付いていて初等部が白、中等部が赤、高等部が黒というふうに色が分けられているらしい。結構かっこいい感じの制服だな。お兄様達はすごく似合ってたけど私はどうだろう。鏡で見てみるけど、
「んー、ふわふわの髪には似合わないかな?ポニーテールにしてもらおう。」
さすがに髪は自分で出来ないのでリリアが来るのを待つ。しばらくすればノックの音がしてリリアが入ってきた。
「ふふ、やっぱりフィエルテ様は楽しみなことがある日はいつも以上に早起きですね?」
「うん!目が覚めちゃって。おはようリリア。」
「おはようございます。制服もちゃんと着れてますね。では髪型はどうなさいますか?」
ポニーテールで!とお願いすればあっという間に編み込みまでしてくれた。リリアは私のアナザー・ワン。まだ24という若さでありながら家事全般だけでなく主人の護衛も担当するメイドの中でも最上級のメイドだ。オルニスに劣るとはいえその戦闘能力はお父様のお墨付き。わたし一人を守るくらいならわけないらしい。実際戦ってるとこは見たことないけどね、私からしたらリリアは真面目でいい子でゲイルのことが大好きな私のお姉ちゃんみたいな存在だ。リリアはバレてないと思ってるみたいだけど、ゲイルも気持ちには気づいてる。少なからず嬉しいとも思ってるはず、それでも自分の仕事を考えれば受け入れる訳にはいかないんだろうな。強いとはいえリリアはオルニスには入っていない一般人だから。表と裏の人が相入れるにはきっとたくさんの壁を超えなきゃならない。
「フィエルテ様?考え事ですか?」
「んー、恋愛って難しいなって。」
「あら、ディライト様と仲睦まじくいらっしゃるフィエルテ様が何を気にする必要があるんですか?」
「色々あるんだよー。」
今はディーと私のことじゃないんだけど、2人が覚悟を決められないのなら私は動けないし、今まで通見守ることにしよう。私の周りはなんでこうも難しい恋愛が多いかな。
頭にハテナを浮かべるリリアにとりあえずご飯に行くと伝える。これ以上突っ込まれてもしょうがないし、お母様から精霊召喚について復習しときたい。
ずっとずっと楽しみにしてたんだもん。絶対失敗したくない。部屋を出てご飯を食べる部屋に向かえばいつも通りお父様やお母様、お兄様達が席に座って待っててくれた。いつも思うけど私だって寝起きは悪いほうじゃないのに、みんな私より早いのはなんでなんだろう?いつも私が最後なんだよね。
「ふふ、今日はいつもより少し早いわね?」
「今日はフィルの念願の精霊召喚の日だもんね。」
お母様とエル兄様がニコニコと話す。それに頷きながら席につけば料理が運ばれてくる。
今日の朝ごはんも美味しそうだ。
♢
あれから食事を済ませ、お母様との復習も終わり学園に行くための最終確認を行う。一緒に確認してくれるのはリーベ兄様。リーベ兄様はいわゆる置き勉派だから準備して持っていく荷物はほとんどないらしい。エル兄様は家で復習するからちゃんと持って帰ってきてて、ジュール兄様は次の日使う教科書は置いておくスタイルなんだって。置き勉しても怒られることは無いから堂々としてる。まぁそれが理由でやることが無いリーベ兄様が私の確認を手伝ってくれるんだって。
「教科書やノートは今日学園に行って配られるから……」
「とりあえずいつもの羽根ペンと今日は着替えも持っていった方がいいぞ。」
「着替え?」
「呼び出した精霊がイタズラしないとも限らないからな。燃やされたり濡らされたり、だから着替えはもっていってたほうがいいぞ。毎年少なからずいるからな。特に好感度の高いやつと低いやつ。」
低いのは言わずもがな呼び出されて不服に思った精霊の反撃だろう。高いのは……あぁ、かまって欲しくてイタズラするのかな。
リリアに用意してもらった服をいそいそとバッグの中に入れる。あっ、このバッグはお母様特製マジックバック。大まかな分類は5つでそれぞれの収納は100ずつ。うち2つは時間停止機能付きの優れもの。この大きさにこの容量を付与できるのはそうとう魔力制御が上手い職人さんだけなんだって。お母様は魔力系の病気の治療とかすることがあるから魔力制御は完璧。だからこういうマジックバックとかも作れちゃうんだよね。魔力量もこの国では私の次に多いから。お母さんが私なら頑張れば無限収納も夢じゃないって言ってたし、魔道具作りも早くやりたいことの一つなんだよね。まぁやっぱり1番は今日の精霊召喚の授業だけど。
お兄様にしっかり確認してもらってOKを貰ったので馬車に乗る。兄妹四人で乗っても広々としてるこの馬車ももちろん魔道具のひとつ。こういうの見ると前世の世界との違いを嫌でも感じさせられる。
こういうファンタジーみたいなのは夏喜が好きだったな。お手伝いがない時はいっつも物語を読んで楽しそうに話してくれたっけ。
おかげで私もファンタジー系の物語はよく読んだし好きだったなぁ。だから今日の精霊召喚とかすごくわくわくする。楽しみだ。
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